#author("2020-12-17T23:24:48+09:00","","")
#author("2024-03-25T05:08:41+09:00","","")
*《クリスタル・メモリー》 [#d318ce50]

|クリスタル・メモリー R 水文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札を見る。その中からカードを1枚選び、自分の手札に加える。その後、山札をシャッフルする。|

[[DM-01]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

[[山札]]から好きな[[カード]]を1枚[[手札]]に加えることができる。

初期の頃から様々な[[デッキ]]で使われている、初代[[サーチ]][[呪文]]。
対象に指定がないため、[[クリーチャー]]と[[呪文]]は勿論、後に登場した[[クロスギア]]や[[城]]、[[D2フィールド]]や[[オレガ・オーラ]]も問題なく[[サーチ]]可能。

[[クリーチャー]]限定の[[《ディメンジョン・ゲート》]]、[[呪文]]限定の[[《ロジック・キューブ》]]が存在するが、各[[カード]]の[[文明]]や[[特性]]を理解した上で使用したい。
この[[カード]]は上記の2枚と異なり、[[サーチ]]した[[カード]]を相手に見せなくてよい。
探す[[カード]]の内容が問われないためか、必ず1枚選ぶ必要がある。[[山札]]が少ないときは注意。
他の多くの[[サーチ]][[カード]]と異なり、[[手札]]に加える[[カード]]を相手に見せなくてよいという利点もある。

[[手札]]の量より質が重視される[[デッキ]]や、1枚差しが多い[[ハイランダー]]気味の[[デッキ]]でよく使われる。[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]で[[唱える]][[呪文]]としても優秀。
[[手札]]の量より質が重視される[[デッキ]]や、1枚差しが多い[[ハイランダー]]気味の[[デッキ]]でよく使われる。
この[[カード]]を入れておくだけで[[殿堂入り]][[カード]]が[[サーチ]]しやすくなる。

[[《エナジー・ライト》]]などと違って[[手札]]の枚数は増えないため、相性のいい[[デッキ]]に投入したい。

ほぼ[[上位互換]]として、[[DMRP-08]]で[[ツインパクト化]]した[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]が存在する。
[[上位互換]]として、[[DMRP-08]]で[[ツインパクト化]]した[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]が存在する。
基本的には[[クリーチャー]]としても使えるそちらの方が有利ではあるが、[[デッキ]]によっては単なる[[呪文]]であるこちらが優先されることも考えられるため、完全にお役御免という訳ではない。

**ルール [#sfd5a72e]
-[[ルール]]変更により[[非公開ゾーン]]の[[カード]]を扱う[[効果]]は[[テキスト]]上[[強制]]であっても実質[[任意]]として扱えるようになったが、例外的にこの[[カード]]は[[山札]]の中の「[[カード]]」を扱う都合上、[[山札]]を見るだけで手札に加えないことはできない。探す[[カード]]の内容が問われないため、[[山札]]の中に[[カード]]があることは相手にも明白な情報であるからである。滅多にない状況ではあるが、[[山札]]が少ない時に[[強制]]的に唱えなければならない時には注意。

**環境において [#nd028da4]
[[デュエル・マスターズ]]最初期から存在するカードだが、[[《アストラル・リーフ》]][[《サイバー・ブレイン》]]が無制限であったころは[[手札]]の質の向上は軽視されていた。
[[転生編]]あたりまでは[[殿堂入り]][[カード]]がそれほど多くなく、評価は便利な[[カード]]止まりであった。
[[デュエル・マスターズ]]最初期から存在するカードだが、当初は他の[[カード]]が優先されることが多かった。
[[《アストラル・リーフ》]]や[[《サイバー・ブレイン》]]が無制限であった[[基本セット環境]]~[[闘魂編環境]]では溢れるほどの[[手札]]が手に入ったため[[手札]]の質の向上は軽視されていたのである。
[[聖拳編環境]]では[[《アクアン》]]がよく使われ始め、[[転生編]]あたりまでは[[殿堂入り]][[カード]]もそれほど多くなく、評価は便利な[[カード]]止まりであった。一応[[銀の弾丸]]が多めの型の[[【除去ボルバル】]]系統で採用されることはあった。

//ところが、[[《ヘル・スラッシュ》]]の[[殿堂入り]]以降はそれを使いたいがために積極採用され、以降そちらが[[プレミアム殿堂]]に指定されるまで[[ライブラリアウト]]系統でテンプレパーツとして使用された。
//除去コントロールならクリーチャーをサーチする必要が薄いため軽くてアクアンで落ちない《ロジック・キューブ》のほうが遥かに使いやすくテンプレではない。

評価が大きく向上したのは[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]登場以降で、あちらでこの[[カード]]を唱えれば[[《シンカイサーチャー》]]のように使える上、もともと《アマテラス》入りのデッキは軽い呪文を複数積んで[[銀の弾丸]]戦法を取られやすいため相性は抜群だった。
評価が大きく向上したのは[[戦国編]]終盤で[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]が登場した以降である。あちらでこの[[カード]]を唱えれば[[《シンカイサーチャー》]]のように使える上、元々《アマテラス》入りのデッキは軽い呪文を複数積んで[[銀の弾丸]]戦法を取られやすいため相性は抜群だった。
また、[[ハイランダー]]構築に向かった[[【ボルメテウスコントロール】]]でも採用された。

