#author("2020-08-02T07:15:36+09:00","","")
#author("2020-10-02T12:27:02+09:00","","")
*《エンペラー・キリコ》 [#r7729b18]

|エンペラー・キリコ SR 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:サイバーロード/オリジン 13000|
|進化−自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャーまたはオリジン1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。その後、山札の上から、進化ではないクリーチャーが3体出るまでカードを表向きにする。その3体をバトルゾーンに出し、山札をシャッフルする。|
|T・ブレイカー|
|''※プレミアム殿堂''|

[[DM-32]]で登場した[[進化]][[サイバーロード]]/[[オリジン]]。

[[バトルゾーン]]に出た時、自分の他の[[クリーチャー]]を全て[[山札の下]]に送還。その後、[[山札の上]]から[[進化]]でない[[クリーチャー]]が3体出るまでめくり、その3体を出したのち[[山札]]を[[シャッフル]]する。

[[進化クリーチャー]]は[[進化元]]を[[ディスアドバンテージ]]にして[[召喚]]されるため、通常の[[クリーチャー]]に比べて強力なデザインをされているのが普通だが、この[[クリーチャー]]はそれを補って余りあるほどの膨大な[[アドバンテージ]]を叩き出す凶悪な[[フィニッシャー]]であった。
長い歴史を誇る[[デュエル・マスターズ]]の中でも、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]や[[《邪神M・ロマノフ》]]と並ぶ史上最凶の進化クリーチャーといっても過言ではないクリーチャーであった。

[[進化]]でなければ、''[[コスト]]や[[文明]]を問わずどんな[[クリーチャー]]''でも''3体も''[[コスト踏み倒し]]出来るという、まさに規格外の性能の持ち主。
その分[[山札]]からめくって出すというランダム性の高い効果に仕上がっているように一見見えるが、専用構築をすればいくらでも改善可能。[[バトルゾーン]]に出た時、自分の他の[[クリーチャー]]を全て[[山札の下]]に送還してしまうが、そもそも自分の[[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]がいなければ[[デメリット]]にならない。結果として、空の盤面から[[パワー]]13000の[[T・ブレイカー]]と3体の強力な[[クリーチャー]]を展開するという、インチキじみた[[アドバンテージ]]を得ることが可能なのである。
その分[[山札]]からめくって出すためランダム性を孕むが、専用構築をすれば改善可能。[[バトルゾーン]]に出た時、自分の他の[[クリーチャー]]を全て[[山札の下]]に送還してしまうが、そもそも自分の[[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]がいなければ[[デメリット]]にならないため、進化元のみの盤面から[[パワー]]13000の[[T・ブレイカー]]と3体の強力な[[クリーチャー]]が展開出来る。

[[コスト踏み倒し]]する対象は、単体で高いフィニッシュ力を持つ[[ファッティ]]から、強力な[[cip]]もち[[クリーチャー]]、追加打点で一気に仕留める[[スピードアタッカー]]までより取りみどり。
[[【エンペラー・キリコ】]]の最終形では、《エンペラー・キリコ》と[[スピードアタッカー]]の打点に加え、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]で[[呪文]]を封じた上で[[1ショットキル]]を叩き込むのが定石であった。打点候補は、[[《母なる星域》]]から踏み倒すことが可能で[[マナゾーン]]の[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]を出すことが出来る[[《超竜ヴァルキリアス》]]を第二の軸とし、[[《超竜ヴァルキリアス》]]で踏み倒せる大型[[スピードアタッカー]][[ドラゴン]]で固めるのが主流であった(【ドラゴンキリコ】、【ヴァルキリコ】とも)。
[[エピソード1]]での[[【エンペラー・キリコ】]]の最終形では、《エンペラー・キリコ》と[[スピードアタッカー]]の打点に加え、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]で[[呪文]]を封じた上で[[1ショットキル]]を叩き込むのが定石であった。打点候補は、[[《母なる星域》]]から踏み倒すことが可能で[[マナゾーン]]の[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]を出すことが出来る[[《超竜ヴァルキリアス》]]を第二の軸とし、[[《超竜ヴァルキリアス》]]で踏み倒せる大型[[スピードアタッカー]][[ドラゴン]]で固めるのが主流であった(【ドラゴンキリコ】、【ヴァルキリコ】とも)。

[[進化元]]となる[[サイバー]]や[[オリジン]]は、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]や[[《黙示賢者ソルハバキ》]]、[[《黙示聖者ファル・レーゼ》]]が採用され、[[コントロール]][[カード]]として[[デッキ]]回転を助けつつ、《エンペラー・キリコ》で[[コスト踏み倒し]]してしまっても[[《母なる星域》]]を[[回収]]することで、自身を[[進化元]]に《エンペラー・キリコ》を出し直す隙のないムーブが可能であった。

