#author("2020-01-19T13:54:21+09:00","","")
#author("2024-03-28T19:38:08+09:00","","")
*《サイバー・&ruby(エヌ){N};・ワールド》 [#t4b08754]

|サイバー・N・ワールド SR 水文明 (6)|
|クリーチャー:サイバー・コマンド 6000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、各プレイヤーは自身の手札と墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、それぞれ5枚カードを引く。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身の手札と墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、それぞれ5枚カードを引く。|

[[DMR-01>DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」]]で登場した[[サイバー・コマンド]]。強力な[[墓地]]と[[手札]]の[[リセット]][[能力]]を持つ。
[[DMR-01]]で登場した[[水]]の[[サイバー・コマンド]]。

強力な[[墓地]]と[[手札]]の[[リセット]][[能力]]を持つ。
[[水]][[文明]]らしいトリッキーな[[能力]]で、[[手札]]の枚数と[[墓地]]を初期状態に戻してしまう。単純な[[ドローソース]]として考えるとお互いに5枚の[[カード]]を引いているため[[アドバンテージ]]差を広げにくく使いにくい。
しかしこの[[カード]]は『相手の[[手札]]が減りにくい[[デッキ]]』とは非常に相性が良い。
相手の[[カード]]の使用を妨げる[[ランデス]]系[[デッキ]]や、[[シールド]][[ブレイク]]によって相手に[[手札]]を与えやすい[[ビートダウン]]系の[[デッキ]]は、性質上自身の[[手札]]が減りやすいこともあって好相性。

また、[[墓地]]と[[手札]]の枚数差を帳消しにできるため、[[マナ加速]]や[[バトルゾーン]]への展開力に優れた[[デッキ]]に入れると間接的に多大な[[アドバンテージ]]を稼いでくれることだろう。

これ一枚で[[手札補充]]、[[手札交換]]、[[墓地回収]]、[[山札]][[シャッフル]]、[[墓地利用]]阻止、[[ライブラリアウト]]防止、[[手札]]を5枚以上溜めている相手には擬似[[ハンデス]]などさまざまな利用ができ、極めて[[汎用性]]が高い。

また、[[墓地肥やし]]を多用する[[デッキ]]や[[ライブラリアウト]]を狙う[[デッキ]]に対しては強力な[[メタ]][[カード]]として作用する。周りで流行っているようなら一考の余地ありか。

ただし、相手にも[[ドロー]]させることには変わりなく、返しに[[《ロスト・ソウル》]]を撃ちこまれて致命傷となることもありうる。総じて、[[デッキビルディング]]と[[プレイング]]が問われる[[カード]]である。

-[[能力]]は[[強制]]。そのため[[《リアルとデスの大逆転》]]や[[《父なる大地》]]などで相手に[[能力]]を利用されてしまう事もしばしばある。

**環境において [#g5bd6d44]
登場早々本体及び周辺パーツの殿堂で弱体化していた[[【エンペラー・キリコ】]]を復活させた。[[手札補充]]、[[墓地回収]]、そしてキリコの[[進化元]]にできることなど相性抜群だった。

また後に登場した[[《ボルバルザーク・エクス》]]とのシナジーも非常に強力であり、その組み合わせは[[【Nエクス】]]として実績を残した。

エピソード1環境で活躍したこのカードであったが、2012年8月11日に[[【Nエクス】]]の核であった[[《ボルバルザーク・エクス》]]が殿堂入り。

2[[コスト]]の[[手札]]からの[[マナブースト]]持ちクリーチャーで2→4と繋ぎ、[[《フェアリー・ギフト》]]で3ターン目に早出しする動きは登場以降[[中速ビートダウン]]を中心によく見られた。3ターン目に3打点が並ぶ上に5枚の手札が手に入ることは当時の[[中速ビートダウン]]にとってはとても大きな利益であった。

これほど大量に[[墓地回収]]と[[手札補充]]と[[山札回復]]を同時に達成できるカードは少ないため、かつては[[水]]文明が入り6[[マナ]]以上溜まるデッキであれば、[[ビートダウン]]、[[コントロール]]、[[ループ]]といったように、ありとあらゆるデッキに採用を検討できる程、[[カードパワー]]と[[汎用性]]に優れたカードであった。

