#author("2020-01-19T16:07:13+09:00","","")
#author("2024-03-04T17:37:10+09:00","","")
*《シザー・アイ》 [#u0282781]

|シザー・アイ C 水文明 (4)|
|クリーチャー:ゲル・フィッシュ 3000|

[[DM-02]]で登場した[[ゲル・フィッシュ]]。見てのとおりの[[バニラ]][[クリーチャー]]。

[[水]][[文明]]は、トリッキーな[[呪文]]や[[能力]]を持つ代わりに[[パワー]]が低いという特徴をもつが、[[バニラ]]である《シザー・アイ》はその恩恵にあやかれず、結果弱みだけが残り悲惨な[[コストパフォーマンス]]になってしまった。この頃の[[闇]]や[[水]]の[[バニラ]]にはよく見られた光景である。
初期の[[水]][[文明]]は、トリッキーな[[能力]]を持つ代わりに[[パワー]]が低いといった特徴を持つが、バニラである《シザー・アイ》はその恩恵にあやかれず、弱さだけが残る悲惨な[[コストパフォーマンス]]になってしまった。[[《汚れた者スケルトンソルジャー》]]など、この頃の[[闇]]や水のバニラにはよく見られた光景である。

当然、明らかに実戦に堪えうる[[スペック]]ではないが、なぜかその弱さが愛され、固定ファンさえつく[[カード]]となってしまった。この[[カード]]を[[クロスギア]]などでガチガチに強化し殴るという、[[【シザー・愛】]]と呼ばれる[[ファンデッキ]]も存在する。
当然、明らかに実戦に堪えうる[[スペック]]ではないが、2000年代前半にインターネット上の小規模なコミュニティで《シザー・アイ》が誤変換により「シザー・愛」と表記されてしまったことを切っ掛けに、固定ファンができるほどの[[カード]]となってしまった。このカードを[[クロスギア]]などでガチガチに強化し殴るという、[[【シザー・愛】]]と呼ばれる[[ファンデッキ]]も存在する。

この[[カード]]と[[種族]]以外全く同じ[[スペック]]の[[カード]]は他にも複数あるが、なぜかこの[[カード]]のみがしばしば最弱[[カード]]の代表にあげられている。強さはともかく、結局[[バニラ]]なので実際はそこまで使いづらい[[カード]]ではない。
-[[コロコロコミック]]で[[DM-02]]のリストが公開されたとき、カード1枚1枚にテクニック型・馬力型などの役割が載せられていたが、このカードにはそれすらされていなかった。&br;その後、市販のカードリストではパワー型と分類されたが、他の使いづらいカードに何らかの使い道を見出す中、このカードには使い道が書かれていない(ただし、このカードに限ったことではない)。

もっとも、[[デュエル・マスターズ]]にはこの[[カード]]の他にも凡庸な[[スペック]]のカードは山ほどあり、曲がりなりにも[[ネタカード]]として愛されているこのカードは特異的な存在である。
-[[種族]]以外が全く同じカード([[同型再販]])は他にも複数ある中で、なぜかこのカードのみがしばしば最弱カードの代表にあげられる。その具体的な根拠は不明ではあるが、上記に挙げたような公式の扱いも一因ではないかという説もある。

それから、15年の時を経た[[DMRP-04裁>DMRP-04裁 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスタードラゴン!!〜正義ノ裁キ〜」]]にて[[《シザー・ラヴ》]]が登場。同[[種族]]、同[[コスト]]にして[[パワー]]が1000上がっているとは言えまともな使い道は無い。
-[[《ノスタルジア・フィッシュ》]]、[[《ハリセン・フィッシュ》]]など、[[完全上位互換]]も複数いる上、当然[[上位互換]]は山のようにいる。種族も[[《霊樹海嶺ガウルザガンタ》]]の[[シンパシー]]元ぐらいしか生かせない。それですらライバルは多く、まともな採用意義になるかは怪しい。採用には当然だが「愛」が必要である。

-[[ゲル・フィッシュ]]なので[[進化]]できない事もネックだった。[[《悪魔神ザビ・イプシロン》]]、[[手札進化]]、[[文明]]のみを参照する[[進化クリーチャー]]などが登場し、[[進化元]]にならないという欠点は解消されたが、コイツである必要性は全く無い。[[シナジー]]としては[[《霊樹海嶺ガウルザガンタ》]]の[[シンパシー]]元にできたりする。
-[[Kaijudo]]では[[《アンカー・キャプテン》]]の種族違いとなっている。お世辞にも強いと言える性能ではないが、日本版ほどネタにされる弱さではない。

-[[種族]]と[[パワー]]が同じ[[効果]]持ち(=[[上位互換]])は結構ある。
→[[《スプラッシュ・ゼブラフィッシュ》]][[《イリュージョン・フィッシュ》]][[《インスペクト・シード》]][[《ノスタルジア・フィッシュ》]]。[[種族]]を生かさない限り[[《アクア・ツバメガエシ》]][[《フォーチュン・ボール》]]なども上位互換となる。(種族恩恵は上の2種のほうがダントツで優秀。)
[[水]][[文明]][[バニラ]]の同[[コスト]]or同[[パワー]]と言う限定条件ですら、[[《パーロック》]]や[[《蒼狼アクア・ブレイド》]]等の方が[[スペック]]が高く[[種族]]恩恵が大きいのも困り物。
-15年の時を経た[[DMRP-04裁]]にて[[《シザー・ラヴ》]]が登場。同[[種族]]、同[[コスト]]にしてパワーが1000上がっただけの「シザー・愛」ぶりである。

