#author("2021-08-14T16:41:46+09:00","","") *【ボルシャック&ruby(サーガ){英雄譚};】 [#k06bc96e] [[ボルシャック]]の名を持つドラゴンをふんだんに入れた[[【連ドラ】]]の派生形。 |ボルシャック・クロス・NEX SR 火文明 (9)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000+| |スピードアタッカー| |パワーアタッカー+5000| |T・ブレイカー| |すべてのプレイヤーは、コスト4以下のクリーチャーを召喚できない。| |BGCOLOR(#ccd):| |ボルシャック英雄譚 SR 火文明 (8)| |呪文| |自分の山札の上から6枚を見る。その中から、《ボルシャック》と名前にあるドラゴンを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で、山札の一番下に置く。| **フィニッシャー [#bffaa1b5] |[[《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]|コンセプト。コストは重いが、決まれば大量展開 上側はある程度カウンター封じができる| |[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]|毎ターンドラゴンを展開していける| |[[《ボルシャック・決闘・ドラゴン》]]|相手1体をマナ送りにしつつ、マナゾーンの《ボルシャック》を出せる((ただし出せるのは自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つもののみ)) 自身を出せば連鎖できる| |[[《ボルシャックライシス・NEX》]]|味方が攻撃する度に[[ドラゴン]]が増殖する 全体[[スピードアタッカー]]に加え自身は[[ワールド・ブレイカー]]なのでエンド性能は高い| |[[《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》]]|[[ブロッカー除去]]で露払いしつつ、《モモキングNEX》や《クライシス・NEX》より狙った物を出しやすい| **初動カード [#w6a54e04] |[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]|[[ドラゴン]]として扱える2マナ1ブースト| |[[《メンデルスゾーン》]]|ドラゴンデッキの定番マナブースト手段| |[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]|強力な[[リソース]]確保&マナブースト手段| |[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]|高確率で2ブースト 自身が捲れても大丈夫な[[《メンデルスゾーン》]]| |[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]|[[ドラゴン]]として扱えるマナブースト兼墓地利用メタ 《ボルドギ》や《決闘者・チャージャー》の邪魔になる事には注意| **候補カード [#fac15fa4] |[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]対策| |[[《超竜キング・ボルシャック》]]|出てすぐ攻撃できるボルシャック 《栄光ルピア》から繋げば最速3ターンで出せる| |[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]|2種類の除去が使える[[革命チェンジ]]ボルシャック| |[[《王来英雄 モモキングRX》]]|《モモキング》や《ボルドギ》に即進化できる自然の[[マナ基盤]] ボルシャックではない事に注意| |[[《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》]]|3ターン目の《モモキングRX》から進化して《ボルシャック英雄譚》にアクセスし、[[速攻]]相手に速度負けしないようにするプランもある| |[[《地封龍 ギャイア》]]|[[クリーチャー]]による[[カウンター]]を封じる| |[[《古代楽園モアイランド》]]|[[呪文]]による[[カウンター]]を封じる| **防御札[#pa0b5d4d] |[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|ボルシャックの数少ない[[防御札]] 構築によっては不純物が多く頼りにならない事も| |[[《ボルシャック・ドラゴン GS》]]|貴重な防御札だが、防御性能はやや心細い| |[[《ボルシャック・バトクロス》]]|防御札 [[パンプアップ]]の性質上場合によっては[[腐る]]が、場に残れる| |[[《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》]]|打点補強/条件付で''[[置換効果]]で''高[[火力]]| |[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]|そのターンを凌ぐための[[S・トリガー]]| **動かし方 [#y35124ac] 序盤は[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]などでマナブースト。手札は[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]で補充しながらマナも増やせる。 マナが伸びたら[[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]や[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]で[[ボルシャック]]を並べながら攻める。 普通に横並びさせれば打点が過剰になるため、[[殴り返し]]に[[クリーチャー]]を使う余裕も生まれる。 高速で伸びるマナを活かして[[《地封龍 ギャイア》]]や[[《古代楽園モアイランド》]]を[[カウンター]]封じに使うという構築もある。 **長所 [#tf3829c5] 豊富な初動と[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]の補充でマナをかなり伸ばしやすい。それこそ、4ターン目に[[《地封龍 ギャイア》]]をポン置きするほどマナが貯まるというのもざら。 懸念となる[[コスト踏み倒しメタ]]も豊富なマナを使って[[《ボルシャック・決闘・ドラゴン》]]で沈めたり、余ったマナでついでのように[[《超英雄タイム》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]でどかすなど、動きの邪魔になる事なく対処可能。 起動はそれなりに早い上に一度起動すれば[[【連ドラ】]]的に大量のドラゴンが並ぶため、爆発力は既存の[[【連ドラ】]]に引けを取らない。 [[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]さえ唱えれば[[殴り返し]]しつつ[[ワンショット]]を行う頭数を用意できるため、[[【速攻】]]系統に対しては《ボルシャック英雄譚》が間に合えばという条件付きで有利。 [[《王来英雄 モモキングRX》]]から[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]にアクセスするプランの場合、多少の運は絡むが3ターンキルも現実的に達成しやすい。 **短所 [#na0d60cf] 防御力はあまり高くない。 また、爆発力と除去による直線的な攻めの性能は高いもののトリッキーな動きはできない。 過剰打点を並べる事は容易だがカウンター封じは[[《地封龍 ギャイア》]]や[[《古代楽園モアイランド》]]などの出張パーツを考慮しなければ[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]しかないので[[S・トリガー]]には弱く、除去以外の方法での相手の妨害は難しい。 [[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]は天敵。[[ボルシャック]]は単色が多いので数を並べても大半が呆気なく消し飛び、こちらの[[S・トリガー]]呪文は軒並み封じられ、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]はパワーで届かない。 **変遷 [#i086b632] [[《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]の登場によって誕生。 しかし、[[フィニッシャー]]となる[[《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]もかなりコストが重いにも関わらず、[[ボルシャック]]も全体的にコストが重く、[[コントロール]]に向いているものも少ないため、たいてい《ボルシャック英雄譚》を唱える前に終わってしまう。《ボルシャック英雄譚》を唱えることができても今度は[[コスト踏み倒しメタ]]に弱いという2つの問題が大きくのしかかっていた。 しかし、[[DMBD-16]]でフィーチャリングされると、優秀な[[ボルシャック]]が増えた事で一気に実用的なデッキへと成長を遂げる。 特に[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]の手札補充能力は眼を見張る程高くなり、[[《メンデルスゾーン》]]や[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]といった優秀なマナ加速カードを連打しながらもほとんど息切れせずに戦えるのは従来の[[【連ドラ】]]系のデッキにはなかった大きな強み。 新たなエースカードである[[《ボルシャック・決闘・ドラゴン》]]は初動のカード群で[[マナ]]送りになった[[ボルシャック]]を引っ張り出すことができるので非常に無駄が無く、そしてかねてからの弱点であった[[コスト踏み倒しメタ]]もある程度克服しており、デッキ全体の動かしやすさに大きく貢献した。 それらのカード群により非常にスピーディーな[[マナ加速]]手段と高い継戦能力を獲得するに至り、[[チャンピオンシップ]]でも上位入賞が報告されるなど確かな実力を持つ強力な[[デッキ]]へと進化した。[[《ボルシャック・クロス・NEX》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]が[[DMBD-16]]・[[DMBD-17]]期に爆増した[[【ゼロ・ルピアループ】]]に刺さるというのも大きい。 **参考 [#ad45774c] -[[ボルシャック]] -[[【連ドラ】]] &tag(デッキ集,【連ドラ】);