#author("2020-04-29T12:44:40+09:00","","")
#author("2020-04-29T22:58:22+09:00","","")
*《ダイヤモンド・ブリザード》 [#f9e706ac]

|ダイヤモンド・ブリザード VR 自然文明 (3)|
|進化クリーチャー:スノーフェアリー 5000|
|進化−自分のスノーフェアリー1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、スノーフェアリーをすべて、自分の墓地とマナゾーンから手札に戻す。|

[[DM-11]]で登場した初の[[進化]][[スノーフェアリー]]。
[[【スノーフェアリー】]]の核として機能する[[カード]]で、[[cip]]で[[墓地]]と[[マナゾーン]]からすべての[[スノーフェアリー]]を[[回収]]する。大量の[[スノーフェアリー]]があってこその[[効果]]なので、[[種族デッキ]]で使用するべきだろう。

[[全体除去]]などで失った[[アドバンテージ]]を一気に取り戻すことができ、上手く[[デッキ]]を組めば途切れない連続[[攻撃]]を仕掛けることが可能に。

反面、この[[能力]]は[[強制]]であり、[[回収]]する[[カード]]の枚数の指定もできないため、考え無しに使えば一気に[[マナ]]が減り、展開が遅れる。[[デッキ]]に合わせた独自の[[プレイング]]が必要になってくる[[カード]]だろう。

場合によってはより使いやすい[[能力]]の[[《ダイヤモンド・カスケード》]]を採用してもいい。かなり癖の強いカードなので、上手く[[デッキ]]を組んでやりたい。

-一度に大量に[[手札]]が増えるため、[[《ハリケーン・クロウラー》]]や[[《メガ・ブラスター》]]などと相性がいい。

-[[《アクアン》]]が4枚使えた頃は、[[スノーフェアリー]]をわざと大量に[[墓地]]に落として[[回収]]するという荒技を使った[[デッキ]]も見られた。現在なら[[《カラフル・ダンス》]]や[[《白骨の守護者ホネンビー》]]など、他にも[[墓地肥やし]]はあるのでそれを試してみるのも手。

-[[能力]]の[[回収]]にはもちろんこの[[カード]]も含まれるため、2枚以上使用すれば[[ループ]]が可能となり、実質[[スノーフェアリー]]のみの[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]と化す。

-登場以来長らく[[絶版]]が続いたが、[[DMX-12]]にてようやく再録された。[[ヒーローズ・カード]]になっており[[鎌倉 ユキ子]]が載っている。

-[[スノーフェアリー]]を軸とした[[【フォーミュラエクストラウィン】]]では軽さを買われてマナ回収に利用されることがある。

-ダイヤモンド(diamond)とブリザード(blizzard)は和訳するとそれぞれ「金剛石」、「猛吹雪」となり、カード名を直訳すると「金剛石の猛吹雪」となる。特にダイヤモンド(diamond)は「ダイヤモンドダスト」(細氷とも呼ばれる、大気中の水蒸気が小さな氷晶となって降る幻想的な自然現象)の方から名付けられたか。

-漫画では[[K(キルミー)]]が、記憶を失った[[白凰]]との対戦で使用。[[《冒険妖精ポレゴン》]]や[[《火炎流星弾》]]など、3[[コスト]]以下の[[カード]]だけで組まれた「超[[速攻]][[デッキ]]」の[[切札]]。上記の[[ループ]]も駆使した連続[[攻撃]]で[[シールド]]0枚まで追い詰めたが、白凰の[[《ダブルソード・レッド・ドラゴン》]]と[[《崩壊と灼熱の牙》]]の[[コンボ]]に敗北。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#qb33f9c6]
|ダイヤモンド・ブリザード SR 自然文明 (3)|
|進化クリーチャー:スノーフェアリー 5000|
|進化−スノーフェアリー|
|バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンと墓地から《ダイヤモンド・ブリザード》以外のスノーフェアリーを、手札の上限枚数になるまで手札に戻す。その後、こうして手札に戻したスノーフェアリーの数だけ、自分の山札の上からカードをマナゾーンに置く。|

