#author("2022-09-19T14:51:08+09:00","","")
#author("2022-10-21T22:32:31+09:00","","")
*《お&ruby(さわ){騒};がせチューザ》 [#y91ddfa7]

|お騒がせチューザ UC 火文明 (4)|
|クリーチャー:ドリームメイト 2000|
|このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。|
|このクリーチャーがタップしていれば、すべてのプレイヤーは呪文を唱えられない。|

[[DM-20]]で登場した[[火]]の[[ドリームメイト]]。

[[タップ]]されていれば全ての[[呪文]]の詠唱を禁止する。

ひとたび[[攻撃]]を始めれば[[【ミラクルとミステリーの扉】]]などの[[呪文]]を主体にした[[デッキ]]を完封することができる。
[[攻撃]]は[[メインステップ]]の後なので、自分のターン中はほぼ問題なく[[呪文]]を使える点が優秀である。

[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]に対する返しとしても優秀で、相手は迂闊に[[Dスイッチ]]することができなくなる。

ただし、可能であれば毎[[ターン]][[攻撃]]しなければいけないため場持ちが悪く、その点をサポートしてやる必要がある。
また、一度[[タップ]]してしまうと自分も[[呪文]]の[[S・トリガー]]及び[[S・バック]]が使えないため、[[S・トリガー獣]]や[[ブロッカー]]を使わなければ守りが手薄になりやすい。

使用の際はこのカードに合わせてうまく[[デッキ]]を組んでやる必要があるので、非常に玄人向けな[[カード]]と言える。

**ルール [#y21fb9a8]

2020.12.15付の裁定では、《お騒がせチューザ》をタップさせることを[[代替コスト]]や[[コスト軽減]]にして呪文を唱えようとした場合、唱えられなくなる前に「唱える」ことが確約されるため、そのまま唱えることができる。([[《シンクロ・チューン》]]、[[《カエルB ジャック》]]効果、[[ムゲンクライム]]呪文などが該当。)

過去には、唱えることが確約される前にタップされるが、《チューザ》をタップした瞬間に呪文を唱えられなくなる効果が有効になり、結果として「クリーチャーをタップするというコストを支払った後に唱えることが不発になる(手札に戻す)」という裁定が出ていた。

**環境において [#jbe3b1e8]
古くは2006年公式大会である「サマーギャラクシーリーグ」で意表を突くかの如く登場して優勝した[[【チューザビートダウン】]]の主要パーツとして知られる。

だが毎ターン殴らないといけないことがデメリットとして考えれており、[[殴り返し]]に弱いことから評価はマチマチであった。当時[[S・トリガー]]として[[色]]の合う・合わないに関わらず広く採用された[[《アクア・サーファー》]]で相討ちになるパワーラインであるのは如何ともし難かった。
だが、毎ターン殴らないといけないことがデメリットとして考えられており、[[殴り返し]]に弱いことから評価はマチマチであった。当時[[S・トリガー]]として[[色]]の合う・合わないに関わらず広く採用された[[《アクア・サーファー》]]で相討ちになるパワーラインであるのは如何ともし難かった。

それでも[[エピソード3環境]]で[[【シューゲイザーワンショット】]]のパーツとして需要が拡大。

[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]殿堂入り前、[[【イメンループ】]]におけるフィニッシュ手段として利用されることがそこそこあった。

その後、革命編以降は手軽な[[呪文ロック]]が普及したため存在感が薄れ、特に[[《音精 ラフルル》]]の存在が痛かった。
その後、革命編以降は手軽な[[呪文ロック]]が普及したため存在感が薄れる。特に[[《音精 ラフルル》]]の存在が痛かった。

ところが2020年1月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂により[[《音精 ラフルル》]]が[[プレミアム殿堂]]に指定されると立場は一変。[[【BUNBUN・ヴァイカー】]]における[[ロック]]手段として需要が高まり、チャンピオンシップでもよく見かけるカードとなった。【BUNBUN・ヴァイカー】の場合[[1ショットキル]]なので相手の防御札が呪文だけである時点で安全に詰めることができるのである。自軍を[[スピードアタッカー]]にする[[《チキチキ・JET・サーキット》]]や味方をタップさせる[[《爆烈マグマロイヒ》]]もテンプレパーツとして搭載されているのでタイムラグという欠点はこちらのデッキでは目立たない。
ところが、2020年1月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂により[[《音精 ラフルル》]]が[[プレミアム殿堂]]に指定されると立場は一変。[[【BUNBUN・ヴァイカー】]]における[[ロック]]手段として需要が高まり、チャンピオンシップでもよく見かけるカードとなった。【BUNBUN・ヴァイカー】の場合は[[1ショットキル]]なので、相手の防御札が呪文だけである時点で安全に詰めることができるのである。自軍を[[スピードアタッカー]]にする[[《チキチキ・JET・サーキット》]]や味方をタップさせる[[《爆烈マグマロイヒ》]]もテンプレパーツとして搭載されているので、タイムラグという欠点はこちらのデッキでは目立たない。