[[エピソード1]]では[[《ドンドン吸い込むナウ》]]が登場。やはり盤面に触れられる点は大きく、採用枠をあちらに譲るデッキも少なくはなかった。
[[エピソード1]]では[[《ドンドン吸い込むナウ》]]が登場。[[文明]]の縛りはあるが盤面に触れられる点は大きく、採用枠をあちらに譲るデッキも少なくはなかった。

[[エピソード2]]で[[【ターボゼニス】]]が台頭すると採用される機会も増した。
以降も、[[【天門ループ】]]や[[【ラララオプティマス】]]のような特定パーツを集める必要のある[[ループ]]系デッキには積極採用された。

[[双極篇]]では[[ツインパクト化]]した[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]が登場したため、汎用性の点で大きく勝るそちらに万能[[サーチ]]の座を譲ることとなった。

[[ツインパクト]]版登場後、[[超天篇環境]]で使われる[[【ウォズレックバジュラズテラ】]]に、[[クリーチャー]]面が邪魔にならないという理由で投入された。
しかし、役割が完全に失われたわけではない。[[ツインパクト]]版登場後、[[超天篇環境]]で使われる[[【ウォズレックバジュラズテラ】]]に、[[クリーチャー]]面が邪魔にならないという理由で投入された。

[[DMRP-15]]期には[[シールド]]の中身を確認しつつピンポイントで必要パーツを1枚[[山札]]から[[回収]]するための札として[[【ライベルモットループ】]]に投入されるようになった。メジャーな[[《サイバー・I・チョイス》]]型では一切攻撃する必要がない都合上、[[ツインパクト]]版を採用してもクリーチャー面は使わないに等しいため、オリジナル版のこちらで事足りるのである。
[[DMRP-15]]期には[[シールド]]の中身を確認しつつピンポイントで必要パーツを1枚[[山札]]から[[回収]]するための札として[[【ライベルモットループ】]]に投入されるようになった。メジャーな[[《サイバー・I・チョイス》]]型では一切攻撃する必要がない都合上、[[ツインパクト]]版を採用してもクリーチャー面は使わないに等しいため、むしろ[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]などに引っかからないこちらの方が優秀である。

[[【青赤マジック】]]が登場すると、[[山札圧縮]]として[[1枚積み]]されるケースが中には見られるように。
**その他 [#wa7f6c96]
-他の[[カード]]との組み合わせでは[[防御札]]としても使える。[[S・トリガー]]で出た場合、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《威牙の幻ハンゾウ》]]や[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]などの[[シノビ]]を[[サーチ]]し、[[ニンジャ・ストライク]]で[[ダイレクトアタック]]を防ぐという使い方もある。

-[[S・トリガー]]で出た場合、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《威牙の幻ハンゾウ》]]や[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]などの[[シノビ]]を[[サーチ]]し、[[ニンジャ・ストライク]]で[[ダイレクトアタック]]を防ぐという使い方もある。

-この[[カード]]の[[効果]]を内蔵した[[クリーチャー]]として[[《ルナ・ブライトホーク》]]と[[《シンカイサーチャー》]]が存在する。[[クリーチャー]]のため[[バトルゾーン]]に残るのは利点だが、本家に比べると[[コスト]]が大幅に増える。[[デッキ]]の性質で選ぶと良いだろう。

-この[[カード]]そのものを内蔵した[[ツインパクト]]として[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]が存在する。あちらにしかない利点として、
・[[場>バトルゾーン]]に残ることができれば延々と[[スマッシュ・バースト]]で唱え続けられる点
・[[ウィニー]]としての最低限の働きが期待できる点
・[[《賢者の紋章》]]などの条件を満たしやすい点
が挙げられ、事実上の[[完全上位互換]]とみなされることもある。&br;ただしあちらは[[クリーチャー]][[特性]]を持つため、[[【悠久弾幕】]]や[[【アカシック・サード】]]などの[[コンボデッキ]]や、[[《クイーン・アマテラス》]]などといった[[カード]]との相性では旧来の《クリスタル・メモリー》の方が勝る。&br;今後[[ツインパクト]]への痛烈な[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]が登場すれば、その[[カード]]の影響を受けないことも利点となりうる。
が挙げられ、事実上の[[完全上位互換]]とみなされることもある。&br;ただしあちらは[[クリーチャー]][[特性]]を持つため、[[【悠久弾幕】]]や[[【アカシック・サード】]]などの[[コンボデッキ]]や、[[《クイーン・アマテラス》]]などといった[[カード]]との相性では旧来の《クリスタル・メモリー》の方が勝る。&br;[[ツインパクト]]への[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]の影響を受けないことも利点となり、特にコスト3である事が災いして[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]に引っかかることを重く見るデッキにはこちらが優位である。

