#author("2020-01-29T22:01:27+09:00","","")
#author("2020-01-29T22:03:04+09:00","","")
*《サイバー・&ruby(ケー){K};・ウォズレック/ウォズレックの&ruby(しんもん){審問};》 [#e1f5bb8f]

|サイバー・K・ウォズレック VR 水文明 (6)|
|クリーチャー:サイバー・コマンド 6000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト3以下の呪文を合計2枚まで、両プレイヤーの墓地から選ぶ。それらをコストを支払わずに唱え、その後、持ち主の山札の一番下に置く。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|ウォズレックの審問 VR 闇文明 (2)|
|呪文|
|相手の手札を見て、コスト3以下のカードを1枚選び、捨てさせる。|

[[DMRP-09]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[サイバー・コマンド]][[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]面は[[コスト]]3以下の[[呪文]]を両[[プレイヤー]]の[[墓地]]から合計2枚[[踏み倒し]]で唱える[[cip]]を持ち、[[cip]]を使い終わった後は6000[[W・ブレイカー]]の[[クリーチャー]]が残る。
[[cip]]の[[踏み倒し]]範囲は狭いので安易に[[コンボ]][[デッキ]]に使うことはしづらいが、単純に[[《ツインパクト・マップ》>《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》]]で[[手札]]を整えて[[《魂フエミドロ》>《コンダマ/魂フエミドロ》]]でこの[[カード]]に繋がる6[[マナ]]まで伸ばしてから、それらを1枚で再利用するだけでも強い。

種族も優秀であり、[[水]]の[[コマンド]]なので[[《S級宇宙 アダムスキー》]]への[[侵略]]元になる。2019年7月1日にそれまで[[ハンデス]]系統の[[デッキ]]の[[フィニッシャー]]を務めていた[[《ヴォルグ・サンダー》]]はプレミアム殿堂に指定されたため、この点は無視できない。

[[呪文]]面は[[コスト]]3以下の[[カード]]を[[ピーピングハンデス]]する。
序盤から狙って相手の2、3[[コスト]]の[[カード]]を叩き落とせるため、相手の出鼻をくじきやすい。
しかし[[コスト]]4の[[カード]]は範囲外のため、相手が[[先攻]]の場合、先に[[《フェアリー・ライフ》]]などの2[[コスト]]で[[マナブースト]]をされてしまうと、2→4の動きに対処できない。

//環境では[[《ヒラメキ・プログラム》]]や[[《蝕王の晩餐》]]から[[《光器アマテラス・セラフィナ》]]、もしくは[[《龍素記号Og アマテ・ラジアル》]]を呼び出し、無限ループに繋いで勝利する方法が開発され、現在進行形で高騰している。
//その一例として、
//+《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》をバトルゾーンに出し、cipで他の呪文1枚と[[《蝕王の晩餐》]]を唱え、《サイバー・K・ウォズレック》を生贄に[[《光器アマテラス・セラフィナ》]]を墓地からバトルゾーンへ出す。この時唱えた《蝕王の晩餐》は自分の山札の一番下へ送られる。(他の呪文はこの時はループに関係しないものとする。)
//+《光器アマテラス・セラフィナ》のcipで山札の中にある《蝕王の晩餐》と[[《ブラッディ・クロス》]]を唱え、今度は《光器アマテラス・セラフィナ》を生贄に[[《龍装医 ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》]]を墓地からバトルゾーンに出す。
//+《龍装医 ルギヌス》のcipで《サイバー・K・ウォズレック》を墓地からバトルゾーンへ。《サイバー・K・ウォズレック》のcipで墓地に用意しておいた[[《魔流毒》]]と《蝕王の晩餐》を唱え、《龍装医 ルギヌス》を破壊。(1マナで味方を破壊できる呪文なら[[《バッドドッグ・マニアクス》]]などでも可。)
//+《魔流毒》の効果でマナゾーンのカードを1枚回収する。(ここの効果はループには関わらないが。)
//+《サイバー・K・ウォズレック》を生贄に《光器アマテラス・セラフィナ》を墓地からバトルゾーンへ出す。
//+山札の中にある《蝕王の晩餐》と1マナの闇呪文を唱える。この時、墓地に《魔流毒》がなければ《龍装医 ルギヌス》を呼び出してから唱えて破壊し、《魔流毒》が常に墓地に1枚あるようにする。墓地に《魔流毒》があれば《ブラッディ・クロス》を唱える。
//+以下、2〜6までのループをあとはひたすら繰り返す。この時《ブラッディ・クロス》の効果で互いの山札は2枚ずつ削れていくが、こちらは《サイバー・K・ウォズレック》の効果で墓地の呪文を2枚山札の中に戻し、《光器アマテラス・セラフィナ》でそのうちの1枚唱えている為に、山札の減るスピードが1枚ずつ減っていく。こうしてループを続けて先に相手の山札を[[ライブラリアウト]]させて勝利する。
//・・・ようなコンボがある。