[[革命編]]にはたまに見かける[[【ラララオプティマス】]]が[[【黒単ヘルボロフ】]]対策になるドローソースとして使われ、[[【パクリオループ】]]型の[[【イメンループ】]]や[[【天門ループ】]]でフィニッシュ機構に使われることはあった。

しかし[[革命ファイナル環境]]以降では[[侵略]]や[[革命チェンジ]]が勢いを増したため、相手にも手札を与えるこのカードは環境に合致しなくなった。環境の高速化によって採用機会が激減した。

それでも、[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【青緑コントロール】]]の確立や[[【ジャバランガループ】]]の台頭などによって再び[[ドローソース]]や墓地対策として少しは再評価された。

**他のカード・デッキとの相性 [#dd2ee5e5]
-しばしば[[山札回復]]の代名詞として扱われるが、[[《黒神龍ザルバ》]]同様に強制[[ドロー]]には変わりないため、「山札+手札+墓地」の総枚数を徐々に減らせる組み合わせであれば逆に[[ライブラリアウト]][[カード]]として機能する。相方は[[《パクリオ》]]が一般的。(>[[【パクリオループ】]]、[[【トワイライトΣ】]])

-性質上、この[[カード]]を主軸とした[[デッキ]]同士の[[ミラーマッチ]]は苦手な部類に入る。下手なタイミングで[[召喚]]すると、相手に0[[マナ]]で[[手札補充]]させてしまう事になるためである。[[マナブースト]]や[[コスト踏み倒し]]を駆使し、自分が[[アドバンテージ]]を得やすいタイミングでの使用を心がけたい。

-[[バトルゾーン]]に自分の[[《ギガブランド》]]があれば引いた5枚の[[カード]]を一気に叩き落とすことができる。逆に[[バトルゾーン]]に相手の[[《ギガブランド》]]がいる状態でこの[[カード]]を出すと、一気に自分の首を絞めることになる。また、[[《強奪者 テラフォーム》]]と組み合わせると、自分は5枚[[ドロー]]した上に5枚もの大量[[マナブースト]]ができる。

-[[墓地肥やし]]戦術の妨害として考えると[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]、[[《起源神エレクトロン》]]、[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]が天敵となる。[[能力]]が発動しても[[墓地]]に5枚[[カード]]を置かれてしまう。逆に言えば自分が上記のいずれかのクリーチャーを[[召喚]]しておく事で、この[[カード]]と[[墓地肥やし]]を併用する事も出来る。

-本体及び周辺パーツの殿堂で弱体化していた[[【エンペラー・キリコ】]]を復活させた[[カード]]のひとつ。[[手札補充]]、[[墓地回収]]、そしてキリコの[[進化元]]にできることなど相性抜群だった。また、[[《ボルバルザーク・エクス》]]とも好相性である。→[[【Nエクス】]]。

-[[【黒単ヘルボロフ】]]の墓地リソースを枯渇させる手段としても優秀であった。しかし[[革命ファイナル環境]]では[[侵略]]や[[革命チェンジ]]が勢いを増したため、相手にも手札を与えるこのカードは環境に合致しなくなった。ただ、[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【青緑コントロール】]]の確立や[[【ジャバランガループ】]]の台頭などによって再び[[ドローソース]]や墓地対策として少しは再評価された。

-[[山札]]に干渉する豪快な[[能力]]である点が、[[《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》]]や[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]に似ている。それらと[[カード名]]を合わせているのかもしれない。恐らくこの[[クリーチャー]]の「N」は「New」、つまり、[[手札]]と[[墓地]]が初期化された様を「新世界」になぞらえて付けられているのであろう。後に[[DMR-09>DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」]]で、逆に[[墓地]]を増やす[[《新世界 シューマッハ》]]が登場した。

