#author("2020-01-19T15:24:56+09:00","","")
#author("2024-02-22T15:52:22+09:00","","")
*《ギガボルバ》 [#ldbaae12]

|ギガボルバ UC 闇文明 (4)|
|クリーチャー:キマイラ 3000|
|このクリーチャーがバトルゾーンにある間、誰も光のカードの「S・トリガー」を使えない。|

[[DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲」>DM-04]]で登場した[[キマイラ]]。
[[DM-04]]で登場した[[キマイラ]]。

[[光]]の[[S・トリガー]]を封じる[[常在型能力]]を持つ。
[[コスト]]4で[[パワー]]3000と、当時の基準の[[バニラ]]相当の[[パワー]]を備えているのも魅力的である。

[[ロック]]の対象は[[光]][[文明]]のみと狭いのだが、各種[[スパーク]]をはじめとして、[[単色]]が苦手とする[[《調和と繁栄の罠》]]や[[全体除去]]の[[《アポカリプス・デイ》]]等、封じることの出来る[[S・トリガー]]は意外と多い。
どれも大量の[[クリーチャー]]による一斉[[攻撃]]を止めることが出来る[[トリガー]]であるため、[[クリーチャー]]を並べてから一気にとどめを刺す際の補助としては非常に優秀と言える。
[[ロック]]の対象は[[光]][[文明]]のみと限定的だが、各種[[スパーク]]をはじめとして、[[単色]]が苦手とする[[《調和と繁栄の罠》]]や[[全体除去]]の[[《アポカリプス・デイ》]]等、封じることに旨みのある[[S・トリガー]]は意外と多い。[[クリーチャー]]を並べてから一気にとどめを刺す際の補助としては非常に優秀と言える。
また、[[S・トリガー獣]]が初登場したのが[[DM-04]]であり、それを見越してか「光の''カード''」という文言となっており、基本的な[[S・トリガー]]防御札となる[[呪文]]はもちろん、それ以外のあらゆるカードタイプでも封じることができる。
[[《クイック・ディフェンス》]]や[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]や[[《SMAPONの心絵》]]といった、当時には構想もされていなかったカードをも封じてしまう面白いカードといえる。

範囲が広い[[《無双恐皇ガラムタ》]]の方が強力ではあるのだが、あちらは[[多色]]かつ[[殿堂入り]]している。それに対しこちらは[[単色]]であり、[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]で[[リアニメイト]]出来るという利点も存在する。
範囲が広い[[《無双恐皇ガラムタ》]]の方が強力ではあるのだが、あちらは[[多色]]かつ[[殿堂入り]]している。それに対しこちらは[[単色]]であり、コストの軽さで[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]や[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]など[[リアニメイト]]出来るカードが多いという利点も存在する。
また、[[常在型能力]]であることから相手のターンであっても効果が発揮されるため、[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]や[[《マーシャル・クロウラー》]]等の効果で[[手札]]に加えた[[S・トリガー]]も[[光]]であれば使用することが出来ない。
そのため、[[【暴発ミルザム】]]軸の[[【ヘブンズ・ゲート】]]に対しては強烈な[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]として働く可能性がある。ただし過信はできない。[[ウルトラシールド・プラス]]のシールドを回収して真っ先に[[《龍脈術 水霊の計》]]など光でない[[S・トリガー]]を使って除去された場合、残りの手札に加えた光[[S・トリガー]]を使えるようになるため。
そのため、[[【暴発ミルザム】]]軸の[[【ヘブンズ・ゲート】]]に対しては強烈な[[メタカード>メタ#metacard]]として働く可能性がある。

[[コスト]]4で[[パワー]]3000と、最低限の[[スペック]]を備えているのも魅力的。
//ただし過信はできない。[[ウルトラシールド・プラス]]のシールドを回収して真っ先に[[《龍脈術 水霊の計》]]など光でない[[S・トリガー]]を使って除去された場合、残りの手札に加えた光[[S・トリガー]]を使えるようになるため。
//↑使えるようにならない。

