#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
#author("2024-02-07T17:51:07+09:00","","")
*《アクアン・メルカトール》 [#rb837aad]

|アクアン・メルカトール SR 水文明 (4)|
|クリーチャー:サイバーロード 2000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を表向きにしてもよい。その中から、光、闇、火、自然のカードをそれぞれ1枚ずつ選んで手札に加える。その後、残りを墓地に置く。|

[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で登場した[[水]]の[[サイバーロード]]。
[[DMEX-01]]で登場した[[水]]の[[サイバーロード]]。

[[cip]]で[[山札]]の上から4枚を見せその中から[[光]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]の[[カード]]をそれぞれ1枚ずつ選んで[[手札]]に加え残りを[[墓地]]に置く。
[[cip]]で[[山札]]の上から4枚を[[表向き]]にし、[[光]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]の[[カード]]をそれぞれ1枚ずつ[[手札]]に加え残りを[[墓地]]に置く。

これまでの[[《アクアン》]]の関連[[カード]]とは異なり、[[光]]と[[闇]]以外に[[火]]、[[自然]]の[[カード]]も[[手札]]に加えることができる。
ただし、加えられるのはそれぞれの[[文明]]の[[カード]]1枚ずつという制約がある。この[[カード]]を採用するとしたら、元を取るために最低でも3色、フル活用したいなら[[【5色デッキ】]]として組み、[[多色]][[カード]]をなるべく投入するのが良いだろう。
光と闇以外に火、自然の[[カード]]も[[サーチ]]できるようになった[[《アクアン》]]の[[転生]]カード。自身を含む水単色のカードのみサポートしていないが、水を含む多色であればサーチできる。
それぞれの[[文明]]のカード1枚ずつという制約があるため、元を取るために最低でも[[3色]]デッキで、多色カードをなるべく増やしたデッキに採用すると良いだろう。
また、本家と同じく[[墓地肥やし]]にも使える。表向きにした中から該当カードを手札に加えるのは[[強制]]なので、こちらは逆に水以外の文明は0〜2色に抑えてデッキを組むと良い。

あるいは、本家と同じく[[手札]]に加えなかった[[カード]]が[[墓地]]に置かれることを利用し、[[墓地肥やし]][[カード]]として使うのも手。[[表向き]]にした中から該当[[カード]]を[[手札]]に加えるのは[[強制]]なので、こちらは逆に[[水]]以外の[[文明]]は0〜2色に抑えて[[デッキ]]を組むと良い。
ハイスペックではあるものの、[[【5色コントロール】]]では大量[[ドロー]]による[[ハンド]]キープよりも、得られる[[アドバンテージ]]量は少なくても多くの[[ゾーン]]に触れられる[[汎用性]]が重要視されるという事情があり、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]らの枠を奪うまでには至っていない。

ハイスペックではあるものの思考停止に[[【5色デッキ】]]に入れていい[[カード]]ではない。
例えば、既存の[[【5色フェアリー・ミラクル】]]には、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]などを押しのけて4[[マナ]]域のこの[[クリーチャー]]が入る[[スロット]]はまずない。大量[[ドロー]]による[[ハンド]]キープよりは、得られる[[アドバンテージ]]量は少なくても、多くの[[ゾーン]]に触れられる汎用性こそが重要だからである。

それよりは、そこまで[[マナ]]を伸ばす必要のない[[【5色ドギラゴン剣】]]に加える方がよい働きをするだろう。
まず安定して4枚回収が可能で、そうでなくても[[墓地]]を[[カード]]の一時ストック場所の様に運用するので、[[墓地肥やし]]とも併用できる。[[《音精 ラフルル》]]など、詰めの段階で的確に場に出しておきたい[[カード]]を[[墓地]]に落として置ける。
[[cip]]を使い切れば[[パワー]]2000の[[ウィニー]]という点も、[[《音精 ラフルル》]]に[[革命チェンジ]]、そして[[cip]]を使いまわせるのだと考えよう。実際には、あまりそういう使い方をする場面はないが。
まず、[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]で[[リアニメイト]]できるコスト5以下のクリーチャーであり、[[スピードアタッカー]]を[[付与]]すれば[[《音精 ラフルル》]]の[[革命チェンジ]]元になる。
また、cipで2体目の《アクアン・メルカトール》を捲ると必ず墓地に落ちてしまう点も《リンネビーナス》の弾丸を補充できると考えれば[[メリット]]。むしろ状況によっては手札に加えられるカードをあえて墓地に送っても良い。
さらに、[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]といった[[手札誘発]]の[[防御札]]を多用するため、《リンネビーナス》を使ってありったけ連打した《アクアン・メルカトール》が結果的に[[ワンショット]]失敗時の保険になるケースも考えられる。
そして、相手の[[コスト踏み倒しメタ]]が厄介な時はこれで多色コスト2初動クリーチャーを蓄えれば素出しプランに活かせる。

自身が[[水]]なのでこの[[カード]]が捲れると[[墓地]]に必ず落ちる。その性質を活かして[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]で[[リアニメイト]]するのもよいだろう。そうすることによってパーツ集めをより円滑に行うことが可能になる。

**ルール [#y0ec36cf]
-''「[[水]]以外の[[カード]]」''ではなく''「[[光]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]の[[カード]]」''である。''[[水]]を含む[[多色]]の[[カード]]は[[手札]]に加える事ができる''ので、処理を混同しないように注意。

