#author("2020-01-19T15:02:27+09:00","","")
#author("2024-04-16T18:13:27+09:00","","")
*《ストリーミング・シェイパー》 [#vc56cd4a]

|ストリーミング・シェイパー R 水文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札のカードを、上から4枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の水のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを自分の墓地に置く。|
|''※殿堂入り''|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DM-03]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

[[山札の上]]から4枚を[[表向き]]にし、[[水]]の[[カード]]を全て[[手札]]に加える。

[[水]]のカードしか[[手札]]に加えられないが、要は[[水]]のカードのみで[[デッキ]]を組めばいいだけの話である。確実に4枚引ける[[青単]]では、たった3[[マナ]]で[[ハンドアドバンテージ]]+3という、[[プレミアム殿堂]]した[[《サイバー・ブレイン》]]をも上回るすさまじい性能を発揮する。
[[水]]のカードしか[[手札]]に加えられないが、要は[[水]]のカードのみで[[デッキ]]を組めばいいだけの話である。確実に4枚引ける[[青単]]では、たった3[[マナ]]で[[ハンドアドバンテージ]]+3という、[[《サイバー・ブレイン》]]をも上回るすさまじい性能を発揮する。

[[手札補充]]ばかり目がいくが、対象外のカードが墓地に行くことを活かして、墓地利用目的も兼ねて使われることもある。

[[《サイバー・ブレイン》]]、[[《アクアン》]]に並んで、初期の[[ドロー]]軽視の風潮が生んだバランスブレイカーと言えるだろう。
近年は単純な[[手札補充]]しか行えないカードの優位性の低下から、[[《サイバー・ブレイン》]]が[[殿堂解除]]、[[《アクアン》]]が[[殿堂入り]]に降格しているが、それらが4コストなのに対してこのカードはそれらと違って3コスト。
[[マナブースト]]を考慮しなければこのカードが1ターン早く唱えることができ、[[高速化]]が顕著な現代の[[環境]]ではこの1コストの差はあまりにも大きいため、デッキ構築が縛られるとはいえ、依然殿堂解除どころかいつ[[プレミアム殿堂]]に指定されてもおかしくない。

**環境において [#y3d1e5b2]

[[殿堂入り]]するまでは[[《アストラル・リーフ》]]と共に4枚積みされて全盛期の[[【リーフ青単】]]を支える。初期の[[カードプール]]では[[水]]のカードが矢鱈に厚遇されていたことも手伝って、[[基本セット環境]]から[[闘魂編環境]]のマストカードとなっていた。

その後、2004年3月15日に記念すべき最初の[[殿堂入り]]カードに選ばれる。一枚制限になったものの、強力であることに変わりはないため、今でも[[青単]]の[[デッキ]]にはほぼ必ず積まれている。
その後、2004年3月15日に記念すべき最初の[[殿堂入り]]カードに選ばれる。適正値を逸脱した[[コストパフォーマンス]]なので致し方ないと言えよう。1枚制限になったものの、強力であることに変わりはないため、これ以降の[[青単]]の[[デッキ]]にはほぼ必ず積まれている。

[[《サイバー・ブレイン》]]と同じく、初期の[[ドロー]]軽視の風潮が生んだ壊れ[[カード]]と言えるだろう。もちろん[[青単]]では可能な限りこのカードを採用したいところである。
エピソード3以降の環境では純粋な[[青単]]系の速攻が環境から姿を消しており、[[青黒]]系のデッキで[[墓地肥やし]]を伴う[[手札補充]]として使われるケースが目立った。典型例が[[【ジャバランガループ】]]や[[【カリヤドネループ】]]である。これら[[青黒]]系も然ることながら、[[白青]]構築の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]や[[【ライベルモットループ】]]、[[【絶望神サガループ】]]など、[[コンボデッキ]]全般の[[リソース]]系スーパーサブとしての性質が強い。また[[呪文]]の[[墓地利用]]においては、これを採用する数多くのデッキがこれで[[落ちる]]ことを期待して設計されている。