-[[《ホーリー・スパーク》]]対策に初期の[[キマイラ]][[デッキ]]に積まれることもあった。
その後、[[DMR-02>DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]で登場した強力な[[S・トリガー]][[呪文]][[《DNA・スパーク》]]や、[[【エンペラー・キリコ】]]に搭載される[[《スローリー・チェーン》]]への対抗手段として、[[【Mロマノフビート】]]や[[【シューゲイザーワンショット】]]といった[[闇]]入りの[[ビートダウン]]に散見されるようになる。
**環境において [#m058dd78]
[[基本セット環境]]では[[タッチ]][[闇]]型の[[【リーフ青単】]]における[[《ホーリー・スパーク》]]ピンポイントメタとして使われた。同じく[[《ホーリー・スパーク》]]対策に初期の[[キマイラ]][[デッキ]]に積まれることもあった。ただ、自軍にも能力が及ぶ点、光のS・トリガー以外防げない点、ポン置きしても非力で真っ先に除去されやすい点などから、当時初心者受けはしなかった。

-この手の限定的な[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]は評価が低くなりやすいが、このクリーチャーは自身がそこそこ軽く[[1ショットキル]]対策に有効な[[スパーク]]系や攻撃を規制する呪文が[[光]]に集中しているため、対になってる[[《暴風の求道者フ・レイル》]]と比べても使いやすい。
黎明期の[[【黒緑速攻】]]はまだ十分な速度を持たせることが出来なかったため、これで安全に勝ちに行く[[中速]]のような動きを取る場合もあった。

-[[革命編環境]]では、[[【ヘブンズ・ゲート】]]がそれなりの地位を築いている。高騰してる[[《無双恐皇ガラムタ》]]の代わりにデッキ入る可能性もあるが、こちらも長い事[[再録]]されていないので入手は難しい部類に入る。
その後、[[DMR-02]]で登場した強力な[[S・トリガー]][[呪文]][[《DNA・スパーク》]]や、[[【エンペラー・キリコ】]]に搭載される[[《スローリー・チェーン》]]への対抗手段として、[[【Mロマノフビート】]]や[[【シューゲイザーワンショット】]]といった[[闇]]入りの[[ビートダウン]]に散見されるようになった。[[【Mロマノフビート】]]はこれを使う関係上敢えて貯めてワンショット気味に動く場合もままあった。[[【Nエクス】]]で使われることもあったが、マナに困らないそちらのデッキではより[[カウンター]]封じとしての[[汎用性]]の高い[[《無双恐皇ガラムタ》]]が基本的には優先された。

[[ドラゴン・サーガ環境]]では一部の[[【グレンモルト】]]に採用された。やはり[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]で対策できない[[オールタップ]]系や[[《スローリー・チェーン》]]に対抗できるためであった。

[[革命編環境]]では[[【天門ループ】]]対策として[[【黒単ヘルボロフ】]]に投入されることがあった。また、[[《閃光の守護者ホーリー》]]が色の合わない[[ビートダウン]]に[[防御札]]として挿されるほど流行していたため、そちらへの対策としても光った。
[[【速攻】]]が環境に増え、[[《閃光の守護者ホーリー》]]を始めとするオールタップ系の需要が増すにつれ、次第に[[【墓地ソース】]]のような打点の並びにくいデッキにさえも採用されるようになった。ロックとしては別物だが、後の[[【ワルスラ墓地ソース】]]に[[《音精 ラフルル》]]が採用されたことを考えれば無理からぬことであった。
ただ、環境に[[【イメンループ】]]、[[【天門ループ】]]といった手札が重要なコンボデッキがそこそこ多かったため、それらとの対面ではハンデスで縛ればこれを使わなくとも大抵は何とかなった。

[[DMRP-21]]期の[[オリジナル]][[環境]]では[[【赤黒バクロ法師】]]に2枚目以降の[[《単騎連射 マグナム》]]として採用されるケースが散見されるようになった。[[ロック]]は[[光]]の[[S・トリガー]]であれば[[カード]]全体に及ぶので、特に近くに登場した[[タマシード]]である[[《SMAPONの心絵》]]、[[《スロットンの心絵》]]すらも封殺できるのが大きい。この頃においては[[《アルカディアス・モモキング》]]と[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]の影響により[[光]]を含む[[多色]][[S・トリガー]]が多く見られたこともあり[[環境]]に合致していた。次第に[[【青黒赤緑邪王門】]]でも同様に採用されるようになった。とはいえ単体ではバニラと大差ないため、[[《百鬼の邪王門》]]のような展開力に長けたデッキ以外で採用される機会は少ない。

