#author("2023-01-27T08:21:44+09:00","","")
#author("2024-03-28T05:53:48+09:00","","")
*《「&ruby(むじょう){無情};」の&ruby(きわみ){極}; シャングリラ》 [#top]
 
|「無情」の極 シャングリラ VIC 無色 (11)|
|進化クリーチャー:ガーディアン/ゼニス 17000|
|超無限進化・Ω:ガーディアンを1体以上自分の墓地、マナゾーン、またはバトルゾーンから選び、このクリーチャーをそのカードの上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそのクリーチャーを自身の山札に加えてシャッフルする。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがタップされている時、相手のクリーチャーは攻撃できない。|
|エターナル・Ω|
|''超無限進化・Ω'':バトルゾーン、墓地、またはマナゾーンから、自分のガーディアンを1体以上選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。|
|''T・ブレイカー''|
|''エターナル・Ω''(このクリーチャーが離れる時、かわりに手札に戻す)|
|''メテオバーン'':このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそのクリーチャーを山札に加えてシャッフルする。|
|このクリーチャーがタップしていれば、相手のクリーチャーは攻撃できない。|

[[DMR-08]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[無色]]の[[超無限進化・Ω]][[ガーディアン]]/[[ゼニス]]。
[[DMR-08]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[無色]]の[[ガーディアン]]/[[ゼニス]]の[[進化クリーチャー]]。

[[メテオバーン]]による[[山札]]への[[確定除去]]と、[[タップ]]されている時相手の[[クリーチャー]]を[[攻撃]]不可能にする[[常在型能力]]を持つ。

[[進化元]]は[[墓地]]、[[マナゾーン]]、[[バトルゾーン]]から好きな数選べるので、[[メテオバーン]]の弾切れは考えにくい。そうそう追い越されることのない高い[[パワー]]と[[攻撃]]を封じる[[常在型能力]]があるため、[[制圧]]力は非常に高い。[[攻撃]]する度に[[クリーチャー]]を[[除去]]され、[[タップ]]状態ならば一切の[[攻撃]]が封じられるため、これ一枚で詰みに近い状況になることも多い。

仮に[[除去]]されても、[[ゼニス]]の御多分にもれず[[エターナル・Ω]]を持つので、[[進化元]]ごと[[手札]]に戻る。そのため、[[進化クリーチャー]]としては再度[[召喚]]するのは容易である。

[[ゼニス]]だが「召喚によって」の能力は持たない。しかし、ひとたび召喚可能な状態までマナを伸ばせば、

+[[進化クリーチャー]]なので[[召喚酔い]]しない
+弾数制限のある[[アタックトリガー]]だが、除去として最も質の高いとされる[[山札送り]]の単体選択で盤面を取る
+除去しても[[エターナル・Ω]]で手札に戻り、さらにその後[[墓地リセット]]しないと[[メテオバーン]]で墓地に落とした[[ガーディアン]]で確実に[[進化速攻]]してくる
+除去しなかったら攻撃禁止の[[常在型能力]]で[[リーサル]]を組むことができないばかりか、[[殴り返し]]はもちろん[[自爆特攻]]覚悟の[[アタックトリガー]]起動すらもできない

と影響力は甚大になる。3.は再召喚に伴うメリットのため、攻め込むターンにカウンターの保険で出す場合なら召喚ではない[[コスト踏み倒し]]でも1, 2, 4はフルに使える。

流石に[[置換効果]]による[[除去]]には無力だが、[[《神羅スカル・ムーン》]]や[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]は[[アタックトリガー]]で[[除去]]でき、[[攻撃]]を[[ロック]]する[[能力]]で[[殴り返し]]を禁止できるので、この点についてはほとんど気にならない。さらに、2体目以降の《「無情」の極 シャングリラ》の[[進化元]]となってしまう可能性があるため、[[除去]]したからといって必ずしも安泰とは言えず、非常に厄介である。 

