#author("2020-01-19T13:50:26+09:00","","")
*《ジェラシー・ベル》 [#t31fcef6]

|ジェラシー・ベル R 光/闇文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の手札を1枚捨てる。その後、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。|

[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[呪文]]。

自分の[[手札]]を1枚捨てなければならないが、低[[コスト]]で[[《デモニック・バイス》]]を放てる[[カード]]。

[[アドバンテージ]]差は広がらないが、やはり相手の[[手札]]が2〜3枚程度の時に2[[ハンデス]]は非常に刺さる。
[[《コアクアンのおつかい》]]とは相性抜群で、繋げるようにこの[[呪文]]を[[唱える]]ことができる。

申し訳程度に[[S・トリガー]]もついているため、相手の[[ターン]]に唱えられれば[[旧型マッドネス>マッドネス#g600a092]]を回避しつつ[[手札]]を奪うことが出来る。またこちらも[[手札]]を1枚[[捨てる]]ので、逆にこちらが[[マッドネス]]を出すことも可能。[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]と文明の色が一致しているため、それを使うデッキならば採用を検討できるか。
ただ、他の[[新型マッドネス>マッドネス#ea493140]]とは条件が違う[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]には注意したい。

どうせなら自分が捨てた[[カード]]も利用してみたいところ。単純に[[《超次元リバイヴ・ホール》]]や[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]等で回収してもいいし[[リアニメイト]]してもいい。序盤で2[[ハンデス]]した後なら相手の行動もかなり縛られてくるので、自分のその後の行動によっては勝敗を決する可能性もある。

[[《S級不死 デッドゾーン》]]の登場以降は、[[ディスカード]]の[[デメリット]]をむしろ[[メリット]]に変えることができるようになった。相手の[[《パクリオ》]]から[[《S級不死 デッドゾーン》]]を守りつつ2ハンデスを繰り出す立ち回り方は、単なる[[《スケルトン・バイス》]]の[[調整版]]とは一味違う差別化戦略と言える。さらに[[《ブレイン・タッチ》]]の登場によって手札消費自体もある程度ケアできるようになった。

それでも、[[【ドロマー超次元】]]の[[光]]の色は防御を担うために加えらえているのであって、[[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《オリオティス・ジャッジ》]]を切ることは色の役割を無視する無謀な構築である。故に、[[革命ファイナル環境]]であっても【ドロマー超次元】でこれが優先されることはなく、採用されても稀に余ったところに1枚か2枚挿される程度であった。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[ハンデス]]が[[【青黒ハンデス超次元】]]を主流とするようになったため、そもそも[[色]]が合わなくなった。

-「そうした場合」ではなく、「その後」とあるため、[[手札]]が1枚もない時にこの[[呪文]]を唱えても[[ハンデス]]することは可能。

-[[捨てる]][[カード]]は相手が選ぶため、自分のターンに唱える場合は[[マッドネス]]に注意。やはりこのカードはS・トリガーで真価を発揮すると言えるだろう。相手の手札が1枚以下だと[[《ゴースト・タッチ》]]にも及ばない性能になってしまうが。

-[[ハンデス]]兼[[墓地肥やし]]として[[デッキ]]に組み込めば、相手の手札がゼロの時でも最低限の働きができるため、他のハンデス[[呪文]]より腐りにくくなる。

-[[コスト]]が[[《ミラクル・リ・ボーン》]]と綺麗に繋がるため、効果で自分の捨てた[[ハンター]]を次のターンに[[リアニメイト]]出来ると強力。少ない手内の状態で[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]で次の行動を制限したり[[《破滅の女神ジャンヌ・ダルク》]]でさらに追い打ちをかけたりと、用途は幅広い。[[《インフェルノ・サイン》]]で代用もできるが、[[殿堂入り]]してるため、狙うのは難しいか。

-[[光]]と[[闇]]の[[多色]][[呪文]]だが、[[効果]]に[[光]]を連想させるようなものはない。[[コストパフォーマンス]]を良くするために付けられたのだろうか。とは言え、ほとんど使用されない[[《デモニック・バイス》]]と比べると、この性能のまま闇[[単色]]だったとしてもコストパフォーマンスは良くも悪くもないように見えるのだが。強力な[[ハンデス]][[呪文]]は[[環境]]を荒らしやすいため、開発陣が慎重になっているのかもしれない。
--その後[[《復讐 ブラックサイコ》]]や[[《特攻汽車ジェニー》]]が登場。両者共々生きた2ハンデスを行う事ができるクリーチャーで、特に前者は場合によっては[[《スケルトン・バイス》]]を上回る圧倒的な性能を誇った。調整版である[[《ジェラシー・ベル》]]の立場はかなり厳しくなってしまったが、ブラックサイコはあっさりと殿堂入りしてしまう。やはり早期の2ハンデスとはこの位の性能が妥当という事だろうか。

-[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]で唯一の[[対抗色]][[多色]]カード。

-[[イラスト]]ではベルのような物体の中に不気味な眼が覗いており、狂気を感じさせる。

**関連カード [#v1f1aaf6]
-[[《強欲ジェラシー・シャン》]]
-[[《ハピネス・ベル》]]
-[[《デモニック・バイス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#k111a265]
-[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]
'''嫉妬の感情は凶器と化し、不協和音を奏でる。自らが壊れていることも気づかず、相手を打ちのめすのだ。'''

**収録セット [#kd6b7805]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部に
デュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Seki]]
--[[DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]

**参考 [#a24b6797]
-[[タップイン]]
-[[S・トリガー]]
-[[手札]]
-[[捨てる]]
-[[ディスカード]]
-[[ハンデス]]