#author("2022-09-08T12:40:28+09:00","","")
#author("2022-09-08T12:46:16+09:00","","")
*《♪&ruby(おもしろ){面白};き こともなき&ruby(ぼち){墓地};を &ruby(おもしろ){面白};く》 [#ac39c888]

|♪面白き こともなき墓地を 面白く R 水文明 (2)|
|呪文:マジック・ソング|
|呪文またはタマシードを1枚、自分の墓地から選ぶ。このターン中、そのカードを使ってもよい。(ただし、そのコストは支払う)|

[[DM22-RP1]]で登場した[[水]]の[[マジック・ソング]][[呪文]]。
//クリーチャーではないので一文目の紹介でカードタイプを一緒に書いてください。ご協力お願いします。 2022/09/07 22:05
 
自分の[[呪文]]または[[タマシード]]を、この呪文を唱えることで[[墓地]]から手札に戻したかのように再利用できる。

通常[[呪文]]は[[唱え>唱える]]た後[[墓地]]に置かれるため、このカードを使うに当たっての下準備はまず必要なく、様々な呪文を追加2マナで再利用可能。

一方で[[タマシード]]を墓地から使う場合にはそうもいかず、相手に[[ハンデス]]や[[破壊]]干渉されるか、事前に[[墓地肥やし]]などを行わなければ、[[墓地]]にタマシードが落ちることは無い。
幸い同[[文明]]に[[手札交換]]を行える[[《アストラルの海幻》]]や、自ら[[墓地]]に置かれる[[《バイケンの海幻》]]など相性のいいものも多くある。

とはいえ、順当に使うと、文明違いで呪文回収orタマシード回収版となった[[《ダーク・リバース》]]や[[《ブツブッツ・レイン》>《奇石 アンコバ/ブツブッツ・レイン》]]同然なので、そこまでコストパフォーマンスは良くない。

運用する場合は、呪文の[[コスト軽減]]で1マナで唱えるか、[[《魔導管理室 カリヤドネ》>《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]などの墓地利用、併用しやすい軽量呪文などといった相性の良いカードと組み合わせたい。

//(後述する無限使用ができないと仮定して)2マナで[[《応援妖精エール》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]を召喚して2枚[[マナ回復]]、手札から[[G・ゼロ]]で[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]、現在ある2〜3のアンタップマナで《♪面白き こともなき墓地を 面白く》、墓地から《ラララ・ライフ》をタダで唱えることで2ターン目に2ブーストできる。
//適当なスノーフェアリー+2枚以上のラララ・ライフでやってることと手札消費が変わらないのでコメントアウト
//(後述する無限使用ができないと仮定して)2マナで[[《応援妖精エール》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]を召喚して2枚[[マナ回復]]、手札から[[G・ゼロ]]で[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]、現在ある2〜3のアンタップマナで《♪面白き こともなき墓地を 面白く》、墓地から《ラララ・ライフ》をタダで唱えることで2ターン目に2ブーストできる。手札消費自体は2枚目の《ラララ・ライフ》を唱えた場合と変わらないが、この手の容易にアドバンテージが得られるカードの5~8枚目として代用できる点は特筆に値する。

-テキストに書いてある通り、[[コスト]]を支払って[[墓地]]から[[呪文]]カードまたは[[タマシード]]を[[使う]]ことを許可するものである。
「どんな重いカードでも○マナで[[コスト踏み倒し]]できる」という能力とは性質が違うので注意。[[墓地召喚]]のページも参照。
--[[《ブレイン珊瑚の仙樹》]]のように[[呪文]]または[[タマシード]]を含む[[ツインパクト]]なら、そうではない側も[[使う]]のが許可される可能性もあるが、現状では不明。

-元ネタは高杉晋作の辞世の句とされる、「おもしろきこともなき世を(に)おもしろく」だと思われる。
//面白はひらがな、すみなしものは~は後世の後付け

-[[フレーバーテキスト]]にある「ちはやふる」とは「神」もしくは「宇治」にかかる枕詞。ここではそのルールを満たしていないが、[[アビスロイヤル]]が「[[邪神>《アビスベル=ジャシン帝》]]」ということなのだろうか。

-[[イラスト]]には[[《歩く賄賂 コバンザ》]][[《超宮兵 マノミ》]][[《遺跡隠れ ダンゴウ》]][[《大海賊 コアンコ》]]に似た[[クリーチャー]]が描かれている。
いずれも[[新章世界>並行世界]]に登場した[[クリーチャー]]だが、[[ゴッド・オブ・アビス]]の背景世界が新章世界と同一かはわからない。