最大の欠点は11と非常に重い[[コスト]]。[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]と組み合わせることを前提としており、[[墓地]]に落としておけば9[[マナ]]で出せる。だが、やはり[[重い]]ことには変わらないので[[マナブースト]]は必須だろう。幸い、[[ゼニス]]でありながら[[召喚]]限定の[[cip]]を持たないため、[[コスト踏み倒し]]で出しても[[能力]]をフルに活用する事ができる。
最大の欠点は11と非常に重い[[コスト]]。[[《白骨の守護者ホネンビー》]]や[[《連隊の守護者ドクロンビー》]]と同時に登場したことから[[墓地肥やし]]と[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]と組み合わせる[[デザイナーズコンボ]]が想定され、[[墓地]]に落としておけば9[[マナ]]で出せる。だが、やはり[[重い]]ことには変わらないので[[マナブースト]]は必須だろう。幸い、[[ゼニス]]でありながら[[召喚]]限定の[[cip]]を持たないため、[[コスト踏み倒し]]で出しても[[能力]]をフルに活用する事ができる。

また、[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]はこの[[クリーチャー]]を条件とした[[アタック・チャンス]]を持つため、[[メテオバーン]]で落とした《「無情」の極 シャングリラ》をさらに展開することができる。[[墓地]]から[[呪文]]を[[回収]]できる[[《神託の守護者ミント・シュバール》]]や[[《墓地の守護者メガギョロン》]]が[[ガーディアン]]なのはありがたいところだろう。

[[コスト]]の重さと[[進化元]]の縛りという欠点を持つが、その分出した時の強さは強烈である。専用デッキについては「[[【シャングリラ】]]」を参照。

-コスト10以上なので[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]で軽減できる。
--『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])ではこれを主軸とした【青黒緑シャングリラ】が予選を通過して話題となった。[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の[[コスト軽減]]、[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]という[[進化元]]が後ろ盾となった。
--2023年、同じく[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の[[コスト軽減]]を利用し、とあるCSでは[[ガーディアン]]は[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]4枚と[[《閃光の守護者ホーリー》]]4枚、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]1枚、《「無情」の極 シャングリラ》3枚を採用し、ベスト8入りが確認されている。
//とあるCS=第31回DMまめすけ杯

**背景ストーリーでの活躍 [#backgroxnd_story]

[[背景ストーリー]]では最初に生み出された[[ゼニス]]とされ、[[ガーディアン]]の「文明を問わずみんなを守る心」と「外敵を排除する心」の2つの矛盾した心から生み出され、その矛盾を無くすために[[ゼロ>無色]]の力に目覚めたという。

-伊原しげかつ氏によって描かれた[[背景ストーリー]]漫画『STORY OF DUEL MASTERS』のうち、エピソード2に相当する「〜覇王鬼丸伝編〜」では、最終話にて登場。
崩壊を始めたゼニス本拠地、ニルヴァーナ・ゼニシアからその正体である「ゼニスそのもの」として現れた。「戦争と平和、 2つの願いを叶える方法。それはすべての破壊」と判断し、絶大な力で総てを無へと消し去ろうとするも、修羅丸の魂と共に新たなるゼニス、[[鬼羅丸>《超絶奇跡 鬼羅丸》]]となった鬼丸が[[プリン>《逆転王女プリン》]]の助けを借りて放った一撃「超絶 鬼羅の奇跡」により、打ち砕かれた。
[[背景ストーリー]]では最初に生み出された[[ゼニス]]とされ、[[ガーディアン]]の「文明を問わずみんなを守りたい心」と「外敵を排除したい心」の2つの矛盾した心から生み出され、その矛盾を無くすために[[ゼロ>無色]]の力に目覚めたという。
-伊原しげかつ氏にて描かれた[[背景ストーリー]]漫画『STORY OF DUEL MASTERS』のうち、エピソード2に相当する「〜覇王鬼丸伝編〜」では、最終話にて登場。
崩壊を始めたゼニス本拠地、[[ニルヴァーナ・ゼニシア>《Dの頂点 ニルヴァーナ・ゼニシア》]]からその正体である「ゼニスそのもの」として現れた。「戦争と平和、 2つの願いを叶える方法。それはすべての破壊」と判断し、絶大な力で総てを無へと消し去ろうとするも、修羅丸の魂と共に新たなるゼニス、[[鬼羅丸>《超絶奇跡 鬼羅丸》]]となった鬼丸が[[プリン>《逆転王女プリン》]]の助けを借りて放った一撃「超絶 鬼羅の奇跡」により、打ち砕かれた。
しかし、魂は残り「みんなの願いから生まれた自分はみんなが死なぬ限り死なぬ」事を鬼羅丸に告げるも、「今まで、みんなの願いを一身に背負ってつらかったろう」とシャングリラの魂を受け入れた鬼羅丸と共に消え去り、超獣世界の一部として合一した。
-倒された後も、[[オラクル]]によって至高神として崇拝され、[[エピソード3背景ストーリー]]においても影響力は健在である。
-名前にある「無情」は普段は「思いやりが無い」という意味で使われるが、仏語で「心の働きが無い様子」という意味もあり、おそらくここから取られている。ちなみに、同音異義語に「無常」という言葉があるが、これは《シャングリラ》の思想とは真逆の「万物が常に流転し、変化する」状態を意味する。

