#author("2020-05-05T02:31:50+09:00","","")
*《キング・ボルバルザーク》 [#cc25aee5]

|キング・ボルバルザーク P 火/自然文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 6000|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーの攻撃の終わりに、バトルゾーンに自分の他のドラゴンがあれば、自分のクリーチャーをすべて山札の一番下に置いてもよい。そうしたら、このターンの後、自分のターンをもう一度行う。|

[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[アーマード・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]。

かつて[[デュエル・マスターズ]]最強[[クリーチャー]]と謳われた[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[調整版]]である。
[[攻撃]]終了時に自分の[[ドラゴン]]がもう1体いる場合、自分の[[クリーチャー]]を全て[[山札の下]]に置くことで[[エクストラターン]]を得る。

本家と比べると[[エクストラターン]]の取得条件がかなり厳しくなっており、他に[[ドラゴン]]が必要で[[シールド]]に攻撃しに行く際には除去持ちの[[S・トリガー]]を避けなければならない。しかも、[[アタックトリガー]]ではなく、攻撃の後にトリガーするため、このクリーチャー自身も攻撃中に除去されるわけにはいかない。クリーチャーを攻撃しに行くのが安全な策だが、パワー6000と7コストにしては低く、[[アンタップキラー]]でもないので、攻撃できる相手のクリーチャーがいることはなかなかない。そして、なんとか[[エクストラターン]]を得てもバトルゾーンはすっからかんになってしまう。自身のクリーチャーでできる限り攻撃しておきたいがそうした場合[[S・トリガー]]を踏む危険性が高まってしまうジレンマと、[[エクストラターン]]の旨みを否定するバトルゾーンの[[リセット]]という2つの致命的欠点を抱える。これらは、[[エクストラターン]]の最大の魅力であるはずの「クリーチャーの攻撃回数が増える」ことを否定してしまっているのである。

その為[[S・トリガー]]を対策し、次に展開するカードをしっかり準備しておくことがこのカードを使用する上での最大のポイントではあるが、その壁は分厚い。

[[《不滅槍 パーフェクト》]]、[[《天命王 エバーラスト》]]、[[《インフィニティ・ドラゴン》]]と、「離れるかわりにとどまる」系の[[カード]]を駆使し、連続して[[エクストラターン]]を獲得するコンボが考案されたりもしたが、要求値の高い[[オーバーキル]]でしかない。後にすべての[[クリーチャー]]が[[破壊]]以外では離れることがなくなる[[《気高き魂 不動》]]の登場の組み合わせが一定の終着点となったが、結局これも[[オーバーキル]]であった。

後に、公式からさすがに本家より弱体化しすぎたと判断されたのか、[[DMEX-01]]にて、新たな[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[調整版]]である[[《無双と竜機の伝説》]]が登場。あちらはクリーチャーではないものの、無条件でエクストラターンを得られるため、このクリーチャーより遥かに使い勝手がいい。その《無双と竜機の伝説》も環境で大した活躍はしていないので、このクリーチャーがいかに使いにくいものなのかが良く分かる。

-[[山札の下]]への移動を[[ウルトラ・セイバー]]で[[破壊]]に変換することによって、連続して[[エクストラターン]]を獲得するロマンコンボもある。いっそゾーン移動を認めてしまうという考え方である。[[《D2M2 ドグライーター》]]1枚と[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]2枚を使う。

-最も現実的なところでは、[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]と[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]との組み合わせがある。手札から唱えた《ジャックポット・エントリー》で《サイクリカ》を出し、先程の《ジャックポット・エントリー》をまた唱えつつ[[サルベージ]]して、ついでに《キング・ボルバルザーク》を出せる。これにより、脇に他のドラゴンを用意しつつ、減るであろう頭数を手札の《ジャックポット・エントリー》によって補うことができる。場合によってはまた同じ行動が取れるだろう。まさに「ずっと俺のターン」である。

-ファンデッキ的な活用法になるが、[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]を主軸としたドラゴンループでは、とどめを刺し切れず[[ライブラリアウト]]で自滅することがないようにするための保険として採用されることがある。ループに必要な大量のマナから出したドラゴンを自身の能力で山札送りにする、つまり山札回復の役割を与えられるということである。

-「キング・〜」というカード名は、[[リヴァイアサン]]の命名ルールに当てはまる。


**関連カード [#jc984fcf]
-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]
-[[《無双と竜機の伝説》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#x16a384a]
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]&br;'''世界で初の[[プレミアム殿堂]]。その[[ドラゴン]]が受賞を機に電撃復帰する。'''
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]([[シークレットカード]])&br;'''[[ドラゴン]]の真の王を名乗るのに、我ほど相応しい者はおるまい? ---キング・ボルバルザーク'''


**収録セット [#hc74beab]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[lack]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]

**参考 [#ua90d5ad]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[エクストラターン]]

&tag(クリーチャー,火文明,自然文明,多色,コスト7,アーマード・ドラゴン,アース・ドラゴン,パワー6000,スピードアタッカー,W・ブレイカー,エクストラターン,);