#author("2020-05-02T21:39:48+09:00","","")
#author("2020-05-05T14:38:10+09:00","","")
*《ダイヤモンド・ブリザード》 [#f9e706ac]

|ダイヤモンド・ブリザード VR 自然文明 (3)|
|進化クリーチャー:スノーフェアリー 5000|
|進化−自分のスノーフェアリー1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、スノーフェアリーをすべて、自分の墓地とマナゾーンから手札に戻す。|

[[DM-11]]で登場した初の[[進化]][[スノーフェアリー]]。
[[【スノーフェアリー】]]の核として機能する[[カード]]で、[[cip]]で[[墓地]]と[[マナゾーン]]からすべての[[スノーフェアリー]]を[[回収]]する。大量の[[スノーフェアリー]]があってこその[[効果]]なので、[[種族デッキ]]で使用するべきだろう。

[[全体除去]]などで失った[[アドバンテージ]]を一気に取り戻すことができ、上手く[[デッキ]]を組めば途切れない連続[[攻撃]]を仕掛けることが可能に。

反面、この[[能力]]は[[強制]]であり、[[回収]]する[[カード]]の枚数の指定もできないため、考え無しに使えば一気に[[マナ]]が減り、展開が遅れる。[[デッキ]]に合わせた独自の[[プレイング]]が必要になってくる[[カード]]だろう。

場合によってはより使いやすい[[能力]]の[[《ダイヤモンド・カスケード》]]を採用してもいい。かなり癖の強いカードなので、上手く[[デッキ]]を組んでやりたい。

-一度に大量に[[手札]]が増えるため、[[《ハリケーン・クロウラー》]]や[[《メガ・ブラスター》]]などと相性がいい。

-[[《アクアン》]]が4枚使えた頃は、[[スノーフェアリー]]をわざと大量に[[墓地]]に落として[[回収]]するという荒技を使った[[デッキ]]も見られた。現在なら[[《カラフル・ダンス》]]や[[《白骨の守護者ホネンビー》]]など、他にも[[墓地肥やし]]はあるのでそれを試してみるのも手。

-[[能力]]の[[回収]]にはもちろんこの[[カード]]も含まれるため、2枚以上使用すれば[[ループ]]が可能となり、実質[[スノーフェアリー]]のみの[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]と化す。

-登場以来長らく[[絶版]]が続いたが、[[DMX-12]]にてようやく再録された。[[ヒーローズ・カード]]になっており[[鎌倉 ユキ子]]が載っている。

-[[スノーフェアリー]]を軸とした[[【フォーミュラエクストラウィン】]]では軽さを買われてマナ回収に利用されることがある。

-ダイヤモンド(diamond)とブリザード(blizzard)は和訳するとそれぞれ「金剛石」、「猛吹雪」となり、カード名を直訳すると「金剛石の猛吹雪」となる。特にダイヤモンド(diamond)は「ダイヤモンドダスト」(細氷とも呼ばれる、大気中の水蒸気が小さな氷晶となって降る幻想的な自然現象)の方から名付けられたか。

-漫画では[[K(キルミー)]]が、記憶を失った[[白凰]]との対戦で使用。[[《冒険妖精ポレゴン》]]や[[《火炎流星弾》]]など、3[[コスト]]以下の[[カード]]だけで組まれた「超[[速攻]][[デッキ]]」の[[切札]]。上記の[[ループ]]も駆使した連続[[攻撃]]で[[シールド]]0枚まで追い詰めたが、白凰の[[《ダブルソード・レッド・ドラゴン》]]と[[《崩壊と灼熱の牙》]]の[[コンボ]]に敗北。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#qb33f9c6]
|ダイヤモンド・ブリザード SR 自然文明 (3)|
|進化クリーチャー:スノーフェアリー 5000|
|進化−スノーフェアリー|
|バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンと墓地から《ダイヤモンド・ブリザード》以外のスノーフェアリーを、手札の上限枚数になるまで手札に戻す。その後、こうして手札に戻したスノーフェアリーの数だけ、自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。|
//アップデート後|バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンから《ダイヤモンド・ブリザード》以外のスノーフェアリーを、手札の上限枚数になるまで手札に戻す。その後、こうして手札に戻したスノーフェアリーの数だけ、自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。|

-[[レアリティ]]が[[スーパーレア]]に昇格。デュエプレ版の「手札は10枚まで」という仕様に配慮された回収方法になった。《ダイヤモンド・ブリザード》は回収できなくなったものの、TCG版ではマナを強制効果で減らしてしまうという弱点が、補充したスノーフェアリーの枚数だけマナブーストで帳消しになる強化を受けた。TCG版では消耗した[[スノーフェアリー]]を回収するカードであったが、こちらはそれに加えて、消耗の分だけ爆発的に試合を加速させるカードとなっている。
--「これらの効果によって使用可能なマナは増えない。」の一文がない為、進化したターンに増えた手札とマナからさらにクリーチャーを展開することが可能。
--同名カードを回収できない為、本家のように2枚目以降の《ダイヤモンド・ブリザード》を出して半永久的に再利用するといった戦術は取れない。
--[[マナブースト]]によって《ダイヤモンド・ブリザード》がマナ送りになってしまう危険性も付き纏う上、[[強制]]であることから[[ライブラリアウト]]にも要注意。