欠点としては[[進化クリーチャー]]で[[コスト]]が8とかなり重めなことが挙げられるが、[[進化元]]は良粒揃いの上、[[《母なる星域》]]で両方の[[デメリット]]をほぼ克服してしまった。それでも[[ハンデス]]や[[ランデス]]などの[[コンボ]]妨害、[[【速攻】]]などはつらい展開になりがちであったが、逆に言えばそうでない[[デッキ]]相手なら常々、《エンペラー・キリコ》を出すことにさえ成功すれば、圧倒的な能力で相手を捻り潰すことが可能だった。

1度出されると悪い時は全くターンが回ってこないことから、往年の[[《無双竜機ボルバルザーク》]]に匹敵するとまで言われ、『[[ボルバル・マスターズ]]』になぞらえて『キリコ・マスターズ』という言葉まで生み出した。[[《サイバー・N・ワールド》]]や[[《ボルバルザーク・エクス》]]の登場以降はさらに悪化し、[[【エンペラー・キリコ】]]は[[【Nエクス】]]と並んで[[ソリティア]][[デッキ]]として名をはせ、[[環境]]を蹂躙した。

2012年3月15日付で[[プレミアム殿堂]]入りを果たし、限られた[[レギュレーション]]でしか見ることができなくなった。合計1年半以上の長きにわたり[[環境]]に君臨し続けた[[フィニッシャー]]であった。
[[エピソード2]]間近での[[プレミアム殿堂]]入りであり、[[エピソード2]]で[[ゼニス]]や[[キング・コマンド・ドラゴン]]などの強力な[[ファッティ]]を登場したため、そのためにも必要な措置だったのだろう。

-「[[表向き]]」なので[[ライブラリアウト]]の心配は無い。[[山札]]のカードすべてが[[表向き]]になっても「[[能力]]終了時に[[山札]]がなくならないと[[山札]]切れにならない」という裁定が出ている。最後に[[表向き]]にした[[カード]]を戻して[[シャッフル]]するため、ほぼ[[ライブラリアウト]]はないだろう([[《アクアン》]]などは[[捨てる]]か[[手札]]に加えるかなので、[[能力]]終了時には確実に[[山札]]が−5される)。

**環境において [#v471acfc]
[[DM-32]]で登場すると、すぐに専用[[デッキ]][[【エンペラー・キリコ】]]が組まれ、[[環境]]に出現。強力な[[カード]]ではあるが汎用性の高い[[カード]]なわけではないので、専用[[デッキ]]以外での採用はまずなく、新しい[[アーキタイプ]]が確立するまでにはそれなりの時間を要した。

当初の[[コスト踏み倒し]]候補は[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]などの[[グッドスタッフ]]達。[[《緑神龍ザールベルグ》]]や[[《シェル・フォートレス》]]もよく採用された。この頃はまだ《エンペラー・キリコ》と強固なシナジーを発揮できる相手が多くなかったが、それでも1枚から稼ぎ出す膨大な[[アドバンテージ]]は脅威的であり、[[環境]]の一員として明確な地位を築き上げるに至った。また、非常に高い汎用性と対応力を持ちながら[[進化元]]にもなる[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]は登場から[[プレミアム殿堂]]までの間必ずセットで採用され続けた。
当初の[[コスト踏み倒し]]候補は[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]などの[[グッドスタッフ]]達。[[《緑神龍ザールベルグ》]]や[[《シェル・フォートレス》]]もよく採用された。また、非常に高い汎用性と対応力を持ちながら[[進化元]]にもなる[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]は登場から[[プレミアム殿堂]]までの間必ずセットで採用され続けた。
不完全なフィニッシュ力を補うために様々な型が検討され、[[《緑神龍ザールベルグ》]]と[[《シェル・フォートレス》]]での[[ランデス]]に特化した[[【キリコランデス】]]などが考案された。
[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]はまだ4枚積み可能であり、[[山札]]送還を拒否できるため複数回の《エンペラー・キリコ》でも盤面を保持でき、よく採用された。ワンショットには[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]が用いられ、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]の一斉[[攻撃]]は耐えるのが難しかった。