-同じ[[デッキ]]に使われていることもあるが、[[墓地]]の[[呪文]]を回収し唱える性質から[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]とは、基本的に相性が良くない。[[《目的不明の作戦》]]も同様。これらは[[デッキ]]のスペース上枠を争うこともあるカードであるため、テストプレイ等を繰り返し、[[デッキ]]構築を考えるとよいだろう。

-優秀な[[水]]の[[コマンド]]だが能力の特性上[[【アダムスキーライブラリアウト】]]にはあまり使用されていない。

-[[【ガチャンコ ガチロボ】]]における大量[[ドロー]]手段として考えると、相手に手札を与える恐れがある上に最大値も[[《口寄の化身/強欲の王国》]]に及ばない。しかしこちらには[[水]]の[[コマンド]]という長所があり、[[《禁断機関 VV-8》]]にデッキを寄せる場合はこの点が光るだろう。

-運次第ではあるが、このカードを使う6[[マナ]]前後の状態では、相手は残りの[[手札]]に[[フィニッシャー]]等を温存してある状況も多いため、強制的な[[手札交換]]によりそれらを[[山札]]の中に送り込むことで、[[闇]]の入らないデッキでも疑似的な[[ハンデス]]ができる可能性もある。とはいえお互いに5枚のカードを[[ドロー]]するため、物量的な[[アドバンテージ]]を取っているわけではないことも、忘れてはならない。
-運次第ではあるが、このカードを使う6[[マナ]]前後の状態では、相手は残りの[[手札]]に[[フィニッシャー]]等を温存してある状況も多いため、強制的な[[手札交換]]によりそれらを[[山札]]の中に送り込むことで、[[闇]]の入らないデッキでも疑似的な[[ハンデス]]ができる可能性もある。とはいえお互いに5枚のカードを[[ドロー]]するため、物量的な[[アドバンテージ]]を取っているわけではないことも忘れてはならない。

-これほど大量に[[墓地回収]]と[[手札補充]]と[[山札]]回復を同時に達成できるカードは少ないため、かつては[[水]]文明が入り6[[マナ]]以上溜まるデッキであれば、ありとあらゆるデッキに採用を検討できる程、[[カードパワー]]と[[汎用性]]に優れたカードであった。
-[[水]]の[[コマンド]]なので、[[《禁断機関 VV-8》]]と相性が良く、そちらの[[封印]]を外しつつ[[山札]]回復できる。

-デザインの原型は[[MTG>Magic:The Gathering]]の《時の逆転》だろうか。あちらは[[呪文]]であり、引く[[カード]]の枚数が7枚になっている。
**メディアでの活躍・コラボなど [#j18657cf]
-漫画『Duel Masters Rev.』では[[未来>虹矢 未来]]が黒澤世観戦で使用。相手の[[墓地]]にある[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]などを[[山札]]に戻し、[[《邪眼右神ニューオーダー》]]の[[墓地利用]]を封じた。

-「N」とあるが、もちろんゲーム「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」の登場人物とは関係ない。しかし、ポケモンカードゲームにおいてNは、「おたがいの[[手札]]を全て[[山札]]にもどし、山札を切る。その後、それぞれがカードを引く」といった具合の[[能力]]を持ち、偶然なのかこの[[クリーチャー]]と類似した処理を行う。
-アニメ『VSRF』では第41話で[[No.2]]が[[百獣 レオ]]戦で使用。[[《禁断機関 VV-8》]]を連続で出すことによる[[ライブラリアウト]]防止として採用されたものと思われ、自身も[[水]]の[[コマンド]]として[[封印]]を外せるので相性は良い。
ただし、ダイジェスト形式だったのでこのクリーチャーにCGは用意されていなかった。

