#author("2023-09-25T17:27:43+09:00","","")
*《アクア&ruby(とっこうへい){特攻兵}; デコイ》 [#mb413c71]

|アクア特攻兵 デコイ C 水文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル閃 1000|
|マナ武装3―相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、自分のマナゾーンに水のカードが3枚以上あれば、相手は《アクア特攻兵 デコイ》しか選べない。(ただし、自分の他のクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|

[[DMR-18]]で登場した[[リキッド・ピープル閃]]。
[[マナ武装]]3により、自身以外の[[クリーチャー]]を[[アンタッチャブル]]化する。

[[《ピュアキャット》]]などを見ても分かるように、実質3[[コスト]]で[[アンタッチャブル]]を付加できるのは強力。自身の[[スペック]]も2コストのリキッド・ピープル閃と恵まれており、[[《超閃機 ジャバジャック》]]などの[[アタッカー]]や、[[《アクア・ジェスタールーペ》]]などの[[システムクリーチャー]]を[[除去]]から守れる。

[[フリーズ]]や[[攻撃制限]]など[[バトルゾーン]]から離さない[[除去]]の多くに備えてこのカードを立てるとフル[[スペック]]を発揮する。

後に登場する「可能ならこのクリーチャーを選ぶ」効果の[[《ギギギのギタロー》]]や[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]などよりも相手への妨害性能が高いのが特徴。
第一に、[[割り振り火力]]など1発の効果で複数体選ぶ効果には、「可能ならこのクリーチャーを選ぶ」だとそれを最大まで含んでいれば他のクリーチャーも巻き込めるが、《アクア特攻兵 デコイ》なら1発の効果中で他のクリーチャーを選ぶことができない。
さらに比較対象は、それ自身を[[《ペトリアル・フレーム》]]をクロスさせるなどして避雷針自体を[[アンタッチャブル]]にすると、「可能なら」を自分から損なわせてしまい他の味方を自由に選べるようになるアンチシナジーだが、''《アクア特攻兵 デコイ》を[[アンタッチャブル]]にすると、誰も選べなくなって効果を[[空撃ち]]にさせられる''((過去のよくある質問より:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37289/))。

難点はマナ武装の数値が3のため、2[[ターン]]目に出すと[[効果]]を発揮できない事と、このクリーチャー自身の[[パワー]]が1000と非常に低い事。強力な効果には間違いないが、過信はせず保険程度に考えておくのが一番だろう。
その特性上マナ武装を早めに達成する必要もないので、その分単色デッキに限らず多色デッキでもそれなりに活躍できるだろう。

後にクリーチャー側だけ見ても疑似アンタッチャブル付与が無条件となった上にパワーも1000上がった[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]が登場。こちらは前述の微妙な挙動の違いや、[[《マインド・リセット》]]のような呪文指定ハンデスに引っかからないという[[差別化]]点はあるが、どちらも活かせる場面が限定的なため基本的にはあちらが優先されるだろう。

**ルール [#d5a9f7d3]
//以下はルール質問掲示板で確認中

//■総合ルール605.2b カードや能力が何かを選ぶ場合、指定できる範囲で可能な限り選びます。を重視した場合
//-[[ブロッカー破壊]]効果や[[《大自然の意志》]]、特定の位相のクリーチャーを選び〜する効果など、そもそも《アクア特攻兵 デコイ》は対象外でクリーチャーを選ぶ際には、《アクア特攻兵 デコイ》以外を選ぶことができる。
//--概要の「《アクア特攻兵 デコイ》を[[アンタッチャブル]]にすれば誰も選べない」ことの例外がこのルールに関係している。例えば[[アンタッチャブル]]の《アクア特攻兵 デコイ》がシールドブレイクで相手の[[《地獄門デス・ゲート》]]を踏んだ場合、[[アンタップ]]している範疇でクリーチャーを選ぶため、[[タップ]]状態の《アクア特攻兵 デコイ》は相手から選ばせる強制力を失い、結果として他のクリーチャーを破壊できる。これが選択に条件がない[[《デーモン・ハンド》]]などなら味方全員が選べない扱いで完全な[[空撃ち]]で終わらせることができる。

