#author("2022-02-07T18:59:16+09:00","","")
#author("2024-01-27T05:36:38+09:00","","")
*《ジョリー・ザ・ジョルネード》 [#seac078c]

|ジョリー・ザ・ジョルネード MAS 水文明[ジョーカーズ] (7)|
|クリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 10000|
|マスターJトルネード:相手のターンの終わりに、このクリーチャーが自分の手札にあり、このターン中に自分の他の「マスターJトルネード」能力をまだ使っていなければ、自分のジョーカーズ・クリーチャーをコストの合計が10以上になるように好きな数選び、手札に戻してもよい。そうしたら、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。|
|W・ブレイカー|
|''マスターJトルネード'':相手のターンの終わりに、このクリーチャーが自分の手札にあり、このターン中に自分の他の「マスターJトルネード」能力をまだ使っていなければ、自分のジョーカーズ・クリーチャーをコストの合計が10以上になるように好きな数選び、手札に戻してもよい。そうしたら、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚を3回する。|
|自分のジョーカーズはブロックされない。|

[[DMRP-11]]で登場した[[水]]の[[ジョーカーズ]]/[[ワンダフォース]]。

[[cip]]で[[GR召喚]]を3回行い、自分の[[ジョーカーズ]]全てに[[アンブロッカブル]]を与える。
しかし、最大の面白さは相手ターンの終わりに発揮できる[[マスターJトルネード]]にある。
しかし、最大の面白さは相手[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に発揮できる[[マスターJトルネード]]にある。
合計コスト10以上の[[ジョーカーズ]]を好きなだけ手札に戻すことで、[[侵略ZERO]]と同じくこのクリーチャーを手札から踏み倒すことが可能。
つまり、相手のターン中にこのカードの[[踏み倒し]]と[[GR召喚]]を行うことになるため、自分のターンのはじめにはその4体の[[召喚酔い]]が解けており、[[タップイン]]で出てきたとしてもアンタップされる。挙動は[[S・トリガー]]クリーチャーに近いが、ターンプレイヤー優先の法則により、相手にはこうして出てきたクリーチャーたちを除去できるタイミングがほぼ存在しない。
つまり、相手のターン中にこのカードの[[踏み倒し]]と[[GR召喚]]を行うことになるため、自分の[[ターンのはじめ>ターン開始ステップ]]にはその4体の[[召喚酔い]]が解けており、[[タップイン]]で出てきたとしても[[アンタップ]]される。挙動は[[S・トリガー獣]]に近いが、[[ターンプレイヤー]]優先の法則により、相手にはこうして出てきたクリーチャーたちを除去できるタイミングがほぼ存在しない。

[[マスターJトルネード]]の性質上、[[《バイナラドア》]]や[[《ニルバーナー》]]など重量級[[S・トリガー]]は頼もしい味方となるだろう。
[[《ニクジール・ブッシャー》]]も[[代替コスト]]で出せるコスト高めの[[ジョーカーズ]]であり、《ジョルネード》のサポートになりうる。
[[超GR]]を[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]][[《The ジョラゴンGS》]][[《ゴッド・ガヨンダム》]][[《鋼ド級 ダテンクウェールB》]]のような[[名目コスト]]の高い[[ジョーカーズ]][[GRクリーチャー]]で統一することも考えられる。
また、[[《シャダンQ》]]などの[[G・ゼロ]]とも相性はいいだろう。
後に登場した[[キリフダッシュ]]は少ないコストで高[[コスト]][[ジョーカーズ]]を[[召喚]]できるため相性がよい。
特に[[《熊四駆 ベアシガラ》]]は[[名目コスト]]が7と重く、[[cip]]で[[マナ回収]]できるためこのカードに繋げやすい。
これらサポートを使用した上でさらに[[GR召喚]]を使い回したいなら、このクリーチャー自身を[[Jトルネード]]させるのもアリ。

