#author("2020-07-07T18:23:53+09:00","","") *《イッスン・スモールワールド》 [#ca0c2612] |イッスン・スモールワールド SR 火/自然文明 (5)| |クリーチャー:ジョーカーズ/チーム切札 1000+| |<キリフダッシュ>[火/自然(4)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[火/自然(4)]支払って召喚してもよい)| |相手のクリーチャーの、カードに書かれた一番大きいパワーを、このクリーチャーのパワーに追加する。| |スピードアタッカー| |マッハファイター| |パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)| [[DMRP-14]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[ジョーカーズ]]/[[チーム切札]]。 [[キリフダッシュ]]4を持ち、[[スピードアタッカー]]に[[マッハファイター]]といった即攻撃できる能力に加え、相手のカードに書かれた一番[[パワー]]が大きいクリーチャーのパワーを追加する独特な[[パンプアップ]]能力と[[パワード・ブレイカー]]を持つ。 パンプアップ能力は、''相手のクリーチャーの素の状態で一番大きいパワーを上回る''ため、[[マッハファイター]]と併せて[[除去]]性能は高い。 しかし、あくまでもカードに''書かれている''パワーを参照するのであって、[[パンプアップ]]や[[パワー低下]]などで実際に変動した時のパワーまでは参照されない。 つまり、相手のパワーの一番大きいクリーチャーが、[[パンプアップ]]されていたら、そのクリーチャーとバトルする時、[[相打ち]]またはバトルに負けることになってしまいかねない。[[《ドンジャングルS7》]]のような「バトル中にパワーが上がるクリーチャー」がパワー最大だった場合は、パワー負けしてしまう。 パワーラインの低い[[GRクリーチャー]]に大幅なパンプアップをかけるのが基本の[[オレガ・オーラ]]なども天敵となる。特に、デッキの大半が[[オレガ・オーラ]]で構成された[[【黒単ド・ラガンザーク】]]には要注意。 また、[[マッハファイター]]の効果が解けた次ターン以降は、ただのファッティになり腐りやすくなるのもネック。ただ敵クリーチャーをバトルで除去したいだけなら[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]などで事足りることも多い。 折角の[[パワード・ブレイカー]]も、相手依存なので大量ブレイクは狙いにくく、そもそも相手の大型クリーチャーの除去を狙うのであれば大きなパンプアップ自体が望めなくなるので、この点でもアンチシナジーとなる。 当然ながら、[[すべてのバトルに勝つ]]クリーチャーを倒すことはできず、[[スレイヤー]]相手でも[[相打ち]]となる。 タイムラグがない事、[[パワー]]、[[打点]]、[[殴り返し]]以外に長所が無いのも弱点。デッキの潤滑油として利用するなら近いコスト帯のマッハファイターに他に適したカードがある。ビートダウン性能を活かさなければ[[《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》]]や[[《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》]]には敵わないだろう。 登場時点で活躍する[[【カリヤドネループ】]]に対しても刺さらない。[[《魔導管理室 カリヤドネ》>《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]はそもそも出た時点で[[ループ]]してフィニッシュに向かうため、そもそもマッハファイターで処理されるタイミングが無いのである。それ以前にcipを使った時点で仕事を終えたようなものなので、仮にループが途切れてこのカードに処理されるタイミングが訪れたとしてもそれでさほど困ることはない。 総じて能力のシンプルさに反して、出すタイミングが盤面や環境に大きく作用される、非常に癖の強い玄人好みのカードと言えよう。 //-相手のパワーが0より小さいクリーチャーが一番パワーが高い場合、パワーを参照する際はマイナス分はパワー0として計算する裁定が出ているため、このクリーチャーのパワーにそのマイナス分が引かれないと思われる。 -パンプアップは[[常在型能力]]であり、相手の[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出るあるいは[[離れる]]、もしくは[[裏返す]]、[[退化]]するなどいかなる方法であっても、素の最高[[パワー]]が更新されればその瞬間にこの[[クリーチャー]]の[[パワー]]も変化する。 -[[《大樹王 ギガンディダノス》]]に対しては、パンプアップによって《ギガンディダノス》の攻撃制限を受けなくなり、50000もパワーが上がるため[[パワード・ブレイカー]]が実質[[ワールド・ブレイカー]]になる。しかし、[[《大樹王 ギガンディダノス》]]のハンデス効果の影響でメタとしては機能しづらい。 --[[背景ストーリー]]でも、[[《大樹王 ギガンディダノス》]]相手に攻めあぐねていた[[《勝熱英雄 モモキング》]]の元に駆けつけており、共に《ギガンディダノス》を見事に打ち倒すなどの活躍をしている。この点から見ても、明らかにメタとして製作された可能性が高い。 -他にも[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]筆頭に、パワーの大きい超大型クリーチャーは出された時点でほぼ負けというものが多いため、[[フィニッシャー]]をターゲットにするための運用には案外向かない。 -実際のパワーではなく、「カードに書かれたパワー」を参照しているのは、《スモールワールド》同士の[[ミラーマッチ]]になった場合、お互いの能力でパワーが無限に上がっていくことを防ぐためだろう。 -バトルに強く出れることには変わらないので、殴り返しには的確。マッハファイターが解けたら[[タップキル]]戦略と組み合わせたい。 -モチーフは「一寸法師」。手には打ち出の小槌らしきハンマーが握られている。名前は楽曲『It's a small world』+『一寸法師』となっている。 **関連カード [#se1246a5] -[[《零》]] -[[《OH!ワンダフル》]] **収録セット [#h8de2f13] -illus.[[Itadakumike]] --[[DMRP-14 「十王篇 第2弾 爆皇×爆誕 ダイナボルト!!!」>DMRP-14]](S11/S11) ---- 公式Q&A >Q.''《イッスン・スモールワールド》''のテキストにある「カードに書かれた一番大きいパワー」とはなんですか? A.クリーチャーカードの左下に書かれた、パワーを表す数字のことです。相手のクリーチャーのパワーが「パワーアタッカー」などの効果で追加されたとしても、''《イッスン・スモールワールド》''のパワーは追加されません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33596]] >Q.バトルゾーンに自分の''《イッスン・スモールワールド》''のみがいる時に、相手が[[《ゾンビポンの助》]]をバトルゾーンに出しました。[[《ゾンビポンの助》]]のパワーは‐5000ですが、''《イッスン・スモールワールド》''は自身の能力によってパワーが0以下になり、破壊されてしまいますか? A.はい、破壊されます。[[《ゾンビポンの助》]]が出た場合、''《イッスン・スモールワールド》''はパワーが-5000されて破壊されます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33597]] &tag(クリーチャー,火文明,自然文明,多色,コスト5,ジョーカーズ,チーム切札,パワー1000,キリフダッシュ,キリフダッシュ4,マッハファイター,スピードアタッカー,パワード・ブレイカー,自己パンプアップ,・,SR,スーパーレア);