#author("2022-11-29T18:26:28+09:00","","")
#author("2023-12-23T14:59:13+09:00","","")
*《コッコ・&ruby(アーム){武};・ルピア》 [#ve80a02a]

|コッコ・武・ルピア R 火文明 (3)|
|クリーチャー:アーマード・ファイアー・バード 3000|
|このクリーチャーが出た時または攻撃する時、プレイヤー1人の墓地にあるカードを好きな数選ぶ。その持ち主は選ばれたカードを好きな順序で山札の下に置く。その後、選ばれたカードの枚数以下のコストの、相手のクリーチャーを1体破壊してもよい。|
|このクリーチャーが出た時または攻撃する時、プレイヤー1人の墓地にあるカードを好きな数選ぶ。その持ち主は選ばれたカードを好きな順序で山札の下に置く。その後、選ばれたカードの枚数以下のコストの、相手のクリーチャーを1体選び、破壊してもよい。|

[[DM22-RP2]]で登場した[[火]]の[[アーマード・ファイアー・バード]]。

[[アタックトリガー]]でいずれかの[[墓地]]の[[カード]]を好きな数選んでその持ち主に[[山札の下]]に置かせつつその枚数分の[[コスト火力]]を放つ。
[[cip]]と[[アタックトリガー]]でいずれかの[[墓地]]の[[カード]]を好きな数選び、[[山札の下]]に置かせつつその枚数分の[[コスト火力]]を放つ。

1枚で[[除去]]・[[山札回復]]・[[墓地利用]]対策と多くの役割を持てるカード。
[[山札]]へ送る[[カード]]を選ぶのはこの[[クリーチャー]]の持ち主だが、[[山札の下]]に置く[[カード]]の順番は選ばれた[[カード]]の持ち主が決める。[[シャッフル]]は行わないため[[山札操作]]にも使える。

[[除去]]の条件は「選ばれたカードの枚数」であり、それらが実際に墓地を離れたかどうかは関係ない。
相手の[[バトルゾーン]]に[[《若き大長老 アプル》]]が存在するときに自分の[[墓地]]の[[カード]]を選択した場合、《アプル》の[[能力]]によってカードは墓地を離れないが、[[除去]]は問題なく行える。

また、対象プレイヤーと墓地に戻す枚数を選べるため、状況に応じて小回りを利かしつつ動ける。0枚を選んで何もしないという選択肢も取れるため、[[ライブラリアウト]]の近い相手に山札を与えて利敵行為になるということはない。環境であまり使われなかった[[《天井院さま/床弾坊》]]を上手い具合に改良したカードと言える。

効果自体も[[cip]]と[[アタックトリガー]]の双方で起動できるため、除去されない限り毎ターン能力を発動できる。相手が[[墓地利用]]デッキを使っている場合は大きなプレッシャーをかけられるだろう。
墓地利用デッキがよく使う[[除去]]手段である、[[《ハンマ=ダンマ》]]単独ではギリギリ除去できないコストなのも優秀。

[[火]][[単色]]のクリーチャーとしては貴重な、[[山札の下]][[操作>山札操作]]を出来るのも嬉しいポイントだろう。[[《一王二命三眼槍》]]の[[鬼エンド]]である程度狙ったクリーチャーを[[踏み倒し]]できる。
[[《三眼槍》>《一王二命三眼槍》]]を利用する[[【邪王門】>《百鬼の邪王門》]]系統のデッキの中では、色の都合上[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]を採用できない[[【赤黒バクロ法師】]]に向いていると言えよう。

[[《百鬼の邪王門》]]で捲れた際も、[[【我我我ブランド】]]の1コストウィニーや[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]の[[軽量級]][[リソース]]系ぐらいなら処理に困らないだろう。

対[[【絶望神サガループ】]]では、コスト3であることからむしろ[[《「敬虔なる警官」》]]に引っ掛からないという利点もある。ただし、[[《「敬虔なる警官」》]]は[[パワー]]でこのクリーチャーに勝るため、安易に[[アタックトリガー]]を使うと殴り返しで処理されてしまう。なるべく[[ギャラクシーGO]]するタイミングを与えないのが肝心。

**環境において [#fe829dd5]
登場早々[[【赤黒バクロ法師】]]に採用された。

[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]においては色の合う単体性能の高い[[墓地リセット]]として投入される場合がある。

2023/03/04に開催された[[最強位決定戦>https://dm.takaratomy.co.jp/event/saikyoiketteisen/]]では、[[オリジナル]]部門優勝デッキの[[【我我我ブランド】]]にて、火単色の[[墓地利用メタ]]という特徴を買われ4枚採用されていた。
コスト3と、速攻デッキとしたら微妙に重いカードを採用された理由は、今環境が[[【絶望神サガループ】]]の隆盛が予想されていたからであろう。《武・ルピア》単体では先攻3ターン目のループ開始を咎められないため、[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]も4枚採用されていた。

以降[[【我我我ブランド】]]や[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]の殆どの型に使われるようになった。

