#author("2021-03-13T11:09:56+09:00","","")
*《アポカリプス・デイ》 [#o0b01d85]

|アポカリプス・デイ R 光文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにクリーチャーが6体以上あれば、それらをすべて破壊する。|

[[DM-14]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。

[[光]]には珍しい[[全体除去]]かつ[[破壊]][[能力]]を持っている。[[S・トリガー]]で敵味方合わせて6体以上の[[クリーチャー]]がいればそれらをすべて[[破壊]]する。

[[クリーチャー]]が多く並ぶ[[【クリーチャーコントロール】]]相手には深く突き刺さる。[[墓地回収]]や[[リアニメイト]]の無い[[デッキ]]相手に撃ち込めれば致命傷となりうる。または[[【ヘブンズ・ゲート】]]のような[[コスト踏み倒し]]や、[[クリーチャー]]を並べての[[1ショットキル]]への対策として用いられることも多い。[[【除去コントロール】]]における[[除去]]の手段や、[[ミラーマッチ]]対策として1枚差される事もある。

積極的にこの[[呪文]]を使用して[[アドバンテージ]]を稼ぐ[[【アポカリプスコントロール】]]という[[デッキ]]も存在し、[[《予言者ファルシ》]]などの[[pig]]持ち[[クリーチャー]]と組み合わせることが多い。

欠点は自分の[[クリーチャー]]も[[破壊]]してしまうこと、クリーチャーを並べてこない相手には[[刺さり>刺さる]]が悪いこと。条件を能動的に満たそうとすると、自分から[[クリーチャー]]を並べていく必要があるが、そうすると[[全体除去]]で失う[[アドバンテージ]]も大きくなる。[[エピソード1環境]]のようなクリーチャーが並びにくい環境では比較的評価が低い。

[[S・トリガー]]を持っていることから、クリーチャーを並べて一気に[[1ショットキル]]を狙いに行くデッキに対しては4枚積みしたいところだが、そうでないデッキに対しては腐ってしまうため、4枚積みしづらいというジレンマが生じてしまっている。

[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]や[[《テック団の波壊Go!》]]など、このカードより使い勝手が良く、腐りにくい全体除去が登場して以降は、立場が怪しくなっている。

//-このカードの最初の活躍は[[転生編環境]]の[[【カウンターボルバル】]]におけるものである。そのころの[[環境]]は当時[[殿堂入り]]であった[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を[[フィニッシャー]]とした[[コントロール]]がメインであっため、[[除去]]の発動条件を満たすことは比較的容易であった。
//裁が横行している環境で6体並ぶ状況を作るのは厳しいのでは?

-能動的にこの[[カード]]を使用するなら[[破壊]]への耐性を持つ[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[《光器パーフェクト・マドンナ》]][[《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》]]、もしくは[[《不死身のブーストグレンオー》]]と併用するのがいいだろう。

-[[《フラッシュ・アーマー》]]をこの[[カード]]の前に唱えれば相手[[クリーチャー]]だけを[[破壊]]できる。この2枚を同一[[ターン]]に[[唱える]]場合、9[[マナ]]も必要になるが、長期戦の得意な[[光]]であり、[[《王機聖者ミル・アーマ》]]などの[[コスト軽減]][[カード]]も存在するので、狙えない[[コンボ]]ではないか。

-対象を選ぶわけではないので、[[《光器ペトローバ》]]のような[[アンタッチャブル]]でも[[破壊]]できる。また、[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]のような選ばれると[[トリガー]]する[[能力]]も発動しない。

-[[DMX-06]]でこの[[呪文]]を[[タップ能力]]として内蔵した[[《偽りの名 イーサン》]]が登場。あちらはやや遅いが、[[コスト]]を支払う必要がない為、他の[[呪文]]と組み合わせやすいという利点がある。

