#author("2022-11-07T20:23:49+09:00","","")
*《オンソク&ruby(どうじ){童子}; <ターボ.&ruby(オーガ){鬼};>》 [#r159768a]
#author("2024-04-14T00:11:15+09:00","","")
*《オンソク&ruby(どうじ){童子}; <ターボ.&ruby(オーガ){鬼};>》 [#top]

|オンソク童子 <ターボ.鬼> C 火文明 (2)|
|スター進化クリーチャー:ソニック・コマンド/鬼レクスターズ 4000|
|''スター進化'':レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)|
|このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨て、その後、カードを1枚引く。このクリーチャーがタマシードから進化していれば、カードをもう1枚引く。|

[[DMSD-21]]で登場した[[火]]の[[ソニック・コマンド]]/[[鬼レクスターズ]]の[[スター進化クリーチャー]]。

[[cip]]で手札交換を行う。[[タマシード]]から進化していた場合は2[[ドロー]]1捨てで合計1枚[[ドロー]]になる。
もちろん、手札が1枚もないときもその後の効果で[[ドロー]]する事ができる。
[[cip]]で1[[ディスカード]]1[[ドロー]]の[[手札交換]]を行い、[[タマシード]]から[[進化]]していればさらに1ドローする。
通常時は[[《「今も我らの願いはただひとつ」》>《メルゲ否男/「今も我らの願いはただひとつ」》]]、強化時は[[《バッドドッグ・プレス》]]相当の[[手札交換]]を内蔵したクリーチャー。

2マナの手札交換クリーチャーとしては、デッキを掘れる枚数がやや少ないのと[[進化元]]を必要とするのが気になるところ。
単純に手札交換として扱うより、[[タマシード]]型の【進化速攻】において手札消費を減らせるという点を重視する方が良いだろう。
どちらかと言うと[[能力]]よりも[[種族]]、そして[[コスト]]に目が行く[[カード]]だろう。
[[召喚酔い]]しない火の[[コマンド]]の最低コストを[[DMEX-06]]の[[《覇王速 ド・レッド》]]ぶりに更新しており、遂に2ターン目から[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]などの[[T・ブレイカー]]に[[侵略]]できるようになった。
最速2ターン目に[[除去]]持ちの[[侵略]][[コマンド]]を重ねられるため、ある意味では[[【青黒緑有象夢造】]]における[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]的立ち位置とも言える。

特筆すべきは2[[コスト]]の[[火]][[単色]]の[[コマンド]]という点。[[【レッドゾーン】]]では進化元が必要な点を差し引いても早期[[侵略]]のために役立つだろう。侵略持ちのコマンドを途中に挟めばスター進化を消すことができるため、[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]へも問題なく[[革命チェンジ]]できる。
[[進化元]]が必要で手札消費が激しくなりがちという欠点はあるが、[[赤緑]]型[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]の構築で言えば[[《進化設計図》]]が[[ドローソース]]となるためカバーできる。
同[[デッキ]]収録の[[《ストリエ雷鬼の巻》]]および同時発売の[[DMSD-21]]に収録されている[[《ヘルコプ太の心絵》]]は1マナの[[タマシード]]で進化元として最適。

[[ディスカード]]の手札損失をほぼ帳消しにできる[[S級侵略[轟速]]]とは相性が良く、登場以来セットで採用されている。ただし相手が手札以外メタを出していると墓地からの侵略ができず、手札に抱える必要がある。

前述の[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]での利用がこのカードの極致であり、そこからずらした構築はもはや考えられないだろう。
根本的に[[進化クリーチャー]]とは単独で引くと[[腐る]]というルールによる欠点を持っていて、そもそもデュエル・マスターズというゲームは[[進化クリーチャー]]の採用枚数は少なければ少ないほど安定するものである。[[侵略]]する上バイクの時点で既に進化クリーチャーなのに下バイクにも進化クリーチャーを使うというのは本来なら絶望的な相性である。

「《オンソク童子 <ターボ.鬼>》の進化元+《オンソク童子 <ターボ.鬼>》+その上に重ねる[[侵略]]」の3枚コンボは、かつての「[[《ヘブンズ・フォース》]]+[[《轟速 ザ・レッド》]]+その上に重ねる[[侵略]]」[[コンボ]]に近い部分はあるが、[[《進化設計図》]]や[[《エボリューション・エッグ》]]あってこその[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]の安定性なため、その構築論を打破して必要パーツを揃えようとするのは[[再現性]]が問題になる。

また、「このクリーチャーが''タマシードから''進化していれば」の部分も[[デッキビルディング]]のネックとなりうる。タマシードは非クリーチャーなので[[ビートダウン]]デッキの札として普通なら相性が悪い。[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]風ではない[[【レッドゾーン】]]を考察し、タマシード+《オンソク童子 <ターボ.鬼>》+[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]主体でデッキを組むとおそらく回すのは困難だろう。

**環境において [#de36dcd9]
登場から[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]で使われる。最速2ターン目に[[除去]]持ちの[[侵略]][[コマンド]]を重ねられるため、ある意味では[[【青黒緑有象夢造】]]における[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]的立ち位置とも言える。
[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]黎明期にはあまり使われなかったが、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[メテオバーン]]元を1枚分カバーすることができる点、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]に侵略するタイミングで踏みたくないS・トリガーを先に望ましいタイミングで踏んでおくことができる点などから、そちらのデッキでの使用率が上昇。

