#author("2022-02-11T09:27:14+09:00","","")
#author("2022-02-11T18:24:11+09:00","","")
*《ケンゲキオージャ 〜&ruby(ファイナル・フレア){究極火焔};〜》 [#sc2473fa]

|ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜 VR 火文明 (25)|
|進化クリーチャー:フレイム・モンスター 23000|
|進化:バトルゾーンにある自分の、名前に《ゴウケンオー》とあるクリーチャー1体の上に置く。|
|ソウルシフト|
|Q・ブレイカー|
|相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、自分はゲームに勝利する。|

[[DM-35]]で登場した[[進化]][[フレイム・モンスター]]。

相手の[[呪文]]の[[効果]]あるいは&''バトルゾーンにある''[[クリーチャー]]の[[能力]]で[[バトルゾーン]]を離れる時、自分はゲームに[[特殊勝利]]する[[能力]]を持つ。

[[ケングレンオー]]の進化5段階目にして最終形態。
これまでにあった[[タップ能力]]は無くなったが、場を離れると[[エクストラウィン]]という強烈極まりない[[効果]]を手に入れた。
相手としては[[パワー]]23000の[[Q・ブレイカー]]というこの超巨大[[クリーチャー]]をどうにか[[除去]]したいところだが、[[スレイヤー]]で倒した場合も[[クリーチャー]]の[[効果]]に含まれるのため、この[[クリーチャー]]を[[除去]]するためには[[バトル]]で勝つ、もしくは[[《タイフーン・バズーカ》]]等の[[クロスギア]]、[[《怪魔城 ポチョムキン》]]等の[[城]]で対処するしかない。

しかし、普通に[[ブロック]]する分には問題ないため、ただの[[ファッティ]]として無視すればそれほど脅威では無くなる。
[[《無限掌》]]、[[《鬼装 オーガ・フィスト》]]、[[《イモータル・ブレード》]]あたりを使われたら悲惨だが。

後に[[封印]]という手段も生まれている。

また、ここまで[[進化]]させるために[[《光器クシナダ》]]などでサポートしてくると、この[[クリーチャー]]自身も狙われにくくなり本末転倒な状態になってしまう。
とはいえ、この[[クリーチャー]]が出ているだけで使用者が対象を選ぶタイプ以外の[[除去]]を使えないという牽制になる。

このように[[バトルゾーン]]に出てきたら厄介だが、普通に[[進化]]させようと思うと数[[ターン]]かかる。
ここに来るまでに[[除去]]することが一番の対策かつ弱点と言えるだろう。特に[[スレイヤー]]を使用する[[デッキ]]の場合はまさに、''出されたらほぼ負け確定''と言っても過言ではないため全力で阻止する事。

-[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]を名前に追加した[[《名も無き神人類》]]から直接進化することが可能である。とはいえソウルシフトを利用しても18マナ必要であるためあまり現実的ではない。[[《ケンゴウグレンオー 〜天地鳴動〜》]]を名前に追加した[[《名も無き神人類》]]から[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]に進化させてタップトリガーでこのクリーチャーに進化させれば10マナで済む。

**ルール [#b167a1f0]
その性質から「[[除去]]されれば勝てる」と単純に考えがちだが、実際には[[特殊勝利]]できるパターンとできないパターンが存在する。
非常にややこしく、[[ルール]]に対する正しい理解が必要である。特に公式や公認のイベントでの使用に際しては、しっかりとした下調べが必要だろう。

-まず、この能力は離れる時に、バトルゾーンを離れるタイミングで、離れる効果の処理に割り込んで[[状況起因処理]]によって[[特殊勝利]]を得る能力である。そのため、《ケンゲキオージャ》がバトルゾーンを離れる前にゲームに勝つことになる。
--以前は、バトルゾーンを離れた後に、[[特殊勝利]]の[[解決]]に入る[[トリガー能力]]であった。

***エクストラウィンを得られるパターン [#ac5c21ac]
-[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や、[[《百発人形マグナム》]]などの[[選ばせ除去]]でも[[エクストラウィン]]を得る。これはあくまで「相手の[[クリーチャー]]の[[能力]]」によって場を離れるからである。[[《死の宣告》]]等の呪文でも同様。

-自分の[[カード]]の[[能力]]によって相手[[クリーチャー]]に[[付与]]された「場を離れさせる」タイプの[[能力]]も「相手[[クリーチャー]]の[[能力]]」として扱う。そのため、非[[クロス]]状態の[[《イモータル・ブレード》]]があれば、相手の[[クリーチャー]]と[[バトル]]することで[[エクストラウィン]]を得る。ただし、[[相打ち]](ルール上では両者とも敗北)になったり、[[バトル]]に負けた場合は[[スレイヤー]]の[[能力]]は不発に終わるので[[エクストラウィン]]にはならない。

