#author("2020-10-04T04:06:05+09:00","","")
#author("2023-12-19T19:04:18+09:00","","")
*《クリスタル・ツヴァイランサー》 [#uf0b1688]

|クリスタル・ツヴァイランサー SR 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:リキッド・ピープル 13000|
|進化−自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。|
|このクリーチャーはブロックされない。|
|T・ブレイカー|

[[DM-14]]で登場した[[進化]][[リキッド・ピープル]]。
[[DM-14]]で登場した大型[[進化]][[リキッド・ピープル]]。

かの[[《クリスタル・ランサー》]]が[[転生]]した[[クリーチャー]]。
オリジナルと比べると、[[能力]]はそのままで、[[コスト]]が増えた[[上位種]]。その分[[パワー]]が上がり、[[W・ブレイカー]]が[[T・ブレイカー]]になっている。非常に分かりやすい変化であり、[[水]][[文明]]には珍しい高[[パワー]]型の[[フィニッシャー]]である。

決定力は申し分ないが、その分[[コスト]]の高さが非常にネック。[[リキッド・ピープル]]の[[デッキ]]は[[ドラゴン・サーガ]]でのプッシュによって大きく躍進したが、[[《アクア・ティーチャー》]]で[[バニラ]]を並べたり、[[《超閃機 ジャバジャック》]]に[[進化]]して殴りかかるなど低[[コスト]]域でのビートダウンが中心であり、この[[カード]]とは相性が良くない。

また、[[《クリスタル・アックス》]]の登場で役どころが危うい。このような[[クリーチャー]]は1[[ターン]]早く出せるかどうかが勝敗に直結するため、やはり[[重い]]カードは敬遠されやすい。初代ランサーとは違って打撃力自体はアックスより上であり、2回殴れば[[シールド]]を全壊できるというセールスポイントは未だ顕在なので、大きさを活かしてやりたい。
また、[[《クリスタル・アックス》]]の登場で役どころが危うい。このような[[クリーチャー]]は1[[ターン]]早く出せるかどうかが勝敗に直結するため、やはり[[重い]]カードは敬遠されやすい。初代《ランサー》とは違って打撃力自体は《アックス》より上であり、2回殴れば[[シールド]]を全壊できるというセールスポイントは未だ健在なので、大きさを活かしてやりたい。

[[ビートダウン]]の[[アタッカー]]として使うのではなく、[[コントロール]]の終盤で[[《アクア・スーパーエメラル》]]などを[[進化元]]に出す方が合っているだろう。

[[マナブースト]]が必須なうえ、[[ビートダウン]]で使うにはかなり[[重い]]が、[[T・ブレイカー]]による豪快な攻めは魅力的なため、この[[カード]]のためにうまく[[デッキ]]を組んでやりたい。

-[[文明]]はまるで異なるものの、[[エピソード2]]で登場した[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]や[[《オニナグリ・ザ・レジェンド》]]は同じ[[パワー]]と[[ブレイク]]数でありながら[[マナコスト]]が6である。この[[カードパワー]]の変化は時の流れによる[[インフレ]]を感じさせる。

-同文明には同じ[[能力]]、同じ[[パワー]]の[[《超神龍ザウム・ポセイダム》]]、[[《蒼神龍ザウム・ポセイダム》]]が存在する。そちらの方が[[コスト]]は[[軽い]]が、[[進化元]]は[[重い]]。

-ツヴァイ(zwei)はドイツ語で2、ランサー(lancer)は英語で槍騎兵の意味。[[カードイラスト]]ではその名の通り槍を2つ装備しているが、[[T・ブレイカー]]なのでやや違和感がある。
-ツヴァイ(zwei)はドイツ語で2、ランサー(lancer)は英語で槍騎兵の意味。[[カードイラスト]]ではその名の通り槍を2つ装備しているが、[[T・ブレイカー]]である。