-高い[[汎用性]]と[[カードパワー]]、さらに[[DASHゴールデンリスト]]入りしている大型弾の[[スーパーレア]]であったことから、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]同様、[[シングルカード]]における相場は高止まりしていた。解禁後まもなく[[DMD-14>DMD-14 「スーパーデッキOMG 逆襲のイズモと聖邪神の秘宝」]]にて[[銀枠]]で[[再録]]。対となる[[アウトレイジ]]をメインとした[[デッキ]]は[[墓地]]が重要となる戦略であったことから、対する[[オラクル]]の[[デッキ]]にはその対策としてこの[[クリーチャー]]が[[再録]]されたのではないかとも推測されている。((だが、実際には[[オラクル]]側も[[墓地肥やし]]を多用するため、基本的には相性が悪い。))
--その翌年[[DMX-19>DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]でも[[再録]]され、こちらは[[カードイラスト]]が少し派手になった上に[[Dramatic Card]]のように「[[RESET>リセット]]」の文字が描かれている。[[革命編]]以降は環境の高速化に加え[[山札回復]]カードが増えた事、相手に手札を与えるデメリットなどから次第に使われなくなり、[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]での再録も合わさって相場も大きく下がった。
-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第19話で[[ヒミコ]]が[[ボルツ]]戦で使用。
[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]との[[コンボ]]で相手の[[手札]]を1枚にする「ドSコンボ」を披露した。
その際にこのクリーチャーのCGが用意された。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が黒澤世観戦で使用。相手の[[墓地]]にある[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]などを[[山札]]に戻し、[[《邪眼右神ニューオーダー》]]の[[墓地利用]]を封じた。

-アニメ「VSRF」では[[No.2]]が[[百獣 レオ]]戦で使用。[[《禁断機関 VV-8》]]を連続で出すことによる[[ライブラリアウト]]防止として採用されたものと思われる。自身も[[水]]の[[コマンド]]として[[封印]]を外せるので相性はいい。

-「DASH TVS」では「カードを1枚引くごとにぶっかけそばを1杯食べなければならない」という特別ルールのデュエマでもえあずが使用。能力を活かして[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]を[[G・ゼロ]]で、[[《ベニジシ・スパイダー》]]を[[リベンジ・チャンス]]で出した。さらに相手にも大量のドローをさせることで、対戦相手のツッコミにも5杯ものぶっかけそばを食べさせることとなり、[[ダイレクトアタック]]を決める直前にぶっかけそばを食べきれなかったツッコミが[[ギブアップ>投了]]した。
-キッズステーションで放送された情報番組「DASH TV S(サーガ)」では「カードを1枚引くごとにぶっかけそばを1杯食べなければならない」という特別ルールのデュエマでもえあずが使用。能力を活かして[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]を[[G・ゼロ]]で、[[《ベニジシ・スパイダー》]]を[[リベンジ・チャンス]]で出した。さらに相手にも大量のドローをさせることで、対戦相手のツッコミにも5杯ものぶっかけそばを食べさせることとなり、[[ダイレクトアタック]]を決める直前にぶっかけそばを食べきれなかったツッコミが[[ギブアップ>投了]]した。
--ちなみに《サイバー・N・ワールド》を使ったもえあずは大食い競技番組である「元祖!大食い王決定戦」で第5代目女王となるほどの大食いアイドルであり、10杯以上のぶっかけそばを食べても余裕の表情を見せていた。

-スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」では、コラボガチャに登場するクリーチャーとして出演した。スキル名は「[[サイバー・ブレイン>《サイバー・ブレイン》]]」、リーダースキル名は「新世界の幕開け」。
-スマートフォンアプリゲーム『パズル&ドラゴンズでは、コラボガチャに登場するクリーチャーとして登場した。
スキル名は「[[サイバー・ブレイン>《サイバー・ブレイン》]]」、リーダースキル名は「新世界の幕開け」。
--リーダースキル名については[[《新時代の幕明け》]]に似ているが、文字が少々異なっている。

**その他 [#b757eb3a]
-[[山札]]に干渉する豪快な[[能力]]である点が、[[《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》]]や[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]に似ている。それらと[[カード名]]を合わせているのかもしれない。恐らくこの[[クリーチャー]]の「N」は「New」、つまり、[[手札]]と[[墓地]]が初期化された様を「新世界」になぞらえて付けられているのであろう。後に[[DMR-09]]で、逆に[[墓地]]を増やす[[《新世界 シューマッハ》]]が登場した。