[[DM-33]]で[[《母なる星域》]]が登場すると、[[進化]]と[[コスト]]の重さ、[[ハンデス]]等による[[コンボ]]妨害の耐性のなさを一気に克服し、[[【エンペラー・キリコ】]]は瞬く間に[[トップメタ]]にのし上がる。当時4積み可能であった[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]から安定して[[着地]]させることが可能であり、[[コスト踏み倒し]]で[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]がでれば[[《フォース・アゲイン》]]を使うことで再度《エンペラー・キリコ》を出し直すことが可能であった。
[[DM-33]]で[[《母なる星域》]]が登場すると、[[進化]]と[[コスト]]の重さ、[[ハンデス]]等による[[コンボ]]妨害の耐性のなさを一気に克服し、[[地雷]][[デッキ]]のひとつに過ぎなかった[[【エンペラー・キリコ】]]は瞬く間に[[トップメタ]]にのし上がる。当時4積み可能であった[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]から安定して[[着地]]させることが可能であり、[[コスト踏み倒し]]で[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]がでれば母なる呪文や[[《フォース・アゲイン》]]を使うことで再度《エンペラー・キリコ》を出し直すことが可能であった。
[[マナゾーン]]に《エンペラー・キリコ》を含む7[[マナ]]があれば、[[《黙示賢者ソルハバキ》]]と[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]を通して突然空の盤面から《エンペラー・キリコ》が飛んでくるという即死性により、多くの[[プレイヤー]]を恐れさせた。

[[DM-34]]で[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]が登場すると、それと[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]などの[[ファッティ]][[ドラゴン]]を主な[[コスト踏み倒し]]先にし、[[《龍仙ロマネスク》]]と第二の軸となる[[《超竜ヴァルキリアス》]][[《超竜バジュラズテラ》]]を組み込んだ[[【星域キリコドラゴン】]]が誕生。
高[[コスト]][[ドラゴン]]は[[グッドスタッフ]]性が高く《エンペラー・キリコ》がなくても十分強力であること、[[《超竜ヴァルキリアス》]][[《超竜バジュラズテラ》]]との相性が良いこと、4枚使えた[[《龍仙ロマネスク》]]の[[マナブースト]]から[[種族]]まで膨大な[[アドバンテージ]]を余すことなく使えたなど、極めて屈強なシナジーと完成度を誇る[[デッキ]]であり、[[【星域キリコドラゴン】]]は同時期に生まれた[[【キングロックキリコ】]]と共に[[環境]]を席巻した。
高[[コスト]][[ドラゴン]]は[[グッドスタッフ]]性が高く《エンペラー・キリコ》がなくても十分強力であること、[[《超竜ヴァルキリアス》]][[《超竜バジュラズテラ》]]との相性が良いこと、4枚使えた[[《龍仙ロマネスク》]]の[[マナブースト]]から[[種族]]まで膨大な[[アドバンテージ]]を余すことなく使えたなど、極めて屈強なシナジーと完成度を誇る[[デッキ]]であり、[[【星域キリコドラゴン】]]は[[【キングロックキリコ】]]と共に[[環境]]を席巻した。

[[神化編環境]]で暴れ回ったが、2010年5月15日、[[《龍仙ロマネスク》]]・[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]・[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]([[プレミアム殿堂]])など相性の良い[[カード]]とともに遂に[[殿堂入り]]。[[デッキ]]の核を見事に撃ち抜かれた結果となり、[[【エンペラー・キリコ】]]の爆発力も安定性も格段に低下。[[覚醒編]]で[[サイキック・クリーチャー]]が[[フィニッシャー]]として跋扈する[[環境]]に変化し、[[【エンペラー・キリコ】]]は大きな弱体化を余儀なくされた。
[[環境]]からは一歩引く形となったが、代わりに[[超次元]]をサブ[[フィニッシャー]]として新たな戦略プランに組み込んだり構築を[[コントロール]]に寄せることで[[【エンペラー・キリコ】]]はしぶとく生き残っていた。この時期はどちらかというと[[【不滅オロチ】]]の[[フィニッシャー]]に使われることが多く、[[環境]]においてはそちらでの活躍が大きかった。
《キリコ》の着地・デッキパワーの確保共に難しくなったことで[[環境]]からは一歩引く形となったが、代わりに[[超次元]]をサブ[[フィニッシャー]]として新たな戦略プランに組み込んだり構築を[[コントロール]]に寄せることで[[【エンペラー・キリコ】]]はしぶとく生き残っていた。この時期はどちらかというと[[【不滅オロチ】]]のサブ[[フィニッシャー]]に使われることが多く、[[環境]]においてはそちらでの活躍が大きかった。