-金色になった体に巨大な槍がついているというデザインだが、[[フォイル]]加工のせいで[[カードイラスト]]が見づらいほど派手な仕様になっている。

-漫画と「デュエル・マスターズ チャージ」では[[L(ラブ)]]の切り札として登場。漫画「FE」では3年前の[[NAC]]戦で軽量光ブロッカーをすり抜けて最後の3枚のシールドをブレイクする決定打を与え、敗北まで追い詰めた。「デュエル・マスターズ チャージ」では[[黒城>黒城 凶死郎]]の最後のシールドをブレイクしたが状況としては悪あがきに近く、次のターンに[[《悪魔神ドルバロム》]]の[[cip]]で破壊された。
-漫画と「デュエル・マスターズ チャージ」では[[L (ラブ)]]の切り札として登場。漫画「FE」では3年前の[[NAC]]戦で軽量光ブロッカーをすり抜けて最後の3枚のシールドをブレイクする決定打を与え、敗北まで追い詰めた。
「デュエル・マスターズ チャージ」では[[黒城>黒城 凶死郎]]の最後のシールドをブレイクしたが状況としては悪あがきに近く、次のターンに[[《悪魔神ドルバロム》]]の[[cip]]で破壊された。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#ff7a9dc5]

|クリスタル・ツヴァイランサー SR 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:リキッド・ピープル 13000|
|進化-リキッド・ピープル|
|G・ゼロ:バトルゾーンに自分のリキッド・ピープル5体以上|
|T・ブレイカー|
|ブロックされない。|

[[DMPP-06]]で実装。
[[G・ゼロ]]が追加され、最大のネックであったコストの重さが解消された。
一方でナーフにより、1体目をバトルゾーンに出せるかが課題となる。

-召喚時は2本の槍が突き刺さる演出が入る。また、召喚時のボイスは「二本の槍、受け止められるかなぁ!」であるが、ブロックは通じないため基本的に[[シールド]]しか受け止める手段がない。
--受け止めているかどうかはさておき、[[《五元の精霊プラチナム》]]や[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]などで[[敗北回避]]中は何本の槍でも《クリスタル・ツヴァイランサー》が勝つことはできない。[[ダイレクトアタック]]成立時のCV音声は流れるので、「二撃必殺」してないのに高らかに叫ぶ。

-[[DMPP-09]]で登場した[[《ロイヤル・ドリアン》]]のフレーバーテキストは明らかにこのクリーチャーを意識したものとなっている。
実際、[[S・トリガー]]で《ドリアン》が出れば[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]ごと[[マナ送り]]にでき、簡単に状況を打破できる。

-[[DMPB-04]]で[[再録]]され、[[New Division]]に復帰することとなった。
--[[再録]]と[[ナーフ]]を両方経験したカードはいくつかあったが、ナーフ後の性能で再録されたのは初。
//調べてないけど、前者の例はなにがある? 一応ロマネスクが再録された後にAD殿堂で弱体化したのは見つけたけど。
//ゴーストタッチは「TCGと同じ性能」→ナーフ→「再録と同時にナーフ解除」ですね。

***2022年6月23日メンテナンス前のテキスト [#gf979cf5]
|クリスタル・ツヴァイランサー SR 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:リキッド・ピープル 13000|
|進化-リキッド・ピープル|
|G・ゼロ:バトルゾーンに自分のリキッド・ピープル4体以上|
|T・ブレイカー|
|ブロックされない。|

[[G・ゼロ]]が追加された。
自分の[[リキッド・ピープル]]が4体になると同時にコストを支払わずに召喚できるので、軽量・超高パワーな[[スピードアタッカー]]感覚で出していける。
コスト1の[[《アクア・ガード》]]、[[キャントリップ]]持ちの[[《アクア・ハルカス》]]なども揃っており、種族デッキ[[【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]の主力として活躍している。

リキッド・ピープルの種族デッキは[[DMPP-05]]期には一線を退いていたが、[[DMPP-06]]期に大きく形を変えて復活させた。

ただ、リキッド・ピープルはパワーが2000以下ばかりになってしまうという弱点は依然として持っており、[[除去]]される前に進化する、[[パンプアップ]]で[[除去]]の範囲から逃れる、並べるタイミングを考えるなどの工夫が必要。[[S・トリガー]]で[[《バースト・ショット》]]や[[《地獄スクラッパー》]]で一掃される恐れがあるため、このクリーチャーを出すまでは攻撃は控えた方がいいだろう。

