#author("2022-05-15T11:24:06+09:00","","") *《&ruby(コードキング){偽りの王}; カンタービレ》 [#b6c6821d] |偽りの王 カンタービレ P 闇/自然文明 (9)| |クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 9000| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ドラゴンをすべて、自分の墓地からマナゾーンに置く。| |自分のターン中、ドラゴンを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。| |W・ブレイカー| [[DMD-07]]で登場した[[闇]]/[[自然]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]。 [[cip]]で[[墓地]]にある[[ドラゴン]]を全て[[マナゾーン]]へ置く[[能力]]と、[[ドラゴン]]を[[マナ召喚]]できる[[能力]]を持つ。 [[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]の[[ドラゴン]]版といったところ。 普通に[[召喚]]した場合、[[墓地]]から[[ブースト]]した枚数を加味しても、[[多色]]も存在することを考えると充分な[[マナ]]が残っているとは言いがたい。[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]と異なり、相手に[[ターン]]を渡しても何か別の仕事をするわけではないので、終盤であることを考えると、そのまま[[除去]]される可能性が高い。 また、[[墓地]]にある[[ドラゴン]]との相性を考察した場合、[[墓地]]に関連する[[能力]]を持つ[[ドラゴン]]としては、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]が挙げられるが、この2者との相性はそこまでよろしくない。 前者とは、[[ブースト]][[能力]]は[[強制]]かつ枚数の指定もできない点で噛み合わせが悪い。従って、恒常的な[[墓地肥やし]]を基調とする、スタンダードな[[黒]]入りの[[【連ドラ】]]に入るとは言いがたい。そもそも、ちまちまと落とすのであれば、[[マナ]]を増やすより、狙った[[カード]]を落として[[リアニメイト]]戦術を採る方が手っ取り早いのが現状である。 後者とは、せっかく肥やした[[墓地]]が一瞬で無くなってしまう可能性を秘める点で噛み合わせが悪い。 使うのであれば、[[ハンデス]]や[[ランデス]]、[[破壊]]といった「[[赤緑]]の[[【連ドラ】]]にとって嬉しくない事態」が連発したときのための回復手段として、数枚差すのが無難だと思われる。 その場合は、[[闇]]を[[タッチ]]気味にした[[黒赤緑]]構成にすると良い。この場合、[[墓地肥やし]]が目的ではなくなるので、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]との共存も無理な話では無い。[[《偽りの王 カンタービレ》]]そのものがデッキの核として使われるわけではないからである。 幸い、[[《黒神龍オドル・ニードル》]]、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]、[[《偽りの王 モーツァルト》]]の登場により、[[赤緑]]の[[【連ドラ】]]に[[闇]]を足すメリットは生じている。 いずれにせよ、うまく利用するには、[[墓地肥やし]]をどのように行うか、[[除去]]にどう対処するかが鍵となる。実際、生き残らせた場合の[[アドバンテージ]]には凄まじいものがあり、仮に[[《偽りの王 カンタービレ》]]を出した[[ターン]]に一気に展開できようものならば、戦況はかなり優勢となる。使用者の腕が試される1枚と言えよう。 -[[マナ]]から[[召喚]]できる[[ドラゴン]]の数は、[[バトルゾーン]]にある《偽りの王 カンタービレ》1体につき1体増えていく。[[能力]]を使い終えた《偽りの王 カンタービレ》を[[《魔龍バベルギヌス》]]で出し直し、再び[[能力]]を使うのも面白いかもしれない。 -[[マナ進化GV]]の[[ドラゴン]]である[[《超天星バルガライゾウ》]]や[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]等とは相性が良い。[[《母なる星域》]]で同一[[ターン]]に出すことも可能。