-[[手札]]に加えるタイミングは各[[文明]]の[[カード]]共に同時だが、[[文明]]を選択する順番は[[光]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]、とテキストに書いてある通りを守らなくてはならない。これは、[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]の裁定に準拠した考え方である(2018/2/22正式回答)。これを利用して、例えば[[火]]/[[自然]]の[[カード]]と[[火]]の[[カード]]がめくれた場合に、[[火]]を選ぶ枠で先に[[火]]/[[自然]]の[[カード]]を選ぶことで、[[火]]の[[カード]]を[[墓地]]に落とすという芸当が可能となる。

**環境において [#qd02b769]
登場から大方の予想通り【5色ドギラゴン剣】に採用された。だが、裏を返せば環境デッキにはそちら以外での採用実績がこれと云って無く、後は[[ファンデッキ]]界隈で[[【アルカクラウン】>【ドミティウス】]]に採用される程度であった。
登場から[[【5色ドギラゴン剣】]]や[[【アルカクラウン】>【ドミティウス】]]に採用される。[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]の[[殿堂入り]]で弱体化していた【5色ドギラゴン剣】を再び[[環境]]上位に押し上げる要因となった。

[[超天篇]]あたりになると[[《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》]]、[[《天災 デドダム》]]など[[手札補充]]と[[マナブースト]]が両立できてより[[汎用性]]の高いカードが充実し、単に[[手札]]と[[墓地]]しか増やせないこのカードは【5色ドギラゴン剣】でも2枚に抑えられるケースが目立っていった。このカードで分かりやすく[[墓地肥やし]]を行うと[[《ポクチンちん》]]を始めとした[[墓地利用メタ]]を呼んでしまうというのも需要が低下した要因としては大きい。
[[超天篇]]あたりになると[[《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》]]、[[《天災 デドダム》]]など[[手札補充]]と[[マナブースト]]が両立できてより[[汎用性]]の高いカードが充実し、単に[[手札]]と[[墓地]]しか増やせないこのカードは【5色ドギラゴン剣】でも2枚に抑えられるケースが目立っていった。このカードで分かりやすく[[墓地肥やし]]を行うと[[《ポクチンちん》]]を始めとした[[墓地利用メタ]]を呼んでしまうというのも需要が低下した一因。

[[十王篇]]末期に【5色ドギラゴン剣】を発展的解消させた[[【5色ドギラゴン閃】]]が成立すると、多色の[[ファイナル革命]]先を大量投入しなければならないため全抜きするケースもざらになった。

[[王来MAX]]では[[《サイバー・ブレイン》]]の[[殿堂解除]]・再評価を経て、こちらも大抵の場合で4マナ3[[手札補充]]となってクリーチャーが残るスペックを再評価されるようになった。この頃には[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]という新たな相棒を獲得しており、2種のサーチで殿堂入りの[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]を探せた。

[[アビス・レボリューション]]時点では採用デッキは皆無。
**その他 [#c1227256]
-この[[カード]]の登場時点で同[[コスト]]同[[文明]]の[[手札補充]][[クリーチャー]]である[[《セブ・コアクマン》]]が偶にしか見かけない[[カード]]となったため、だからこそ単純な[[手札補充]]枚数で勝るこちらが登場に至ったともいえる。
-メルカトール(Mercator)はラテン語で「商人」の意。

-名前は地図の図法の一種、メルカトル図法からか。世界中、全[[文明]]に手を伸ばした新しい[[《アクアン》]]にふさわしい名前といえる。
-「[[火]]と[[自然]]も巻き込めば倍儲かる」と言っているものの、実際に加えられる最大枚数は本家[[《アクアン》]]より少なくなってしまっている。もっとも、最大5枚補充できたなら[[温泉]]送りの危険があるので仕方ない事ではあるが。

-「[[火]]と[[自然]]も巻き込めば倍儲かる」と言っているものの、実際に加えられる最大枚数は本家[[《アクアン》]]より少なくなってしまっている。もっとも、最大5枚補充できたなら[[温泉]]送りの危険があるので仕方ない事ではあるが。
**関連カード [#be193631]
-[[《アクアン》]]
-[[《セブ・コアクマン》]]
-[[《電磁 アクアン-2》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#gc8e674f]
-[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]&br;'''にひひひ、[[光]]と[[闇]]を争わせてるだけじゃ、まだまだ儲け足らないよ![[火]]と[[自然]]も巻き込めば倍儲かるね。 ― アクアン・メルカトール'''
-[[DMEX-01]]&br;'''にひひひ、[[光]]と[[闇]]を争わせてるだけじゃ、まだまだ儲け足らないよ![[火]]と[[自然]]も巻き込めば倍儲かるね。 ― アクアン・メルカトール'''


**収録セット [#t4b299c6]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Tutui Misa]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](2/80)

**参考 [#i67f98d9]
-[[サイバーロード]]
-[[cip]]
-[[サーチ]]
-[[光]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[自然]]
-[[手札補充]]
-[[墓地肥やし]]

//&tag();
//タグを使う場合は上のコメントアウトを外してください。
&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト4,サイバーロード,サイバー,パワー2000,cip,サーチ,手札補充,墓地肥やし,・,《アクアン》,アクアン,SR,スーパーレア,Tutui Misa);