-開発主任によると「([[戦国編]]にてエピソードシリーズに至るまでの戦乱の火蓋を切った)''[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]がいなくとも、いずれシャングリラは誕生していた''」事が示唆されており、[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]及び[[《超銀河弾 HELL》]]と直接関係がない[[極神編]]より以前、あるいは[[戦国編]]~[[エピソード1]]の時間軸における超次元の穴・[[パンドラ・スペース]]で既にシャングリラ誕生の布石があったものだと推測できる。
-[[開発主任>川崎大輔]]によると「([[戦国編]]にてエピソードシリーズに至るまでの戦乱の火蓋を切った)''[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]がいなくとも、いずれ《シャングリラ》は誕生していた''」事が示唆されており、[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]及び[[《超銀河弾 HELL》]]と直接関係がない[[極神編]]より以前、あるいは[[戦国編]]~[[エピソード1]]の時間軸における超次元の穴・[[パンドラ・スペース]]で既に《シャングリラ》誕生の布石があったものだと推測できる。
一方で[[DMBD-06]]の収録カードの[[フレーバーテキスト]]によれば、《シャングリラ》は[[ドラゴン・サーガ]]次元には存在自体していなかった模様である。この為、[[ゼニス]]そのものの出自が[[エピソード3]]世界とは[[異>光]][[なる>エンジェル・コマンド]]ものとなっている。
--[[《樹脈の守護者エバード・ゼノム》]]の存在からガーディアンに「文明を問わず」すべてを守りたい心が芽生えた発端が[[転生編]]ラストでの光文明からの追放と推測できること、その《エバード・ゼノム》が守護する「樹脈石」は「[[ユニバースからの刺客>フェニックス]]」から狙われていたこと、追放されたガーディアンが「[[フィオナの森の守護者>フィオナ・ガーディアン]]」に独自進化した[[ドラゴン・サーガ]]の世界では《シャングリラ》が誕生しなかったことなどから、[[不死鳥編]]がその世界線に《シャングリラ》が誕生するかどうかの分岐点だったとの見方がある。
《シャングリラ》が[[ゼニス]]で唯一「[[メテオバーン]]」を振るう存在であるのも、ガーディアンの自己矛盾の始まりが[[フェニックス]]との戦いにあったためなのかもしれない。

-[[DMBD-06]]の収録カードの[[フレーバーテキスト]]によれば、シャングリラは[[ドラゴン・サーガ]]次元には存在自体していなかった模様である。この為、[[ゼニス]]そのものの出自が[[エピソード3]]世界とは[[異>光]][[なる>エンジェル・コマンド]]ものとなっている。

**その他 [#other]

-進化条件に「《「無情」の極 シャングリラ》以外の」という注釈はないので、別の《「無情」の極 シャングリラ》も[[進化元]]にできる。前述の通り、[[メテオバーン]]と[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]を同時に使用して増殖することも可能である。

-何らかの[[アタックトリガー]]で相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]中にこの[[クリーチャー]]が[[タップ]]されても、その[[攻撃]]は中止されない。一度[[攻撃]]が宣言されたら[[攻撃]]はそのまま続行される。

-この手の[[ロック]][[能力]]全般に言えることだが、[[《ダイヤモンド・ソード》]]や[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]を使われると簡単に突破されてしまう。そうなると、この[[クリーチャー]]が[[タップ]]状態でも普通に[[プレイヤー]]を[[攻撃]]されてしまうので注意。また、[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]は天敵。出てきた[[ターン]]に[[攻撃]]が出来なくなるので実質、能力が使えなくなってしまう。先に出てきてしまっていた場合、前もって[[除去]]するのが好ましい。