-戻した枚数の総数を参照するので、墓地から回収した枚数分は純粋なマナブーストになる。
--回収の際は、マナゾーンのカードを先に回収し、その後で墓地のカードを回収する([[参考>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0028]])。手札が10枚を超えそうになることは珍しくないため、一応頭に入れておきたいルールである。

TCG版と比較してハイスペックな[[クリーチャー]]となっている。
自分の[[マナゾーン]]と[[墓地]]にある[[スノーフェアリー]]を回収しつつ、同量の[[アンタップ]]状態の[[マナ]]に置き換える。加えて回収した[[スノーフェアリー]]をそのまま展開できる自己完結した動きを持つ。
序盤から最低限の性能をもちつつ、中盤以降は爆発的な展開力を誇り、後半は[[手札]]が溢れんばかりの大量[[ドロー]]と大量[[マナ]][[アンタップ]]を行う非常に強力な[[クリーチャー]]になっていく。

何らかの理由で[[スノーフェアリー]]が[[墓地]]へ送られた時の[[アドバンテージ]]の損失を帳消しに出来るため、[[ハンデス]]や[[除去]]に滅法強い。《ダイヤモンド・ブリザード》の存在故に全体[[除去]]や[[殴り返し]]をあまり恐れず[[スノーフェアリー]]を展開することが出来る。

能力の強さは[[マナゾーン]]、[[墓地]]にある[[スノーフェアリー]]の枚数に依存するが、1度《ダイヤモンド・ブリザード》を出すと[[マナブースト]]により[[山札]]から[[スノーフェアリー]]を掘り出すため、2体目以降は[[カードパワー]]が増していく。
ただし、1度使うと[[手札]]に[[スノーフェアリー]]がたまりこむため、2体目の能力をフルスペックで使いたいならそれらを使い切る必要がある。

《ダイヤモンド・ブリザード》で《ダイヤモンド・ブリザード》は回収できなくなっているため、別の[[サルベージ]]手段が入っていないなら、《ダイヤモンド・ブリザード》本体を[[ハンデス]]や[[除去]]されれば、その分は確実な消耗になる。また、大量の[[マナブースト]]をするため[[山札]]の減りが非常に早く、消耗戦になると性能を発揮できなくなる。

TCG版では消耗した[[スノーフェアリー]]を回収するカードであったが、こちらはそれに加えて、消耗の分だけ爆発的に試合を加速させるカードとなっている。

***環境において [#qa3e8b91]
登場以降、短期間で[[デュエル・マスターズ プレイス]][[環境]]を[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】(デュエル・マスターズ プレイス)]]に染め上げる。

基本的にオーバースペックであり、[[マナ]]や[[墓地]]が十分ある場合は[[《アストラル・リーフ》]]を超える規模の[[手札]]補充を行い、[[召喚]]前よりも使用可能なマナが増加するという[[《ボルバルザーク・エクス》]]や[[輪廻∞]]を想起させる性質まで持ち合わせている。
《ダイヤモンド・ブリザード》は[[墓地]]と[[マナゾーン]]の[[スノーフェアリー]]の数に強さを大きく依存するが、相手の[[墓地]]や[[マナゾーン]]に干渉する[[カード]]がなく、現状では動きの妨害は出来ない。

通常、[[速攻]]や[[ビートダウン]]に対しては[[ハンデス]]や[[除去]]などで[[カード]]をプレイしづらくし、[[攻撃]]の手を止めさせるのが有効な手段となる。ところが、[[進化]]元[[スノーフェアリー]]を[[墓地]]や[[マナゾーン]]に[[除去]]しても《ダイヤモンド・ブリザード》 で全部[[回収]]されるどころか、相手の[[マナブースト]]、さらなる展開を手助けしかねない。また、[[ハンデス]]で[[マッドネス]]を引いてしまえば敗色は濃厚となる。

現状は《ダイヤモンド・ブリザード》 を使った[[デッキ]]は展開力を武器とする[[ビートダウン]]となるため、[[全体除去]]や[[《曙の守護者パラ・オーレシス》]]等の[[ブロッカー]]での制圧が有効。[[ドラゴン]] などによるシンプルな[[パワー]]での制圧も有効か。
中盤以降の《ダイヤモンド・ブリザード》は凄まじい勢いで山札を消費するため、受けきられたならばまず先に[[ライブラリアウト]]を起こす。

