#author("2022-11-03T22:07:37+09:00","","")
*《アニー・ルピア》 [#f4bfbce7]

|アニー・ルピア R 火文明  (2)|
|クリーチャー:ファイアー・バード 2000+|
|各ターン、はじめて自分のドラゴンが攻撃する時、アンタップする。|
|自分のドラゴンがあれば、このクリーチャーのパワーを+3000する。|
|''シビルカウント3'':自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、自分の他のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)|

[[DM22-RP1]]で登場した[[火]]の[[ファイアー・バード]]。

素の[[スペック]]は2マナ2000と標準的だが、自分の[[ドラゴン]]があれば3000[[パンプアップ]]する[[能力]]と、各ターンはじめて自分のドラゴンが[[攻撃]]する時、そのドラゴンを[[アンタップ]]する能力を持つ。さらに[[火]]の[[シビルカウント]]3を達成すると、自分の他の[[クリーチャー]]すべてに[[スピードアタッカー]]を[[付与]]する[[常在型能力]]を得る。

[[パンプアップ]]条件は[[ドラゴン]][[タマシード]]や[[フィールド]]でも満たすことができる。[[マナカーブ]]で繋がる[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]とは特に好相性。

基礎[[パワー]]2000、自己[[パンプアップ]]込みで5000という数値自体は[[《マッテ・ルピア》]]と同じだが、こちらは常在型能力である点、ドラゴンの[[カードプール]]が充実しているため構築次第で簡単に条件達成できる点で得をしている。(→[[コスト論]])
[[《カンゴク入道》]]とも同じ数値である。能力面での差異はあるが、同じ[[システムクリーチャー]]で、[[鬼タイム]]が諸刃の剣であることを考えれば破格のスペックと言えるだろう。

各ターン最初に攻撃したドラゴンをアンタップする能力は、自身を[[タップ]]する必要がない分事実上[[《ポップ・ルビン》]]の[[上位互換]](([[《大爆龍 ダイナボルト》]]などの[[紫電効果]]持ちと組み合わせると能力が無駄になってしまう点では[[《ポップ・ルビン》]]に劣る。))である。これによって[[《竜星バルガライザー》]]などのドラゴンの[[アタックトリガー]]を2回使用可能。

しかし、基本的には[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]や[[《デュアルショック・ドラゴン》]]など、早期に出せる高[[打点]]のドラゴンと組み合わせて[[速攻]]に使うのが良いだろう。後者は、[[《斬斬人形コダマンマ GS》]]などから[[S・バック]]で出すと[[シビルカウント]]を即達成して[[リーサル]]が発生する。前者、後者ともに素の状態では[[スピードアタッカー]]を持たない点も噛み合っている。

[[《ダイナボルト <ドギラ.Star>》]]とも好相性。シビルカウント要因へのスピードアタッカー付与と《ドギラ.Star》をアンタップする能力で、最低2回攻撃回数を稼げる。

//また種族縛りも無い全体[[スピードアタッカー]]付与も持ち合わせており、ここまでコストが軽いのは史上初。[[シビルカウント]]を達成する必要があることを差し引いてもなお、その軽さは驚異的と言える。
//ギャラクシーファルコンと比較するための記述?ハンターデッキでしか使われないあちらよりチキチキとか罰怒と比較する方が適切

**他のカード・デッキとの相性 [#d24e3e9e]
-[[ワンショット]]にこれでもかと言うほど適した[[ルピア]]なので、[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]のクリーチャー面に寄せた[[ファイアー・バード]][[シナジー]]に厚い型の[[【赤白ドギラゴン閃】]]に適している。

-早期の[[《王来英雄 モモキングRX》]]→[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]からこの[[クリーチャー]]の[[スピードアタッカー]][[付与]]と[[アンタップ]][[能力]]を活かして一気に畳みかけるのが強い。ワンショットの前か途中で[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]を用意すれば、1枚の単体除去で消えないスピードアタッカー付与体制が生まれる。[[ルピア]]なので当然[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]の[[クリーチャー]]面でも[[リクルート]]でき、[[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]で直接呼び出せない点も苦にならないどころか、《ボルシャック英雄譚》の欠点である「召喚酔いしないクリーチャーの数次第ではワンショットに行けない」という点もカバーできる。それまでもコスト無制限コスト踏み倒し以外ではまず出ない[[《ボルシャックライシス・NEX》]]でスピードアタッカー付与自体はできたが、軽さがまるで違うのがこのカードの利点。