しかし、殿堂入りしたからと言って一安心かと言われればそうでもなく、[[青単]]では初手に来ればほぼ勝ちにつながる為、いっそ[[プレミアム殿堂]]にした方がいいと言う意見出ている。特に、当時の環境では、[[【パシフィック青単】]]や[[【サイバー青単】]]はこのカードがなくても強力なため、なおさらであった。
[[アビス・レボリューション環境 (オリジナル)]]では主に[[【青赤マジック】]]の[[鬼回り]]枠として採用される。[[【5色ザーディクリカ】]]のスーパーサブとして選択枠程度だが投入される場合も。

いつ[[プレミアム殿堂]]となってもおかしくない[[カードパワー]]ではあるが、[[デッキビルディング]]を大きく縛られる点から、15年以上経っても[[殿堂入り]]で落ちついている。今後の[[青単]]の活躍次第だろう。
しかし、[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]や[[《単騎連射 マグナム》]]が墓地に落ちてしまうことがかなりの難点であり、それを解消した[[《氷柱と炎弧の決断》]]が登場してからは一気に[[【青赤マジック】]]の採用率が激減。

遅くとも[[DM23-EX3]]期には、これが上振れとして必要なくなるほど[[【青赤マジック】]]の基盤が成熟し、このカードは使われなくなった。
**その他 [#k2d1ac11]
-無条件で4枚[[ドロー]]できる[[《クアトロ・ブレイン》]]が6マナということを考えると、[[青単]]限定とはいえ半分の[[マナコスト]]でほぼ同じことができるこのカードの[[スペック]]が良く分かるだろう。

-[[手札補充]]はできるが、[[ドロー]]するわけではない。よって[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]や[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]などの[[能力]]は[[トリガー]]しない。
-[[手札補充]]はできるが、[[ドロー]]するわけではない。よって[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]や[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]などの[[能力]]の[[誘発剤]]には適していない。

-他の文明が少々まざっていたとしてもかなりの補充を見込むことができるので、[[青単]]以外でも使える。しかも手札に加わらなかったカードは[[墓地]]にいくため、[[リアニメイト]]などができる[[墓地肥やし]]デッキにも採用されることがある。例えば、[[【スノーフェアリー】]]では、これを使って[[スノーフェアリー]]を[[墓地]]送りにした後、[[《ダイヤモンド・ブリザード》]]で一気に[[回収]]することも可能。

-この[[エキスパンション]]のみならず、全ての[[手札補充]]の中でも5本の指に入る強力な[[カード]]である。[[《ストリーミング・チューター》]]など、後に登場した似たような[[ドロー]][[呪文]]はこれや[[《アクアン》]]をベースに調整されている。

-言うまでもなく[[青単]]の[[必須カード]]である。[[DMD-17>DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」]]などの[[青単]][[デッキ]]を使うならば、まずはこれを入れるところから始めたい。
-言うまでもなく2024年現在でも''[[青単]]の[[必須カード]]''である。[[DMD-17]]などの[[青単]][[デッキ]]を使うならば、まずはこれを入れるところから始めたい。

-[[調整版]]の[[呪文]]には[[《サイキック・ビジョン》]]がある。[[効果]]は同じで[[マナコスト]]が倍になっているので調整しすぎな感がある。

-[[DM-03]]版の[[イラスト]]では[[クリーチャー]]のかぎ爪がイラストが枠からはみ出している。一応、[[スーパーレア]]以外で初めて[[イラスト]]がはみ出したカードと言えるだろう。[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]版はイラスト枠が大きくなった新フレーム仕様なのではみ出していない。
-[[DM-03]]版の[[イラスト]]では[[クリーチャー]]のかぎ爪がイラストが枠からはみ出している。一応、[[スーパーレア]]以外で初めて[[イラスト]]がはみ出したカードと言えるだろう。[[DMX-12]]版はイラスト枠が大きくなった新フレーム仕様なので、はみ出していない。
--この次にスーパーレア以外のカードで枠をはみ出すのは[[《パニッシュ・ホールド》]]→[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]と続く。

