#author("2020-06-29T22:17:01+09:00","","")
#author("2020-06-30T21:48:35+09:00","","")
*《ソウル・アドバンテージ》 [#t23f36b0]

|ソウル・アドバンテージ R 闇文明 (6)|
|呪文|
|自分のシールド1枚につき相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。|
|''※プレミアム殿堂''(2009年4月15日付けで[[殿堂入り]]、2009年12月19日付で[[プレミアム殿堂]]に昇格)|

[[DM-28]]で登場した[[闇]]の凶悪[[ハンデス]][[呪文]]。

その名のとおり[[ハンドアドバンテージ]]を奪うための[[カード]]である。
[[ハンデス]]できる枚数は自分の[[シールド]]枚数に依存する。一見不安定なようだが、初期状態では5枚の[[ハンデス]]ができるため、[[コントロール]][[デッキ]]相手の中盤では実質的に6[[コスト]]の[[《ロスト・ソウル》]]となっていた。

捨てさせる枚数だけでなく撃てる速さも重要な[[ハンデス]][[カード]]において、[[《ロスト・ソウル》]]よりも単純に1[[マナ]]軽いということ以上に、1[[ターン]]早く撃てること自体が何よりの強み。
こちらが先攻の場合[[マナブースト]]から撃てば、相手が4[[マナ]]しかたまっていない=5[[コスト]]帯のカードを使えていない内に手札を0にさせてしまうこともザラ。

反面、[[ビートダウン]]系デッキ(特に[[【速攻】]])に対しては、序盤に[[シールド]]が少なくなっていくため微妙な[[スペック]]のカードに成り下がる。
しかし、そもそも比較対象の[[《ロスト・ソウル》]]も[[【速攻】]]には木偶の坊ではあるので、重量[[ハンデス]][[呪文]]としてはこの点は仕方ないか。

むしろ相手の大量[[ドロー]]や[[コンボ]]により、ハンドアドバンテージ差をつけられすぎた劣勢の局面を挽回しにくいというのが、[[《ロスト・ソウル》]]に対して最も劣っている部分だと言える。
終盤の局面になると、特に[[コントロール]][[デッキ]]が相手の場合、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]、[[《魔弾オープン・ブレイン》]]、[[《ストリーミング・チューター》]]などの[[ドローソース]]がきちんと回っているならば、3、4枚程度の[[ハンデス]]では大して[[効果]]を上げない場面も多い。
[[《ロスト・ソウル》]]ならば確実に[[手札]]を0にさせることができ、ある程度の仕切り直しができるのだが、このカードでは焼け石に水の場面も多々ある。

総じて、安定感は[[《ロスト・ソウル》]]に劣るが、[[シールド]]が4枚以上の状態でぶち込めれば即ゲームの帰趨を左右するほど強力なカードであることは間違いない。

当然、[[シールド追加]]を行うカードと相性が良い。特に[[《腐敗聖者ベガ》]]を出した次のターンにこの呪文を唱えれば、ベガの効果でハンデスした分を含めて最大7枚のハンデスを行える。

**環境において [#gb44a080]

-2009年4月15日[[殿堂入り]]となる。その後はコントロールデッキ同士の戦いにおいて「先に引いて撃ったもの勝ち」な[[運ゲー]]感の強いカードとなっていたが、2009年12月19日についに[[プレミアム殿堂]]入りが決定。登場から546日でのプレミアム殿堂は規制当時2位のスピード記録であった(現在は5位)。
-2009年4月15日[[殿堂入り]]となる。その後はコントロールデッキ同士の戦いにおいて「先に引いて撃ったもの勝ち」な[[運ゲー]]感の強いカードとなっていたが、2009年12月19日についに[[プレミアム殿堂]]入りが決定。登場から546日でのプレミアム殿堂は規制当時2位のスピード記録であった(2020年7月1日の殿堂時点では6位)。
これにより7[[コスト]]域前で突然全ての[[手札]]をたたき落とされるということは少なくなった。しかしながら[[《ロスト・ソウル》]]はまだまだ健在なので、[[マッドネス]]や[[《墓守の鐘ベルリン》]]などの[[ハンデス]]対策は未だコントロールデッキにおいては有効。

-このシールド依存の能力は、実は環境に左右されやすい。比較的コントロール色の強いデッキが[[環境]]を支配していた[[戦国編環境]]〜[[神化編環境]]はまさにこのカードが活躍しやすい環境だった。一方、[[革命編環境]]以降は環境の[[高速化]]により「この呪文が打てる頃にはシールドが2枚以下」ということが当たり前になってきた。
高速化により「『コントロールであればぜひとも入れたいカード』といった感じではなくなったが故に[[殿堂解除]]してもいい」と思われがちだが、先述の通り環境に依存する能力のため、仮に殿堂解除した後環境の低速化が始まった際には、再び猛威を振るう可能性がある。
--その為、このカードは禁止と無制限を行ったり来たりするような不安定なスペックのカードと言える。(実際には[[プレミアム殿堂]]から解除されることはないのであろうが)

**その他 [#l6d5e952]
-登場から1年未満で[[殿堂入り]]したカードとしては初。

-[[シールド]]の上に置かれている[[城]]カードは、[[ハンデス]]の枚数にカウントされない。また、[[シールド・プラス]]で2枚以上のカードが重なった[[シールド]]があっても、1枚の[[シールド]]としてカウントされる。

-[[コスト]]6のため、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]と合わせたい[[カード]]の代表格。[[《魔天降臨》]]と同じ[[ターン]]に使用して大量に[[ランデス]]を行うのもよく見られた光景だった。

-[[《スケルトン・バイス》]]、[[《クローン・バイス》]](実質)に続く3枚目の[[ハンデス]][[呪文]]禁止化。少しでも[[コスト]]設定的に強力なデザインをされた[[ハンデス]]カードは、一つの[[環境]]を縛る力を秘めていると言える。

-この[[カード]]が[[プレミアム殿堂]]していて、1[[コスト]]重く実際はあまり違いの無い[[能力]]を持つ[[《ロスト・ソウル》]]は[[殿堂入り]]すらしていない。[[デュエル・マスターズ]]において1[[コスト]]の差がどれだけ大きいものなのかを実感させられる1枚である。


**関連カード [#k55bab45]
-[[《ロスト・ソウル》]]
-[[《魂の道しるべ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#h2f2c07f]
-[[DM-28]]&br;'''身を守る楯にこそ、心を砕く刃が眠る。'''


**収録セット [#z7b46155]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DM-28 「戦国編(バトル・ギャラクシー) 第1弾」>DM-28]]

**参考 [#r2766547]
-[[シールド]]
-[[ハンデス]]
-[[殿堂入り]]
-[[プレミアム殿堂]]

&tag(呪文,闇文明,単色,コスト6,ハンデス,ランダムハンデス,・,元殿堂入り,プレミアム殿堂,R,レア,Daisuke Izuka);