-[[水]]の4[[コスト]][[S・トリガー]][[サーチ]][[呪文]]としては、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]らと枠を競合することになる。「ドンドン〜」は[[バウンス]]ができるのが強力だが、[[サーチ]]能力としてはこちらの方が上であり、[[ループ]]に必要なパーツを[[手札]]に持ってきやすい。特に[[殿堂入り]]しているパーツを引き寄せやすくするのが大きく、[[《ディメンジョン・ゲート》]]らと同様に[[《奇跡の精霊ミルザム》]][[殿堂]]後の[[【天門ループ】]]成立に大きく貢献した。[[デッキカラー]]も問わないので、戦術にあった[[カード]]を選択するとよいだろう。

-[[DM-01]]に収録された[[カード]]の中では最強であるという評価もある。確かに[[カード]]指定[[サーチ]]なので新しい[[カードタイプ]]が登場しても腐りにくく、[[S・トリガー]]も付いているので[[【速攻】]]にもある程度有利である。

-[[DM-01]]での登場から、8年近い歳月を経てついに[[DMC-61]]で[[再録]]。その後もたびたび[[再録]]されるようになり、新規[[プレイヤー]]にも手に入れやすくなった。

-[[DM-01]]に収録されたものには、印刷ミスなのか[[マナコスト]]の部分に何かうっすらと写っている。

-[[ルール]]変更により[[非公開ゾーン]]の[[カード]]を扱う[[効果]]は[[テキスト]]上[[強制]]であっても[[任意]]として扱えるようになったが、例外的にこの[[カード]]は[[山札]]の中の「[[カード]]」を扱う都合上、[[山札]]を見るだけで手札に加えないことはできない。[[山札]]の中に[[カード]]があることは相手にも明白な情報であるからだ。
-漫画『デュエル・マスターズ WIN』のコロコロコミック2023年4月号掲載話では[[ウガタ]]が[[霞ヶ関 ファルゴ]]戦で使用。効果で[[《スローリー・チェーン》]]を手札に加えた。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』でも第4話で漫画版と同様に[[ウガタ]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。
ウガタはこのカードに代表される[[サーチ]]カードを核とした[[銀の弾丸]]戦術を得意としているようだ。
[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]の[[能力]]で2回唱えられ、[[《S・S・S》]]と[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]を手札に加えた。

**関連カード [#wb28aceb]
-[[《ルナ・ブライトホーク》]]
-[[《シンカイサーチャー》]]

-[[《封魔デミゴルン》]]
-[[《超神龍バタル・ネプタラス》]]
-[[《マニフェスト <リーフ.Star>》]]

-[[ツインパクト]]
--[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]

-この[[カード]]に描かれている[[クリーチャー]]
--[[《ボルシャック・ドラゴン》]]([[DMEX-01]])
--[[《悪魔神バロム》]]([[DMEX-01]])
--[[《聖霊王アルカディアス》]]([[DMEX-01]])
--[[《潜水兎 ウミラビット》]]([[DMEX-02]])
--[[《超宮兵 マノミ》]]([[DMEX-02]])


**[[フレーバーテキスト]] [#b1df8131]
-[[DMX-14]]&br;'''自由自在に選べば、攻めも守りも100点満点!'''
-[[DMD-24]]&br;'''記憶は儚く、脆いもの。だが、その積み重ねが人生となる。'''
-[[DMEX-01]]&br;'''[[切り札]]と、その使い手の思い出は、いつまでも光り輝いている。'''
-[[DMEX-02]]&br;'''たまに[[クリーチャー]]世界に現れる3人組。[[ウサギ団]]と名乗る彼らが探すのは、遺跡でも財宝でもなく……レア[[カード]]。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P42/Y15)&br;'''GPでの素晴らしき激闘に、拍手!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P45/Y15)&br;'''戦いの記憶がココに。'''


**収録セット [#r0f553ef]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Ryoya Yuki]]
--[[DM-01 第1弾>DM-01]]
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」>DMC-61]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]]
--[[DM-01 第1弾>DM-01]](22/110)
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」>DMC-61]](19/94)
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](52/54)
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]](19/37)
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[プロモーション・カード]](P42/Y15)
--[[プロモーション・カード]](P45/Y15)
-illus.[[hatapug]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](4/80)
-illus.[[Yuukoo009]]/[[otumami]]
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]]
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]](81/84)

**参考 [#q2d882ba]
-[[S・トリガー]]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[カード]]
-[[サーチ]]
-[[シャッフル]]

&tag(呪文,水文明,単色,コスト4,S・トリガー,サーチ,《クリスタル・メモリー》,・,レア,Ryoya Yuki,MATUMOTO EIGHT,hatapug,Yuukoo009,otumami);
&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト4,S・トリガー,サーチ,《クリスタル・メモリー》,・,R,レア,Ryoya Yuki,MATSUMOTO EIGHT,hatapug,Yuukoo009,otumami);