#author("2022-07-05T02:01:36+09:00","","")
#author("2022-07-08T03:52:15+09:00","","")
*《デスマッチ・ビートル》 [#g6258635]

|デスマッチ・ビートル R 自然文明 (2)|
|クリーチャー:ジャイアント・インセクト 13000|
|ガードマン|
|このクリーチャーは攻撃できない。|
|相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーとそのクリーチャーをバトルさせてもよい。|

[[DMRP-01]]で登場した[[ジャイアント・インセクト]]。

2[[コスト]]でありながら、[[コスト]]の割に非常に[[パワー]]が高い[[コスト踏み倒しメタ]]であり、[[パワー]]が13000未満であれば一方的に展開阻止できる。

[[《異端流し オニカマス》]]、[[《洗脳センノー》]]と共に、[[DMRP-01]]を代表する[[コスト踏み倒しメタ]]。

[[【ドギラゴン剣】]]なら、踏み倒されて出てきた[[クリーチャー]]を悉く葬り去る事ができる。
また、この能力は選んでないので[[アンタッチャブル]]はもちろん、[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]のような選べるがリスクが大きいクリーチャーも能力を発動させず難なく[[効果バトル]]できる。
ただし、[[パワー]]が同じ[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]や[[《龍世界 ドラゴ大王》]]、[[スレイヤー]]を持っている[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]などには[[相打ち]]になってしまう。

この効果バトルは強制でないため、パワーで勝てないクリーチャーや厄介な[[pig]]を持つクリーチャーにはバトルをしないという選択も重要である。

[[ガードマン]]も持ち合わせているため、[[コスト踏み倒し]]を行わない相手でも[[殴り返し]]に対する抑止力として機能する。横にブロッカーを置いておいて、ブロックした時にこのクリーチャーにバトルを肩代わりさせるのもいいだろう。
[[マッハファイター]]への抑止力としての機能もあり、他の[[システムクリーチャー]]と並べることで、そちらの場持ちをよくすることができる。
とはいえ、[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]→[[《SSS級天災 デッドダムド》]]といった流れは防ぎきれないため過信はできないが。

代償に[[攻撃]]には一切参加できないが、この[[コスト]]でこの[[パワー]]では当然だろう。攻撃できないデメリットは大きいので、自身の高パワーが活きるデッキでもない限り4枚積みは避けた方が良い。

[[自然]]の[[クリーチャー]]であることから[[《トレジャー・マップ》]]で[[サーチ]]することで、安定して1→2の動きを見せて2ターン目に立てることが可能である。[[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《異端流し オニカマス》]]にはこのように適応する1コストの[[サーチ]]が無いため、この点は大きかろう。
自然入りの[[【速攻】]]や[[ビートダウン]]に入れても、特大の[[ガードマン]]であるため相手からの殴り返しを防いでくれる点で有用。

一方で、相手ターン中の踏み倒し発動する能力であるため、[[効果バトル]][[解決]]前に踏み倒されたクリーチャーの[[cip]]等で[[除去]]されると、踏み倒しメタが不発に終わる。[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]のような[[除去]]持ちの踏み倒しは妨害しにくい。
その点は自分ターン中の踏み倒しにも反応する[[《制御の翼 オリオティス》]]、[[アンタッチャブル]]により[[cip]]で[[除去]]されにくい[[《異端流し オニカマス》]]に劣る部分である。

**環境において [#b73507a9]
[[効果]]判明当初、[[環境]]では[[【緑単ベアフガン】]]や[[【緑単ループ】]]で採用されると予想されていたが、前者は[[《異端流し オニカマス》]]によって失墜し、後者は最速ループを優先して踏み倒しメタに[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]の[[進化元]]になる[[《獣軍隊 ヤドック》]]を優先したため、同弾の他の踏み倒しメタと比べると思ったほど活躍していなかった。

[[DMRP-02]]で[[《凶鬼03号 ガシャゴズラ》]]が登場してからは[[【ガシャゴズラループ】]]の踏み倒し[[メタ]]として役目を与えられた。コストが《ガシャゴズラ》の[[リアニメイト]]範囲内であること、[[ループ]]パーツの1つである[[《学校男》]]の除去力が強力であり相手の動きに柔軟に対応できることなどが功を奏したのだろう。