-正規の[[進化]]をせず、この[[カード]]に変化した[[《電磁無頼アカシック・サード》]]で[[スレイヤー]]等に特攻しても[[エクストラウィン]]は得る。ただし、[[相打ち]]したり[[バトル]]に負けた場合はやはり得られないので注意。

-この能力は、バトルゾーンを「離れる時」にトリガーする[[トリガー能力]]である。決して、離れる行為を[[特殊勝利]]に置き換えた[[置換効果]]ではない。よって、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]による置換効果による除去を受けても問題なく、[[特殊勝利]]を得ることができる。

***エクストラウィンを得られないパターン [#b2bbbb2d]
以下の通り。
-自分の[[カード]]の[[能力]]で[[バトルゾーン]]から離す
-[[呪文]]・[[クリーチャー]]以外の[[能力]]による[[除去]]
-[[バトル]]に負ける
--バトルに負けて破壊されるのはルールによるもので、クリーチャーの能力によるものではない。
--「[[すべてのバトルに勝つ]]」能力を持ったクリーチャーに負けた時も同じ。[[すべてのバトルに勝つ]]は、勝つまでが能力で、それによって破壊されるのはその能力の管轄外。
-[[パワー低下]]による[[破壊]]
---[[パワー低下]]による[[破壊]]も、それ自体はルールによる[[破壊]]([[状況起因処理]])であるため、「[[能力]]」でなければならない[[特殊勝利]]条件の範囲外である。
-[[pig]]など「バトルゾーンを離れてから」誘発する相手[[クリーチャー]]の[[能力]]による[[除去]]
--[[pig]]などはあくまで[[バトルゾーン]]を離れてから誘発するものだけが条件を回避できる。[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]等の巻き添え[[cip]][[能力]]で自身もろとも[[破壊]]したり、[[アタックトリガー]]を持つ[[クリーチャー]]が[[革命チェンジ]]でバトルゾーンを離れ、その後からアタックトリガーを処理しこのクリーチャーを除去したりしたとしても、「[[バトルゾーン]]に居た」[[クリーチャー]]の[[能力]]で[[除去]]されるので、[[エクストラウィン]]は得る。
-[[《封魔グレミー》]]、[[《疾封怒闘 キューブリック》]]などの、[[クリーチャー]]による「[[バトルゾーン]]を介さずに誘発する」[[除去]]

-[[特殊勝利]]は、離れる事が確定した段階で割り込む効果であり、離れる時に発動する[[置換効果]]より後に処理される。したがって、例えば自分の[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]がいる時に、バトルゾーンから離れる効果を受けても、《ドキンダムエリア》の[[置換効果]]による[[封印]]の処理が先に発生するため、結果的に[[特殊勝利]]は得られない。

**その他 [#w43d6e47]
-[[ソウルシフト]]ゆえ事実上の[[コスト]]は8で済むが、あくまで[[カード]]に書かれた[[コスト]]は25である。そのため[[《鬼装 オーガ・フィスト》]]を[[クロス]]すると[[パワー]]が+25000される。また、[[マナゾーン]]の[[カード]]が8枚の時に[[《母なる紋章》]]や[[《母なる星域》]]で呼び出すことはできない。そもそも、25[[マナ]]をまともに[[チャージ]]すること自体が不可能に近いため、既存の「母なる〜」[[呪文]]で場に出すこと自体が不可能だと思って差し支えない。

-[[《鬼装 オーガ・フィスト》]]を[[クロス]]されると[[パワー]]48000でほぼ[[ブロックされない]][[Q・ブレイカー]]という文字通り鬼のような性能になってしまう。ここまで来ると正攻法の[[バトル]]で[[破壊]]するのはほぼ不可能。

-[[《父なる大地》]]で相手の[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]などを[[強制]]的に呼び出し、《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》を[[破壊]]して[[エクストラウィン]]という[[コンボ]]もある。

