#author("2020-01-19T17:08:50+09:00","","")
*《スパイラル・ゲート》 [#hd02f998]

|スパイラル・ゲート C 水文明 (2)|
|呪文|
|S・トリガー|
|クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|
|''※殿堂入り''|

[[DM-01]]で登場した[[水]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。

[[水]][[文明]]の得意分野の一つである「[[バウンス]]」を放つ。

たったの2[[マナ]]で相手の[[クリーチャー]]を一時的に[[除去]]することができる便利な[[カード]]。主に[[【青単速攻】]]のような[[ビートダウン]]で使用され、邪魔な[[ブロッカー]]を退かすのに役立つ。

また、[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート・クリーチャー]]は[[超次元ゾーン]]に送られるため、それらに撃つと実質的に[[破壊]]と同等の威力になる。[[マナコスト]]が[[軽い]]こともあり、積極的に狙っていきたい。

当然ながら、あくまでも[[手札]]に[[戻す>バウンス]]だけなので、時間が経つと再び出し直されてしまう。[[効果]]は「一時的」なものであり、[[テンポアドバンテージ]]を取ることに特化している。

[[バウンス]][[カード]]全てに通して言える事だが、単に連打しているだけでは、かえってこちらの[[手札]]が減っていくことに注意したい。他の[[除去]]に比べると使い手のセンスとタイミングが問われるだろう。

-[[チャージャー]]化して[[《スパイラル・チャージャー》]]になったり、[[クリーチャー]]化して[[《アクア・サーファー》]]になったりと、派生[[カード]]も多い。&br;自分の[[デッキ]]や[[メタゲーム]]と相談して、適切なものを選ぶとよい。

-「相手の」などとは書かれていないので、自分の[[クリーチャー]]に撃って[[cip]][[能力]]を使い回すことも可能。[[殿堂入り]]前は、[[《アストラル・リーフ》]]に撃って使い回し、大量[[ドロー]]をする[[プレイング]]が見られた。

-[[《アクア・サーファー》]]他、派生[[カード]]を見てみると分かるが、実は相手の[[クリーチャー]]を1体[[バウンス]]する時の適正[[コスト]]は2.5〜3ぐらい。2[[コスト]]でさらに[[S・トリガー]]まで付いているこの[[カード]]は、元祖ながらなかなかの高[[スペック]]といえる。

-「スパイラル・ゲート」は直訳で「螺旋の門」。[[水]]の[[バウンス]]に「スパイラル」と付くカードが多いのはこのカードの影響だろう。

-基本的な[[カード]]だが、[[《アクア・サーファー》]]の存在もあってか[[DM-10>DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」]]以来長いこと[[再録]]されておらず、入手が困難となっていた。[[DMD-02>DMD-02 「スタートダッシュ・デッキ 水&闇編」]]で約7年ぶりに[[再録]]され、それ以降毎年[[再録]]されている。

-[[カードイラスト]]で餌食になっている牛鬼のような[[クリーチャー]]は[[DM-01 第1弾>DM-01]]の[[《デーモン・ハンド》]]のイラストにも登場し、同様に酷い目に遭っている。

-その軽さと[[汎用性]]から[[青単]]の必須パーツであったことが災いし、2010年5月15日付で[[殿堂入り]]。最も、同時に殿堂入りした[[《パラダイス・アロマ》]]に比べると[[デッキ]]へのダメージは軽微であり、どちらかというと[[覚醒編]]の[[サイキック・クリーチャー]]に対する強力な[[除去]]手段であったために先駆けて[[殿堂入り]]したという説がある。どちらにせよ、[[バウンス]]の主流は完全に[[《アクア・サーファー》]]に譲ることとなった。

-[[DMX-21>DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]の[[フレーバーテキスト]]は[[青単]]が猛威を振るっていた[[神化編環境]]の終わりに、上記の通り[[サイキック・クリーチャー]]の登場に先駆けて[[殿堂入り]]に指定されてしまったことを表している。

-[[S・トリガー]]が条件付きの1[[ドロー]]になると[[《ザ・ストロング・スパイラル》]]。[[スペック]]は近いが、[[パワー]]6000以上が少ない[[青単]]には採用されにくい。

-コロコロアニキ2017年7号の付録では「爆転シュート ベイブレード」との[[コラボカード]]として登場。イラストを手掛けたのはかつて[[コロコロコミック]]で連載していた原作者の[[青木たかお]]氏であり、木ノ宮タカオ、火渡カイ、水原マックス、金李(レイ)及びタカオの愛機であるドラグーンSと青龍が描かれている。
--余談だが、これにより[[青木たかお]]氏(初代)、[[足立たかふみ>ADACHI TAKAFUMI]]氏(メタルファイト ベイブレード)、[[森多ヒロ>Hiro Morita]]氏(ベイブレードバースト)の歴代ベイブレードシリーズ作者は3人共デュエマに参戦を果たしたことになる。