[[DM22-BD2]]・[[DM22-BD3]]期にはこれを1枚入れた[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]がオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞している。低コストカードをガチンコ・ジャッジで捲ることが致命的となるそちらのデッキに入る辺り、如何に[[【絶望神サガループ】]]が環境で戦う上での懸念となるかが窺えよう。

ただし[[DM23-RP1]]時点では[[【絶望神サガループ】]]対面以外における貢献度、要するに[[汎用性]]の問題から[[《U・S・A・BRELLA》]]の方が優先されることも多い。

[[DM23-RP2]]期では、継戦力を重視する[[【赤黒バイク】]]や[[【赤黒テレスコ=テレス】]]が主な居場所。ある程度の需要が戻ったと言える。[[【白赤アーマード・サムライ】]]が発祥すると、自由枠に入れられるケースも見られるように。
**その他 [#nf3aa1a1]
-[[除去]]の前に[[山札送り]]を行うため、相手クリーチャーを選ぶ段階で何枚山札の下に置いたか忘れてしまうことがある。
[[山札回復]]のついでに[[除去]]を行う際は特に怪しくなる。間違いが多いならしっかりと数える癖を付けよう。

-自分・相手を問わず好きな枚数のカードを山札に戻せる[[墓地利用メタ]]は[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]の呪文側以来2枚目。

-「プレイヤー1人」はかなり珍しい表記。他カードでは「プレイヤー''を''1人選ぶ」や「いずれかのプレイヤー」と表されている。
多人数戦であるデュエパーティーを考慮したテキストなのだろう。
--あるいは、[[《お清めシャラップ》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]のテキストで、[[自分の墓地と相手の墓地の2つのゾーンから好きな数を選んでもよいのかという部分が読み取りづらかった>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33275/]]という問題を解消させたかったのかもしれない。

-「墓地のカードを山札に戻す」能力はおそらく同弾収録の[[《邪龍 ジャブラッド》]]の墓地のカードを4枚デッキに戻して発動する破壊置換能力をメタる物だと思われる。

**関連カード [#da26a06d]
-[[《偽りの名 スネーク》]]
-[[《コッコ・ルピア》]]
-[[《武打!rAsh&ルピア》]]

-[[《天井院さま/床弾坊》]]
-[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#b425a3c0]
-[[DM22-RP2]]&br;'''[[暴竜爵>ボルシャック]]様が名乗りを上げる……それはつまり、これから本気を出すぞってことなんだッピ! ― コッコ・武・ルピア'''
-[[DM22-RP2]](19/74)&br;'''[[暴竜爵>《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]様が名乗りを上げる……それはつまり、これから本気を出すぞってことなんだッピ! ― コッコ・武・ルピア'''
-[[DM22-RP2]](14A/20)&br;'''[[ドラゴン]]の進化に追いつくべく身に着けた、[[ファイアー・バード]]の新たなる強化形……それが[[アーマード・ファイアー・バード]]だ。'''
-[[DM23-BD2]]&br;'''[[墓地対策>墓地利用メタ]]だけでなく、相手の[[対策>メタ]][[クリーチャー]]を倒せるのがこの[[カード]]の魅力。相手の[[墓地]]が足りない時は自分の墓地を使ってでも[[除去]]できるのは覚えておきましょう。'''

**収録セット [#nfc83934]
-illus.[[sarmat]]
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](19/74)
--[[DM22-RP2X 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」超刺激パック>DM22-RP2X]](19/74)
--[[DM23-BD2 「開発部セレクションデッキ 火闇邪王門」>DM23-BD2]](11/16)
-illus.[[sarmat]]''(別イラスト)''
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](14A/20)
--[[DM22-RP2X 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」超刺激パック>DM22-RP2X]](14A/20)

**参考 [#le126b34]
-[[アーマード・ファイアー・バード]]
-[[cip]]
-[[アタックトリガー]]
-[[墓地]]
-[[リセット]]
-[[山札回復]]
-[[山札操作]]
-[[コスト火力]]

-[[ルピア]]

&tag(,,,,,);
----
[[公式Q&A]]

-能力について

>Q.相手の[[《若き大長老 アプル》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分の''《コッコ・武・ルピア》''の「出た時または攻撃する時」の能力で自分の墓地のカードを2枚選び、山札の下に戻そうとして、結果的にそれらは[[《若き大長老 アプル》]]の効果で墓地にとどまりましたが、この場合でも相手のコスト2以下のクリーチャーを破壊できますか?&br;類似例:[[《封鎖の誓い 玄渦》]]
A.はい、選んだカードが墓地を離れなかったとしても、相手のコスト2以下のクリーチャーを破壊できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42924]](2023.4.10)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト3,アーマード・ファイアー・バード,アーマード,ファイアー・バード,パワー3000,cip,アタックトリガー,出た時または攻撃する時,墓地利用メタ,山札回復,火力,単体火力,コスト火力,除去,単体除去,破壊,単体破壊,・,ルピア,R,レア,sarmat,王来MAXブロック);