-[[《メタルコックのタイマー》]]や[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]などを駆使すると、正規の手順でこの[[クリーチャー]]が出るのは理論上、最速で何と4[[ターン]]目である。以下がその流れ。&br;2[[ターン]]目に[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]を使用して[[《ケングレンオー 〜出発〜》]]を[[召喚]]して[[進化]]。&br;3[[ターン]]目に[[《メタルコックのタイマー》]]を出し、[[《ワンケングレンオー 〜月下咆哮〜》]]を[[《ケンゴウグレンオー 〜天地鳴動〜》]]に[[進化]]。&br;4[[ターン]]目に[[《ケンゴウグレンオー 〜天地鳴動〜》]]を[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]へ[[進化]]させ、[[《メタルコックのタイマー》]]の[[タップ能力]]で[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]を[[アンタップ]]し、[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]を[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]へと[[進化]]。&br;と、最速で4[[ターン]]目に出る。さらに言えば、3[[ターン]]目の[[《メタルコックのタイマー》]]の前に、[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]を使用し[[《メタルコックのタイマー》]]を[[スピードアタッカー]]にすれば、4[[ターン]]目に《ケンゲキオージャ〜究極火焔〜》になった上でさらに[[攻撃]]することが可能。

-完全にネタになってしまうが[[《電磁無頼アカシック・サード》]]を用いて条件次第で3ターンで場に出すことも可能。(→[[【アカシック・サード】]])

-長い間[[マナコスト]]が[[《勝利皇帝 Guy-R》]]と並び、[[メインデッキ]]に入れられる[[カード]]としては最高の[[コスト]]を持つものであった。[[サイキックコスト]]を含めれば[[コスト]]50の[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]が全[[カード]]中最高の[[コスト]]を持ち、[[カード]]1枚で見ると、コスト99の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]がトップであった。しかし、後に登場した無限大という圧倒的な[[コスト]]を持つ[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》>《チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]にその座を譲った。しかし、依然として最大級のコストであることには変わりないので、[[ガチンコ・ジャッジ]]などと組み合わせて[[コスト]]の高さを活かす手もあるだろう

-以前は[[進化元]]ごと揃えようとすると複数の弾に跨って買わなくてはならなかったが、[[DMC-64]]で[[ケングレンオー]]シリーズ7体が全て[[再録]]されて集めやすくなった。なお、そちらでは、この[[カード]]に[[A (アッシュ)]]のイラストが載せられている。

**関連カード [#k16e5a42]
|BGCOLOR(white):|c
|[[《ケングレンオー 〜出発〜》]]&br;[[《ケングレンオー 〜水遊び〜》]]|
|[[《ワンケングレンオー 〜月下咆哮〜》]]&br;[[《ワンケングレンオー 〜全速前進〜》]]&br;[[《ワンケングレンオー 〜弧月躍動〜》]]|
|[[《ケンゴウグレンオー 〜天地鳴動〜》]]&br;[[《ケンゴウグレンオー 〜蒼天飛翔〜》]]|
|[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]|
|[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]&br;[[《ゴウケンオー 〜秘剣轟誕〜》]]|
|BGCOLOR(mistyrose):''《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》''|

**収録セット [#kf704ea7]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[HIRO”WO”NORI]]
--[[DM-35 「神化編 第4弾 超極竜VS六体神(ネバーエンディング・サーガ)」>DM-35]](4/55)
--[[DMC-64 「コロコロ・レジェンド・7 ムービー・ダイナマイト」>DMC-64]](13/42)

**参考 [#r0299713]
-[[フレイム・モンスター]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[カード名]]
-[[ソウルシフト]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[呪文]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[能力]]
-[[離れる]]
-[[エクストラウィン]]
-[[ケングレンオー]]
-[[【ケングレンオー】]]
-[[【アカシック・オージャ】>【アカシック・サード】#link]]
----
公式Q&A
>Q.自分のバトルゾーンにある封印から''《ケンゲキオージャ ~究極火焔~》''が墓地に置かれた際、自分はゲームに勝利することが出来ますか?
A.いいえ、出来ません。バトルゾーンでクリーチャーとして存在していなければ能力は発動出来ません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33286]]

>Q.自分の''《ケンゲキオージャ ~究極火焔~》''の「離れる時」の能力は、相手の[[《*/弐幻ニャミバウン/*》]]の「付けた時」の能力で選ばれても発動しますか?
A.いいえ、オーラの能力は「相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力」ではありません。
[[《*/弐幻ニャミバウン/*》]]の「付けた時」の能力によって''《ケンゲキオージャ ~究極火焔~》''がバトルゾーンを離れてもゲームに勝利できません。(総合ルール 300.1)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34412]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト25,フレイム・モンスター,モンスター,パワー23000,進化,進化:《ゴウケンオー》,ソウルシフト,コスト軽減,Q・ブレイカー,離れる時,エクストラウィン,ケンゲキオージャ,・,VR,ベリーレア,HIRO”WO”NORI);