//今後もカードプールに比例して、想像を絶するコンボが決められるようになるだろう。
//面白いデッキを組みたいプレイヤーには4枚必須といえる。
//後の編集者が同様の記述を行わないためにコメントアウトは残しておきます。
**ルール [#hb79ad65]
-[[踏み倒し]]で唱えた[[呪文]]を[[山札の下]]に置く効果は[[置換効果]]であるため、[[チャージャー]]を唱えた後の処理としては、[[山札の下]]ではなく[[マナゾーン]]に置くというのが正しい。

-このカードの能力によって[[唱えた>唱える]][[呪文]]は1枚唱えるごとに[[山札の下]]に置くのではなく、2枚唱えてから山札の下に置く(2019年6月5日、6月6日正式回答)。

-[[cip]]で相手の[[墓地]]の[[呪文]]を2枚選んだ場合、どのような順序で[[山札の下]]に置くのかをどちらの[[プレイヤー]]が決めるのか書かれていない。

**環境において [#oa9b5ba7]
登場前から、[[《ヒラメキ・プログラム》]]を使いまわしてループを行う[[【ウォズレックループ】]]というデッキタイプが既に考案され、環境での活躍が大いに期待された。

発売後は案の定[[【ウォズレックループ】]]が環境入りした。その後、【ウォズレックループ】の派生デッキ、[[【ウォズレックバジュラズテラ】]]も考案され、これも環境で大活躍を見せた。【ウォズレックループ】は、早ければ3ターン目、実戦では大体4〜5ターン目にはループに入ることができてしまうため、当然公式はこれを放っておくわけもなく、【ウォズレックループ】の中核を担う[[《ヒラメキ・プログラム》]]が2019年7月1日付で[[プレミアム殿堂]]に指定され、このデッキタイプは消滅した。

新殿堂施行後には[[【ロマノフシャコガイル】]]、[[【青黒ハンデス超次元】]]、[[【青黒GRハンデス】]]で使われている。特に[[【ハンデスコントロール】]]系統では[[《黙示護聖ファル・ピエロ》]]が型落ち物と看做されるほどの[[スペック]]、[[汎用性]]を誇っている。序盤の[[ハンデス]][[呪文]]、軽量[[超次元]][[呪文]]を使い回すことは元より、序盤から中盤に遅延札として使った[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]を終盤の詰めに使えるのも大きい。[[パワー]]6000の[[W・ブレイカー]]と肉体面も悪くなく、[[《Wave ウェイブ》]]の[[GR召喚]][[能力]]との相乗効果で[[打点]]形成にも役立つ。

[[《ヒラメキ・プログラム》]]の[[プレミアム殿堂]]時にはそれをリペアする形で[[【晩餐ウォズレック】>【ウォズレックループ】]]が考案されるも、必要パーツの多さから環境入りには至っていない。