-[[レアリティ]]が[[スーパーレア]]に昇格。デュエプレ版の「手札は10枚まで」という仕様に配慮された回収方法になった。《ダイヤモンド・ブリザード》は回収できなくなったものの、TCG版ではマナを強制効果で減らしてしまうという弱点が、補充したスノーフェアリーの枚数だけマナブーストで帳消しになる強化を受けた。TCG版では消耗した[[スノーフェアリー]]を回収するカードであったが、こちらはそれに加えて、消耗の分だけ爆発的に試合を加速させるカードとなっている。
--「これらの効果によって使用可能なマナは増えない。」の一文がない為、進化したターンに増えた手札とマナからさらにクリーチャーを展開することが可能。
--同名カードを回収できない為、本家のように2枚目以降の《ダイヤモンド・ブリザード》を出して半永久的に再利用するといった戦術は取れない。
--[[マナブースト]]によって《ダイヤモンド・ブリザード》がマナ送りになってしまう危険性も付き纏う上、[[強制]]であることから[[ライブラリアウト]]にも要注意。

-戻した枚数の総数を参照するので、墓地から回収した枚数分は純粋なマナブーストになる。
--回収の際は、マナゾーンのカードを先に回収し、その後で墓地のカードを回収する([[参考>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0028]])。手札が10枚を超えそうになることは珍しくないため、一応頭に入れておきたいルールである。

TCG版と比較してハイスペックな[[クリーチャー]]となっている。
自分の[[マナゾーン]]と[[墓地]]にある[[スノーフェアリー]]を回収しつつ、同量の[[アンタップ]]状態の[[マナ]]に置き換える。加えて回収した[[スノーフェアリー]]をそのまま展開できる自己完結した動きを持つ。
序盤から最低限の性能をもちつつ、中盤以降は爆発的な展開力を誇り、後半は[[手札]]が溢れんばかりの大量[[ドロー]]と大量[[マナ]][[アンタップ]]を行う非常に強力な[[クリーチャー]]になっていく。

何らかの理由で[[スノーフェアリー]]が[[墓地]]へ送られた時の[[アドバンテージ]]の損失を帳消しに出来るため、[[ハンデス]]や[[除去]]に滅法強い。《ダイヤモンド・ブリザード》の存在故に全体[[除去]]や[[殴り返し]]をあまり恐れず[[スノーフェアリー]]を展開することが出来る。

能力の強さは[[マナゾーン]]、[[墓地]]にある[[スノーフェアリー]]の枚数に依存するが、1度《ダイヤモンド・ブリザード》を出すと[[マナブースト]]により[[山札]]から[[スノーフェアリー]]を掘り出すため、2体目以降は[[カードパワー]]が増していく。
ただし、1度使うと[[手札]]に[[スノーフェアリー]]がたまりこむため、2体目の能力をフルスペックで使いたいならそれらを使い切る必要がある。

《ダイヤモンド・ブリザード》で《ダイヤモンド・ブリザード》は回収できなくなっているため、別の[[サルベージ]]手段が入っていないなら、《ダイヤモンド・ブリザード》本体を[[ハンデス]]や[[除去]]されれば、その分は確実な消耗になる。また、大量の[[マナブースト]]をするため[[山札]]の減りが非常に早く、終盤までもつれて消耗戦になると性能を発揮できなくなる。
だが、多くの場合はこのカードの卓越したリソース補充能力によりそもそも長期戦にはなりにくく、圧倒的な物量で相手を押しつぶすことが可能。

TCG版では消耗した[[スノーフェアリー]]を回収するカードであったが、こちらはそれに加えて、消耗の分だけ爆発的に試合を加速させるカードとなっている。

マナや墓地が十分ある場合は「[[《アストラル・リーフ》]]を超える規模の手札補充を行い、召喚前よりも使用可能なマナが増加する」という、[[《ボルバルザーク・エクス》]]や[[輪廻∞]]を想起させる性能になることもある。
ただし[[マナブースト]]があるとはいえ能力でマナゾーンや墓地から回収できるスノーフェアリーは減っていくため、同じターンに複数出す場合はアドバンテージ量が減少していく。

通常、速攻や進化クリーチャーに対しては[[ハンデス]]や[[除去]]などでカードをプレイしづらくし、攻撃の手を止めさせるのが有効な手段となる。ところが、進化元スノーフェアリーを[[墓地]]や[[マナゾーン]]に除去してもこのカードで全部[[回収]]されるどころか、相手の[[マナブースト]]、さらなる展開を手助けしかねない状況になってしまう。場合によっては[[マッドネス]]が飛んできて逆に追い詰められる本末転倒な事態が起きるケースもある。
現状は1枚で複数のアドバンテージが見込める[[全体除去]]や、[[《光器ペトローバ》]]、[[ドラゴン]] などによるシンプルなパワーでの制圧が有効か。また中盤以降の《ダイヤモンド・ブリザード》は凄まじい勢いで山札を消費するため、[[ライブラリアウト]]を狙うのもひとつの策だろう。
しかし、全体除去や制圧作戦は大抵相手の《光器ペトローバ》や[[《ホーリー・スパーク》]]によって頓挫するのがオチで、ライブラリアウトを狙おうにもデッキが切れる頃には自分の首の皮も繋がっていないのである。

