#author("2021-02-16T15:24:13+09:00","","")
*《スケルトン・バイス》 [#fcbed8b9]

|スケルトン・バイス R 闇文明 (4)|
|呪文|
|相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|

[[DM-08]]で登場した強力な[[闇]]の[[呪文]]。

[[ハンデス]]の代表格とも言える[[カード]]であり、4[[コスト]]で2枚もの[[手札破壊]]を行う。

2[[コスト]]1[[ハンデス]]の[[《ゴースト・タッチ》]]や、3コスト2[[ドロー]]の[[《エナジー・ライト》]]の存在を考えた場合、一見すると[[ハンドアドバンテージ]]的には並み程度のように思える。

しかし、[[ゲーム]]序盤から中盤にかけての展開合戦の時に能動的に2枚捨てさせるという[[効果]]は想像以上の[[テンポアドバンテージ]]を生み出すことができ、一気に[[ゲーム]]の機先を制することができるほど。

[[コスト]]と捨てさせる枚数の設定が絶妙であり、[[手札補充]]の手段に乏しい[[デッキ]]が相手の場合、ちょうど相手が温存していた[[カード]]をこれで根こそぎ落とす事ができ、捨てさせる枚数の多さから、[[ドロー]]を多用する[[デッキ]]相手でもかなりの確率で重要な[[カード]]を[[墓地]]に送る事ができた。

[[《フェアリー・ライフ》]]からは2→4と繋がり、先攻ならば相手が[[《エナジー・ライト》]]を使う前に捨てさせてしまう事さえあった。

登場当初は[[《アストラル・リーフ》]]のせいで影が薄かったが、[[《アストラル・リーフ》]]が[[殿堂入り]]になるとすぐにその凶悪さを見せつけはじめ、[[《アクアン》]]系統の[[デッキ]]だけではなく、[[闇]][[文明]]が入るあらゆるデッキの[[必須カード]]として活躍するようになる。

[[殿堂レギュレーション]]成立当時、[[《ゴースト・タッチ》]]が[[ハンデス]]として過剰に早いアクションであったとされ、そうしたことから4ターン目にこの呪文を放つ動きでも十分早いぐらいであったと言える。

黎明期の[[【ボルバル】>ボルバル]]はこのカードが入らないことが最大の欠点の1つとまで言われた。

[[転生編環境]]の2005年7月より[[殿堂入り]]し、1枚制限に。そして[[《クローン・バイス》]]の[[殿堂入り]]後は実質的にそちらが使い物にならなくなったため、さらなる活躍を見せていた。

[[戦国編環境]]の2008年10月より遂に[[プレミアム殿堂]]入り。5年間に渡って数多の[[プレイヤー]]を苦しめてきたこの[[カード]]も、ついにお役御免となる。
その後は[[《解体人形ジェニー》]][[《特攻人形ジェニー》]][[《ヤミノカムスター》]]など、[[闇]]の低コストハンデスは[[cip]]あるいは疑似[[cip]][[クリーチャー]]が主体となった。

[[《クローン・バイス》]]や[[《ソウル・アドバンテージ》]]と同様、あまりにも強力な[[ハンデス]]は時として[[環境]]を支配するほどの強さを発揮するという好例だろう。

-現在でも、[[《魔光ドラム・トレボール》]]等から[[《魔弾バレット・バイス》]]を唱えたり、[[《絶望の魔黒ジャックバイパー》]]と[[《特攻人形ジェニー》]]を組み合わせたりと、この[[カード]]と似たような動きが可能。

-[[カードパワー]]の上がる今日に至っても、この[[カード]]以降無条件に4[[マナ]]で2枚もの[[ハンデス]]を行える[[カード]]は登場していない。この事からも、4[[マナ]]と言う低[[コスト]]で気軽に2[[ハンデス]]を行える事の恐ろしさが分かるだろう。

-[[調整版]]として[[《デモニック・バイス》]]が存在する。また英語版ではこれらを足して2で割ったような以下のカードが存在する。こちらは、[[ナイト・マジック]]時の[[《魔弾バレット・バイス》]]と同等の[[能力]]。
|Cranium Clamp R 闇文明 (4)|
|呪文|
|相手は、自分自身の手札を2枚捨てる。|

-[[カード名]]の「バイス」の由来はおそらく「vise(万力)」と「vice((人格上の)邪悪、悪)」を合わせたダブルミーニングだろう。&br;のちの[[ハンデス]][[呪文]]にも名前に「バイス」とつくものが多い。おそらくハンデス呪文の象徴となったこのカードからとったのだろう。もちろん[[《地獄万力》]]は関係ない。

-[[カードイラスト]]では[[DM-08]]の様々なカードに登場している[[《怒髪の豪腕》]]が鎖付きの髑髏のような物体に頭を締め付けられており、非常に痛そうである。

-漫画「デュエル・マスターズ」及び「FE」の[[勝舞>切札 勝舞]]vsブラックサンタ戦にてブラックサンタが使用。しかし、[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]を落としてしまい、反撃を食らう。また、[[ザキラ]]vs[[トーイ]]戦でもザキラが使用。どちらの場合も、鎖つきの万力が手札のカードに噛み付き、奪い去るような演出となっている。&br;また、[[DMC-19]]に収録された[[アルトアート]]バージョンの[[フレーバーテキスト]]は、劇中でのザキラの台詞が元になっている。

**関連カード [#jcdf0895]
-[[《デモニック・バイス》]]
-[[《クローン・バイス》]]

-[[《残虐覇王デスカール》]]
-[[《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]]
-[[《恐劇人形ワラニン》]]
-[[《魔刻の覚醒者 G・オルゼキア》]]
-[[《復讐 ブラックサイコ》]]

-[[《ジェラシー・ベル》]]
-[[《拷問ロスト・マインド》]]
-[[《ガチンコ・ジョーカー》]]
-[[《強襲する髑髏月》]]

-[[《ラップ仙人 デッドマン》]]
-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《怒髪の豪腕》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#bba8b8f3]
-[[DM-08]]&br;'''血も肉も魂も、死者の飢餓を癒せやしない。'''
-[[DMC-19]]&br;'''勇者一人の命とは、こんなに軽い。'''


**収録セット [#u9cd6f64]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Akifumi Yamamoto]]
--[[DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」>DM-08]]
--[[DMC-19 「ザキラ龍武(ザキラドラゴン・コマンダー)デッキ」>DMC-19]]([[アルトアート]])

**参考 [#ia20c9c0]
-[[ハンデス]]
-[[ランダムハンデス]]
-[[プレミアム殿堂]]

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