#author("2021-11-20T17:53:23+09:00","","")
*《エマージェンシー・タイフーン》 [#m61a3235]

|エマージェンシー・タイフーン C 水文明 (2)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|カードを2枚まで引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。|

[[DM-11]]で登場した低[[コスト]]の[[水]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。

[[任意]]で2枚まで引いて1枚[[捨てる]]。

[[ドロー]][[呪文]]ではあるが、[[手札]]から普通に唱えた場合、[[《エナジー・ライト》]]のように[[手札]]を増やすことはできない。そのため、[[墓地肥やし]]を兼ねた[[手札交換]]として見るべきだろう。

[[リアニメイト]]と相性がよく、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《邪眼皇ロマノフI世》]]などの大型[[クリーチャー]]を捨てて[[《魔龍バベルギヌス》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]などで釣り上げるなどの使い方がある。

[[手札]]に来てしまった[[《黒神龍グールジェネレイド》]]の処理に便利な他、クローン系[[カード]]を捨て、2枚目以降のクローンの威力を上げることもできる。

また、[[S・トリガー]]なので相手[[ターン]]中に[[唱える]]事も出来る。[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]や[[《翔竜提督ザークピッチ》]]などの古いタイプの[[マッドネス]]ならば相手[[ターン]]中に捨てることで[[バトルゾーン]]に出すことができる。ただし、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]など、[[エピソード1]]以降のものは自分の[[カード]]で捨てた場合は反応しないので注意。

その使いやすさと手軽さから、[[水]][[文明]]で[[墓地肥やし]]を行う際にはよく採用される。

[[軽い]][[手札交換]]という点では[[《シークレット・クロックタワー》]]や[[《ブレイン・ストーム》]]と、[[水]]の[[墓地肥やし]]では[[《サイバー・チューン》]]や[[《戦略のD・H アツト》]]などと[[スロット]]を争う。それぞれ性能に差があるので自分の[[デッキ]]に合うものを選びたい。

**環境において [#e51b2986]
登場からしばらくして[[手打ち]][[スペック]]で遥かに勝る[[《ダンディ・ナスオ》]]が登場し、「[[S・トリガー]]で捲れるなら」と辛めの評価を下されるに至った。さらに、[[《シークレット・クロックタワー》]]が登場すると、[[墓地肥やし]]を活かさない場合は[[手札交換]]としてあちらに立場を譲るようになった。

ところが戦国編で[[【カウンターマッドネス】]]が流行すると、[[マッドネス]]機動要員として開花。

その後も、水系の初動として需要を保ち、[[エピソード3環境]]では[[【墓地ソース】]]のパーツして2度目の活躍。

[[超天篇環境]]では[[【ロマノフシャコガイル】]]、[[【カリヤドネループ】]]で活躍。

徐々に2コスト墓地肥やしが充実すると、単色であることが採用理由の主たる理由となったが、スペック自体に落ち目は無かった。

しかし[[DMEX-17]]で[[上位互換]]の[[《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]が登場。とはいえ、クリーチャー面を重視しないのであれば、《エマージェンシー・タイフーン》が最大8枚体制にできるようになったとも言える。
**テクニック [#he177542]
-[[手札]]の枚数が変わらないという先入観故に、[[カード]]を引かずに[[手札]]だけを捨てる選択肢が忘れられがちである。[[【知新ジャスティス】]]などの極限まで[[山札]]を削る[[ループ]][[コンボ]]において、ピンポイントで手札を[[墓地送り]]にするコンボパーツとして使われる場合もある。

-条件を満たした[[《夜露死苦 キャロル》]]を捨てれば、[[能力]]で[[手札]]に戻ってくるので[[手札]]の損失なく[[ドロー]]できる。

**イラスト・フレーバーテキストについて [#cee3ff2f]
-イラストでは[[《守護聖天ラディア・バーレ》]]が竜巻に巻き込まれてバラバラになっている。また、[[DM-32]]で[[再録]]された際には新しい[[イラスト]]となっており、こちらは[[《アクア・サーファー》]]と[[《マリブ・ダンサー》]]らしき[[クリーチャー]]が竜巻から逃げまどっている。