-漫画「デュエル・マスターズ」では[[ジョージ]]が[[幽>不亞 幽]]戦で使用。切り札の[[《クリスタル・ジャベリン》]]を引いた。
-漫画「デュエル・マスターズ」ではバトルアリーナ編ジョージ外伝で[[ジョージ]]が[[不亞 幽]]戦で使用。[[青単]]だったため4枚ドローで[[切り札]]の[[《クリスタル・ジャベリン》]]を引いた。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が黒澤世観戦で使用。4枚の中から[[《新世界 シューマッハ》]]と[[《焔の下の力持ち ワーゲン》]]が落ち、[[《誇り高き破壊者 ムスタング》]]の[[火力]]を発動させた。
-漫画「[[Duel Masters Rev.]]」にて、[[未来>虹矢 未来]]が黒澤世観戦で使用。4枚の中から[[《新世界 シューマッハ》]]と[[《焔の下の力持ち ワーゲン》]]が落ち、[[《誇り高き破壊者 ムスタング》]]の[[火力]]を発動させた。

-アニメ「デュエル・マスターズ」では[[牛次郎>邪藩 牛次郎]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。4枚とも[[水]]文明のカードである事に[[れく太>角古 れく太]]は驚いていた。

-[[《エメラル》]]とならぶ最初の殿堂カードかつ一度も殿堂入りから[[プレミアム殿堂]]または[[殿堂解除]]にもなったことのないカード。

-[[DMX-12]]の[[フレーバーテキスト]]は、収録された[[BBP]]に関するクイズのような形式になっているが、後の[[DMEX-08]]ではこのすべてが達成された。

**関連カード [#a546e5c3]
-[[《アクアン》]]
-[[《ストリーミング・チューター》]]
-[[《サイキック・ビジョン》]]
-[[《ストリーミング・ビジョン》]]([[デュエル・マスターズ プレイス]]オリジナルカード)
-[[《ストリーミング・ビジョン》]]([[デュエル・マスターズ プレイス]])
-[[《審絆の鎮り 新蓮/ジャスティス・シェイパー》]]

-[[《アクア・チャージャー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n5243362]
-[[DM-03]]&br;'''勝利は残酷な、時の運!'''
-[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''[[水]][[文明]]の総力を結集してブラックボックスの秘密を解明した!あとは、どれが本当かしぼりきるだけ……&br;・全部で300種類以上の[[カード]]があるらしい?&br;・[[プレミアム殿堂]][[カード]]が収録されているらしい?&br;・[[DASHゴールデンリスト]]の[[カード]]があるらしい?'''
-[[DMX-21>DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]&br;'''[[白凰]]様、見ててください♡ [[ミミ>黄昏 ミミ]]は必ず勝ちます!! ---[[黄昏ミミ>黄昏 ミミ]]'''
-[[DMX-12]]&br;'''[[水]][[文明]]の総力を結集してブラックボックスの秘密を解明した!あとは、どれが本当かしぼりきるだけ……&br;・全部で300種類以上の[[カード]]があるらしい?&br;・[[プレミアム殿堂]][[カード]]が収録されているらしい?&br;・[[DASHゴールデンリスト]]の[[カード]]があるらしい?'''
-[[DMX-21]]&br;'''[[白凰]]様、見ててください♡ [[ミミ>黄昏 ミミ]]は必ず勝ちます!! ---[[黄昏ミミ>黄昏 ミミ]]'''


**収録セット [#a894caae]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DM-03]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DM-03 第3弾「超戦士襲撃」>DM-03]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」>DMX-21]]
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」>DMRP-11]]([[ウルトラゴールデンカード]])
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」]]
--[[DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」>DMC-44]]

**参考 [#t12b93c5]
-[[山札の上]]
-[[見せる]]
-[[水]]
-[[カード]]
-[[手札補充]]
-[[落ちる]]
-[[殿堂入り]]
-[[青単]]
-[[【青単速攻】]]
-[[コストパフォーマンス]]
-[[カードパワー]]
-[[必須カード]]

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト3,サーチ,手札補充,墓地肥やし,・,殿堂入り,R,レア,Daisuke Izuka,Toshiaki Takayama);