-漫画やアニメでは様々なキャラが使用している。
-最初にフィーチャーされたのはバトルアリーナのミミvs黒城戦で、ミミが[[《エメラル》]]でシールド内に仕込んだ。だが次のターン、黒城が仕込まれたシールドをあえて攻撃するという行動に出たため、あまり刺さらずに終わってしまった。
--その際黒城は何故か「くだらないことするな、雑魚が」と勝負に水を差されたと言わんばかりにミミを罵倒している。エメラル共々、当時このカードがやや甘く見られていたことが窺える。
--黒城は[[《魔刻の騎士オルゲイト》]][[《悪魔神バロム》]]などの当時としては大型の[[クリーチャー]]をメインにしていたため、序盤に踏んだ方が被害が少ないと判断したのだろうか。

-アニメ「VS」第6話では[[べんちゃん]]が使用し、[[勝太>切札 勝太]]の[[《龍覇 グレンモルト》]]を[[バウンス]]。
しかし[[《龍素解析》]]の[[効果]]で[[山札]]に戻したのにもかかわらず、[[S・トリガー]][[能力]]で唱えていたことから、彼の[[デッキ]]には[[殿堂入り]]したこの[[カード]]が2枚入っていることになる。もしかしたら殿堂ゼロデュエルだったかもしれない。

-「Duel Masters Rev.」では、実体化した[[クリーチャー]]を元の[[カード]]に戻すために使われていた。

**関連カード [#d96c5309]
-[[《スパイラル・ランス》]]
-[[《スパイラル・チャージャー》]]
-[[《クローン・スパイラル》]]
-[[《スパイラル・ドライブ》]]
-[[《爆進エナジー・スパイラル》]]
-[[《ザ・ストロング・スパイラル》]]
-[[《サーファー・チャージャー》]]
-[[《スパイラル・スライダー》]]
-[[《夏の日スパイラル》]]
-[[《連弾スパイラル》]]
-[[《スクリュー・スパイラル》]]
-[[《Rev.スパイラル》]]
-[[《サーフ・スパイラル》]]
-[[《スプレー・スパイラル》]]
-[[《アクア・サーファー》]]
-[[《アクア・バースター》]]
-[[《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》]]
-[[《龍素記号Sg スパゲリア》]]
-[[《謎帥の艦隊》]]
-[[《堕呪 カージグリ》]]
-[[《貝獣 ゴマキ/突撃ゴッチン・ヘッド》]]
-[[《龍装者 バタラス/ネプタラン・ウェイブ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#sf93572d]
-[[DM-06]]、[[DMC-08>DMC-08 「邪将!奈落(エンドレス・ブラックホール)デッキ」]]、[[DMS-02>DMS-02 「闘魂編(インビンシブル・ソウル)スターターセット」]]&br;'''そこだ!'''
-[[DM-10>DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」]]、[[DMC-16>DMC-16 「紺碧の守護聖天(ガーディアン・ブルー)デッキ」]]、[[DMC-17>DMC-17 「戦場の暗黒皇女(ダーク・ウォリアー)デッキ」]]、[[DMS-03>DMS-03 「聖拳編スターターセット」]]&br;'''こっちの水は辛いぜ。ママのミルクで我慢しな。'''
-[[DMD-02>DMD-02 「スタートダッシュ・デッキ 水&闇編」]]&br;'''逆境も跳ね返せ!'''
-[[DMX-10>DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]&br;'''渦巻く門が開く。時が巻き戻るが、戻って来ないものもある。'''
-[[DMD-09>DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」]]&br;'''邪魔するやつらは片っ端から排除する!それが[[アウトレイジ]]のやり方。'''
-[[DMD-17>DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」]]&br;'''時間よ、戻れ!'''
-[[DMX-20>DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」]]&br;'''[[邪魔者>クリーチャー]]をたった2[[マナ]]で[[追い返せる>バウンス]]っちゃ!さすが[[殿堂カード>殿堂入り]]だっちゃ!'''
-[[DMD-24>DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]&br;'''時の流れは大体巻き戻せない。だから、巻き戻せる時は遠慮なく。'''
-[[DMX-21>DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]&br;'''[[水]][[文明]]が[[席巻せし時>神化編環境]]、その[[超次元]]への対抗策は封じられた。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P57/Y15)&br;'''3、2、1!Goシュート!!'''

**収録セット [#c4ded7e5]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Tomofumi Ogasawara]]
--[[DM-01 第1弾>DM-01]]
--[[DM-06 「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」>DM-06]]([[アルトアート]])
--[[DMC-08 「邪将!奈落(エンドレス・ブラックホール)デッキ」]]([[アルトアート]])
--[[DMS-02 「闘魂編(インビンシブル・ソウル)スターターセット」]]([[アルトアート]])
--[[DMD-02 「スタートダッシュ・デッキ 水&闇編」]]
--[[DMX-10 「デッキビルダー鬼DX キラリ!レオ編」]]
--[[DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」]]
--[[DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]
-illus.[[Eiji Kaneda]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]
--[[DMC-16 「紺碧の守護聖天(ガーディアン・ブルー)デッキ」]]
--[[DMC-17 「戦場の暗黒皇女(ダーク・ウォリアー)デッキ」]]
--[[DMS-03 「聖拳編スターターセット」]]
--[[DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」]]
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[青木たかお]]
--[[プロモーション・カード]]([[P57/Y15>プロモーション・カード(第11期〜第15期)]])

**参考 [#i97fff06]
-[[S・トリガー]]
-[[バウンス]]
-[[殿堂入り]]