[[【黒単アビスロイヤル】]]にも稀に入るが、大抵は[[タッチ]]の[[水]][[マナ]]で呪文側を唱えられる[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]で十分である。
**その他 [#y0479c05]
-《ギガボルバ》がある状態で、同時に光の[[S・トリガー]]と光ではない[[S・トリガー]]が手札に加わり、光ではない[[S・トリガー]]で《ギガボルバ》を除去したり無視したりできたとしても、このタイミングで加わった光の[[S・トリガー]]は[[使用宣言]]を済ませることができない。

-[[《音響の精霊ルルフーラ》]]の「自分は、光の呪文を唱えられなくする能力を無視」という効果は「「S・トリガー」は使えない」という効果に勝つという裁定になっているため、《ギガボルバ》があっても光の呪文なら[[使用宣言]]も詠唱もできる。

-[[《暴風の求道者フ・レイル》]]と対になっている。

-この手の限定的な[[メタカード>メタ#metacard]]は評価が低くなりやすいが、このクリーチャーは自身がそこそこ軽く[[1ショットキル]]対策に有効な[[スパーク]]系や攻撃を規制する呪文が[[光]]に集中しているため、対となっている[[《暴風の求道者フ・レイル》]]と比べても使いやすい。

-[[革命編環境]]では、[[【ヘブンズ・ゲート】]]がそれなりの地位を築いているため、高騰している[[《無双恐皇ガラムタ》]]の代わりにデッキ入る可能性もあるが、こちらも長い間[[再録]]されていないので入手は難しい部類に入る。
[[王来MAX]]期になると新たに[[タマシード]]が登場し、まだ[[メタカード>メタ#metacard]]の少ない[[タマシード]]の[[S・トリガー]]を封じる事ができるカードとして注目されたが、依然として[[再録]]されていないので入手は難しい。


**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#m3853fb5]
全く同じ性能で[[DMPP-10]]にして登場した。

[[【ガントラビート】>【ガントラビート】 (デュエプレ)]]の厄介な[[S・トリガー]]は光のカードであることが多いためメタカードとして使える。

[[呪文ロック]]では防げない[[《霊騎ミューズ・ルブール》]]や[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]も防げるのが利点。

[[DMPP-10]]現在では、[[【ドルバロム】>【バロム】 (デュエプレ)]]を中心に1~2枚採用されることがある。上述の[[《無双恐皇ガラムタ》]]との選択にもなるが、《ガラムタ》は[[スーパーレア]]である上、既に[[New Division]]で使用できなくなっているためこちらが採用されることも多い。

-[[S・トリガー]]が付与されているとして、[[ゴッド・クリーチャー]]の[[《G・E・レオパルド》]]や[[《究極神アク》]]などは、[[S・トリガー]]として宣言する段階ではそれぞれ光を含む[[《G・A・E》]][[《超絶究極神》]]なので、結果として召喚するためにS・トリガーを使うことはできない。

**関連カード [#m458d652]
-[[《暴風の求道者フ・レイル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#g00d5972]
-[[DM-04]]、[[DMC-08>DMC-08 「邪将!奈落(エンドレス・ブラックホール)デッキ」]]&br;'''顎部の孔から放たれる魔光は、あらゆるものを腐敗させる。'''
-[[DM-04]]、[[DMC-08]]、[[DMPP-10]]&br;'''顎部の孔から放たれる魔光は、あらゆるものを腐敗させる。'''

**収録セット [#tbf47a48]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#nd73adec]
-illus.[[Kou1]]
--[[DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲」>DM-04]]
--[[DMC-08 「邪将!奈落(エンドレス・ブラックホール)デッキ」]]([[アルトアート]])
--[[DMC-08 「邪将!奈落(エンドレス・ブラックホール)デッキ」>DMC-08]]([[アルトアート]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#vcede6ad]
-illus.[[Kou1]]
--[[DMPP-10 「戦国武闘会 -SAMURAI X KNIGHT-」>DMPP-10]]

**参考 [#ja87268a]
-[[キマイラ]]
-[[光]]
-[[S・トリガー]]
-[[ロック]]

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