-[[エターナル・Ω]]によって、[[除去]]されると[[進化元]]ごとまとめて[[手札]]に戻る。[[進化元]]を何枚も重ねれば、[[除去]]された時に大量の[[手札補充]]が可能。

-[[【シャングリラ】]]での運用以外にも、[[汎用性]]の高い[[ガーディアン]]である[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《閃光の守護者ホーリー》]]を[[進化元]]にできるので、それらを使用する[[デッキ]]にピン挿しされる事もある。

-実は[[《守護聖天タース・ケルケルヨ》]]の[[アタックトリガー]]でも出せる。[[《時空の庭園》]]や[[《クレスト・EVOチャージャー》]]で仕込んで射出するのも一興か。

-シャングリラとは、『理想郷』または『桃源郷』という意味。[[《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》]]と似ている。しかし、この[[クリーチャー]]の目的が『全てを無に帰す』なのは『理想郷』の名に対して皮肉としか言いようがない。

-アニメ「ビクトリーV」第50話で[[南藻 奈已]]が[[切札 勝太]]戦で使用。[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]の[[効果]]によって、[[《白骨の守護者ホネンビー》]]、[[《迎撃の守護者エビンビー》]]、[[《曙の守護者パラ・オーレシス》]]、[[《埋葬の守護者ドルル・フィン》]]、[[《真実の名 ワクワク・チャップルン》]]、[[《蔵禄の守護者カメンビー》]]、[[《献身の守護者ヤーラ・セ・ナイス》]]、[[《漆黒の守護者ハラッカダン》]]を[[進化元]]にして[[リアニメイト]]された。&br;[[メテオバーン]]で[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]や[[《宿命のディスティニー・リュウセイ》]]を[[山札]]に戻し、[[タップ]]時の[[ロック]]で勝太の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を封じていた。[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]でめくられた[[《逆転王女プリン》]]の能力により[[アンタップ]]されたが、返しの[[ターン]]に[[勝太>切札 勝太]]に[[ダイレクトアタック]]を決めて勝利している。
-余談だが小説『シャングリラ・フロンティア』のタイトルの由来はこのクリーチャーである。[[硬梨菜]]も参照。

-アニメ「ビクトリーV」では[[南藻 奈已]]の新たな切り札として第50話の[[切札 勝太]]戦で使用。
[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]の[[効果]]によって[[《白骨の守護者ホネンビー》]]、[[《迎撃の守護者エビンビー》]]、[[《曙の守護者パラ・オーレシス》]]、[[《埋葬の守護者ドルル・フィン》]]、[[《真実の名 ワクワク・チャップルン》]]、[[《蔵禄の守護者カメンビー》]]、[[《献身の守護者ヤーラ・セ・ナイス》]]、[[《漆黒の守護者ハラッカダン》]]を[[進化元]]にして[[リアニメイト]]された。
[[メテオバーン]]で[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]や[[《宿命のディスティニー・リュウセイ》]]を[[山札]]に戻し、[[タップ]]時の[[ロック]]で勝太の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を封じていたが、[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]でめくられた[[《逆転王女プリン》]]の能力により[[アンタップ]]されたが、返しの[[ターン]]で勝太に[[ダイレクトアタック]]を決めて勝利している。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#zae725cb]

|「無情」の極 シャングリラ SR 無色 (11)|
|進化クリーチャー:ガーディアン/ゼニス 17000|
|超無限進化・Ω-自分の墓地、マナゾーンまたはバトルゾーンのガーディアン1枚以上|
|T・ブレイカー|
|エターナル・Ω|
|メテオバーンX:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを好きな枚数墓地に置いてもよい。そうした場合、こうして墓地に置いたカード1枚につき1体、相手のクリーチャーを山札に加えてシャッフルさせる。|
|このクリーチャーがタップされている間、相手のクリーチャーは攻撃できない。|