-[[1ショットキル]]対策として多くの[[デッキ]]に採用されてる強力な[[カード]]だが、[[再録]]回数に恵まれていない。[[初版]]から約5年ごとに2度[[再録]]されているが、機会に恵まれないのかいずれも[[旧枠]]であった。そして登場から15年後の[[DMEX-12]]で遂に[[新枠]]で[[再録]]された。

-[[DMD-24]]での[[フレーバーテキスト]]によると、世界の終わりと共に[[フィオナの森]]が燃えたようである。ただし、どこの世界で起きたのか、正確な時系列は不明。

-アポカリプス(Apocalypse)は英語で大事件や大災害の代名詞。もともとは「最後の審判」を描いた(とされる)新約聖書の一篇「ヨハネの黙示禄」のこと。

-この[[カード]]の元ネタはおそらく[[Magic:The Gathering]]の《神の怒り》だろう。そちらもこの[[カード]]のような[[全体除去]]であり、「アドバンテージの平等化」という白の性質を体現する[[呪文]]である。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]になった。更に[[《聖霊王アルカディアス》]]や[[《聖霊王アルファディオス》]]が[[バトルゾーン]]にいる最中にそれらを[[破壊]]できる数少ない[[呪文]]である。

-漫画「SX」で[[ザキラ]]が偽[[X (キサナドゥ)]]戦で使用。最後の[[シールド]]の[[S・トリガー]]で唱え、自分の[[《神滅海王グラン・ベルゼ》]]を巻き込みつつ相手[[クリーチャー]]を全滅させ、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]4体を[[リアニメイト]]させている。
後に[[アダム]]が[[切札 勝舞]]戦で使ったが、[[マナコスト]]の数字がミスで「3」になっていた。他に番外編で、[[白凰]]が[[《龍聖霊ウルフェウス》]]の能力で使用。

**関連カード [#gb82d268]
-[[《偽りの名 イーサン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#q94e029a]
-[[DMD-24]]、[[DMPP-05]]
'''世界が終わる。そして、[[フィオナの森]]が燃える。'''
-[[DMEX-12]]
'''[[ドラゴ大王>《龍世界 ドラゴ大王》]]となった[[龍世界>《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]は禁断復活を阻止するべく、[[ドラゴン]]の王として残り続けたのだった。'''

**収録セット [#ia644686]
***[[デュエル・マスターズ]] [#rd98e904]
-illus.[[Ken Sugawara]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」>DM-14]]
--[[DMC-64 「コロコロ・レジェンド・7 ムービー・ダイナマイト」>DMC-64]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]]
--[[DMEX-12 「最強戦略‼︎ ドラリンパック」>DMEX-12]] (27/110)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#id47c39c]
-illus.[[Ken Sugawara]]
--[[DMPP-05 第5弾 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」>DMPP-05]]

**参考 [#t0d57dac]
-[[S・トリガー]]
-[[全体除去]]
-[[リセット]]
-[[フィールドアドバンテージ]]
-[[【アポカリプスコントロール】]]
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公式Q&A
>Q.''《アポカリプス・デイ》''でクリーチャーが6体破壊されると、それらはどの順番で墓地に置かれますか?
A.ルール上は全て同時に墓地に置かれます。
その後、墓地に置かれたことによって発動したトリガーを、ターン・プレイヤーから順に処理します。
実際のカードの並べ方については(対戦相手も確認できる範囲で)好きに置くことができ、またいつでも並び替えることができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33759]]

>Q.バトルゾーンに相手のクリーチャーが5体、自分の[[《無量大龍 ドゥエ・ミリオーニ》]]が1体存在します。''《アポカリプス・デイ》''の効果でクリーチャーを全て破壊した場合、自分は何枚カードを引けますか?
A.その場合、1枚も引けません。(総合ルール 603.5c)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34202]]

&tag(呪文,光文明,単色,コスト6,S・トリガー,6体以上,除去,全体除去,破壊,・,R,レア,Ken Sugawara);