#author("2022-10-01T10:54:16+09:00","","")
#author("2024-04-09T10:02:33+09:00","","")
*《キユリの&ruby(あさまで){ASM};ラジオ》 [#f19d374e]

|キユリのASMラジオ VR 自然文明 (4)|
|呪文|
|テキスト不明|
|自分の山札の上から5枚を見る。その中から、コスト3以下のクリーチャーを2体まで出す。残りを好きな順番で山札の下に置く。|

[[DM22-EX1]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。

-カード名は、ラジオ番組名風に「[[ASMR(英: Autonomous Sensory Meridian Response)>https://ja.wikipedia.org/wiki/ASMR]]」をもじったもの。
[[山札]]の上から5枚を[[見て>見る]]、[[コスト]]3以下の[[クリーチャー]]を2体まで[[踏み倒す]]。

//**関連カード [#card]
//-[[《》]]
[[《革命類 ネロティウス》]]と似た[[能力]]だが[[マナブースト]]と引き換えに[[コスト]]が1下がって条件もなくなったことで大幅に使いやすくなった。それでもランダム要素が絡むが、構築に気を使えば扱える範囲。[[デッキ]]内に[[コスト]]3以下のクリーチャーを4割以上確保できる、[[ウィニー]]主体のデッキに組み込みたい。

このカードの登場により、様々なコスト3以下のクリーチャーが発掘される事態となった。特に[[《天災 デドダム》]]基盤と色が合う水・闇・自然でそれが定番である。それまでは採用率がまちまちだった[[《ガチャンコ ミニロボ1号》]]がそこそこ採用されたりした。

とにかく様々な構築が考えられ、大会環境でもプレイヤーごとに踏み倒し先に個性が出せる上、環境外デッキでもこのカードを経由することでかなりの無茶を通せるようになる。後述の「他のカード・デッキとの相性」を参照。

[[山札]]を見られる枚数が5枚とそこそこ多いので、[[殿堂入り]]などでピン投のカードを探すのにも適している。

出すクリーチャーは0〜2体の範囲で選べるため、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などデメリットがあるクリーチャーと併用しても[[cip]]が使いたくないなら出さなくて済む。

**他のカード・デッキとの相性 [#xe75c014]
-コスト4の呪文なので2ターン目のマナブーストから繋がる。また[[《魔軸の鎖 カメカメン》]]で唱えることが可能で、その《カメカメン》をこの呪文が[[踏み倒し]]可能。

-[[《S級原始 サンマックス》]]のコスト3サポートと相性が良い。[[《葉鳴妖精ハキリ》]]と併用して、かつての[[【4色サンマックス】>【サンマックス】#we7ec442]]のようにマナの[[文明]]を無視して大量展開するのも面白い。

-[[【青黒赤緑レッドギラゾーン】]]などにも適している。普通に構築すれば[[メインデッキ]]の半分程度はコスト3以下で固めることができ、フルスペックを発揮することは難しくない。[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]、[[《影速 ザ・トリッパー》]]といったようにコスト3以下のタイムラグの無い[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]への侵略元にも恵まれる。[[コスト]]2で[[プレイヤー]][[攻撃]]可能な[[クリーチャー]]が残る[[マナブースト]]と[[《SSS級天災 デッドダムド》]]を加えれば先攻3ターンキルも狙える。

-[[【青黒緑ゼーロベン】]]への採用も期待されていた。しかし、[[《暗黒鎧 ザロスト》]]の[[殿堂入り]]により当デッキが大幅に弱体化し、[[【絶望神サガループ】]]も壁として立ちふさがり環境では目立った活躍にはならなかった。
採用時は4ターン目[[《闇王ゼーロ》]]の期待値を上げる働きが可能。手札に余って[[《闇王ゼーロ》]]の効果でディスカードできないようであれば、他のディスカード手段で墓地に置いたり[[マナチャージ]]してしまえばよい。ただし、デッキの枠に余裕がないため、単体では受け札にすらならないこのカードを無理に入れるとデッキが歪みかねないので注意。

-当然ながら[[コスト踏み倒しメタ]]や[[山札]]確認メタにも引っ掛かるが、[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]や[[《Disノメノン》]]、[[《学校男/ゾンビ・カーニバル》]]のクリーチャー側で除去できる。コスト3のクリーチャー自体、序盤から召喚していきたいクリーチャーが多いため普通に召喚しても本末転倒になりにくい。

-[[進化クリーチャー]]も出せる。[[《S級原始 サンマックス》]]や[[《プラチナ・ワルスラS》]]、[[【赤緑アポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】#v411d9ae]]の[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]、[[《甲獣軍隊 ベアフ・ガンガンオー》]]の[[侵略]]元などが候補。