-デザインの原型は[[MTG>Magic:The Gathering]]の[[《時の逆転》>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%99%82%E3%81%AE%E9%80%86%E8%BB%A2/Time_Reversal]]だろうか。あちらは[[呪文]]であり、そちらはゲーム開始時の手札が7枚なので引く[[カード]]の枚数も7枚になっている。

-関係性は全くないはずだが、ゲームソフト「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」の登場人物「N」はポケモンカードゲームにおいて、「おたがいの[[手札]]を全て[[山札]]にもどし、山札を切る。その後、それぞれがカードを引く」といった、この[[クリーチャー]]と類似した効果を持っている。

-公式カード検索の[[DMX-19]]版のフレーバーテキストは[[DMD-14]]版のものが誤って記載されている。

-高い[[汎用性]]と[[カードパワー]]、さらに[[DASHゴールデンリスト]]入りしている大型弾の[[スーパーレア]]であったことから、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]同様、[[シングルカード]]における相場は高止まりしていた。解禁後まもなく[[DMD-14]]にて[[銀枠]]で[[再録]]。対となる[[アウトレイジ]]をメインとした[[デッキ]]は[[墓地]]が重要となる戦略であったことから、対する[[オラクル]]の[[デッキ]]にはその対策としてこの[[クリーチャー]]が[[再録]]されたのではないかとも推測されている((だが、実際には[[オラクル]]側も[[墓地肥やし]]を多用するため、基本的には相性が悪い。))。
--その翌年[[DMX-19]]でも[[再録]]され、こちらは[[カードイラスト]]が少し派手になった上に[[Dramatic Card]]のように「[[RESET>リセット]]」の文字が描かれている。[[革命編]]以降は環境の高速化に加え[[山札回復]]カードが増えた事、それに伴って相手に手札を与える[[デメリット]]がより重く見られるようになってきたことなどから以前ほど使われなくなり、[[DMEX-01]]での再録も合わさって相場も大きく下がった。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#c3eec61e]
特に変更点なく[[DMPP-16]]で実装された。

[[《DNA・スパーク》]]や[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]と同様、デッキタイプに依存しない[[グッドスタッフ]]であり、このカードのおかげで多くのデッキの開拓が進んだ。

-『五等分の花嫁』コラボの[[プライズ]]版では水着姿の中野三玖が描かれており、ボイスも彼女が担当している。イラストでは海中に潜水している様子で、背後では《N・ワールド》がカメラ目線で佇んでいる。

***環境において [#ne4774f8]
トップメタ以外のデッキにおいても、[[《ベニジシ・スパイダー》]]と組み合わせたコンボや、『[[GRAND MASTER決定戦 2022>https://www.youtube.com/watch?v=TOPZlc1B0LQ]]』の[[《若頭 鬼流院 刃》]]デッキの[[ドローソース]]兼[[墓地利用メタ]]要員としての役割などが存在している。

-[[DMPP-16]]の時点では[[《若頭 鬼流院 刃》]]と《N・ワールド》の組み合わせは強さに反して使用率は低い、いわゆる[[地雷]]レベルだったのだが、[[DMPP-17]]では[[《ドンドン吸い込むナウ》]][[《母なる大地》]]らのデッキの潤滑油を多数獲得したことにより、名実ともにトップメタの凶悪なデッキとして君臨した。
--参考:[[大会環境(ND)の使用率分布>https://twitter.com/dmps_info/status/1616738953792749568]]。同[[BATTLE ARENA]]では準優勝に輝いている。

本来、先に手札をジャンジャン消費する[[速攻]]デッキには[[腐る]]性質だったはずだが、[[DMPP-18]]期の[[New Division]]では[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]など速攻デッキを否定する要素が多く、《サイバー・N・ワールド》の動かしやすい環境が到来した。