-[[鬼アツ!キラッキラ黄金(ゴールデン)パック!!]]キャンペーンで[[プロモーション・カード]]として配布された際の[[フレーバーテキスト]]は韻を踏んだものになっている。E2のラップがテーマの[[ドラゴン・ゾンビ]]との相性の良さを示唆しているのかもしれない。

-[[DMR-16真]]版の[[フレーバーテキスト]]の《アクア課長 シラリバ》は未登場の[[クリーチャー]]である。

-2017年に[[デュエマフェス]]の景品として[[プロモ>プロモーション・カード]]化される際に[[アルトアート]]版が再録されたが、竜巻の中心に[[どこかのクリーチャー>《オヴ・シディア》]]を連想させるような大きく不気味な目玉が追加された。

-[[DMEX-13]]で再録され、フレーバーテキストに[[美孔麗王国]]の美学が載せられた。フレーバーテキスト通りに[[ビビッドロー]]を促進する使い方のほか、同弾で出た[[《傾奇黙劇 アルレキヰノ》]]の[[アタックトリガー]]との相性の良さが再録理由だろう。一方で[[チーム零]]の[[ムゲンクライム]]の発動に繋がるという点でも相性は悪くない。

**メディアでの活躍 [#f981cdf3]
-アニメ「ビクトリーV3」では[[切札 勝太]]が使用。[[切札 勝太]]の[[デッキ]]は[[《頼むぜ!カツドン》]]や[[《百万超邪 クロスファイア》]]といった墓地を活用するカードが多いため、作中でもそれを利かす機会が多い。
**その他 [#t131cb2a]
-[[水]]の[[手札交換]]における[[基本カード]]であり、「タイフーン」と名の付く亜種もいくつか存在する。[[《ブレイン・タイフーン》]]と[[《スクランブル・タイフーン》]]は[[上位種]]にあたり、どちらも[[コスト]]が[[重い]]分、[[ドロー]]する枚数が([[《スクランブル・タイフーン》]]は捨てる枚数も)こちらより多い。
--またこの[[呪文]]の[[火]][[文明]]版として、同[[コスト]]の[[《勇愛の天秤》]]が存在する。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[レアリティ]]が[[アンコモン]]になり、ドローが強制になった。
--[[プライズ]]版のイラストでは[[黄昏 ミミ]]がチョコレートをかき混ぜ、後ろでは[[不亞 幽]]がチョコレートドーナツのレシピ本を読んでいる。《エマージェンシー・タイフーン》の名残としてミミがかき混ぜているチョコレートが竜巻状になっている。
--[[DMPP-08EX]]版ではイラストレータ名が誤植されている。

**関連カード [#id56d9bb]
-[[上位種]]
--[[《サイバー・チューン》]]
-[[スーパー・S・トリガー]]版
--[[《超魔導書グリモア第I章》]]
-[[ツインパクト]]版
--[[《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]