そして[[エピソード1]]に突入すると、[[《サイバー・N・ワールド》]]、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]を獲得。地位が揺らいでいた《エンペラー・キリコ》本人に再び栄光が舞い戻ることになる。
[[《サイバー・N・ワールド》]]は[[手札]]を補充しつつ[[進化元]]と打点をこなす三面六臂の活躍を見せ、[[墓地]]に落ちた《エンペラー・キリコ》や大型[[クリーチャー]]を再度[[山札]]ないし[[手札]]に戻すことまで可能になったという、あまりにも好都合な[[カード]]であった。[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]のように今引きでゲームを終わらせる力はないが、[[リペア]]としては十分な力を持っていた。
[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]は言わずと知れた[[グッドスタッフ]]、[[パワーカード]]の化身であり、味方の[[スピードアタッカー]]化で[[1ショットキル]]を強力にサポートする。[[ビートダウン]]に対してメタ性能を持ち、苦手な[[ハンデス]]を[[マッドネス]]でカバーするという徹底ぶりで、[[カードプール]]の遷移でもの足りなくなっていた[[デッキ]]のパワーを見事に補ってくれた。
そして[[エピソード1]]に突入すると、[[手札]]補充・[[進化元]]・打点・擬似的な[[墓地回収]]と三面六臂の活躍を見せる[[《サイバー・N・ワールド》]]、[[パワーカード]]の化身であり[[ハンデス]]対策ができる上に味方の[[スピードアタッカー]]化で[[1ショットキル]]を強力にサポートする[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]を獲得。地位が揺らいでいた《エンペラー・キリコ》本人に再び栄光が舞い戻ることになる。

最終的には[[《ボルバルザーク・エクス》]]という最高の相棒まで現れた。[[マナ]]の[[アンタップ]]は更なる[[クリーチャー]]の展開を助長し、空の盤面からの《エンペラー・キリコ》降臨がさらに容易に。《エンペラー・キリコ》で[[山札]]に戻し再利用することで、[[マナ]]は延々[[アンタップ]]されつづけ、[[デッキ]]のすべての[[パワーカード]]を出し尽くすまで《エンペラー・キリコ》の賽を振り直した。その理不尽極まるムーブは[[【エンペラー・キリコ】]]を悪名高き[[ソリティア]]としてプレイヤーに認知させるにまで至った。
最終的には[[《ボルバルザーク・エクス》]]という最高の相棒まで現れた。[[マナ]]の[[アンタップ]]は更なる[[クリーチャー]]の展開を助長し、空の盤面からの《エンペラー・キリコ》降臨がさらに容易に。《エンペラー・キリコ》で[[山札]]に戻し再利用することで、[[マナ]]は延々[[アンタップ]]されつづけ、[[デッキ]]のすべての[[パワーカード]]を出し尽くすまで《エンペラー・キリコ》の賽を振り直した。
[[【Nエクス】]]の機構を組み込んだ[[【エンペラー・キリコ】]]は、《キリコ》が盾に落ちていても困らないほどの[[デッキ]][[パワー]]を誇った。
こうして[[エピソード1]]の[[グッドスタッフ]]をふんだんに積みこんだ新型[[【星域キリコドラゴン】]]はあらゆる大会のトップを独走することとなった。

合計2年以上の長きにわたり[[環境]]に君臨し続けた[[フィニッシャー]]であったが、2012年3月15日付で[[《邪神M・ロマノフ》]]と共に[[プレミアム殿堂]]への昇格が決定。[[【エンペラー・キリコ】]]系列の[[デッキ]]は完全に消滅した。

[[環境]]での活躍を見ればこの措置もやむを得ないだろう。[[《インフェルノ・ゲート》]]や[[《ミラクルとミステリーの扉》]]などのように、[[マナコスト]]の制限のない[[コスト踏み倒し]]は非常に強力であるという不文律を示した[[カード]]の1つとなった。

[[【星域キリコドラゴン】]]は[[水]][[自然]]の[[デッキ]]エンジンで[[火]][[光]]の[[ファッティ]][[クリーチャー]]を繰り出して戦う[[デッキ]]の[[アーキタイプ]]として、[[【Nエクス】]]のノウハウとともに[[【ビッグマナ】>ビッグマナ]]に受け継がれることになる。
特に[[【白刃鬼】>【カイザー「刃鬼」】]]には、[[光]]の[[カード]]を駆使した防御機構まで見事に受け継がれたといえる。

**その他 [#d74d9b62]
-「[[表向き]]」なので[[ライブラリアウト]]の心配は無い。[[山札]]のカードすべてが[[表向き]]になっても「[[能力]]終了時に[[山札]]がなくならないと[[山札]]切れにならない」という裁定が出ている。最後に[[表向き]]にした[[カード]]を戻して[[シャッフル]]するため、ほぼ[[ライブラリアウト]]はないだろう([[《アクアン》]]などは[[捨てる]]か[[手札]]に加えるかなので、[[能力]]終了時には確実に[[山札]]が−5される)。