そして、同18期NDではTierの高いデッキが相次いでこのカードを採用(([[【メンチ斬ルゾウ】>【メンチ斬ルゾウ】 (デュエプレ)]]など[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]系グッドスタッフ、[[【ゼニス軸】>【アンノウン】 (デュエプレ)]]系、【青黒緑ザビ・ミラ】))し、その結果、後攻のメリットである初手の多さを否定することから圧倒的な先攻有利環境が到来した。
また、墓地と手札をリセットする性質から[[墓地利用]]、[[ハンデス]]のアーキタイプの環境における立ち位置が悪化。言い換えれば、それらへの強烈な抑止力として働いているとも言える。
[[コントロール]]には自分にとって良い面も悪い面もあるが、[[《エナジー・ライト》]]のような使い切りで別の効果がない[[ドローソース]]は「使っても《N・ワールド》に流されてしまえば終わり」という風潮から採用率は激減している((例外的に[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]では、初動の選択肢が[[ドロー]]くらいしかないため、手札補充以外の役割がない[[《コアクアンのおつかい》]]が複数枚採用されている。))。

対戦環境とはややベクトルの違う話だが、お互いに[[山札回復]]するため、[[デッキアウト]]によるゲームエンドも遠ざかる。
デュエル・マスターズ プレイス公式チャンネルでは、[[小笠原仁]]が《サイバー・N・ワールド》の召喚を[[「あー、ロングゲームメイカーさん」>https://youtu.be/lN_IE8HHbnc?t=1942]]とネタにした。

//-ただし、お互いの手札を5枚にして1ターンに取れる行動量を増やすことに繋がるので、ゲームエンドまで早める作用もある。何より、《サイバー・N・ワールド》自体、増やした手札を利用して一気にゲームエンドに持ち込むデッキと相性がいい。
//撮影当時はそんなことはなかったはず

ただし、明確なタイムリミットカードのなかったオールドタイプ[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]時代のあるあるネタであり、[[DMPP-16]]〜[[DMPP-17]]に存在した[[【若頭 鬼流院 刃】>【若頭 鬼流院 刃】 (デュエプレ)]]、[[DMPP-19]]以降は[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]といったカードを搭載したデッキの《N・ワールド》ならむしろゲームエンドまでを早める作用のほうが大きい。

[[DMPP-19]]になると、[[《メンデルスゾーン》]]や[[《お目覚めメイ様》(として召喚)>《眠りの森のメイ様》#dmps]]、5枚目以降・9枚目以降として使える[[《ピクシー・ライフ》]]といった具合に、非速攻であっても意図的に手札消費を荒くする方法が充実し、ブースト《N・ワールド》のプレイングに対してディスアドバンテージになりづらい立ち回りがしやすくなった。
対戦相手の《N・ワールド》を逆利用できる[[《父なる大地》]]も登場している。[[《父なる大地》]]は相手のクリーチャーが空でも引きずり出すことができるため、それを悪用すれば[[ランデス]]を兼ねることが可能。

予想に違わず《N・ワールド》の使用率は下がったが、依然として[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]対策としては優秀なカードなのは変わらないため、完全に姿を消したというわけではない。

[[DMPP-20]]では、新たに[[【アウトレイジ墓地ソース】>【アウトレイジ墓地ソース】 (デュエプレ)]]が成立し、既存の[[【青単ジャバジャック】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]も強化された。まともに戦ってはそれらの相手に《サイバー・N・ワールド》で自分の手札を補充している場合ではないが、逆に[[S・トリガー]]や[[シールド追加]]で[[ダイレクトアタック]]させない[[【トリガーミケランジェロ】>【トリガーミケランジェロ】 (デュエプレ)]]が成立した。
唱えて墓地送りになった[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]を引き直せるという役割で《N・ワールド》が重要なパーツとなっていた。

ただし、[[【トリガーミケランジェロ】>【トリガーミケランジェロ】 (デュエプレ)]]はそのコンセプトで一試合の時間が長引くという運営上の問題があり、[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]][[DP殿堂]]のきっかけとなった。

しかし、【ミケランジェロ】から得られた知見や、使う暇のある低速デッキの増加などで[[【カイザー「刃鬼」】>【カイザー「刃鬼」】 (デュエプレ)]]に舞い戻ったりと、使用率が回復したといえる。