-[[《シークレット・クロックタワー》]]
-[[《ブレイン・ブック》]]
-[[《ブレイン・ストーム》]]
-[[《スクランブル・タイフーン》]]
-[[《堕呪 バレッドゥ》]]
-[[《ブラッディ・タイフーン》]]
-[[《ニンプウ・タイフーン》]]
-[[《勇愛の天秤》]]
-[[《龍装者“JET”レミング/ローレンツ・タイフーン》]]
-[[《シンカイタイフーン》]]
-[[《戦略のD・H アツト》]]
-[[《暴君 アーザラン/コザラン攪乱大混乱》]]
-[[《崇高神ケミカル》]]
-[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]
-[[《起源神エレクトロン》]]
-[[《爆熱 メルニア・エマージェンシー》]]
-[[《魔皇アンドラージ》]]
-[[《海郷 エマジェン-1》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#i128761a]
-[[DM-11]]、[[DMC-34]]、[[DMPP-03]]
'''華麗からは程遠い。だが、今はこの強引さが必要なのだ。'''
-[[DM-32]]
'''[[古代の軍訪>オリジン]]により、埋もれていた秘術も現代に蘇った。'''
-[[DMR-16極]]
'''[[ザ=デッドマン>《龍覇 ザ=デッドマン》]]と、その[[究極のドラグハート>《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]に対抗するために、[[グレンモルト>《超戦龍覇 モルト NEXT》]]は[[ヘルボロフ>《極・龍覇 ヘルボロフ》]]と[[デスゴロス>《極・魔壊王 デスゴロス》]]に協力を求めた。'''
-[[DMR-16真]]
'''[[Q-END>《ν・龍素王 Q-END》]]と[[メタルアベンジャーR>《ν・龍覇 メタルアベンジャー R》]]、我々ピタゴラスの力と怒りは二人にすべて委ねた! ---アクア課長 シラリバ'''
-[[DMX-01]]、[[DMPP-08EX]]
'''要らぬ要らぬも要るのうち。'''
-[[DMD-08]]
'''こいつぁ、とんだエマージェンシー!!'''
-[[DMD-09]]
'''[[アウトレイジ]]のフリースタイルな戦い方は、ピンチもチャンスに変える。'''
-[[DMEX-13]]
'''~美孔麗王国の美学~'''
'''[[ビビッドロー]]できずに手札に溜まったカードは、そのままではコストが重くて使いにくいのが難点。そういう場合はエマージェンシー・タイフーンなどで捨ててしまって、新たなカードをドローしよう!'''
-[[DMEX-15]]
'''[[白凰]]率いる白い騎士団四天衆、[[黄昏ミミ>黄昏 ミミ]]。[[白凰]]への恋心を抱きつつ、[[勝舞>切札 勝舞]]の友人として共に戦うのだ!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P18/Y11・[[MODE→CHANGE]])
'''まさにこの世はエマージェンシー!生き抜くために思考をチェンジ!'''
-[[デュエマフェスパック Vol.2>デュエマフェスパック#r5c3f637]](P25/Y16)
'''[[デュエマフェス]]は楽しい。だが、超[[デュエマフェス]]の盛り上がりは3倍エマージェンシーだ!'''
-[[プライズ]]
'''恋はいつだってエマージェンシー。'''

**収録セット [#e47fcf3f]
***[[デュエル・マスターズ]] [#x91916eb]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]]
--[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」>DMC-34]]
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」>DMX-01]]
--[[DMD-08 「変形デッキセット DX鬼エンジェル」>DMD-08]]
--[[DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」>DMD-09]]
--[[デュエマフェスパック Vol.2>デュエマフェスパック#r5c3f637]]([[P25/Y16>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]])([[アルトアート]])
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」>DMC-44]]
-illus.[[Yuri Shinjuro]]
--[[DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」>DM-32]]
--[[DMEX-13 「四強集結→最強直結パック」>DMEX-13]](78/84)
--[[鬼アツ!キラッキラ黄金(ゴールデン)パック!!]](P18/Y11)
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMR-16極 「ドラゴン・サーガ 第4章 超戦ガイネクスト×極」>DMR-16極]]
--[[DMR-16真 「ドラゴン・サーガ 第4章 超戦ガイネクスト×真」>DMR-16真]](新規イラスト)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](93/100)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#l74b21da]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMPP-03 第3弾「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」>DMPP-03]]
--[[DMPD-06 「ベストセレクション 光・水 ディフェンス」>DMPD-06]]
--[[DMPP-08EX「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」>DMPP-08EX]](実際のイラストは[[DM-32]]の[[Yuri Shinjuro]]版)
-illus.[[nuisuke]]
--[[プライズ]]

**参考 [#y16a9e6c]
-[[S・トリガー]]
-[[ドロー]]
-[[手札]]
-[[捨てる]]
-[[ディスカード]]
-[[手札交換]]
-[[墓地肥やし]]
-[[MODE→CHANGE]]

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト2,S・トリガー,手札交換,・,終音「ん」,《エマージェンシー・タイフーン》,C,コモン,Sansyu,Toshiaki Takayama,Yuri Shinjuro,Taro Yamazaki,呪文 (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト2 (デュエプレ),S・トリガー (デュエプレ),手札交換 (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Sansyu (デュエプレ),nuisuke (デュエプレ));