#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
#author("2024-03-07T19:56:16+09:00","","")
*《キング・ボルバルザーク》 [#cc25aee5]

|キング・ボルバルザーク P 火/自然文明 (7)|
|キング・ボルバルザーク P(R) 火/自然文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 6000|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーの攻撃の終わりに、バトルゾーンに自分の他のドラゴンがあれば、自分のクリーチャーをすべて山札の一番下に置いてもよい。そうしたら、このターンの後、自分のターンをもう一度行う。|

[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[アーマード・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]。
[[DMX-24]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[アーマード・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]。

かつて[[デュエル・マスターズ]]最強[[クリーチャー]]と謳われた[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[調整版]]である。
[[攻撃]]終了時に自分の[[ドラゴン]]がもう1体いる場合、自分の[[クリーチャー]]を全て[[山札の下]]に置くことで[[エクストラターン]]を得る。
かつて[[デュエル・マスターズ]]最強[[クリーチャー]]と謳われた[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[調整版]]…と言うにはあまりにも弱体化しすぎている。
[[攻撃の終わり]]に自分の[[ドラゴン]]がもう1体いる場合、自分の[[クリーチャー]]を全て[[山札の下]]に置くことで[[追加ターン]]を得る。

本家と比べると[[エクストラターン]]の取得条件がかなり厳しくなっており、他に[[ドラゴン]]が必要で[[シールド]]に攻撃しに行く際には除去持ちの[[S・トリガー]]を避けなければならない。しかも、[[アタックトリガー]]ではなく、攻撃の後にトリガーするため、このクリーチャー自身も攻撃中に除去されるわけにはいかない。クリーチャーを攻撃しに行くのが安全な策だが、パワー6000と7コストにしては低く、[[アンタップキラー]]でもないので、攻撃できる相手のクリーチャーがいることはなかなかない。そして、なんとか[[エクストラターン]]得てもバトルゾーンはすっからかんになってしまう。自身のクリーチャーでできる限り攻撃しておきたいがそうした場合[[S・トリガー]]を踏む危険性が高まってしまうジレンマと、[[エクストラターン]]の旨みを否定するバトルゾーンの[[リセット]]という2つの致命的欠点を抱える。これらは、[[エクストラターン]]の最大の魅力であるはずの「クリーチャーの攻撃回数が増える」ことを否定してしまっているのである。
《無双竜機ボルバルザーク》より弱体化されるのは仕方ないが、[[追加ターン]]の取得条件があまりにも厳しいものになっている。味方の[[ドラゴン]]が1体は必要で[[シールド]]に攻撃しに行く際には除去持ちの[[S・トリガー]]を避けなければならない。しかも、[[アタックトリガー]]ではなく、攻撃の後にトリガーするため、このクリーチャー自身も攻撃中に除去されるわけにはいかない。クリーチャーを攻撃しに行くのが安全な策だが、パワー6000と7コストにしては低く、[[アンタップキラー]]でもないので、攻撃できる相手のクリーチャーはなかなかいない。しかも、このクリーチャーが出た頃には、相手も[[ニンジャ・ストライク]]で返り討ちにできる準備が整っていることもあるだろう。

その為[[S・トリガー]]を対策し、次に展開するカードをしっかり準備しておくことがこのカードを使用する上での最大のポイントではあるが、その壁は分厚い。
そして、なんとか能力のトリガーに成功しても次は自分のクリーチャーが全部[[山札送り]]になるという問題に直面する。「クリーチャーの攻撃回数が増える」という追加ターンの最大の利点を帳消しにしてしまう。むしろ、何かしらの工夫がなければ、追加ターンを取得しない方がマシという結果になることの方が多いだろう。