**他のカード・デッキとの相性 [#o76ada72]
-この[[クリーチャー]]が[[タップ]]されている限りは自分も[[呪文]]は使用できないので、([[プレミアム殿堂]]カードだが)[[《ベイB ジャック》]]の効果でこのクリーチャーをマナとしてタップしたり、攻撃時の[[アタック・チャンス]]も使えなくなってしまう。[[攻撃]]する際は順序をしっかり考えるようにしたい。

-[[《死皇帝ベルフェギウス》]]とは相性が良い。毎[[ターン]][[攻撃]]しなければならない[[デメリット]][[能力]]を無効化し、さらに場持ちの悪さもある程度改善できるためである。&br;また、自分が[[呪文]]を唱えたい時に任意でこの[[カード]]を[[破壊]]できるのも良い。だがベルフェギウスそのものが[[除去]]され易い事が難点か。
-[[《死皇帝ベルフェギウス》]]とは相性が良い。毎[[ターン]][[攻撃]]しなければならない[[デメリット]][[能力]]を無効化し、さらに場持ちの悪さもある程度改善できるためである。
また、自分が[[呪文]]を唱えたい時に任意でこの[[カード]]を[[破壊]]できるのも良い。だが《ベルフェギウス》そのものが[[除去]]され易い事が難点か。

-[[《護法の精霊アムシオン》]]とも相性が良い。アムシオンの[[能力]]によって[[ブロック]]されても[[破壊]]されず、[[殴り返し]]もアムシオンの[[能力]]による[[パンプアップ]]で大幅な耐性が付けられ、さらに相手は[[除去]][[呪文]]を唱えることができない。
-[[《護法の精霊アムシオン》]]とも相性が良い。《アムシオン》の[[能力]]によって[[ブロック]]されても[[破壊]]されず、[[殴り返し]]も《アムシオン》の[[能力]]による[[パンプアップ]]で大幅な耐性が付けられ、さらに相手は[[除去]][[呪文]]を唱えることができない。

-これと[[《単騎連射 マグナム》]]や[[タップ]]状態の [[《式神シシマイ》]]があれば、相手の[[S・トリガー]]をほぼ完封できる。だが実現は難しく、よりコストの小さい[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]を使った方がやりやすい。もっとも此方は無制限、サグラダは[[殿堂入り]]という差があり[[文明]]も異なるため一応の差別化はできている。
-これと[[《単騎連射 マグナム》]]や[[タップ]]状態の [[《式神シシマイ》]]があれば、相手の[[S・トリガー]]をほぼ完封できる。だが実現は難しく、よりコストの小さい[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]を使った方がやりやすい。もっとも此方は無制限、《サグラダ》は[[殿堂入り]]という差があり[[文明]]も異なるため一応の差別化はできている。
--先述の[[【BUNBUN・ヴァイカー】]]では《マグナム》とこちらが普通に投入されるため、かの[[単騎ラフルル>《音精 ラフルル》]]を彷彿とさせるこの光景もしばしば起こりうる。

-[[《その子供、可憐につき》]]でスピードアタッカー化できるため、[[【可憐メタビート】]]にも投入を検討出来る。ただし、役割上[[《正義の煌き オーリリア》]]とは競合する。