-[[退化]]ギミックを同時に揃えることもできる。かなり運が絡むが、[[《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》]]と[[マナ進化]]または[[墓地進化]]クリーチャーを出すことで可能。これを経由する場合は[[召喚]]ではないため、[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]がいても貫通する。

-[[cip]]で[[GR召喚]]するクリーチャーを2体出すのも良い。汎用性の高いものはコスト3以上に集中しているため[[《有象夢造》]]では真似できない。

-不特定多数の[[クリーチャー]]をとにかく展開する必要があるデッキで使うなら、特定のクリーチャーを引き当てづらい問題はほとんど気にならない。[[【ウェーブストライカー】]]や[[【サバイバー】]]が該当し、[[《有象夢造》]]や[[《虚数転生》]]は色が合わず組み合わせられないということがよくあった。

-[[【モモキングダムX】]]では[[レクスターズ]]であれば何が出てもカウントに貢献できる。[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]自身を出せるのも嬉しい。

-[[【無限オーケストラ】]]では場に五文明を揃えることこそが最優先であり、出てくるクリーチャーにバラつきがあったとしても大した問題にならない。5枚見て2体出せる効果は願ったり叶ったりである。さらに4マナでこの呪文を唱えた後[[《愛の無限オーケストラ》]]に綺麗に繋がる。

-[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]には[[シビルカウント]]の達成でとにかく[[自然]]のクリーチャーが必要。[[文明]]も合う上に[[手札]]消費まで抑えられるため相性は良い。
--ただし、[[【緑単オービーメイカー】]]は、最速3ターン目を目指したとにかく早い5体(正確には5つ)達成がコンセプトであり、2ターン目に素体が残る[[《桜風妖精ステップル》]]、[[《天体妖精エスメル》>《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》]]、[[《ジャスミンの地版》]]を使い、さらに3ターン目に[[マナチャージステップ]]で1枚置かないと3ターン目に唱えられない、唱えた結果[[マナ回復]]がめくれないと1マナ[[《オービーメイカー》>《十番龍 オービーメイカー Par100》]]召喚に繋がらないことから、既存レシピにすんなり入るわけではない。
--この点をある程度解消したのが[[【青黒緑オービーメイカー】]]であり、[[【青黒緑ゲンムエンペラー】>【青黒ゲンムエンペラー】]]の基盤を流用して序盤からマナを増やし、最速《ASMラジオ》からの《オービーメイカー》や[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]着地に繋げるデッキである。

-これを軸に[[マナ]][[退化]]デッキを作ることもできる。退化元に[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]、[[《ドリドリ・コドリアン》]]をフル投入し、退化手段に[[《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》]]、[[《魔軸の鎖 カメカメン》]]([[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]にアクセス)を詰め込めば、デッキとして成り立つ。

**環境において [#hc1fca5e]
登場初日で[[【青黒緑有象夢造】]]に入れるのが流行した。

このカードの登場以降、[[《有象夢造》]]とこちらの両方で呼び出せる自壊マナブースト手段として[[【青黒緑有象夢造】]]に[[《霞み妖精ジャスミン》]]が5枚目以降の[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]として1枚から2枚程度入るケースが散見されるようになった。それまで《ベラドンナ》の5枚目は[[ハンデス]]に特化した[[《特攻人形ジェニー》]]であることが多かったが、いかにこのカードの存在が「最速で4マナに到達する」という動きを重視させるようになったかがわかる。

次第に[[【青黒緑有象夢造】]]は[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]早出しに寄せた[[【青黒緑ゲンムエンペラー】>【青黒ゲンムエンペラー】#wec0d5d6]]折衷型に変貌することとなったが、このカードの影響は間違いなくあると言える。

「1ターン中に多数のウィニーを用意する」ことが求められるデッキには広く採用されており、[[【青黒緑ゼーロベン】]]や[[【緑単オービーメイカー】]]に投入されるケースも少なくない。

2023年1月頃から[[オリジナル]][[環境]]で台頭した[[デッキ]]として[[【青黒緑オービーメイカー】]]が存在するが、そちらにも確定で入っている。[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]に入る場合も多い。

一時期[[【青黒緑サガ】>【絶望神サガループ】#WDNCRYMAX]]でも[[《CRYMAX ジャオウガ》]]プランに使われたが、青黒緑基盤デッキならサガループギミック以外を主体としたほうが動かしやすいことが多く、[[【絶望神サガループ】]]は青黒2色が最大数として発展していく形となった。