[[DMPP-19]]で実装。[[レアリティ]]は[[スーパーレア]]に下がった。それに伴い[[ビクトリーアイコン]]を失っている。

[[メテオバーン]]1が[[メテオバーン]]Xに変更され、1回の攻撃で複数体の[[除去]]が可能になった。
それだけにとどまらず、2体目以降の《シャングリラ》に進化することを考えると、進化元を残している場合はそのままメテオバーンの回数が確保できる上、進化元を残していない場合もそれらを墓地から再び進化元にすることができる。
このように、メテオバーンXとなったことでより柔軟な立ち回りが可能となり、些細な変更ではあるものの充分に強化されている。

-自身が[[タップ]]中に働く[[常在型能力]]は[[殴り返し]]すら防ぐのでかなり強力だが、従来のロッククリーチャーと同様呪文による除去で簡単に覆されてしまうのが痛い。
[[青赤緑]]系なら[[《ドンドン吸い込むナウ》]]、[[黒緑]][[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]などは[[《デッドリー・ラブ》]]、[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]でも[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]含む数枚と、何かしら対策を持ち合わせているデッキは多岐にわたる。

-[[《勝利のプリンプリン》]]などの[[プリン効果]]で止められた場合は攻撃ロックも[[メテオバーン]]も使用できなくなる。《シャングリラ》デッキは単騎での詰め性能の高さで勝つデッキであるため、1ターンのラグありでも攻撃ロックを解除する手段を持つ相手はかなり危険。2体目以降の新鮮な《シャングリラ》を出すなど、なんとしてでもロックを途切れさせないよう立ち回ろう。

-クリーチャーの除去を採用していない、または[[タップキル]]や[[アタックトリガー]]といった攻撃を使った除去しか手段が無いデッキには《シャングリラ》がタップした時点で詰みとなる。とにかく出すまでの遅さがネックとなるため、クリーチャー踏み倒し効果をうまく使いたい。例えば[[《ホーガン・ブラスター》]]、[[《ミステリー・キューブ》]]、[[《希望の絆 鬼修羅》]]あたりが「進化でない」が書かれていないので《シャングリラ》も踏み倒せる効果となる。TCG版と同様に、[[アタック・チャンス]]用に抱えるのではなく、《「無情」の極 シャングリラ》を出すために[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]を唱える手もある。

-[[ゼニス]]だが「召喚によって出た時」の能力を持たないため、[[《天運ゼニスクラッチ》]]以外の方法で出してもフルスペックを発揮できる。[[《母なる星域》]]はそれを最高に生かしたカードである。

***環境において [#yf397bdf]
[[DMPP-19]]に収録された[[ガーディアン]]では《「無情」の極 シャングリラ》の召喚サポートとして適しておらず、あまり使われてこなかった。
最もマシな新規[[ガーディアン]]が、[[《勇猛護聖ウォルポニカ》]]より見劣りする低スペックの[[《勇猛護聖ウォルスティード》]]という体たらくである。
なんとか場に出しても[[《ドンドン吸い込むナウ》]]などで簡単に[[ロック]]解除されていた。

[[DMPP-24]]期には「攻撃を使った除去しか入っていないデッキ」という条件に該当して《シャングリラ》が刺さる相手は意外にも多く、[[《母なる星域》]]が登場したことも相まってその強力さが知られ始めた。
[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]などの前寄せフルパワービートデッキと、それを[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《DNA・スパーク》]]などで止める盤面無視カウンターデッキの両極端化したのも活躍の要因として大きい。ドラゴンでもコマンドでもないので[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]で[[着地置換効果]]のロックをされることがなく、文明を持たないので[[AD>All Division]]で使用される[[《調和と繁栄の罠》]]にも縛られない。

除去を数枚しか入れていないデッキも有利寄り。[[【サインシューゲイザー】>【シューゲイザー】 (デュエプレ)]]で考えれば無条件に《シャングリラ》を除去できるのは[[《トンギヌスの槍》]]のみ。それを引けていない相手にはゴリ押しで勝てる。
[[《絶超合金 ロビンフッド》]]の[[cip]]は《超合金 ロビー》か《ロビンフッド》を先に出していた場合に自身の《合金》ロックのせいで出せない。すでに場にいる《ロビンフッド》は攻撃できないため[[アタックトリガー]]は使用不可。[[《地獄門デス・ゲート》]]はタップ状態の《シャングリラ》に無効。[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]の[[スレイヤー]]による[[自爆特攻]]もできない。