[[《不滅槍 パーフェクト》]]、[[《天命王 エバーラスト》]]、[[《インフィニティ・ドラゴン》]]と、「離れるかわりにとどまる」系の[[カード]]を駆使し、連続して[[エクストラターン]]を獲得するコンボが考案されたりもしたが、要求値の高い[[オーバーキル]]でしかない。後にすべての[[クリーチャー]]が[[破壊]]以外では離れることがなくなる[[《気高き魂 不動》]]の登場の組み合わせが一定の終着点となったが、結局これも[[オーバーキル]]であった。
総じて自身のクリーチャーでできる限り攻撃しておきたいが、そうした場合[[S・トリガー]]を踏む危険性が高まってしまうジレンマと、[[追加ターン]]の旨みを否定するバトルゾーンの[[リセット]]という2つの致命的欠点を抱える。

後に、公式からさすがに本家より弱体化しすぎたと判断されたのか、[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]にて、新たな[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[調整版]]である[[《無双と竜機の伝説》]]が登場。あちらはクリーチャーではないものの、無条件でエクストラターンを得られるため、このクリーチャーより遥かに使い勝手がいい。その《無双と竜機の伝説》も環境で大した活躍はしていないので、このクリーチャーがいかに使いにくいものなのかが良く分かる。
このカードに設けられている課題は、相手の[[防御札]]の対策と、次に展開するカードをしっかり準備しておくことだが、その壁はかなり厚い。

-[[山札の下]]への移動を[[ウルトラ・セイバー]]で[[破壊]]に変換することによって、連続して[[エクストラターン]]を獲得するロマンコンボもある。いっそゾーン移動を認めてしまうという考え方である。[[《D2M2 ドグライーター》]]1枚と[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]2枚を使う。
[[《不滅槍 パーフェクト》]]、[[《天命王 エバーラスト》]]、[[《インフィニティ・ドラゴン》]]などの「離れるかわりにとどまる」系の[[カード]]を駆使し、連続して[[追加ターン]]を獲得するコンボが考案されたりもしたが、[[オーバーキル]]もいい所。後にすべての[[クリーチャー]]が[[破壊]]以外では離れることがなくなる[[《気高き魂 不動》]]の登場の組み合わせが一定の終着点となったが、結局これも[[オーバーキル]]の域は出ない。

-最も現実的なところでは、[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]と[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]との組み合わせがある。手札から唱えた《ジャックポット・エントリー》で《サイクリカ》を出し、先程の《ジャックポット・エントリー》をまた唱えつつ[[サルベージ]]して、ついでに《キング・ボルバルザーク》を出せる。これにより、脇に他のドラゴンを用意しつつ、減るであろう頭数を手札の《ジャックポット・エントリー》によって補うことができる。場合によってはまた同じ行動が取れるだろう。まさに「ずっと俺のターン」である。
後に、公式からさすがに本家より弱体化しすぎたと判断されたのか、[[DMEX-01]]にて、新たな[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[調整版]]である[[《無双と竜機の伝説》]]が登場。あちらはクリーチャーではないものの、無条件で追加ターンを得られるため、このクリーチャーより遥かに使い勝手がいい。その《無双と竜機の伝説》も環境で大した活躍はしていないので、このクリーチャーがいかに使いにくいものなのかが良く分かる。

「攻撃の終わり」という[[S・トリガー]]ケアにはならないバッドタイミングと、運良く[[S・トリガー]]を踏まなかった場合でも[[オーバーキル]]なのは変わらないということで画期的な発明ではないが、白の[[《気高き魂 不動》]]を入れずにそれと同等のコンボができる、[[《「使命」の頂天 グレイテスト・グレート》]]と[[《偽りの名 スカラベオ》]]と《キング・ボルバルザーク》の[[赤緑]]構築【ゼニス・セレス】での運用も考案された。

**他のカード・デッキとの相性 [#zd2914e6]
-[[《煌龍 サッヴァーク》]]との相性はいい。[[《気高き魂 不動》]]とは違って破壊に対しても[[耐性]]があるため、[[追加ターン]]を安全に発動させやすい。相手のクリーチャーを1体除去する能力も持っている上に、[[《ドラゴンズ・サイン》]]でも出せるため、《ボルバルザーク》を出すまでの時間稼ぎが容易になる。
-パワーを上げることさえできれば[[《龍装者 ジスタジオ》]]の耐性範囲内に入れることができ、彼自身もドラゴンギルドであることから効果の無限起動を狙うことができる。