現状は1枚で複数のアドバンテージが見込める[[全体除去]]や、[[《光器ペトローバ》]]、[[ドラゴン]] などによるシンプルなパワーでの制圧が有効か。
火が入っていないデッキは[[《マイキーのペンチ》]]がないので、《ダイヤモンド・ブリザード》以外の出てきた[[スノーフェアリー]]は1ターンは攻撃できない。
[[《ホーリー・スパーク》]]や[[《クエイク・ゲート》]]等で出てきたそばから戦闘破壊していくことで最低限の防御はできる。
中盤以降の《ダイヤモンド・ブリザード》は凄まじい勢いで山札を消費するため、[[ライブラリアウト]]を狙うのも立派な作戦である。

しかし、全体除去や戦闘破壊、ブロッカーでの包囲による制圧作戦は《ダイヤモンド・ブリザード》を使用している側の[[《光器ペトローバ》]]や[[《ホーリー・スパーク》]]によって頓挫することもあれば、墓地に[[スノーフェアリー]]を送り込み次の《ダイヤモンド・ブリザード》の能力をフル活用される単なる利敵行為にもなってしまう可能性がある。
ライブラリアウトを狙おうにもデッキが切れる頃には負けている、という状況も多々あるのが現状である。
《ダイヤモンド・ブリザード》の能力を完全に封じる除去は「シールドに送還」のみであるが、デュエプレのカードプールでは現状実現できない。

//何故↑を消す?
//↑個人的な諦めや愚痴を書く場所ではないと判断したので削除しました。他に有効な対策手段があれば追記・編集をお願いします。
//↑個人的な諦めや愚痴ではなく純然たる事実だと思いましたので、戻しました。


***環境において [#qa3e8b91]
-その強力さから[[DMPP-03]]の販売開始から数時間で[[【ダイヤモンド・ブリザード】(デュエル・マスターズ プレイス)]]のデッキタイプが確立されたほか、2020年4月24日にはTwitterのトレンドで「ダイヤモンドブリザード」((中点(・)なし))がトレンド入りした。まさしく、[[DMPP-03]]版のフレーバーテキスト「世界が[[妖精>スノーフェアリー]]にひざまずく!」を体現して見せたのである。
-ここまで跋扈することは想定外だったためか、4月27日20時ごろに公式アカウントから「[[《ダイヤモンド・ブリザード》を使用したデッキがゲームバランスに与えている影響について、調査を行っている>https://twitter.com/dmps_info/status/1254728780729290753]]」というツイートが行われ、ゲーム内でも同様の告知がなされた。第3弾アップデートの4月23日から1週間以内の出来事である。

-本カードの爆発的な流行の要因だが、カードパワーが高いということが前提にある。加えて、ゲーム内における[[スノーフェアリー]]は総じてレアリティが低く、メタデッキを構築するより安上がり(ゲーム内通貨の一つである、DMポイントの消費が少ない)なことも挙げられる。以上のような要因も相まって[[【ダイヤモンド・ブリザード】(デュエル・マスターズ プレイス)]]は環境を席巻している。

**[[フレーバーテキスト]] [#idf1fd8e]
-[[DM-11]]、[[DMPP-03]]&br;'''世界が[[妖精>スノーフェアリー]]にひざまずく!'''
-[[DMX-12]]&br;'''[[フェアリー>スノーフェアリー]]の生命力は寒さすらも味方につける。'''


**収録セット [#mbdc803d]
***[[デュエル・マスターズ]] [#r96d48b3]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#if6fb542]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DMPP-03 第3弾「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」>DMPP-03]] CV:ファイルーズあい

**参考 [#j69fe167]
-[[スノーフェアリー]]
-[[【スノーフェアリー】]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[墓地回収]]
-[[マナ回収]]
-[[ヒーローズ・カード]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,自然文明,単色,コスト3,スノーフェアリー,パワー5000,進化,進化-スノーフェアリー,cip,スノーフェアリーサポート,墓地回収,マナ回収,・,VR,ベリーレア,Masaki Hirooka);