#author("2023-06-05T15:24:42+09:00","","")
#author("2023-06-30T06:15:57+09:00","","")
*《アクアン・メルカトール》 [#rb837aad]

|アクアン・メルカトール SR 水文明 (4)|
|クリーチャー:サイバーロード 2000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を表向きにしてもよい。その中から、光、闇、火、自然のカードをそれぞれ1枚ずつ選んで手札に加える。その後、残りを墓地に置く。|

[[DMEX-01]]で登場した[[水]]の[[サイバーロード]]。

[[cip]]で[[山札]]の上から4枚を見せその中から[[光]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]の[[カード]]をそれぞれ1枚ずつ選んで[[手札]]に加え残りを[[墓地]]に置く。

これまでの[[《アクアン》]]の関連[[カード]]とは異なり、[[光]]と[[闇]]以外に[[火]]、[[自然]]の[[カード]]も[[手札]]に加えることができる。
ただし、加えられるのはそれぞれの[[文明]]の[[カード]]1枚ずつという制約がある。この[[カード]]を採用するとしたら、元を取るために最低でも[[3色]]投入し、[[多色]][[カード]]をなるべく投入するのが良いだろう。

あるいは、本家と同じく[[手札]]に加えなかった[[カード]]が[[墓地]]に置かれることを利用し、[[墓地肥やし]][[カード]]として使うのも手。[[表向き]]にした中から該当[[カード]]を[[手札]]に加えるのは[[強制]]なので、こちらは逆に[[水]]以外の[[文明]]は0〜2色に抑えて[[デッキ]]を組むと良い。

ハイスペックではあるものの[[5色]][[デッキ]]でも軽い気持ちで入れていい[[カード]]でもない。
例えば、既存の[[【5色コントロール】]]には、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]などを押しのけて4[[マナ]]域のこの[[クリーチャー]]が入る[[スロット]]はまずない。大量[[ドロー]]による[[ハンド]]キープよりは、得られる[[アドバンテージ]]量は少なくても、多くの[[ゾーン]]に触れられる汎用性こそが重要だからである。

それよりは、そこまで[[マナ]]を伸ばす必要のない[[【5色ドギラゴン剣】]]に加える方がよい働きをするだろう。
まず安定して4枚回収が可能で、そうでなくても[[墓地]]を[[カード]]の一時ストック場所の様に運用するので、[[墓地肥やし]]とも併用できる。[[《音精 ラフルル》]]など、詰めの段階で的確に場に出しておきたい[[カード]]を[[墓地]]に落として置ける。
[[cip]]を使い切れば[[パワー]]2000の[[ウィニー]]という点も、[[《音精 ラフルル》]]に[[革命チェンジ]]、そして[[cip]]を使いまわせるのだと考えよう。実際には、あまりそういう使い方をする場面はないが。

自身が[[水]]なのでこの[[カード]]が捲れると[[墓地]]に必ず落ちる。その性質を活かして[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]で[[リアニメイト]]するのもよいだろう。そうすることによってパーツ集めをより円滑に行うことが可能になる。

**ルール [#y0ec36cf]
-''「[[水]]以外の[[カード]]」''ではなく''「[[光]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]の[[カード]]」''である。''[[水]]を含む[[多色]]の[[カード]]は[[手札]]に加える事ができる''ので、処理を混同しないように注意。

-[[手札]]に加えるタイミングは各[[文明]]の[[カード]]共に同時だが、[[文明]]を選択する順番は[[光]]、[[闇]]、[[火]]、[[自然]]、とテキストに書いてある通りを守らなくてはならない。これは、[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]の裁定に準拠した考え方である(2018/2/22正式回答)。これを利用して、例えば[[火]]/[[自然]]の[[カード]]と[[火]]の[[カード]]がめくれた場合に、[[火]]を選ぶ枠で先に[[火]]/[[自然]]の[[カード]]を選ぶことで、[[火]]の[[カード]]を[[墓地]]に落とすという芸当が可能となる。