-[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]との相性はかなりのもの。[[サブタイプ]]に[[ドラゴン・ワールド]]を持つため《キング・ボルバルザーク》の能力を発動でき、[[クリーチャー]]ではないので[[山札の下]]には置かれない。さらに、確定ではないもののターンのはじめに後続のクリーチャーを踏み倒せる。

-原則[[バトルゾーン]]を離れない[[《零龍》]]とも好相性。尤も、[[零龍卍誕]]しつつさらにこの[[クリーチャー]]を使うのはいささか[[オーバーキル]]だが。

-[[山札の下]]への移動を[[ウルトラ・セイバー]]で[[破壊]]に変換することによって、連続して[[追加ターン]]を獲得するロマンコンボもある。いっそゾーン移動を認めてしまうという考え方である。[[《D2M2 ドグライーター》]]1枚と[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]2枚を使う。

-他にも[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]と[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]との組み合わせもある。手札から唱えた《ジャックポット・エントリー》で《サイクリカ》を出し、先程の《ジャックポット・エントリー》をまた唱えつつ[[サルベージ]]して、ついでに《キング・ボルバルザーク》を出せる。これにより、脇に他のドラゴンを用意しつつ、減るであろう頭数を手札の《ジャックポット・エントリー》によって補うことができる。場合によってはまた同じ行動が取れるだろう。まさに「ずっと俺のターン」である。

-ファンデッキ的な活用法になるが、[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]を主軸としたドラゴンループでは、とどめを刺し切れず[[ライブラリアウト]]で自滅することがないようにするための保険として採用されることがある。ループに必要な大量のマナから出したドラゴンを自身の能力で山札送りにする、つまり山札回復の役割を与えられるということである。

-「キング・〜」というカード名は、[[リヴァイアサン]]の命名ルールに当てはまる。
-[[アーマード・ドラゴン]]の[[フィニッシャー]]なので[[アーマード]]・[[メクレイド]]とも好相性。[[アーマード・ドラゴン]]の中には[[EXライフ]]持ちも一定数存在するので、併用できると尚良い。

**その他 [#k8fc3e41]
-「キング・〜」というカード名は、[[リヴァイアサン]]の命名ルールに当てはまるが、全く関係ない。
-[[DM23-RP1]]に[[再録]]された際、[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

**関連カード [#jc984fcf]
-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]
-[[《無双と竜機の伝説》]]
-[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#x16a384a]
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]&br;'''世界で初の[[プレミアム殿堂]]。その[[ドラゴン]]が受賞を機に電撃復帰する。'''
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]([[シークレットカード]])&br;'''[[ドラゴン]]の真の王を名乗るのに、我ほど相応しい者はおるまい? ---キング・ボルバルザーク'''
-[[DMX-24]]&br;'''世界で初の[[プレミアム殿堂]]。その[[ドラゴン]]が受賞を機に電撃復帰する。'''
-[[DMX-24]]([[シークレットカード]])&br;'''[[ドラゴン]]の真の王を名乗るのに、我ほど相応しい者はおるまい? ---キング・ボルバルザーク'''
-[[DM23-RP1]]&br;'''[[暴竜爵]]よ、我が力を貸そう! — キング・ボルバルザーク'''


**収録セット [#hc74beab]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[lack]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]](4/54)
--[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](T5/T10)(TF5/TF10)

**参考 [#ua90d5ad]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[エクストラターン]]
-[[攻撃終了ステップ]]
-[[ドラゴン]]
-[[追加ターン]]

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//タグを使う場合は上のコメントアウトを外してください。
&tag(クリーチャー,火文明,自然文明,赤緑,2色,多色,コスト7,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,アース・ドラゴン,パワー6000,スピードアタッカー,W・ブレイカー,攻撃終了ステップ,ドラゴンサポート,自己山札送り,追加ターン,・,P,レアリティなし,R,レア,lack);