[[《アクア・スクリュー》]]を含むリキッド・ピープルが4体以上いるとノーコストで進化しながらドローでき、次の《ツヴァイランサー》を引ければさらに出せる。《アクア・スクリュー》が複数体いれば、展開で消費した手札も回復する。一度回り出せば、かの[[《“轟轟轟”ブランド》]]すら顔負けの展開力と打点形成を誇るようになる。

-先攻・後攻どちらでも、理論上は3ターン目に出すことができる。1ターン目に[[《アクア・ガード》]]を召喚し、2〜3ターン目に3体のリキッド・ピープルを召喚すれば《ツヴァイランサー》がG・ゼロで出る(先攻の場合は手札の枚数の関係で、シールドをブレイクされてなければ、コスト3のリキッド・ピープルは使用不可)。

-後に登場した[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]は[[T・ブレイカー]]だが同名カードを複数並べることはできず、[[《味頭領ドン・グリル》]]は同名カードを複数並べられるがパワーが低く[[W・ブレイカー]]である。種族が異なるので単純比較はできないとはいえ、いかにナーフ前の《ツヴァイランサー》が強力であったかが窺える。

-公式生放送のエキシビジョンバトルでは、[[《アクア・ガード》]]を入れていない【青単ツヴァイランサー】が使われた。頭数になるコスト1を入れていない構築だったが、5ターン目には《ツヴァイランサー》1体、6ターン目に《ツヴァイランサー》が追加で3体並び、[[【牙サファイア】]]に勝利した。

***環境において [#f9beab23]
能力判明時から[[パワー]]と[[T・ブレイカー]]と[[ブロックされない]]はそのままに[[G・ゼロ]]がついているという大幅な強化を受けていたことから注目されていた。そして[[DMPP-06]]で登場後すぐに[[【青単ツヴァイランサー】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]が組まれ、トップメタの一角に立った。基本となる青単や青単タッチ白の他に、青白、青黒、青緑などが組まれた。
[[DMPP-07]]期には同じリキッド・ピープルから進化できる[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]を獲得し、[[S・トリガー]]呪文にめっぽう強くなった。
[[DMPP-08]]期には[[All Division]]での活躍から、相性のいいドローソースである[[《ストリーミング・ビジョン》]]が[[DP殿堂]]に指定された。また、この頃から[[《インビンシブル・テクノロジー》]]に《ツヴァイランサー》を採用したデッキが細々と組まれ始めた。
-[[DMPP-08]]期の第4回[[BATTLE ARENA]]開催の少し前に、[[《ストリーミング・ビジョン》]]が[[DP殿堂]]にされて弱体化したはずの《クリスタル・ツヴァイランサー》デッキだが、優勝・準優勝のどちらも《ツヴァイランサー》を採用したデッキだった。
--優勝者インタビューで、[[【青単テクノロジー】>【青単テクノロジー】 (デュエプレ)]]を使っていたプレイヤーが「予選から決勝まで(苦手な対面である)[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]とのマッチングをうまい具合に回避できた」といった趣旨の発言をしているため、間違いなく運の要素も絡んでいるのだが、それでも[[DMPP-08]]の新規カードを殲滅できるほどのカードパワーを持っていることが証明された。

[[DMPP-09]]期の初期に[[《インビンシブル・テクノロジー》]]が[[DP殿堂]]に指定され、《テクノロジー》を中心としたデッキは組めなくなった。
その後はしばらく《ツヴァイランサー》を採用したデッキの使用率は落ち着いていた。進化元のパワーが2000以下が多い中で、[[《竜極神》]]や[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]がよく使われていたのも大きかった。

[[DMPP-12]]期に[[《アクア・エボリューター》]]や[[《霊騎コルテオ》]]、[[DMPP-13]]期に[[《アクア・バースター》]]を獲得するなど、進化元や[[S・トリガー]]に相性のいいカードが登場した。