**その他 [#ta2c527c]
-[[絶版]]状態が長く続いたが、[[DMX-12]]にてめでたく[[再録]]。[[フレーバーテキスト]]上では[[《パーロック》]]の壮大なストーリーの一部に組み込まれている。&br;ただし、選択肢にある[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]は収録されていない。天に召されているのであたりまえといえば当たり前なのだが、今後[[DMX-12]]に変化が起こる可能性があるということだろうか。
-[[絶版]]状態が長く続いたが、[[DMX-12]]にてめでたく[[再録]]。[[フレーバーテキスト]]上では[[《パーロック》]]の壮大なストーリーの一部に組み込まれている。&br;ただし、選択肢にある[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]は収録されていない。
//天に召されているのであたりまえといえば当たり前なのだが、今後[[DMX-12]]に変化が起こる可能性があるということだろうか。
ちなみに[[DMX-12]]では
[[《お宝猫ニャンジロー》]]↓
[[《ガガ・ピカリャン》]]↓
[[《襲撃者ディス・ドライブ》]]↓
[[《レイジング・バンブー》]]↓
''《お騒がせチューザ》''↓
[[《自爆屋ギル・メイワク》]]↓
[[《リアルとデスの大逆転》]]↓
[[《緊急再誕》]]↓
[[《《パーロック〜陰謀に立ち向かえ!〜》》]]
といった具合につながっている。

-[[《緑神龍ジオブリード》]]のイラスト右下で宝玉のような物体に閉じこめられている。

-アニメ「ビクトリーV」での「[[切札 勝太]]VS[[亜部 真理亜]]」にて勝太が使用。[[S・トリガー]]で出た[[《緊急再誕》]]によって[[《霞み妖精ジャスミン》]]を破壊し、場に出た後、[[《アクア・マスター》]]によって公開されていた[[《スローリー・チェーン》]]の発動を封じた。

-[[DMEX-17]]の[[フレーバーテキスト]]は、2006年公式大会「サマーギャラクシーリーグ」で[[【チューザビートダウン】]]が意表を突くかの如く登場して優勝したことそのままを表現している。
**関連カード [#pb096672]
-[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]
-[[《式神シシマイ》]]

-[[《緑神龍ジオブリード》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《緑神龍ジオブリード》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#gf58a9b0]
-[[DM-20]]&br;'''「もうもうもう誰なんだよ! 危険が迫らないと効かないお札とか作るなんて!」――お騒がせチューザ'''
-[[DMX-12]]&br;'''「みんなー!聞いてくれ![[パーロック>《パーロック》]]に見捨てられたと思った[[レディ・パーロック>《海賊の祈祷師 レディ・パーロック》]]は……」《チューザ》が大声でみんなに叫んでいる。その声を聞いて、近づく影……&br;1.影の正体は《ギル・メイワク》だった。→[[《自爆屋ギル・メイワク》]]へ&br;2.影の正体は《キング・アルカディアス》だった。→[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]へ'''
-[[DMEX-12]]&br;'''[[フィオナの森]]は何度でもよみがえる自然文明の生命の象徴。そして、[[フィオナ・フォレスト>《森夢龍 フィオナ・フォレスト》]]を称える祭りは、「フィオナフェス」と名付けられその永遠の力を受け継ぐ祭となった。'''
-[[DMEX-17]]&br;'''除去コントロールにあらずんば、デッキにあらず。[[除去デッキ>【除去サファイア】]]が環境を支配し、クリーチャーデッキが存在できないと思われた世界でデュエキングとなったのは、[[誰も見たことのないネズミ>【チューザビートダウン】]]だった。 - 『サマー・ギャラクシー・リーグ』'''

**収録セット [#e77cfd04]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Akifumi Yamamoto]]
--[[DM-20 「不死鳥編 第2弾 魔闘竜×機兵団(ジ・アルティメット・ノヴァ)」>DM-20]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
--[[DMEX-12 「最強戦略‼︎ ドラリンパック」>DMEX-12]] (66/110)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](W5/W20)

**参考 [#e0a58b9c]
-[[クリーチャー]]
-[[ドリームメイト]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[タップ]]
-[[呪文ロック]]
-[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]

-[[【チューザビートダウン】]]

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[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.[[《夢罪放免》]]を「ムゲンクライム」で唱える際、''《お騒がせチューザ》''をタップしたらどうなりますか?&br;類似例:[[《シンクロ・スパイラル》]]
A.カードを使う事が禁止されていない状況であれば、コストを支払う手順を完了することで、呪文は唱えられたことになります。なので、''《お騒がせチューザ》''をタップしたとしても[[《夢罪放免》]]の効果を解決できます。
#region2((総合ルール 601.1f)){{
:601.1f |プレイヤーはマナコストを支払います。カードを使うことに際して行うべき処理があればその処理を実行します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39136]](2020.12.15)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト4,ドリームメイト,パワー2000,可能であれば攻撃する,攻撃強制,タップされていれば,呪文メタ,ロック,唱えられない,UC,アンコモン,Akifumi Yamamoto);