#author("2022-12-24T23:13:30+09:00","","")
#author("2024-03-12T09:29:45+09:00","","")
*《セリヴィエット=エリー》 [#jfb8dfc4]

|セリヴィエット=エリー R 闇文明 (3)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 2000|
|このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。|
|自分のアビスを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。ただし、そのアビスのコストは0以下にはならない。|

[[DM22-RP2]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]。

[[cip]]で[[手札]]を1枚[[捨てる]]と相手に1枚[[セルフハンデス]]させられる[[能力]]を持つ。
また、自分の[[アビス]]の[[召喚コスト]]を[[任意]]で2下げる事ができるがそれを実行すると[[自壊]]する、[[アビス]]版[[ササゲール]]2といった[[能力]]を持つ。
[[cip]]で[[ディスカード]]すると[[セルフハンデス]]できる。また、自分の[[アビス]]を[[召喚]]する時[[任意]]で[[コスト]]を2下げられるが下げると[[自壊]]する。

[[アビスロイヤル]]は手札よりも墓地でこそ本領を発揮するものが多いので、[[墓地肥やし]]しつつ[[セルフハンデス]]で相手を妨害することができる。
任意であるため、手札が欲しい時は使わなくともよい。
1番目の[[能力]]は[[《ルソー・モンテス》>《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]の[[cip]]が[[ランダムハンデス]]からセルフハンデスになったもの。
そちらと比べると[[コストパフォーマンス]]は大きく低下したが、[[アビスロイヤル]]であるため[[【黒単アビスロイヤル】]]における[[墓地肥やし]]兼妨害手段として利用できる。

[[コスト軽減]]を行うと[[自壊]]することとなるが、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の他に[[コスト軽減]]を行えるのは貴重。
また[[《アビスベル=ジャシン帝》]]があれば、このクリーチャーに[[アビスラッシュ]]が付与されるので[[cip]]を使うことができる。
[[アビスラッシュ]]で出した時に、他の[[アビス]]をこのクリーチャーが持つ[[コスト軽減]]も加えれば、4マナ軽く召喚した上で自身はまた墓地に置いて、再び・・・といった具合で繰り返し行うことができる。
-もしディスカードがついていなければ[[《アビスベル=ジャシン帝》]]との[[コンボ]]で簡単に[[オールハンデス]]ができたため、ディスカードに関してはバランス調整の意図もあると思われる。

[[アビス]]の墓地戦略で引き出しを増やすにはもってこいのカードだろう。
2番目の能力は[[アビス]]版[[ササゲール]]とでも言うべきもの。[[マナカーブ]]上はコスト6のアビスに綺麗に繋がるが、登場時点のアビスには高コストのものが少ないのでコンボ用のカードと割り切って採用する場面もあるか。

-[[シークレット>シークレットレア]]版のイラストの元ネタはジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」。そちらとほぼ同じ構図でセリヴィエット=エリーが水面に横たわっている。
[[自壊]]するアビスの例に漏れず、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[アビスラッシュ]][[付与]]と相性が良い。
あちらの[[コスト軽減]]と合わせて計4コスト軽減で[[墓地]]からアビスを召喚でき、さらに能力を使って自壊したこのクリーチャー自身も墓地から出し直せるので、cipと軽減能力を1[[マナ]]で何度でも使用できる。

デッキの[[コンセプト]]を損ねることなくコスト5以上の[[アビス]]を採用しやすくなるため、[[【黒単アビスロイヤル】]]の構築の幅を広げてくれるカードと言える。

**その他 [#m15a2682]
-セリヴィエット(仏:serviette)とは、テーブルナプキンのこと。

-[[シークレット>シークレットレア]]版の[[イラスト]]の元ネタはジョン・エヴァレット・ミレイの「オフィーリア」。そちらとほぼ同じ構図で《セリヴィエット=エリー》が水面に横たわっている。

-シークレットレア版の[[フレーバーテキスト]]の元ネタは『円卓のナプキン』という有名な例え話。

>>大勢の客が丸いテーブルにぎっしり着席している。各席の前には皿、ナイフ、フォーク、ナプキンが置いてあるが、左右どちらのナプキンが自分に属するかわからぬほど左右対称になっている。そのとき、だれか一人が右側のナプキンを取り上げれば他の客もそれにならい、とたんに対称性が自発的に破れてしまう

引用元:「クォーク」講談社

-「世界のルールを決める」という表現からして、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物ファニー・ヴァレンタインがこの例えを使った時のセリフも踏まえているのだろう。

**関連カード [#te1ed27a]
-[[《エリー=ザ=ダーティ》]]

-[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]
-[[《夜更人形ジェニコ》]]
-[[《傀儡 ジェニ-1》]]
-[[《黒神龍オンバシ・ラオーン》]]
-[[《コッコ・ドッコ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#kd224efb]
-[[DM22-RP2]](15/74)&br;'''戦いを終えた[[ジャシン>《アビスベル=ジャシン帝》]]は、次の標的である[[自然文明]]へと向かっていったのだった……。'''
-[[DM22-RP2]](13A/20)&br;'''その瞳に魅入られた者が、世界のルールを決める。'''

**収録セット [#p6810ec3]
-illus.[[Ittoku]]
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](15/74)(13A/20)
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](15/74)
--[[DM22-RP2X 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」超刺激パック>DM22-RP2X]](15/74)
-illus.[[Ittoku]]''(別イラスト)''
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](13A/20)
--[[DM22-RP2X 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」超刺激パック>DM22-RP2X]](13A/20)

**参考 [#le126b34]
-[[アビスロイヤル]]
-[[cip]]
-[[ディスカード]]
-[[セルフハンデス]]
-[[アビス]]
-[[召喚]]
-[[コスト軽減]]
-[[自壊]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト3,アビスロイヤル,アビス,パワー2000,cip,ディスカード,ハンデス,ピーピングハンデス,アビスサポート,コスト軽減,自壊,レア,R,Ittoku);
----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.自分の[[《ラーテ:ガ:フヨーキ》]]を召喚する時に、自身のコストを少なくする能力で自分の''《セリヴィエット=エリー》''2体を破壊しつつ、''《セリヴィエット=エリー》''の「自分のアビスを召喚する時」の能力もあわせて使い、最終的に[[《ラーテ:ガ:フヨーキ》]]をコスト2で召喚できますか?
A.はい、コスト2で召喚できます。&br;コストを少なくする能力は、最初に使いたいものをすべて選んでから、選んだ能力を1つずつ適用していきます。&br;また、''《セリヴィエット=エリー》''の能力は、コストを少なくしてから自身を破壊する能力なので、結果的に自身を破壊できなくてもコストを少なくできます。&br;そのため、まず[[《ラーテ:ガ:フヨーキ》]]の能力を適用して''《セリヴィエット=エリー》''2体を破壊した後、''《セリヴィエット=エリー》''2体の能力を適用すれば、合計でコストを7少なくできます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43586]](2023.8.4)

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト3,アビスロイヤル,アビス,パワー2000,cip,ディスカード,ハンデス,セルフハンデス,アビスサポート,コスト軽減,自壊,レア,R,Ittoku,王来MAXブロック);