理想論では、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]以外の[[フィニッシャー]]を必要としないそちらのデッキに[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]が採用されるようになったのは、この[[クリーチャー]]の存在によるところも大きい。ちなみに[[《アストラルの海幻》]]や[[《ネ申・マニフェスト》]]などを使う[[青赤]]型には《オンソク童子 <ターボ.鬼>》の採用は控えめ。

殿堂施行後は1枚しか入っていない《アポロヌス》を引けていなくても勝てる立ち回りが求められるようになったため、単なる[[ソニック・コマンド]]の下バイクとしてメインアタッカーとなった。
1ターン目にタマシードを出せず、2ターン目[[《ジャスミンの地版》]]スタートになった場合でも、伸びたマナで3ターン目に[[《進化設計図》]]+《オンソク童子 <ターボ.鬼>》で動ける点は軽さの恩恵の一つ。

[[手札交換]]込みでもそうそう狙えるものではないが、コスト1進化元、《オンソク童子 <ターボ.鬼>》、[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]、[[T・ブレイカー]]の[[侵略]]、[[《龍装者 バルチュリス》]]の5枚があると2ターンキルができる。[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]が[[殿堂入り]]になって空いた枠に雑に《バルチュリス》を入れただけだとしても、逆に理論上のキルターンが早まることという面白い事態となった。

**その他 [#e618758a]
-このクリーチャー自体は[[侵略者]]ではないが、胸部には[[侵略者]]のマークが描かれている。
-「自分の手札を1枚捨て、」の部分は[[強制]]であり、[[解決]]時に自分の手札が0枚でも行おうとする。続く1ドローは単に次の処理というだけであり、直前に手札を捨てていたかどうかは参照されない。要するに手札が空ならタダでドローができる。

-コロコロオンラインで公開された画像にはブロック構築のマークが付いていない。これは[[王来MAX]]発表前であり、ネタバレを防ぐ理由があったと思われる。
-このクリーチャーは[[侵略者]]ではないが、胸部には[[侵略者]]のマークが描かれている。

-コロコロオンラインで公開された画像にはブロック構築のマークが付いていない。これは公開が[[王来MAX]]発表前だったため、ネタバレを防ぐ意図があったと思われる。

-[[DMRP-21]]版の[[フレーバーテキスト]]では[[《MAX・ザ・ジョニー》]]の名前が「MAX-ザ・ジョニー」と誤植されている。

**関連カード [#card]
-[[《超音速 ターボ3》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#sdd0f59b]
-[[DMSD-21]]&br;'''凶悪な[[デモニオ]]が英雄の力を鬼化してパワーアップした存在。それが[[鬼レクスターズ]]だ!'''
-[[DMRP-21]]&br;'''[[モモキング]]の[[S-MAX進化]]を見届けた[[ジョニー]]も、[[MAX-ザ・ジョニー>《MAX・ザ・ジョニー》]]へと[[S-MAX進化]]を果たす! そうして再び[[三眼鬼>《邪王来混沌三眼鬼》]]に立ち向かうと、パワーアップした[[モモキング]]と[[ジョニー]]の刀と銃弾が、バラバラに分解されることなく[[三眼鬼>《邪王来混沌三眼鬼》]]に突き刺さっていく! [[超獣王来烈伝>DMSP-02]]に由来する力が、[[三眼鬼>《邪王来混沌三眼鬼》]]の周囲の混沌を切り裂いたのだ!!'''
-[[DMRP-21]]&br;'''[[モモキング]]の[[S-MAX進化]]を見届けた[[ジョニー]]も、[[MAX-ザ・ジョニー>《MAX・ザ・ジョニー》]]へとS-MAX進化を果たす!そうして再び[[三眼鬼>《邪王来混沌三眼鬼》]]に立ち向かうと、パワーアップしたモモキングとジョニーの刀と銃弾が、バラバラに分解されることなく三眼鬼に突き刺さっていく![[超獣王来烈伝>DMSP-02]]に由来する力が、三眼鬼の周囲の混沌を切り裂いたのだ!!'''
-[[DM23-EX2]]&br;'''[[《進化設計図》]]。&br;これが[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と《オンソク童子 <ターボ.鬼>》を回収。[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]や[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]の姿はまだ見えない。 ― [[超CS]]Ⅳ京都 決勝戦より'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[Tanaka Kenichi]]
--[[DMSD-21 「キングマスタースタートデッキ アバクの鬼レクスターズ」>DMSD-21]](13/15)
--[[DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」>DMRP-21]](65/76)
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](99/112)

**参考 [#reference]
-[[スター進化クリーチャー]]
-[[ソニック・コマンド]]
-[[鬼レクスターズ]]
-[[スター進化]]
-[[cip]]
-[[捨てる]]
-[[ドロー]]
-[[手札交換]]
-[[タマシード]]

&tag(スター進化クリーチャー,進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト2,ソニック・コマンド,コマンド,鬼レクスターズ,レクスターズ,パワー4000,スター進化,スター進化:レクスターズ,スター進化:火のクリーチャー,進化,進化:レクスターズ,進化:火のクリーチャー,cip,手札交換,タマシードサポート,タマシードから進化していれば,追加ドロー,C,コモン,Tanaka Kenichi,王来MAXブロック);