#author("2021-06-08T22:07:26+09:00","","")
#author("2021-06-29T10:59:25+09:00","","")
*《その&ruby(こ){子};&ruby(ども){供};、&ruby(きょう){凶};&ruby(ぼう){暴};につき》 [#k4cdb9dd]

|その子供、凶暴につき P(VR) 火文明 (4)|
|クリーチャー:ヒューマノイド/チルドレン 4000|
|自分のコスト3以下のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|相手の進化クリーチャーと相手の「スピードアタッカー」を持つクリーチャーはすべて、バトルゾーンにタップして置く。|

[[週刊ビッグコミックスピリッツ9号付録>プロモーション・カード]]として登場した[[ヒューマノイド]]/[[チルドレン]]。
自分の[[コスト]]3以下の[[クリーチャー]]に全て[[スピードアタッカー]]を与える[[常在型能力]]、相手の[[進化クリーチャー]]と[[スピードアタッカー]]持ち[[クリーチャー]]を場に出す時に[[タップイン]]させる[[置換効果]]を生む[[常在型能力]]を持つ。

スピードアタッカーの付与は奇襲性が高く、[[【速攻】]]や[[ビートダウン]]系と相性が良い。
[[【バニラビート】]]で[[《パーロック・スマイリーストーリー》]]と組ませれば[[1ショットキル]]の危険も。また[[《天真妖精オチャッピィ》]]と[[《斬斬人形コダマンマ》]]の様な[[暴発]]と組み合わせても面白い動きをする。
タップイン能力は非常に強力で、特に[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]、[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]などを止められる点は大きい。

**ルール [#p5f159df]
タップインさせる能力で注意しておきたいのが、適用条件が「バトルゾーンに『出す』時」である点。
つまり、''[[バトルゾーン]]に出る前に[[スピードアタッカー]]もしくは[[進化クリーチャー]]か否かを参照する''。そのため元から[[スピードアタッカー]]を持っていない、あるいはバトルゾーンに出てからカードタイプが[[NEO進化クリーチャー]]に変化する[[NEO進化]]の場合は[[タップイン]]しないので注意。
従って[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]自身やその効果、バトルゾーンにある[[《スカイ・ジェット》]]の効果、サムライ又はドラゴンがクロスしている[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]等の効果で、「出てからスピードアタッカーが付与される」状況ではタップインしないことをしっかり把握しておこう。
似たような組み合わせとして、[[《セイント・キャッスル》]]+[[《知識の精霊ロードリエス》]]があるが、こちらの場合、[[《知識の精霊ロードリエス》]]の適用条件が「バトルゾーンに『出した』時」であるため、[[バトルゾーン]]に出た後に[[ブロッカー]]か否かを参照する。従って、こちらの場合は問題なく[[ドロー]]ができる。[[ルール]]がややこしいので、対戦相手とはあらかじめ挙動を確認し合うほうが無難だろう。

-[[召喚酔い]]しない多くのクリーチャーをタップインさせるが、[[マッハファイター]]や[[疑似スピードアタッカー]]に対しては効果を発揮しない。特に、[[ジョーカーズ]]の[[《チョートッQ》]]や[[《超特Q ダンガンオー》]]などによる大量[[ブレイク]]を防ぐことができないのは難点。

**環境において [#r145e13c]
スピードアタッカー付与の能力から[[【速攻】]]に入れたいカードであるが、やや重く、自身が[[スピードアタッカー]]にはならないのが問題だった。だが、[[《一撃奪取 トップギア》]]の登場で3ターン目に出せるようになり強化された。

[[DMR-19]]では[[《S級原始 サンマッド》]]の登場により、評価が急上昇。《サンマッド》の[[進化]]元は[[コスト]]3の[[自然]]クリーチャーであり、このクリーチャーはそれらを[[スピードアタッカー]]化して[[S級侵略]]の使用を手助けできるため、相性は抜群である。特に[[《青銅の鎧》]]や[[《天真妖精オチャッピィ》]]など自分の[[マナ]]を増やせる[[cip]]持ちの場合、[[マナゾーン]]に《サンマッド》を置いてそのまま[[S級侵略]]、ということも考えられる。また、[[革命編環境]]にて[[【レッドゾーン】]]や[[【超次元デッドゾーン】]]など[[進化クリーチャー]]や[[スピードアタッカー]]をメインに扱う[[デッキ]]に対する[[メタ]]として働くのも要因のひとつである。

[[十王篇]]1[[ブロック構築]][[環境]]では[[【白赤緑ダイナボルト】>【ダイナボルト】#f5b7f22a]]の[[ミラーマッチ]]対策として使われる。ただし、場持ちは過信できないので頃合いを見てこの[[カード]]を[[ブレイク]]に参加させる[[プレイング]]も実際のチャンピオンシップの対戦では目立つ。