**裁定不明 [#r0672a2b]

-呪文というカードタイプは、使うと墓地に置かれるカードタイプである。[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]や[[《ヨーグモスの意志》>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%BF%97/Yawgmoth%27s_Will]]といった一般的な墓地をリソース化する効果は、一度使用したカードが同じゾーンに出戻りしないよう対策されることがほとんど。逆に、無限に墓地に残る場合はそれだけで特筆される対象となる。→[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]
--《♪面白き こともなき墓地を 面白く》の場合、使ったカードの移動先に記述はないため、呪文を唱えた場合は再び墓地に行くことになってしまう。過去のカードでは[[《亜空艦 ダイスーシドラ》]]や[[《Wave ウェイブ》]]などに近い動きになると考えられる。

-指定した呪文を唱えた場合、その呪文の[[継続的効果]]が失われるか、墓地にある間[[継続的効果]]が残り続け、そのターン中マナがあるないしは[[代替コスト]]を支払える限り連打できてしまうのかは不明。
もし使えれば、[[《セイレーン・コンチェルト》]]や[[G・ゼロ]]呪文を無限に使える。現実的な[[要求値]]で[[《人形の裏技ペット・パペット》]]や[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]を3ターン目の時点で無限詠唱、[[要求値]]無視なら''《ラララ・ライフ》で最速1ターンで無限マナブースト((1ターン目に手札にコスト1[[スノーフェアリー]]、その[[マナ基盤]]、2枚の《ラララ・ライフ》、1枚《面白く》。手札から唱えた《ラララ・ライフ》で青マナが確保されることも必要。))''が可能。
--しかしこの裁定が成立する場合、《ラララ・ライフ》による無限ブーストから[[《バングリッドX7》]]を介して[[《水上第九院 シャコガイル》]]や[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]などを出すことで''1〜3ターンキル''が成立してしまうのではないかという声も上がっている。裁定判明が待たれるところ。

***できるとする説 [#aabec406]
-[[呪文]]は唱えている間は[[どのゾーンにも存在していない扱いになる>どこでもないゾーン]](=一度墓地を離れる)が、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]や[[《封鎖の誓い 玄渦》]]の裁定においては「墓地の呪文を唱える時は墓地から移動していない」とされており、実際に《チェンジザ》が唱えた呪文を2体目の《チェンジザ》が参照できる。
//--ただし、[[呪文]]は唱えている間は[[どのゾーンにも存在していない扱いになる>どこでもないゾーン]](=墓地を離れる)ので、一度唱えた時点で効果が切れる可能性が高い。一方、[[《封鎖の誓い 玄渦》]]の裁定においては「墓地の呪文を唱える時は墓地から移動していない」とあり、裁定判明が待たれる。
//チェンジザと矛盾するように見えるため「できない可能性が高い」の一文は撤去しました

***できないとする説 [#e9ea6024]
-参考とする判例に[[【ケドケドベラドマイ】]]がある。結局のところうやむやになったが、「[[《陰陽の舞》]]をマナゾーンから[[召喚]]したが[[出せない]]場合、『マナゾーン→どこでもないゾーン→マナゾーン』という移動になり、''新たにカードが置かれたことになる''」という正式裁定があった。これを適用すれば、《♪面白き こともなき墓地を 面白く》の効果の『墓地→どこでもないゾーン→墓地』は新たに墓地にカードが置かれる=ゾーン移動は行われたので[[継続的効果]]が失われると解釈し、そちらでよくある質問が更新されるのではと予想できる。

**関連カード [#card]

-[[《大罪十二宮》]]……ターン中、墓地のカードを使用可能にする呪文

-高杉晋作繋がり
--[[《奇兵の超人》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o261db8e]
-[[DM22-RP1]]&br;'''ちはやふる [[アビスロイヤル]] マジやばい ― 一億年前から伝わる歌詞'''

**収録セット [#rec1435e]
-illus.[[HIRO”WO”NORI]]
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 「伝説の邪神」」>DM22-RP1]](14/74)

**参考 [#rc4d14a2]
-[[マジック・ソング]]
-[[呪文]]
//-[[コスト踏み倒し]]
-[[タマシード]]
-[[墓地]]
-[[使う]]

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト2,マジック・ソング,タマシードサポート,墓地詠唱,R,レア,HIRO”WO”NORI);