[[DM23-SP1]]時点では[[青黒緑]][[ウィニー]]基盤のあらゆる環境デッキに採用されていると言っても過言ではない。

遅くとも[[DM23-RP3]]期時点ではすでに[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]はこの呪文に収まるカードを7割程度まで上げたウィニー基盤が主流となり、このカードは[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]の大多数を占めるウィニー基盤なら入らない理由が無い枠となった。
**その他 [#l71c0de0]
-カード名は、ラジオ番組名風にASMR(英:Autonomous Sensory Meridian Response)をもじったもの。「朝まで」→「夜通しで」→「オールナイト」の連想から、ラジオ番組「オールナイトニッポン」も元ネタと思われる。

-[[妄想構築録vol.51-3>https://corocoro.jp/news/347440/]]にてカード名のみ先行登場し、テキストは1週間後の連載にて明かされる予定であったが、2日後公式HPにて全貌がフライング公開されてしまう((直後に一時的に非公開になった))。連載4年目にして初の珍事となった。
なお、[[デュエマいやほいゲーム]]には[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]のカード名がアニメの次回予告に意図せず映り込んでしまったという前例がある。

-[[Magic:The Gathering]]のカード[[《集合した中隊/Collected Company》>http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9B%86%E5%90%88%E3%81%97%E3%81%9F%E4%B8%AD%E9%9A%8A/Collected_Company]]を原型としてデザインされたカード。デザイン当初は、対戦相手のターンでもカードを唱えることが可能というそちらのルールを再現しようと[[S・トリガー]]付きで、原型と同じく山札の上から6枚を見る効果だったが、ヒット率が高すぎたため現在の形に修正された(([[射場本正巳]]氏の[[ツイート>https://twitter.com/syaba3/status/1578331531499950080]]))。
[[メタゲーム]]を席巻した強力なカードであり、弱体化して輸入されたデュエマ環境でも特定のデッキのメインエンジンとして運用された。

**関連カード [#card]
-[[《革命類 ネロティウス》]]
-[[《運命の選択》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM22-EX1]]&br;'''ということで、今週も始まりましたキユリの朝までラジオ~! 今日のゲストはハキリちゃんです‼ ―[[珊瑚妖精キユリ>《珊瑚妖精キユリ》]]'''&br;'''皆さまを快眠に導けるよう気張らしていただきます。よろしゅう、おたのもうし ―[[葉鳴妖精ハキリ>《葉鳴妖精ハキリ》]]'''
-[[DM22-EX1]]&br;'''ということで、今週も始まりましたキユリの朝までラジオ~! 今日のゲストはハキリちゃんです!! ―[[珊瑚妖精キユリ>《珊瑚妖精キユリ》]]'''&br;'''皆さまを快眠に導けるよう気張らしていただきます。よろしゅう、おたのもうします〜。 ―[[葉鳴妖精ハキリ>《葉鳴妖精ハキリ》]]'''
-[[DM23-BD3]]&br;'''一気に強力[[クリーチャー]]を2体並べられるのがこの[[カード]]の強さですが、ここで[[マナ]]を増やせるカードを2枚選ぶと、次の[[ターン]]の[[マナチャージ]]で一気に[[CRYMAX ジャオウガ>《CRYMAX ジャオウガ》]]に繋げて勝利、という[[プレイ]]も出来ます。特に不利な相手にはそのような早期決着も検討してみましょう。'''
-[[DM24-RP1]]&br;'''こんにちゆりゆり~、キユリのASMラジオの時間だよ~!今日のゲストは、前回大人気だったので再登場のハキリちゃんです!! ―[[珊瑚妖精キユリ>《珊瑚妖精キユリ》]]&br;今回もよろしゅう~。 ―[[葉鳴妖精ハキリ>《葉鳴妖精ハキリ》]]'''
-プロモ(P32/Y22)&br;'''こんにちゆりゆり〜! 今日は君の勝利を祝するために、深海から特別回をお送りしてま〜す! ゲストは[[ガーベラ>《純潔妖精ガーベラ/ハイビとビスカの印》]]ちゃん!!―珊瑚妖精キユリ'''
-プロモ(P56/Y22)&br;'''GPでの素晴らしき激闘に、拍手!'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](37/130)
--[[DM23-BD3 「開発部セレクションデッキ 水闇自然ハンデス」>DM23-BD3]](6/16)
-illus.[[nuisuke]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P32/Y22)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P56/Y22)
-illus.[[nablange]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](TR10/TR11)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[]]
-[[]]
-[[]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[リクルート]]

//↓この定型文は、編集されない場合そのまま据え置いて下さい。
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&tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト4,山札確認,コスト3以下,上から5枚,リクルート,コスト踏み倒し,VR,ベリーレア,kawasumi,nuisuke,nablange);