[[《“罰怒”ブランド》]]の登場で[[【赤単ブランド】]]が成立したことによっても、この[[カード]]は見直されている。[[《無重力 ナイン》]]や[[《デュアルショック・ドラゴン》]]などの召喚扱いの[[コスト踏み倒し]][[クリーチャー]]が【赤単ブランド】に入ること、2コストであるためそれらのデッキに間に合うことなどがその要因として挙げられる。

[[DMRP-03]]期に[[【ゲイル・ヴェスパー】]]が成立すると、[[コスト踏み倒しメタ]]と[[《天風のゲイル・ヴェスパー》]]の[[ダブル・シンパシー]]元として主流パーツの地位を得た。

[[DMRP-05]]で本格的に収録されてきた[[マッハファイター]]にも強い。
2コストの軽量[[ガードマン]]でありながらパワーが13000もあるので、[[《龍装車 トメイテオ》]]や[[《ワ・タンポーポ・タンク》]]が失業同然になる。

[[【チェンジザダンテ】]]が成立すると5枚目以降の[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]として利用されるようになった。ただ、[[DMRP-07]]期になると余りにも[[《ドンドン吸い込むナウ》]]が増えたため、[[【白青赤ドギラゴン剣】]]辺りには[[バウンス]]であっさり退かされ、[[《龍装者 バルチュリス》]]から[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]へ[[革命チェンジ]]されてゲームセットという展開が多くなった。

[[超天篇環境]]では[[《ドンジャングルS7》]]で処理されたり、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]にバトルで負けることが頻発。さらに2019年7月1日に仮想敵の[[《“轟轟轟”ブランド》]]が[[殿堂入り]]に指定され需要が低下。超天篇はこのカードにとって不遇と言うべきシリーズになった。

[[【連ドラグナー】]]が環境の首位に立つと、[[メタカード>メタ]]として需要が生まれた。[[バトル]]の結果としての[[破壊]]はあくまでも[[ルール]]による処理なので、[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]]などの除去耐性が働かないという利点がある。ただし、パワーライン上[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]には無力なので、メタカードとしては絶対的ではない。

総じて環境の変化も関わるが、効果判明時の予想を上回る活躍を見せたカードであり、メタカードやコンボパーツとして採用されるだろう。

2021年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂により[[【オカルトアンダケイン】]]が事実上消滅すると[[【ゼロ・ルピアループ】]]が[[アドバンス]]環境のトップに立ち、このカードも相手が[[《希望のジョー星》]]と[[《ゼロ・ルピア》]]の存在下において0マナでクリーチャーを連打する動きに対する牽制札としての需要を獲得。主に[[ミラーマッチ]]対策としてその姿が見られるが、その[[ミラーマッチ]]対面では[[《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]でこの[[クリーチャー]]を始めとした[[システムクリーチャー]]を露骨に[[除去]]し、そのまま[[《ヘームル・エンジオン》]]を使ったGR召喚ループに入られるため油断ならない。
**その他 [#sd4d4ed4]

-[[バトル]]のタイミングは非ターン・プレイヤーの処理が始まってからなので、ループ終了=相手側の勝利となる[[ループ]][[コンボ]]は止められず、[[cip]]で[[破壊]]されたり[[コスト踏み倒し]]で出た[[クリーチャー]]が[[自壊]]してしまうと不発に終わってしまう。

-[[《超時空ストーム G・XX》]]を除いた[[覚醒]]前の全[[サイキック・クリーチャー]]も射程に収まっている。それでいて最軽量の[[超次元]][[呪文]]である[[《超次元エクストラ・ホール》]]等にすら間に合う。似たような[[コスト]]と[[火力]]の[[《ぶっとべ!サイキック》]]よりも活躍してくれるだろう。

-[[コスト踏み倒しメタ]]にばかり目が行きがちだが、実は数ある[[ガードマン]]の中でも第3位の[[パワー]]を持っている。(第1位は[[《龍装者 ジスタジオ》]]の15000、第2位は[[《完善武装 ルーパス》]]の14000)

-[[《緑知銀 フェイウォン》]]、引いては[[【白緑メタリカ】]]との相性が最高である。[[《ベイB ジャック》]]の能力でタップしたクリーチャーに攻撃先を変更させ、さらにそこから[[ガードマン]]を使ってこのカードにバトルを請け負わせることができる。

-低[[コスト]]高[[パワー]]であることから、[[《ウイングアイ・モス》]]と組み合わせ[[ジャイアント・インセクト]][[デッキ]]に入れると序盤で有用な[[ドローソース]]になるかもしれない。