[[DMPP-14]]期には[[《アクア・メルゲ》]]と[[《アクア・ジェスタールーペ》]]を獲得した。如何に早くリキッド・ピープルを4体並べて《ツヴァイランサー》を引き込み進化するかが重要になる[[【青単ツヴァイランサー】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]にとって、この2枚は願ったり叶ったりの存在であった。既に[[New Division]]では《ツヴァイランサー》本体が使用不可となっていたが、[[All Division]]では再びトップメタの座に返り咲いた。

そして[[DMPP-14]]期の中期に《ツヴァイランサー》の[[ナーフ]]が決定した。ナーフ後も《ツヴァイランサー》を連続で出せることには変わらないが、そもそも1体目を出す手間が増えたことから大幅な弱体化を余儀なくされた。

[[DMPP-19]]期には[[《アクア少年 ジャバ・キッド》]]を獲得し、環境に復帰した。

[[DMPP-21]]期には[[《アクア・ティーチャー》]]と[[バニラ]][[リキッド・ピープル]]を獲得、再び環境のトップクラスの一つに舞い戻ってきた。

**その他 [#f73eda1a]
-TCG版にて、能力の似ている[[《ドリル変怪 <サイバー.鬼>》]]が登場した。そちらは進化することで自らが2体目以降の[[G・ゼロ]]を阻害するデザインとなっており、デュエプレ版《クリスタル・ツヴァイランサー》の時代錯誤・オーパーツなハイスペックが際立っている。

**関連カード [#of933c00]
-[[《クリスタル・ランサー》]]
-[[《超神龍ザウム・ポセイダム》]]
-[[《蒼神龍ザウム・ポセイダム》]]
-[[《賀二流忍者ザリガニンゾウ》]]
-[[《ドリル変怪 <サイバー.鬼>》]]
-[[《ツヴァイの海幻》]]
-[[《真槍電融 ソウル・ヴァイラックス》]]

-[[《味頭領ドン・グリル》]]…自分のワイルド・ベジーズ4体以上でG・ゼロの進化クリーチャー
-[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]…自分のジャイアント4体以上でG・ゼロの進化クリーチャー
-[[《聖霊王アルファリオン》]]…自分のエンジェル・コマンド5体以上でG・ゼロの進化クリーチャー
-[[《零次龍程式 トライグラマ》]]…自分のバニラ3体以上でG・ゼロの進化GV(進化元はリキッド・ピープル)

**[[フレーバーテキスト]] [#d7a9a323]
-[[DM-14]]&br;'''あれから200年。旅路の果てに、双槍は究極の鋭さを手に入れた。'''
-[[DMX-19]]&br;'''その二本の槍は、貫通の槍。名うての[[防御網>ブロッカー]]を数々打ち破り、今もその名を歴史に残す。'''
-[[DM-14]]&br;'''あれから200年。旅路の果てに、[[双槍>《クリスタル・ランサー》]]は究極の鋭さを手に入れた。'''
-[[DMX-19]]、[[DMPB-04]]&br;'''その二本の槍は、貫通の槍。名うての[[防御網>ブロッカー]]を数々打ち破り、今もその名を歴史に残す。'''
-[[DMPP-06]]&br;'''あれから200年。[[双槍>《クリスタル・ランサー》]]は究極の鋭さを手に入れた。'''


**収録セット [#zf472432]
***[[デュエル・マスターズ]] [#r7a09eca]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」>DM-14]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」>DM-14]](S3/S10)
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]](S13/???)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#p35243e8]
-CV:[[槙野旦]]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DMPP-06 第6弾「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」>DMPP-06]]
--[[DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」 >DMPP-06]]
-illus.[[otumami]]
--[[DMPB-04 「LEGEND OF PLAY'S 2024」>DMPB-04]]

**参考 [#j1f685ba]
-[[リキッド・ピープル]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[ブロックされない]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ファッティ]]
-[[【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,水文明,単色,コスト8,リキッド・ピープル,パワー13000,進化,進化-リキッド・ピープル,リキッド・ピープルサポート,ブロックされない,T・ブレイカー,・,SR,スーパーレア,Norikatsu Miyoshi);
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