#author("2019-03-31T20:37:15+09:00","","")
*《サイバー・&ruby(ディ){D};・モンストレイション》 [#q8e5d425]
#author("2023-09-04T11:08:07+09:00","","")
*《サイバー・&ruby(ディ){D};・モンストレイション》 [#top]

|サイバー・D・モンストレイション C 水文明 (7)|
|クリーチャー:サイバー・コマンド/エイリアン 6000|
|W・ブレイカー|

[[DMR-05>DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]で登場した[[サイバー・コマンド]]/[[エイリアン]]。
[[DMR-05]]で登場した[[水]]の[[サイバー・コマンド]]/[[エイリアン]]。

見て分かる通り、酷い性能の[[準バニラ]]である。
[[W・ブレイカー]]のみを持つ[[準バニラ]]。[[エイリアン]]を持つ以外同弾の[[《サイバー・B・バック》]]の[[下位互換]]。

同[[エキスパンション]]収録の他の[[水]][[単色]]7[[コスト]][[クリーチャー]]である[[《アクア・インテリジェンス 3rd G》]]、[[《電脳提督アクア・ジーニアス》]]、[[《サイバー・B・バック》]]と比べるとこの[[カード]]がいかに酷いものであるか、おわかりいただけるだろう。
おそらく同弾で史上初の[[サイバー・コマンド]]サポート、[[《スーパーハッカー サイバー・クーン》]]が登場したため、[[重く>重い]]て[[デメリット]]のないサイバー・コマンドを急遽増やす必要があったのだろう。
[[デッキ]]内のサイバー・コマンドが少ないと《サイバー・クーン》の[[能力]]で[[ライブラリアウト]]するリスクもあるため、手軽にその比率を高められるカードの存在は嬉しい。

この[[カード]]登場時の[[コスト論]]で考えると、7[[マナ]]の[[ファッティ]]は[[パワー]]10000以上は欲しい所である。[[パワー]]が6000ならば何かしらの[[能力]]を与えられているのが普通だが、この[[クリーチャー]]にはそれすら無い。
[[《サイバー・G・ホーガン》]][[《サイバー・B・バック》]][[《サイバー・R・コンストラクション》]]などが手に入った時点でお役御免になるとはいえ、数ある[[準バニラ]]の中でもデザインレベルの救済が図られている珍しい1枚。[[デュエマ]]における[[新世界秩序>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%A7%A9%E5%BA%8F]]の先駆けと言える。

[[レアリティ]]が違うとはいえ、[[DM-01>DM-01 第1弾]]の[[《光輪の精霊シャウナ》]]や[[《混沌の獅子デスライガー》]]にすら[[パワー]]が劣っているのではどうしようもない。
**その他 [#i8c0328a]
-[[非進化]]で[[パワー]]6000以上の新規[[サイバー・コマンド]]は[[覚醒編]]を最後に登場していなかったため、[[《スーパーハッカー サイバー・クーン》]]と同じ弾で踏み倒し先を手厚くしておくというのは合点が行く。
しかし、[[DMR-01]]で[[《サイバー・N・ワールド》]]が、[[DMX-08]]で[[《サイバー・G・ホーガン》]]がそれぞれ[[再録]]しているため、封入率を度外視すれば当時から[[絶版]]パックに頼らずに強力なサイバー・コマンドを手に入れることはできた。

[[上位互換]]の[[《大河海嶺・K・アトランティス》]]の存在もあって残念ながらこの[[カード]]の実用性は絶無と言って差し支えないだろう。更に言うと[[種族]]は違えど[[《キング・オリオン》]]の[[下位互換]]である。
-基礎[[パワー]]は[[カラーパイ]]の都合上低パワーが多い[[水]][[文明]]であることを差し引いてもなお低い。[[6マナ以上優位の法則]]の恩恵を受けられていないようにも見える。
やはり[[コスト踏み倒し]]前提のカードなのだろう。

-[[《サイバー・T・クラウン》]]の[[下位互換]]だが、[[種族]]に[[エイリアン]]を持つためかろうじて[[完全下位互換]]ではない。だからどうしたという話だが。
--後に登場した[[《絆の戦士ペッパー》]]は[[サイバー・コマンド]]と[[エイリアン]]を持つが、[[ハンター]]を指定した[[《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》]]で抜かれないためかろうじて[[完全下位互換]]ではない。やはり、だからどうしたという話だが。
-[[種族]]に拘らなければ同弾だけで4枚もの[[上位互換]]が存在する([[《アクア・インテリジェンス 3rd G》]][[《電脳提督アクア・ジーニアス》]][[《サイバー・B・バック》]][[《蒼神龍アイロニー・スパイラル》]])。
種族を含めた[[完全上位互換]]は[[DMR-08]]で[[《絆の戦士ペッパー》]]が登場した。

-[[カードパワー]]の[[インフレ]]によって、この[[能力]]は5[[マナ]]でやっと通じるようになっているのだから、この[[カード]]の[[スペック]]の低さは相当なものである。[[《メテオレイジ・リザード》]]、[[《アクア・マスター》]]程ではないだろうが、[[《ハンドレッドバレル・ドラゴン》]]、[[《アドラス》]]、[[《封魔ジャックス・ピッコロ》]]などの強豪[[カード]]群と十分争えるだろう。
-[[DMR-06]]で登場した[[《サイバー・D・ゲーザ》]]は同じアルファベットを持つので、この[[クリーチャー]]の実験を元に作られたと思われる。

-[[DMR-06>DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」]]で登場した[[《サイバー・D・ゲーザ》]]は同じアルファベットを持つので、この[[クリーチャー]]の実験を元に作られたと思われる。
-[[フレーバーテキスト]]を見るに、実験材料として[[サイバーロード]]によって大量に産み出されたことがわかる。「実験材料」ということから、あえてこのような低い[[スペック]]で誕生させられたのだろうか。

-名前は「デモンストレーション(demonstration)」に語呂を合わせてあるようだ。因みに意味は推理の立証や証明、実例や確証などの他、軍事力の展示や陽動作戦の意味もある。実際のプレイに例えるなら、準バニラであるこのカードに除去札を使わせ、被害担当となってもらうといった感じであろうか。

-[[フレーバーテキスト]]を見るに、実験材料として[[サイバーロード]]によって大量に産み出されたことがわかる。「実験材料」という点に着目すればこのスペックは仕方がないようにも見える。それでも不憫なことには変わりないが。

**関連カード [#fc491b17]
-[[《サイバー・D・ゲーザ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#g164988d]
-[[DMR-05>DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]&br;'''[[リキッド・ピープル]]の召喚儀式に対抗して、[[サイバーロード]]は合体技術を革新させた。その実験材料として大量のサイバー・D・モンストレイションが産み出された。'''
-[[DMR-05]]&br;'''[[リキッド・ピープル]]の[[召喚儀式>アカデミー]]に対抗して、[[サイバーロード]]は[[合体技術>《スーパーハッカー サイバー・クーン》]]を革新させた。その実験材料として大量のサイバー・D・モンストレイションが産み出された。'''

**収録セット [#n49ab4ff]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yosuke Adachi]]
--[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]
--[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]]

**参考 [#re2ec96c]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[エイリアン]]
-[[W・ブレイカー]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト7,サイバー・コマンド,エイリアン,サイバー,コマンド,パワー6000,W・ブレイカー,準バニラ,・,終音「ん」,C,コモン,Yosuke Adachi);