-[[ジャイアント]]として[[【ドルゲーザ】]]に組み込むと[[シンパシー]]元と[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]への[[殴り返し]]を防ぐ他に[[コスト踏み倒しメタ]]の役割を担うことができる。

-ただし''COLOR(blue){自分のターン中は能力が発動しない}''ため[[《ヘブンズ・ゲート》]]、[[《インフェルノ・サイン》]]をトリガーされたり[[侵略ZERO]]、[[革命0トリガー]]を発動されると[[コスト踏み倒し]]を許してしまうので注意。
--これにより[[《父なる大地》]]との[[コンボ]]は残念ながら相手の攻撃による[[S・トリガー]]で使用しないとできない。

-[[自然]]の[[コスト踏み倒しメタ]]の対抗馬に[[《獣軍隊 ヤドック》]]がいる。それぞれ長所と短所があるので使い分けたい。

-[[DMRP-01]]収録の[[コスト踏み倒しメタ]]クリーチャーは「召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出す」ことに反応するのに対して、このクリーチャーのみ[[コスト踏み倒し]]全般に反応し、コストを払わない[[召喚]]である[[G・ゼロ]]にも対応できる。ただし、「''コストを支払ったものとして召喚する''」[[GR召喚]]には対応していない。

-[[新章デュエル・マスターズ]]の[[エキスパンション]]から登場している、過去の[[クリーチャー]]のリメイクのほとんどが[[バニラ]]同然の中で、この[[クリーチャー]]は[[コスト踏み倒しメタ]]である。後に発売した[[DMBD-02]]と[[ジャイアント]]であるこの[[カード]]との相性も良く、飛び抜けた[[カードパワー]]を誇っている。

-アニメ「デュエル・マスターズ」第4話では[[《The ラー漢》]]のラーメンの素材として、隠し味に使われた。

**関連カード [#x8879b96]
-[[《デスブレード・ビートル》]]

-[[《獣軍隊 ヤドック》]]

-[[《洗脳センノー》]]
-[[《異端流し オニカマス》]]
-[[《マタドール・マルクーゼ》]]


**収録セット [#x9c6b60e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[KISUKE]]
--[[DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」>DMRP-01]](27/93)
-illus.[[otumami]]
--[[DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」>DMEX-07]](13/48)

**参考 [#q7d9abd9]
-[[ジャイアント・インセクト]]
-[[ガードマン]]
-[[攻撃できない]]
-[[ターン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[クリーチャー]]
-[[バトルゾーン]]
-[[効果バトル]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について
-1つ目の能力について
--[[ガードマン]]も参照のこと

>Q.バトルゾーンに自分の[[《Disジルコン》]]と''《デスマッチ・ビートル》''がアンタップ状態でいる状況で、相手のクリーチャーが自分に攻撃してきました。その攻撃に対して、まず[[《Disジルコン》]]の「ブロッカー」を使い、それに対してさらに''《デスマッチ・ビートル》''の「ガードマン」を使って、攻撃先をプレイヤーから''《デスマッチ・ビートル》''に変更できますか?
A.いいえ、できません。プレイヤーへの攻撃に対して「ブロッカー」は使用できますが、「ガードマン」は使用できません。攻撃先を変更する能力を複数使用する場合は、能力を使うクリーチャーを同時に選ぶ必要があり、かつ、それらの能力がすべて適正に使用できる状態でなければいけません。
#region2((総合ルール 507.1a)){{
:507.1a |ブロッカーやガードマンなど、攻撃先を変更する能力を使用したい場合、非ターン・プレイヤーはその能力を使用できる1体以上のクリーチャーを選びます。複数体を選ぶ場合は同時に選びます。選ぶクリーチャーは、適正にその能力を使用できる状態でなければいけません。攻撃先を変更する能力を使用するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態では選ぶことができません。&br;例:ブロッカーを持つタップ状態のクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。&br;例:相手のクリーチャーがプレイヤーを攻撃している場合、ガードマンを持つクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。他にブロッカーを持つクリーチャーがいたとしても同様です。&br;例:「ブロックされない」能力を持つクリーチャーが攻撃している場合、ブロッカーを持つクリーチャーを選ぶことはできません。&br;例:アンタップ状態のブロッカーを持つクリーチャーが攻撃されている状況で、その攻撃されているクリーチャーは、ブロッカーを使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40110]](2021.9.7)

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