[[《怒英雄 ガイムソウ》]]の下方修正で[[【モルトNEXT】>【モルトNEXT】 (デュエプレ)]]が減ってからは、盤面を触る性能に優れる[[【ヘルボロフ】>【ヘルボロフ】 (デュエプレ)]]の隆盛によって環境から消えた。他にも【[[イメン=ブーゴ>《龍覇 イメン=ブーゴ》]]】の[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]や[[《ドンドン吸い込むナウ》]]であっさりどかされたりもする。

***不具合(修正済み) [#h186e6a0]
2023年12月21日 15:30頃、修正の反映が実施された。
-[[バトルゾーン]]に自分の[[エレメント]]が7つある状態で、バトルゾーンのクリーチャーを進化元に含んで出そうとすると、進化元はそれぞれのゾーンを離れず、出そうとした《「無情」の極 シャングリラ》のみが盤面溢れ扱いで墓地に置かれてしまった。(Ver.3.7.0)

**関連カード [#card]
-[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]
-[[《「理想」の極 シャングリラ・エデン》]]
-[[《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》]]

-[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]
-[[《虚無の守護者グリ・ラ/無情の光》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《無情秘伝 LOVE×HATE》]]
--[[《勇猛護聖ウォルスティード》]]

***背景ストーリーのラスボス [#last_boss]
-''Prev'':[[エピソード1>エピソード1背景ストーリー]]
--[[《偽りの名 シャーロック》]]

-''Next'':[[エピソード3>エピソード3背景ストーリー]]
--[[《無法神類 G・イズモ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#mbe6fbb9]
-[[DMPP-19]]&br;'''全てを[[ゼロ>無色]]へ、それが「無情」の極なり。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#ee0df9c1]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMR-08 「エピソード2 グレイト・ミラクル」>DMR-08]](V1/V2)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](V1/V12)
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](TR2/TR15)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#x6f62082]
-CV:[[秋山絵理]]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]]

**参考 [#reference]
-[[ガーディアン]]
-[[ゼニス]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[超無限進化・Ω]]
-[[メテオバーン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[山札送り]]
-[[シャッフル]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[タップ]]
-[[攻撃制限]]
-[[エターナル・Ω]]
-[[ビクトリー]]
-[[【シャングリラ】]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,無色,コスト11,ガーディアン,ゼニス,パワー17000,超無限進化・Ω,超無限進化・Ω:ガーディアン,超無限進化,超無限進化:ガーディアン,進化,進化:ガーディアン,メテオバーン,除去,単体除去,確定除去,山札送り,単体山札送り,山札送り後シャッフル,シャッフル,T・ブレイカー,タップされている時,ロック,攻撃ロック,エターナル・Ω,背景ストーリー:ラスボス,VIC,ビクトリー,MITSUAKI MATSUMOTO);
&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,無色,コスト11,ガーディアン,ゼニス,パワー17000,超無限進化・Ω,超無限進化・Ω:ガーディアン,超無限進化,超無限進化:ガーディアン,進化,進化:ガーディアン,メテオバーン,除去,単体除去,確定除去,山札送り,単体山札送り,山札送り後シャッフル,シャッフル,T・ブレイカー,タップされている時,ロック,攻撃ロック,エターナル・Ω,背景ストーリー:ラスボス,VIC,ビクトリー,MITSUAKI MATSUMOTO,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),無色 (デュエプレ),コスト11 (デュエプレ),ガーディアン (デュエプレ),ゼニス (デュエプレ),パワー17000 (デュエプレ),超無限進化・Ω (デュエプレ),超無限進化・Ω:ガーディアン (デュエプレ),超無限進化 (デュエプレ),超無限進化:ガーディアン (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:ガーディアン (デュエプレ),メテオバーンX (デュエプレ),メテオバーン (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),確定除去 (デュエプレ),山札送り (デュエプレ),単体山札送り (デュエプレ),山札送り後シャッフル (デュエプレ),シャッフル (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),タップされている時 (デュエプレ),ロック (デュエプレ),攻撃ロック (デュエプレ),エターナル・Ω (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),MITSUAKI MATSUMOTO (デュエプレ));