//■101.1. カードの効果はルールに勝つ を重視した場合
//-この効果は「自分の《アクア特攻兵 デコイ》以外のクリーチャーは選ばれない。」と読み替えると分かりやすいだろう。
//--したがって「[[ブロッカー]]を1体〜する」や「タップされているクリーチャーを1体〜する」など特定の条件のクリーチャーを選ぶ効果が使われ、このクリーチャーが対象外となる場合であっても選ばせようとする効果が働き、相手が選べるクリーチャーがいないことになり不発となる。

-「他の」ではなく《アクア特攻兵 デコイ》しか選べなくする効果のため、複数体並べても《アクア特攻兵 デコイ》を相互に[[アンタッチャブル]]にすることはできない。
//--言い換えると[[《名も無き神人類》]]の名前追加によって《名も無き神人類》を避雷針にすることができるようになる。尤も、7マナ支払って2コストのこのカードの真似事をするのは非合理だが。

**他のカード・デッキとの相性 [#n8c67412]
-[[《バースト・ショット》]]のような[[全体除去]]、[[《閃光の守護者ホーリー》]]のような[[スパーク]]系は被害をおさえられないが、[[《地獄スクラッパー》]]をはじめとした[[割り振り火力]]や[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]]などの選ぶ形の複数[[タップ]]の場合は、この[[クリーチャー]]1体が[[破壊]]されたり[[タップ]]されたりするだけで済む。

-軽量かつ守れる対象が広い事から、[[《牙神兵ガンガン・マンモス》]]等のように、比較的軽量もしくは[[種族]]サポートが乏しい[[フィニッシャー]]のお供として使っても良いだろう。

**環境において [#h14d7bbb]
[[革命編ブロック構築環境]]では【青単侵略】に使われた。高[[パワー]]・高[[打点]]の[[侵略]]持ちを守り、[[ビートダウン]]性能を上げることができることから、能力の評価自体は非常に高かった。

**その他 [#a63db4ad]
-「デコイ(decoy)」とは英語で「囮(おとり)」や「〜をおびき寄せる」といったような意味を持つ。デコイの名を持つカードは[[《返討ちの化身》]]、[[《焔の下の力持ち ワーゲン》]]、[[《陽動の面 ヒッヒー》]]と意外に多く存在する。
//ただ、難易度の高い英単語なので、軍事的な知識がなければ、一般的に浸透しているとは言いがたい。公式の対戦動画を見る限りでは、[[Deadman]]、カミカミ王子ともに「(デコイだから)名前の通り(の能力である)」と認識しており、2人の英語力の高さが垣間見えた。

-フレーバーテキストでは何やら重要な情報を入手している。果たして彼の言う更なる侵略の力とは一体どんな力なのだろうか?
--その後、[[DMR-19]]にて手札以外のゾーンからも[[侵略]]を行えるという、[[侵略]]を更に強化した能力を持つ[[S級侵略者]]が新たに登場。彼の言う事に間違いはなかったようである。

**関連カード [#c330a830]
-[[《陽動の面 ヒッヒー》]]
-[[《歓楽のタギャースツ》]]
-[[《パス・オクタン》]]
-[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#l0a212e3]
-[[DMR-18]]&br;'''[[革命軍]]が[[革命]]ゼロの力に目覚めたように、[[侵略者]]も[[さらなる侵略の力>S級侵略]]に目覚めるのではというウワサを聞いたぞ。 ---アクア特攻兵 デコイ'''

**収録セット [#u162d61a]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[jintetsu]]
--[[DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」>DMR-18]]

**参考 [#p323d401]
-[[リキッド・ピープル閃]]
-[[マナ武装]]
-[[アンタッチャブル]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,リキッド・ピープル閃,リキッド・ピープル,パワー1000,マナ武装,マナ武装3,マナ武装水,マナ武装水3,アンタッチャブル付与,C,コモン,jintetsu);