[[マスターJトルネード]]での[[コスト踏み倒し]]を抜きにしても、3回[[GR召喚]]する[[cip]][[能力]]は非常に強力。
同弾で登場した[[《天啓 CX-20》]]などの重量[[マナドライブ]][[サイクル]]を複数体[[GR召喚]]できれば、大幅な[[アドバンテージ]]を取ることができる。[[《ソーナンデス》]]などの[[Jチェンジ]]はもちろん、[[素出し>手打ち]]しても[[コスト]]に見合った働きができるだろう。
-[[Jチェンジ]]、素出しともに無理なくできる[[【チェンジザドンジャングル】]]に採用される場合がある。

[[アンブロッカブル]]によるトドメの後押しに使いたいなら、直接召喚は十分選択肢に入る。

[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]との相性も良い。[[マスターJトルネード]]によって早いターンに一気にジョーカーズ・クリーチャーを展開できる上、それらを[[バウンス]]することで《ジョラゴン》の早期召喚に繋げられる。さらに戻した《ジョルネード》を捨てることにより再度[[GR召喚]]を3回行える。

また、一度に4体のクリーチャーを並べることができる為、[[《ガンバトラーG7》]]のコスト軽減能力をこの1体で満たすことができる。あちらの攻撃に参加できるようにする能力が素出しプランとも噛み合っており、プレイングに幅が生まれる。

弱点はやはり[[手札]]と[[バトルゾーン]]両方の[[リソース]]を利用することによる脆弱性か。[[除去]]と[[ハンデス]]に警戒を怠っていては、使いこなすのは難しいだろう。
また、能力の都合上[[ボードアドバンテージ]]を犠牲にしやすい。手札に戻した[[ジョーカーズ]]を再召喚することで[[cip]]の再利用を狙ったり、[[超GR]]を強力な[[GRクリーチャー]]で固めることでこのデメリットを軽減しよう。

//一方で、[[ハンデス]]に弱く、仮に[[マスターJトルネード]]を発動させようにも手札に戻すためのコストが重めなのが難点。
//コストの関係上、最低でも3以上、さらには3〜4体までは留めておきたい。
//幸い、[[GR召喚]]で[[デメリット]]を軽減できるものの、再召喚で[[召喚酔い]]を起こしていたら本末転倒なので、[[cip]]や[[常在型能力]]でアドバンテージが取れるよう、強力なものを用意しておきたい。

//[[アンブロッカブル]]によるトドメの後押しに使いたいなら、直接召喚してサポートに徹し、[[GR召喚]]を使い回したいなら、このクリーチャー自身を[[Jトルネード]]させるのもアリ。

**テクニック [#la9ba3ad]

-バトルゾーンに[[ジョーカーズ]]の総コストが10以上揃っていなくても[[使用宣言]]ができる。そのため、相手のターンの終わりに発生した効果によって自分のジョーカーズがバトルゾーンに出た場合、そのジョーカーズのコストも計算に入れられる。例えば、このような芸当も可能。
++[[《ヤッタレマン》]]1体や[[《タイク・タイソンズ》]]1体など、「バトルゾーンの自分のジョーカーズのコストの合計が、2以上9以下」の状態。
++相手が3回以上召喚を行ったターンの終わりに、[[《バレット・ザ・シルバー》]]とこのクリーチャーを使用宣言。
++《バレット・ザ・シルバー》を先に解決し、バトルゾーンに出す。
++マスターJトルネードを解決。その《バレット・ザ・シルバー》を入れて合計が10以上になるので、手札に戻してこのクリーチャーをバトルゾーンに出す。


-2ターン目にこのカードを出す方法がある。
++1ターン目に[[《ザババン・ジョーカーズ》]]でコンボパーツを揃える。
++2ターン目に[[マナチャージ]]なしで[[《トムのゼリー》]]を召喚。
++《トムのゼリー》と[[手札]]1枚とシールド1枚をコストにして、[[《ニクジール・ブッシャー》]]を[[代替コスト]]で召喚。
++《ニクジール・ブッシャー》を参照して[[《シャダンQ》]]を[[G・ゼロ]]で[[召喚]]。
++後は流れでこのカードのマスターJトルネードを使うだけである。