[[DMBD-09>DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」]]・[[DMBD-10>DMBD-10 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」]]発売から1ヶ月が経過した頃、[[【ハンデスデッドダムド】>【青黒緑デッドダムド】#ab038650]]において相手の[[GR召喚]][[呪文]]を利用しつつ[[侵略]]元を残せるクリーチャーとして着目された。同じ頃、[[殿堂レギュレーション]]と[[双・超マーク2ブロック構築>双・超マーク2ブロック構築環境]]の両方において単純な[[《卍 新世壊 卍》]]対策としての毛色が強くなった。

**他のカードとの関係 [#u41bc2b5]

-この[[カード]]の登場によって、3[[コスト]]以下の面が付いていない[[ツインパクト化]]前の旧[[カード]]が[[ツインパクト化]][[カード]]と明確に差別化することができるようになった。例えば、[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]は[[クリーチャー]]面が引っ掛かるが、[[《クリスタル・メモリー》]]の場合はそのような心配が無い。

-3コスト以下で唱えられる[[超次元]][[呪文]]は全4種類、3コスト以下で唱えられる[[GR召喚]]する[[呪文]]は全23種類存在し、相手の[[墓地]]にこれらの呪文があれば、このクリーチャーの[[cip]]で唱えることが可能。
そのため、''このカードをデッキに入れる際は自分のデッキに[[超次元ゾーン]]から[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート]]を出せるカードが入っていなければ[[超次元ゾーン]]をこれらの[[超次元]][[呪文]]で唱えた時バトルゾーンに出せる[[サイキック・クリーチャー]]で固めたり、''
''自分のデッキに[[GR召喚]]できるカードが入っていなくても[[超GR]]には自分が[[GR召喚]]した時に有利になれる[[GRクリーチャー]]を入れるのが好ましい。''
//3コスト以下で唱えられる[[超次元]][[呪文]]に[[《超次元サプライズ・ホール》]]、[[《超次元エクストラ・ホール》]]、[[《超次元キル・ホール》]]、[[《超次元パワード・ホール》]]が、3コスト以下で唱えられる[[GR召喚]]する[[呪文]]に[[《パラリラ・セーリング》]]、[[《アアル a.k.a. 天国》]]、[[《サーフ a.k.a. 無敵》]]、[[《イェーガー a.k.a. 噴射》]]、[[《スパイラル a.k.a. 竜巻》]] 、[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]、[[《♪正義の意志にひれ伏せ》]]、[[《超GR・チャージャー》]]、[[《ガチャガチャ・スクランブル》>《ガチャベス1/ガチャガチャ・スクランブル》]]、[[《ジョラゴン・オーバーロード》]]、[[《KAMASE-BURN!》]]、[[《TOKKO-BOON!》]]、[[《バミューダ・トライデント》]]、[[《GYORAI-CANNON!》>《ジェンネ・トーピー/GYORAI-CANNON!》]]、[[《スープリンス》]]、[[《「かっ飛び〜!!」SENKKO》]]、[[《♪ドはドッカンのド》>《FASORASI・ドッカン/♪ドはドッカンのド》]]、[[《大罪より生まれし果実》]]、[[《ハイドロー a.k.a. 飛空》]]、[[《♪シンプルな真古》]]、[[《♪高め合う領域》]]が存在し、
//相手の[[墓地]]にこれらの呪文があれば、このクリーチャーの[[cip]]で唱えることが可能。
//可読性を確保するためにコメントアウトしました。

-[[【6軸ガチロボ】]]で考えると、自身と[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]、[[《口寄の化身/強欲の王国》]]、[[《バー・キューベー/クー・ラクタロウ》]]などの[[呪文]]面が[[踏み倒し]]範囲内となっている。