-[[DM-23>DM-23 「不死鳥編 第5弾 冥龍王帰還(ジ・エンド・オブ・ユニバース)」]]では同じ[[マナコスト]]、[[パワー]]で[[S・トリガー]]を持つ[[《突然雷電ドロケイジャー》]]が登場。そちらも特に見どころのない[[スペック]]ではあるが、一応こちらの[[上位互換]]にあたる。
-[[DMEX-08]]では[[《シザー・アイGR》]]としてGRクリーチャー化。[[【バニラオーラ】]]では及第点であり、オーラを重ねまくって最強のシザー・愛を目指せたりと結構恵まれている。

-さらに[[DM-32>DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」]]にて、[[《ハリセン・フィッシュ》]]が出た。[[種族]]に強力な[[オリジン]]が加わり[[能力]]もあるが、実用に堪え得るスペックとはいえない。そうなると何の能力もないこのクリーチャーの方が潔くて良いかもしれない。
-バニラでありながら[[再録]]経験がある上、前述の[[《シザー・ラヴ》]]、[[《シザー・アイGR》]]が登場するなどそれなりに優遇されている。

-[[コロコロコミック]]で[[DM-02]]のリストが公開されたとき、[[カード]]1枚1枚にテクニック型・馬力型などの役割が載せられていたが、この[[カード]]にはそれすらされていなかった。
その後、市販の[[カード]]リストでは[[パワー]]型と分類されたが、他の使いづらい[[カード]]に何らかの使い道を見出す中、この[[カード]]には使い道が書かれていない。ただし、この[[カード]]に限ったことではない。
-「全方位カードファイル vol.2」には「決め手に欠ける1枚だが……ゲル・フィッシュの進化獣の登場を待つか!!」とある。
だが結局[[革命編]]以降は進化は文明指定が主流化し、種族指定進化自体の新規がほとんど登場せずそのままフェードアウトしていった。ゲル・フィッシュ指定の進化もいまだに登場していない。
--使い道のないその辺のバニラですら通常は「パワー型」と分類されるところ、このクリーチャーは分類なしである。
--[[DM-10]]期に発売された「全方位カードファイル MAX」でも、「ゲル・フィッシュであることがメリットにつながる日が来ればいいが…。」とある。

-[[Kaijudo]]では[[《アンカー・キャプテン》]]の[[種族]]違いとなっている。お世辞にも強いと言える性能ではないが、日本版ほどネタにされる弱さではない。
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-01]]に収録。多くのカードの性能が見直された[[デュエプレ>デュエル・マスターズ プレイス]]でも全く同じ性能であり、同レアリティで[[上位互換]]である[[《ペコタン》]]の存在もあり相変わらず不遇な扱いである一方、[[《汚れた者スケルトンソルジャー》]]などの参戦すらできなかった(ネタ)カード達も存在するため、ある種の優遇は受けている。
--[[DMPP-03]]では[[《イリュージョン・フィッシュ》]]が登場。今後[[バニラ]]サポートが出ない限りネタ以外の使い道を見出すのは難しい。
--更に[[DMPP-05]]では[[《パーロック》]]が登場。[[バニラ]]を活かすにしても前途多難である。

-[[バニラ]]でありながら[[再録]]経験がある上、前述の[[《シザー・ラヴ》]]が登場するなどそれなりに優遇されている。

-多くのカードの性能が見直された[[デュエル・マスターズ プレイス]] でも全く同じ性能で登場。文明・コスト・パワー・レアリティが等しく、[[サイバーロード]]の種族恩恵を受けることのでき、1ドローまでついている[[《ペコタン》]]の存在もあり不遇な扱いである一方、[[《汚れた者スケルトンソルジャー》]]などの参戦することすらできなかったカード達も存在するため、ある種の優遇は受けている。


**関連カード [#sf07c1b9]
-[[《シザー・ラヴ》]]
-[[《シザー・アイGR》]]

**[[相互互換]] [#nc83c519]
|''《シザー・アイ》''|[[ゲル・フィッシュ]]|
|[[《アクア・スチューデント》]]|[[リキッド・ピープル]]/[[ハンター]]|

//**[[上位種]]・[[下位種]]
//|''《シザー・アイ》''|コスト4|パワー3000|
//|[[《シザー・ラヴ》]]|コスト4|パワー4000|
**[[フレーバーテキスト]] [#pd9f2175]
-[[DM-02]]、[[DM-18>DM-18 「ベスト・チャレンジャー」]]、[[DMS-05>DMS-05 「ベスト・チャレンジャースターターセット」]]&br;'''[[火]]の領域の海岸線は、上陸した[[水]]の軍勢で真っ青に染まった。'''
-[[DM-02]]、[[DM-18]]、[[DMS-05]]、[[DMPP-01]]
'''[[火]]の領域の海岸線は、上陸した[[水]]の軍勢で真っ青に染まった。'''

**収録セット [#z97fca7b]
***[[デュエル・マスターズ]] [#r2336502]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Seki]]
--[[DM-02 第2弾「進化獣降臨」>DM-02]]
--[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」]]
--[[DMS-05 「ベスト・チャレンジャースターターセット」]]
--[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」>DM-18]]
--[[DMS-05 「ベスト・チャレンジャースターターセット」>DMS-05]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#wf5f4307]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Syuichi Obata]]
--[[DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]]
-illus.[[Seki]]
--[[DMPP-01 「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]]

**参考 [#gd053a10]
-[[ゲル・フィッシュ]]
-[[バニラ]]

-[[ネタカード]]

-[[【シザー・愛】]]

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