-非現実的な話にはなるが、1ターン目の登場も理論上は可能。以下一例。
++[[《ラッキー・ダーツ》]]で[[GR召喚]][[呪文]]を引き当てる。
++[[《The ジョラゴン・ガンマスター》]]を召喚。
++[[《シャダンQ》]]をG・ゼロで[[召喚]]。
++マスターJトルネードで《ジョリー・ザ・ジョルネード》を出す。

**メディアにおいて [#p197a414]
-アニメでは「デュエル・マスターズ!!」では第24話で初登場。声優は[[川守田ハカセ]]も担当した[[檜山修之]]氏。
[[切札 ジョー]]が「[[ギャップ]]に勝てるような、強いジョーカーズを描きたい」と考え作ったカード。単なる水の[[ジョニー>《ジョリー・ザ・ジョニー》]]ではなく、それを超えるべく[[ジョニー]]の兄貴として誕生させた。
当初《ジョリー・ザ・ジョルネード》はジョーの腕を信頼せずそっけない態度であったが、ジョーの[[デッキー]]を想う気持ちと、弟のジョニーが世話になったことによる義理もあって徐々に心を開き、ジョーの主力カードとして貢献の道を歩んだ。
--デュエマにおける初登場は第25話の[[ギニョール]]戦で、[[《The カップラー漢》]]と[[S・トリガー]]で出た[[《バイナラドア》]]を[[マスターJトルネード]]して[[バトルゾーン]]に出された。次のターンで[[《*/弐幻ケルベロック/*》]]の[[ブロック]]をすり抜けて[[フィニッシャー]]となっている。
--第49話の『ざんねんなジョーカーズ図鑑』のコーナーでは、[[ゼーロ]]との最終決戦が終わった後は水文明の世界で海賊となって生活していることが判明した。
--その後は『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』第17話(最終話)で[[ジョニー]]や他の[[ジョーカーズ]]は天に還っているが、彼の方は描写が無いためどうなったかは不明である。
--一方、漫画版では登場していない。

-アニメでは[[ジョニー]]の兄にも関わらず、誕生はジョニーより後というのはおかしな話ではあるが、違う時期に生み出された[[《ゲラッチョ男爵》]]と[[《ヒゲ総理》]]が兄弟だという設定を後付けされたことがあるので、こちらも同じように兄弟設定にされたと考えるべきだろう。

**その他 [#p197a414]

-[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]とも高相性。クリーチャーを一度に4体用意出来る為、[[G・ゼロ]]達成に一気に近づける。

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の派生カードとしてはおなじみの事だが、パワーが10000ちょうどの[[クリーチャー]]は[[水]][[文明]]ではこれが初。

-アニメでは「デュエル・マスターズ!!」24話で登場。[[切札 ジョー]]が「[[ギャップ]]に勝てるような、強いジョーカーズを描きたい」と考え作ったカード。
単なる水の[[ジョニー>《ジョリー・ザ・ジョニー》]]ではなく、それを超えるべく[[ジョニー]]の兄貴として誕生させた。
当初《ジョリー・ザ・ジョルネード》はジョーの腕を信頼せずそっけない態度であったが、ジョーの[[デッキー]]を想う気持ちと、弟のジョニーが世話になったことによる義理もあって徐々に心を開き、ジョーの主力カードとして貢献の道を歩んだ。声優は「VS」シリーズの[[コジロー]]を担当した[[檜山修之]]氏。
--デュエマにおける初登場は「切札ジョーvs[[ギニョール]]」。[[《The カップラー漢》]]と[[S・トリガー]]で出た[[《バイナラドア》]]を[[マスターJトルネード]]して[[バトルゾーン]]に出された。
次のターンで[[《*/弐幻ケルベロック/*》]]の[[ブロック]]をすり抜けてフィニッシャーとなっている。
--[[ゼーロ]]との最終決戦が終わった後は水文明の世界で海賊となって生活している。彼の性格を考えると、今後彼からジョーの元に戻ることはないと思われる。