ただし《ダイヤモンド・ブリザード》はリソース[[回収]]能力に長けるため、そもそも[[除去]]に強く簡単には息切れを起こさない。[[光]]をいれて[[《光器ペトローバ》]]や[[《ホーリー・スパーク》]]で[[パワー]]の低さを克服及び[[ブロッカー]]対策してくる型や、[[火]]を入れて[[《マイキーのペンチ》]]でのワンショットや[[《無双竜機ボルバルザーク》]]で更なる猛攻を仕掛けてくることもある。
《ダイヤモンド・ブリザード》は[[デッキ]]を[[スノーフェアリー]]に寄せることを強いられるためすべて対策はできないが、逆にすべての型の《ダイヤモンド・ブリザード》を受けきることも出来ない。[[ライブラリアウト]]を起こすまでは非常に速いが、その分「補充・展開・攻撃」のサイクルが非常に短く、また動員できる[[カード]]枚数も非常に多い。完全に受けきって勝とうとは安直に思わないほうが良いだろう。

TCG[[環境]]では、所謂[[切り札]]に大きく依存した構築には[[ピーピングハンデス]]や[[シールド]]送りが刺さっていたが、それらが出来ない[[デュエル・マスターズ プレイス]]ではオーバースペックな《ダイヤモンド・ブリザード》に歯止めがかからない状態になっている。
[[ピーピングハンデス]]や[[シールド]]送りの必要性はともかく、それくらいに《ダイヤモンド・ブリザード》の性能が高いことは間違いない。

-[[DMPP-03]]の販売開始から数時間で[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】(デュエル・マスターズ プレイス)]]のデッキタイプが確立されたほか、2020年4月24日にはTwitterのトレンドで「ダイヤモンドブリザード」((中点(・)なし))がトレンド入りした。まさしく、[[DMPP-03]]版のフレーバーテキスト「世界が[[妖精>スノーフェアリー]]にひざまずく!」を体現して見せたのである。
-ここまで跋扈することは想定外だったためか、4月27日20時ごろに公式アカウントから「[[《ダイヤモンド・ブリザード》を使用したデッキがゲームバランスに与えている影響について、調査を行っている>https://twitter.com/dmps_info/status/1254728780729290753]]」というツイートが行われ、ゲーム内でも同様の告知がなされた。第3弾アップデートの4月23日から1週間以内の出来事である。

-本カードの爆発的な流行の要因だが、カードパワーが高いということが前提にある。加えて、ゲーム内における[[スノーフェアリー]]は総じてレアリティが低く、メタデッキを構築するより安上がり(ゲーム内通貨の一つである、DMポイントの消費が少ない)なことも挙げられる。以上のような要因も相まって[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】(デュエル・マスターズ プレイス)]]は環境を席巻している。
//有志の調査によれば[[《ダイヤモンド・ブリザード》]]を投入したデッキのランクマッチでの使用率は8割を越すとの事である。

→ [[【ダイヤモンド・ブリザード】(デュエル・マスターズ プレイス)]]

***5月7日メンテナンス時のカード能力の変更について [#fd865e85]
公式の集計の結果、《ダイヤモンド・ブリザード》を使用したデッキの勝率は55.3%(1位)、使用率は25.3%(1位)だったとのこと。
また、ある特定のランクでは勝率が65%を超えていることも確認された。
//55%と聞けば印象よりも勝率が低いように感じられるが、これには当然《ダイヤモンド・ブリザード》のミラーマッチも含まれている。
//使用率25%ということ踏まえれば《ダイヤモンド・ブリザード》がどれだけ他のデッキに対して勝率を誇ったのかということを物語っている
【ブリザード】VS【ブリザード】では【ブリザード】の勝率が50%になる。それを踏まえて以上のデータから【ブリザード】VSその他のデッキだけで考えれば、【ブリザード】の勝率は約56.2%という計算となる。

これは当初運営チームが想定していたゲームのバランスから逸脱するものと明言された。

全ランクで健全なゲームバランスを提供することを目的とするため、能力が''「マナゾーンと墓地」''から''「マナゾーン」のみ''に変更される。

また、このカードを生成によって入手したプレイヤーには資産の補填として、COLOR(red){''2020年5月7日(木)メンテナンス終了後 〜 2020年5月21日(木)メンテナンス開始まで''}ノーマル版《ダイヤモンド・ブリザード》の分解ポイントが600から2400(生成と同額)に、生成では入手できないプレミアム版《ダイヤモンド・ブリザード》も1700から2400とノーマル版と同額に変更される。

**[[フレーバーテキスト]] [#idf1fd8e]
-[[DM-11]]、[[DMPP-03]]
'''世界が[[妖精>スノーフェアリー]]にひざまずく!'''
-[[DMX-12]]
'''[[フェアリー>スノーフェアリー]]の生命力は寒さすらも味方につける。'''

**収録セット [#mbdc803d]
***[[デュエル・マスターズ]] [#r96d48b3]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#if6fb542]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DMPP-03 第3弾「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」>DMPP-03]] CV:ファイルーズあい

**参考 [#j69fe167]
-[[スノーフェアリー]]
-[[【スノーフェアリー】]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[墓地回収]]
-[[マナ回収]]
-[[ヒーローズ・カード]]

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