[[超GR]]を3[[コスト]]以下の[[GRクリーチャー]]で統一すれば[[GR召喚]]とのシナジーを持たせることができる。その点[[【BUNBUN・ヴァイカー】]]では[[《“魔神轟怒”ブランド》]]以外を3コストで統一した構築が偶に結果を残す。

**その他 [#p5f159df]

-名前の由来は映画「その男、凶暴につき」。フレーバーテキストの元ネタは映画「[[アウトレイジ]]」のキャッチコピーである『全員悪人』から。どちらも北野武監督の作品であり、うち「その男〜」は北野氏の初監督作品である。

-[[カード名]]に読点「、」が入ったのはこの[[カード]]が初めて。

-イラストは漫画「団地ともお」の作者である小田扉氏が手がけたもの。[[カードイラスト]]で魚を手にする少年が主人公の木下友夫である。
--DMR-08Sでの再録バージョンは、クリーチャーのコスプレをした子供達が描かれた、「団地ともお」とは全く関係のないイラストに差し替えられている。
--一応キャラクターの造形と持っている武器、ポージングはオリジナル版は意識されているようで、(左から)ケリ子、本田先生、ともおの面影が感じられる。また[[Yuri Shinjuro]]氏によるとともおだけ原型をとどめていないのは人型クリーチャーには目を描かない暗黙のルールと坊主頭では子供にウケないと判断したため、ポージング以外は別人となってしまった模様。
-小田扉氏の画風と週刊ビッグコミックスピリッツは青年誌であることから、画像が発表された時には冗談やコラージュ画像ではないかと勘違いする人が多数出た模様。スピリッツの特集ページでは「これをプレゼントすればお子さんの[[ヒーロー]]になれます」と、父親に向けた企画として強調されていた。前記した[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]の対策になることから成立したのだろう。
--デュエル・マスターズとは一見無縁に思える作品とのコラボレーションだが、「団地ともお」のアニメ脚本を担当している田辺茂範氏はアニメ「デュエル・マスターズ ビクトリーV」のシリーズ構成を担当していた。

-[[DMEX-11]]で[[ベリーレア]]として再録される。[[《レアリティ・レジスタンス》]]に引っ掛かることを考えるとレアリティ無し版の[[下位互換]]といえる。

**関連カード [#y187ea82]
-[[《ディオーネ》]]
-[[《霊樹海嶺ガウルザガンタ》]]
-[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]
-[[《聖者の精霊龍 セレナーデ》]]
-[[《波乗りザブンプル》]]
-[[《その子供、可憐につき》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#id2a0608]
-[[DMX-24]]&br;'''デュエデミー賞の会場には老若男女様々なデュエマ界の名士が参列した。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P66/Y11)&br;'''全員子供!!'''


**収録セット [#y11acbac]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuri Shinjuro]]
--[[DMR-08S 「エピソード2 グレイト・ミラクル 〜セブン・ヒーローVer.〜」>DMR-08S]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]]([[Dramatic Card]])
--[[DMEX-11 「Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー」>DMEX-11]](5/42)
-illus.[[小田扉]]
--[[プロモーション・カード]](P66/Y11)

**参考 [#kf698a22]
-[[ヒューマノイド]]
-[[チルドレン]]
-[[バトルゾーン]]
-[[コスト]]
-[[クリーチャー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[コラボカード]]
-[[速攻メタ]]

-[[【ペンチヴァイカー】>【BUNBUN・ヴァイカー】#nc6b4a36]]
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公式Q&A
>Q.バトルゾーンに自分の[[《DORRRIN・ヴォルケノン》]]と、相手の''《その子供、凶暴につき》''がいます。自分の火と光のクリーチャーは[[《DORRRIN・ヴォルケノン》]]の能力で「スピードアタッカー」を得ますが、バトルゾーンに出るときに相手の''《その子供、凶暴につき》''の能力でタップして出ますか?
A.いいえ、アンタップ状態で出ます。[[《DORRRIN・ヴォルケノン》]]が持つような「スピードアタッカー」を与える常在型能力は、クリーチャーがバトルゾーンに出てから「スピードアタッカー」を与えます。よって、''《その子供、凶暴につき》''の能力の対象にならず、アンタップ状態でバトルゾーンに出ます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33527]]

>Q.バトルゾーンに相手の''《その子供、凶暴につき》''と、自分の[[《ホップ・チュリス》]]2体がいる状況で、[[《ステップ・チュリス》]]をバトルゾーンに出そうとしています。ビートジョッキーが2体いるので[[《ステップ・チュリス》]]は「スピードアタッカー」を得るのですが、''《その子供、凶暴につき》''の能力でタップして出ますか?
A.いいえ、アンタップ状態で出ます。[[《ステップ・チュリス》]]のように常在型能力で「スピードアタッカー」を得るクリーチャーは、バトルゾーンに出てから「スピードアタッカー」を得ます。よって、''《その子供、凶暴につき》''の能力の対象にならず、アンタップ状態でバトルゾーンに出ます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33526]]

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