-[[ジョニー]]の兄にもかかわらず、誕生はジョニーより後というのはおかしな話ではあるが、違う時期に生み出された[[《ゲラッチョ男爵》]]と[[《ヒゲ総理》]]が兄弟だという設定を後付けされたことがあるので、こちらも同じように兄弟設定にされたと考えるべきだろう。

-[[コスト論]]において、コスト7の[[準バニラ]]の[[パワー]]は9000となるが、[[水]][[単色]]の[[非進化]][[クリーチャー]]においては「コスト7かつパワー9000以上」のクリーチャーが長きに渡り存在しなかった。このクリーチャーは[[デュエル・マスターズ]]がはじまってから実に17年が経ち、その条件を満たした初のクリーチャーである。

-カード名を日本語に意訳すると「陽気なジョルネード」。だがアニメ版ではどちらかというとぶっきらぼうな印象が強い。

**関連カード [#s27857fe]
-[[《ゴールド&ジョルネード》]]
-[[《ポセイドン・ザ・ゴールド》]]

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ザババン・ジョーカーズ》]]
--[[《バミューダ・トライデント》]]
--[[《ジョルネード・グランドライン》]]

**収録セット [#l818d154]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」>DMRP-11]](M1/M3)

--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](M28/M40)
**参考 [#o895adab]
-[[ジョーカーズ]]
-[[ワンダフォース]]
-[[マスターJトルネード]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[GR召喚]]
-[[ブロックされない]]

-[[マスターカード]]

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公式Q&A
>Q.バトルゾーンに自分の[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]が1体いて「鬼タイム」が発動中です。相手が自分のターンの終わりに''《ジョリー・ザ・ジョルネード》''の能力の使用を宣言しました。この''《ジョリー・ザ・ジョルネード》''で手札に戻すジョーカーズ・クリーチャーを選ぶのは、どちらのプレイヤーですか?
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について
--[[マスターJトルネード]]も参照のこと

>Q.手札に''《ジョリー・ザ・ジョルネード》''が2枚ある時、両方のマスターJトルネードを使うことはできますか?
A.いいえ、宣言する段階では「マスターJトルネード」能力をまだ使っていない状態ですが、片方の「マスターJトルネード」能力を使った場合、もう片方は使えなくなります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32336]](2019.9.20)

>Q.''《ジョリー・ザ・ジョルネード》''のマスターJトルネードで[[《ジャンゴ・ニャーンズ》]]を手札に戻しました。ターンの終わりを過ぎていますが、「そのターン」で始まる能力はどうなりますか?
A.「ターンの終わり」というタイミングの始まりは過ぎていますが、そのターンはまだ完全に終わっていません。すべての処理が終わってターンが移り変わる時、「そのターン」で示された能力は完全になくなります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32337]](2019.9.20)

>Q.相手のターンの終わりに''《ジョリー・ザ・ジョルネード》''の「マスターJトルネード」を使おうとしています。このターン、[[《りんご娘はさんにんっ娘》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]を唱えてバトルゾーンに出した[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]を、「マスターJトルネード」で手札に戻せますか?
A.はい、戻せます。この際、手札に戻った[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]はマナゾーンには置かれません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38579]](2020.7.10)

>Q.バトルゾーンに自分の[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]が1体いて「鬼タイム」が発動中です。相手が自分のターンの終わりに''《ジョリー・ザ・ジョルネード》''の能力の使用を宣言しました。この''《ジョリー・ザ・ジョルネード》''で手札に戻すジョーカーズ・クリーチャーを選ぶのは、どちらのプレイヤーですか?
A.[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]を出しているプレイヤーが、手札に戻すジョーカーズ・クリーチャーを選べます。例えば、バトルゾーンに相手のコスト5のジョーカーズ・クリーチャーが3体いた場合、そのうち好きな2体だけを手札に戻すことも、3体すべてを手札に戻すこともできます。1体も選ばない事はできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34255]]
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34255]](2020.9.18)

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