**その他 [#q30242b9]
-元ネタは[[Magic:The Gathering]]のソーサリー「[[コジレックの審問/Inquisition of Kozilek>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%AF%A9%E5%95%8F/Inquisition_of_Kozilek]]」。
彼方も[[ハンデス]]であり、その[[効果]]は「[[マナ]]・[[コスト]]が3以下の土地でない[[カード]]を1枚選ぶ。その[[プレイヤー]]はその[[カード]]を[[捨てる]]」というものであり、それを[[デュエル・マスターズ]]風にアレンジしたものになっている。[[フレーバーテキスト]]もそちらのオマージュ。

-漫画ではバス運転手の[[デュエル・ウォーリア]]として登場。発展しすぎて心を失った冷たい[[水]][[文明]]から逃げ出し、地球で安全に暮らすことを選んでいる。
-アニメ「デュエル・マスターズ!!」4話では[[デュエル・ウォーリア]]・[[ルブブ]]として登場。詳細はあちらを参照。

**[[サイクル]] [#vb61fa03]
[[DMRP-09]]で収録された[[ベリーレア]]の[[多色]][[ツインパクト]][[サイクル]]。
-[[《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》]]
-''《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》''
-[[《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》]]
-[[《暴走 グロール/カルド・コバーン》]]
-[[《マナの長老 ジョウモン爺/枯れ葉マナ隠し》]]

//**関連カード [#i33c71e6]
//-[[《》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#f72afe19]
-[[DMRP-09]]&br;'''誰でもそれを止めるためなら、一番の秘密すら差し出すことだろう。'''


**収録セット [#vb7c1929]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[otumami]]
--[[DMRP-09 「超天篇 第1弾 新世界ガチ誕! 超GRとオレガ・オーラ!!」]]
--[[DMRP-09 「超天篇 第1弾 新世界ガチ誕! 超GRとオレガ・オーラ!!」>DMRP-09]]

**参考 [#m75669f7]
-[[ツインパクト]]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[呪文]]
-[[墓地]]
-[[唱える]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[手札]]
-[[見る]]
-[[ハンデス]]
-[[ルブブ]]
-[[【ウォズレックループ】]]
-[[【ヒラメキシャコガイル】]]
-[[【ウォズレックバジュラズテラ】]]

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公式Q&A
>Q.''《サイバー・K・ウォズレック》''の能力で、自分の墓地から呪文を2枚選んで使うことはできますか?
A.はい、できます。両プレイヤーの墓地から、コスト3以下である呪文を合計2枚まで選ぶことができるので、各プレイヤーの墓地から1枚ずつでも、片方のプレイヤーの墓地から2枚でも、1枚だけでも選ぶことができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31934]]

>Q.''《サイバー・K・ウォズレック》''の能力でチャージャーを持つ呪文を唱えた場合どうなりますか?
A.持ち主のマナゾーンに置かれ、山札の下に置かれません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31935]]

>Q.バトルゾーンに種族ナイトのクリーチャーがいます。''《サイバー・K・ウォズレック》''を出して、墓地の[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]と[[《蝕王の晩餐》]]を選びました。[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]を唱え、コスト5のGRクリーチャーを召喚し、手札の[[《蝕王の晩餐》]]を唱え、''《サイバー・K・ウォズレック》''を破壊して、墓地から[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]を出して、''《サイバー・K・ウォズレック》''で選んでおいた[[《蝕王の晩餐》]]を唱え、コスト5のGRクリーチャーを破壊して墓地から''《サイバー・K・ウォズレック》''を出し、[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]の能力で、山札の下に置いた[[《蝕王の晩餐》]]をコスト無しで唱えることができますか?
A.はい、唱える事ができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32459]]

>Q.[[《卍 新世壊 卍》]]が出ていて、''《サイバー・K・ウォズレック》''の能力で、自分の墓地の魔導具呪文を唱えると[[《卍 新世壊 卍》]]の下に置けますか?
A.はい。''《サイバー・K・ウォズレック》''の効果で墓地の呪文を唱えた場合、[[《卍 新世壊 卍》]]の下に唱えたカードを置くことができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32567]]

&tag(〇〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);