**環境において [#r4e0a245]
[[DM22-RP1]]発売翌日、このカード2枚と[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]3枚を採用した[[【赤緑ボルシャック】]]が[[CS>チャンピオンシップ]]優勝を果たした。
このカードと《フォース》の組み合わせは同デッキにおける選択枠のようなイメージで、各4枚採用型も店舗大会優勝などの成績を残している。

[[DM22-EX1]]期には、このカードと[[《デュアルショック・ドラゴン》]]を各4枚採用した[[【我我我ブランド】]]が[[CS>チャンピオンシップ]]準優勝を果たした。

**その他 [#p2e27d79]
-この[[カード]]が先行公開された当初は、「はじめて自分のドラゴンが攻撃する時、アンタップする」能力によって[[アンタップ]]するのがこの[[クリーチャー]]なのか、[[攻撃]]した[[ドラゴン]]なのかが不明瞭であり、議論を呼んだ。結論としては上述の通り、[[攻撃]]した[[ドラゴン]]の方が[[アンタップ]]する([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42053/]])。

-イラストを担当した[[Akifumi Yamamoto]]氏が通常エキスパンションのカードを手掛けたのは[[DM-26]]以来約14年ぶりとなる。

--同弾に収録された[[《マッテ・ルピア》]]も氏の手による。
[[イラストレーター]]が同一であり、かつ名前も《&ruby(アニー){兄};》と《&ruby(マッテ){末弟};》というように対応していることから、2羽はおそらく兄弟なのだろう。イラストの構図も対になっている。

--氏は[[ルピア]]の元祖・[[DM-06]]版[[《コッコ・ルピア》]]の[[イラストレーター]]でもある。[[ウィン編]]最初の[[ルピア]]を、[[ルピア]]の生みの親が担当する形となった。

-[[フレーバーテキスト]]では[[光文明]]の[[《ドラン・ゴルギーニ》]]を「様」付けで呼んでいる。
上記の[[《マッテ・ルピア》]]で《ゴルギーニ》と「暴竜爵」が幼竜時代からの知己であることが明かされており、また、[[ゴッド・オブ・アビス背景ストーリー]]においては、[[光]]と[[ボルシャック]]が遥か古代に共闘して[[邪神>《アビスベル=ジャシン帝》]]を封印したという[[伝承が残って>《先陣兵アインデッカー》]]いる。
こうした経緯があるために、「暴竜爵」周辺の[[クリーチャー]]も《ゴルギーニ》に親近感や敬意を持っていることがうかがえる。

**関連カード [#ye585bnl]
-弟
--[[《マッテ・ルピア》]]

-[[《ポップ・ルビン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#i44d4fce]
-[[DM22-RP1]]
'''[[ドラン・ゴルギーニ>《ドラン・ゴルギーニ》]]様が[[ジャシン>《アビスベル=ジャシン帝》]]にやられたッピ!? 不在の間の留守は任せたと言われていたけど、これは急いで「[[暴竜爵>《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]」様に連絡を取らないといけないッピ……!! -アニー・ルピア'''

**収録セット [#n0945319]
-illus.[[Akifumi Yamamoto]]
--[[DM22-RP01 ゴッド・オブ・アビス 第1弾 「伝説の邪神」>DM22-RP1]](20/74)

**参考 [#ia45b79c]
-[[ファイアー・バード]]
-[[ドラゴン]]
-[[アンタップ]]
-[[パンプアップ]]
-[[シビルカウント]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]

-[[ルピア]]

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[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.''《アニー・ルピア》''の「各ターン、はじめて自分のドラゴンが攻撃する時、アンタップする」の能力で、アンタップするのはどのクリーチャーですか?
A.その攻撃したドラゴンです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42053]](2022.9.16)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト2,ファイアー・バード,パワー2000+,パワー2000,ドラゴンサポート,アタックトリガー付与,アンタップ,自己パンプアップ,パンプアップ+3000,シビルカウント,シビルカウント3,シビルカウント火,シビルカウント火3,スピードアタッカー付与,・,ルピア,R,レア,Akifumi Yamamoto,王来MAXブロック);