**環境において [#qd02b769]
登場から大方の予想通り【5色ドギラゴン剣】に採用された。だが、裏を返せば環境デッキにはそちら以外での採用実績がこれと云って無く、後は[[ファンデッキ]]界隈で[[【アルカクラウン】>【ドミティウス】]]に採用される程度であった。
登場から大方の予想通り【5色ドギラゴン剣】に採用された。だが、裏を返せば環境デッキにはそちら以外での採用実績がこれといって無く、後は[[ファンデッキ]]界隈で[[【アルカクラウン】>【ドミティウス】]]に採用される程度であった。

それでも、[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]でのリアニメイト範囲内であることもあって、一度始動すれば【5色ドギラゴン剣】は途中で動きが止まりにくかった。[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]を使ってありったけ連打することで[[ニンジャ・ストライク]]や[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]などの[[防御札]]をかき集めることができ、こうして[[ワンショット]]失敗時の保険を掛けることができた。また、コスト踏み倒しメタが厄介な時は、これで多色2コスト初動クリーチャーを蓄えて素出しプランに活かすという手もあった。

[[超天篇]]あたりになると[[《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》]]、[[《天災 デドダム》]]など[[手札補充]]と[[マナブースト]]が両立できてより[[汎用性]]の高いカードが充実し、単に[[手札]]と[[墓地]]しか増やせないこのカードは【5色ドギラゴン剣】でも2枚に抑えられるケースが目立っていった。このカードで分かりやすく[[墓地肥やし]]を行うと[[《ポクチンちん》]]を始めとした[[墓地利用メタ]]を呼んでしまうというのも需要が低下した要因としては大きい。

[[十王篇]]終期に【5色ドギラゴン剣】を発展的解消させた型である[[【5色ドギラゴン閃】]]が成立すると、多色の[[ファイナル革命]]先を大量投入しなければならないことから、全抜きするケースもざらになった。

しかし[[《サイバー・ブレイン》]]の[[殿堂解除]]からしばらくして[[【青黒赤緑邪王門】]]でそちらが積極採用されるようになると、こちらも大抵の場合で4マナ3[[手札補充]]となってクリーチャーが残るスペックを再評価されるようになった。[[殿堂入り]]の[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]回収による上振れムーブは勿論のこと、4ターン目に安定して[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]と[[《百族の長 プチョヘンザ》]]のセットを揃えられるのも大きい。
**その他 [#c1227256]
-この[[カード]]の登場時点で同[[コスト]]同[[文明]]の[[手札補充]][[クリーチャー]]である[[《セブ・コアクマン》]]が偶にしか見かけない[[カード]]となったため、だからこそ単純な[[手札補充]]枚数で勝るこちらが登場に至ったともいえる。

-名前は地図の図法の一種、メルカトル図法からか。世界中、全[[文明]]に手を伸ばした新しい[[《アクアン》]]にふさわしい名前といえる。

-「[[火]]と[[自然]]も巻き込めば倍儲かる」と言っているものの、実際に加えられる最大枚数は本家[[《アクアン》]]より少なくなってしまっている。もっとも、最大5枚補充できたなら[[温泉]]送りの危険があるので仕方ない事ではあるが。

**関連カード [#be193631]
-[[《アクアン》]]
-[[《セブ・コアクマン》]]
-[[《電磁 アクアン-2》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#gc8e674f]
-[[DMEX-01]]&br;'''にひひひ、[[光]]と[[闇]]を争わせてるだけじゃ、まだまだ儲け足らないよ![[火]]と[[自然]]も巻き込めば倍儲かるね。 ― アクアン・メルカトール'''


**収録セット [#t4b299c6]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Tutui Misa]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](2/80)

**参考 [#i67f98d9]
-[[サイバーロード]]
-[[cip]]
-[[サーチ]]
-[[光]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[自然]]
-[[手札補充]]
-[[墓地肥やし]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト4,サイバーロード,サイバー,パワー2000,cip,サーチ,手札補充,墓地肥やし,・,《アクアン》,アクアン,SR,スーパーレア,Tutui Misa);