**関連カード [#b36aeb67]
-[[《新世界 シューマッハ》]]
-[[《散舞する世界 パシフィック R》]]
-[[《スチームオクトパンク》]]
-[[《最終命令:3150-1059》]]
-[[《竜界電融 N・EXT》]]

-[[《サイバー・L・グランド》]]
-[[《ワールド・スパイラル》]]
-[[《マガン金剛 <Nワル.鬼>》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#t96b7a30]
-[[DMD-14>DMD-14 「スーパーデッキOMG 逆襲のイズモと聖邪神の秘宝」]]&br;'''[[聖邪の神>ゴッド・ノヴァ OMG]]が、[[少年>《イズモ》]]を[[超神類>《超神類 イズモ》]]へと変えた。'''
-[[DMX-19>DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]&br;'''新たな世界を創造するには、世界のリセットが必要だ。'''
-[[DMD-26>DMD-26 「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω」]]&br;'''[[サバイバー]]の襲撃は繰り返す、何度でも。'''
-[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]&br;'''切札勝舞の弟、切札勝太によって新世界が幕明ける、それがエピソード1!さぁ、ビクトリーを目指せ。'''
-[[DMD-14]]&br;'''[[聖邪の神>ゴッド・ノヴァOMG]]が、[[少年>《イズモ》]]を[[超神類>《超神類 イズモ》]]へと変えた。'''
-[[DMX-19]]、[[DMPP-16]]、[[DMPS-11]]&br;'''新たな世界を創造するには、世界のリセットが必要だ。'''
-[[DMD-26]]&br;'''[[サバイバー]]の襲撃は繰り返す、何度でも。'''
-[[DMEX-01]]&br;'''[[切札勝舞>切札 勝舞]]の弟、[[切札勝太>切札 勝太]]によって新世界が幕明ける、それが[[エピソード1]]!さぁ、[[ビクトリー]]を目指せ。'''
-[[DM23-BD6]]&br;'''破滅の未来が待つのならば、新たな未来を創り出せばいいのだ。 — [[アカシック・ゼノン>《アカシック・ゼノン》]]'''
-[[プライズ]]&br;'''恋もデュエルも公平にね ――三玖'''

**収録セット [#h78bcbf7]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#oe346672]
-illus.[[Koji nishino]]
--[[DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」]]
--[[DMD-14 「スーパーデッキOMG 逆襲のイズモと聖邪神の秘宝」]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]
--[[DMD-26 「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω」]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]](フルフレームイラスト)
--[[DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」>DMR-01]](S3/S8)
--[[DMD-14 「スーパーデッキOMG 逆襲のイズモと聖邪神の秘宝」>DMD-14]](10/13)
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]](S18/???)
--[[DMD-26 「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω」>DMD-26]](5/17)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](47/80[2011](フルフレームイラスト)
--[[DM23-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」>DM23-BD6]](12/60)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#w2b7532e]
-CV:[[ユリン千晶]]
-illus.[[Koji nishino]]
--[[DMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」>DMPP-16]]
--[[DMPS-11 「ザ・ゴッド・サンクチュアリ」>DMPS-11]]
-CV:[[伊藤美来]]
-illus.[[アートアンフ]]
--[[プライズ]]

**参考 [#v979f9b1]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[cip]]
-[[手札]]
-[[墓地]]
-[[山札]]
-[[シャッフル]]
-[[ドロー]]
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[【Nエクス】]]
-[[【Nエクス】(デュエプレ)>【Nエクス】 (デュエプレ)]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト6,サイバー・コマンド,サイバー,コマンド,パワー6000,W・ブレイカー,cip,リセット,墓地利用メタ,山札回復,ドロー,・,SR,スーパーレア,Koji nishino,クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),サイバー・コマンド (デュエプレ),サイバー (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),パワー6000 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),リセット (デュエプレ),墓地利用メタ (デュエプレ),山札回復 (デュエプレ),ドロー (デュエプレ),・ (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),PR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),Koji nishino (デュエプレ),アートアンフ (デュエプレ));