-[[山札]]に残る[[クリーチャー]]の数が少ないと、[[山札]]の一番下に置いた[[クリーチャー]]がすぐに戻ってくることもある。それを利用して、強力な[[cip]]持ち[[クリーチャー]]の[[能力]]を使い回す事も可能。

-[[《魂の呼び声》]]→[[《母なる星域》]]の[[コンボ]]により、好きな[[ゴッド]]3体までを一気に出して[[G・リンク]]させることが可能だった。

-「[[ソリティア]]」という言葉が浸透するきっかけとなった[[カード]]である。このカードが[[バトルゾーン]]に出ればほぼ勝利したようなものだったが、[[コスト踏み倒し]]で出た[[クリーチャー]]の[[cip]]の[[解決]]に手間取ることが多く、止めを刺すまでに非常に長い時間がかかっていた。[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]で[[《フォース・アゲイン》]]や[[《母なる星域》]]を唱えて《キリコ》を再び出し直すと、その[[cip]]を再びやり直すことになり、待機状態の[[能力]]も次々に累積していったのである。
--対戦相手からすれば、負け濃厚と解りつつも何もできず、長々待たされた上で結局負けるという光景も多く、このような[[ソリティア]]の状態を生み出す点も《キリコ》が嫌がられ、禁止化された一つの要因と言える。

-対戦相手からすれば、負け濃厚と解りつつも何もできず、長々待たされた上で結局負けるという光景も多く、このような[[ソリティア]]の状態を生み出す点も《キリコ》が嫌がられ、禁止化された一つの要因と言える。
-この[[カード]]を中心とした[[デッキ]]は、それまでのメタデッキの中でもトップクラスに高額だった。この[[カード]]と相性のいい[[重く>重い]]て強力な能力のクリーチャーは[[ベリーレア]]以上に収録される傾向があり、そうでないものも[[《神秘の宝箱》]]・[[《スローリー・チェーン》]]のような[[絶版]]状態で入手困難なものが多かったためである。

-この[[カード]]を中心とした[[デッキ]]は、歴代のメタデッキの中でもトップクラスに高額だった。この[[カード]]と相性のいい[[重く>重い]]て強力な能力のクリーチャーは[[ベリーレア]]以上に収録される傾向があり、そうでないものも[[《神秘の宝箱》]]・[[《スローリー・チェーン》]]のような[[絶版]]状態で入手困難なものが多かったためである。

-[[DMX-12]]では[[転生]]版の[[《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》]]が登場した。あちらは[[究極進化]]であり、出せる数も[[バトルゾーン]]に戻した[[クリーチャー]]までと、かなりの調整が加わっている。

-[[DMX-17]]でも[[転生]]版となる[[《甲型龍帝式 キリコ³》]]が登場した。そちらは手札を山札の下に戻し、[[cip]]で[[呪文]]を3連射する[[能力]]となっている。

-漫画「覇王伝 ガチ!!」では[[獅子王]]の切り札として登場。[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]からの[[《母なる星域》]]により場に出され、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]と[[《緑神龍ザールベルグ》]]2体を呼び出してマナ、クリーチャー、シールドを破壊し尽くすという、殿堂入りカードの名に恥じない極悪なプレイングを見せた。主人公の[[赤星 大虎]]曰く、「獅子王のデッキはとにかく強いクリーチャーをブチ込んでるからエンペラー・キリコが出た時点で勝負は付いていた」とのこと。

**関連カード [#p779f4b7]
-[[《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》]]
-[[《甲型龍帝式 キリコ³》]]

-[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]


**収録セット [#j670590b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Heart]]
--[[DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」>DM-32]]

**参考 [#vbe0659f]
-[[サイバーロード]]
-[[オリジン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[サイバー]]
-[[表向き]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シャッフル]]

-[[プレミアム殿堂]]

-[[【エンペラー・キリコ】]]
--[[【キリコランデス】]]
--[[【キングロックキリコ】]]
--[[【星域キリコドラゴン】]]
-[[即死コンボ]]

&tag(進化クリーチャー,水文明,単色,コスト8,サイバーロード,オリジン,サイバー,パワー13000,進化-サイバーまたはオリジン,cip,自軍山札送り,コスト踏み倒し,T・ブレイカー,・,Heart,プレミアム殿堂,SR,スーパーレア);