[[マナ]]に置かれてしまった[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を再び[[墓地]]へ仕込むこともできる。 -同セット収録の[[《無双竜機ボルグレス・バーズ》]]との相性は非常に良好。[[ドラゴン・ゾンビ]]を使わずとも、[[ドラゴン]]だけで[[墓地]]の[[ドラゴン]]を間接的に[[サルベージ]]できる。[[《偽りの王 カンタービレ》]]を出した次ターンに、[[マナゾーン]]から[[《無双竜機ボルグレス・バーズ》]]を出し、目的の重量[[ドラゴン]]と[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]を回収できれば、[[闇]]を相手にしても、心理的にプレッシャーをかけられる。 -[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]との相性は抜群。[[デッキ]]の大半を[[ドラゴン]]で固めた上で[[召喚]]し、[[墓地肥やし]]を行うと次の[[ターン]]に超絶[[ターボ]]を狙える。必要な[[ドラゴン]]を相当数落とし、[[キーカード]]を確実に[[ドロー]]できるため、[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]、及び先述の[[《無双竜機ボルグレス・バーズ》]]と組み合わせて大量展開ができる(>[[【エザワカンタービレ】]])。 -[[《インフィニティ・ドラゴン》]]との相性も良い。[[殿堂]]入り[[クリーチャー]]ではあるが、狙って[[ハンデス]]されやすいため、[[コスト軽減]][[クリーチャー]]がいれば +[[《偽りの王 カンタービレ》]][[召喚]] + [[《インフィニティ・ドラゴン》]]を[[マナゾーン]]に + [[《インフィニティ・ドラゴン》]]を[[マナゾーン]]から[[召喚]] といった芸当も不可能ではない。[[《インフィニティ・ドラゴン》]]によって[[《偽りの王 カンタービレ》]]を保護でき、[[手札]]がなくても、後続を保証できる点も重要である。 -イラストは、[[ドラゴン]]と呼ぶにはどこか凄みに欠けるところがあり、[[《ムラマサ・リザード》]]を始めとする[[デューンゲッコー]]に雰囲気が似ている。 -漫画「デュエル・マスターズV」では、切札勝太と[[オサムライ・ヴァン・オサム]]戦でオサムライ・ヴァン・オサムが使用。 [[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]の[[攻撃]]時に[[アタック・チャンス]]で発動した[[《運 命》]]の[[効果]]で[[《王龍ショパン》]]と共に[[バトルゾーン]]に出た。その際、[[トリガー能力]]に任意性を活用して先に[[《王龍ショパン》]]の[[cip]]を解決し、勝太の[[《仰天無双 鬼セブン「勝」》]]と相打ちをとり、[[墓地肥やし]]を行った上で、《カンタービレ》 の[[cip]]を解決するという、無駄のない合理的なプレイングを行った。 -名前の元ネタは演奏記号の中でも発想記号の一つ。表記は「cantabile」。「歌うように」の意である。 **関連カード [#g430729c] -[[《華憐妖精ミンメイ》]] -[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]] -[[《空腹の超人》]] -[[《無敵剣 カツキングMAX》]] -[[《霊騎スピリット・サティーク》]] -[[《緑神龍ドルルガン・ムラサメ》]] -[[《聖域の戦虎 ベルセルク》]] -[[《侵革目 パラスラプト》]] -[[《再誕の聖地》]] **収録セット [#d07275df] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[kou1]] --[[DMD-07 「変形デッキセット DX鬼ドラゴン」>DMD-07]] **参考 [#n8b6b7f6] -[[キング・コマンド・ドラゴン]] -[[アンノウン]] -[[cip]] -[[墓地]] -[[ドラゴン]] -[[マナブースト]] -[[マナ召喚]] -[[W・ブレイカー]] -[[【エザワカンタービレ】]] &tag(クリーチャー,闇文明,自然文明,黒緑,2色,多色,コスト9,キング・コマンド・ドラゴン,キング・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー9000,cip,ドラゴンサポート,マナブースト,マナ召喚付与,W・ブレイカー,P,レアリティなし,Kou1);