#author("2023-08-11T00:01:00+09:00","","")
#author("2023-08-15T01:10:07+09:00","","")
*《&ruby(ゴッド){神};の&ruby(しれん){試練};》 [#pa20c791]

|神の試練 VR 水文明 (5)|
|呪文|
|コストが同じカードが2枚出るまで、自分の山札の上からカードを表向きにする。|
|こうして自分の山札をすべて表向きにした場合、このターンの後に自分のターンを追加し、残りのゲーム中、自分の山札のカードが1枚もなくても、自分はゲームに負けない。|
|表向きにしたカードをすべて手札に加える。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMEX-15]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

普通に唱えた場合は、最低2枚は山札が表向きにされ、それを手札に加える[[ドローソース]]となる。
[[《ラトリエ・ロブション》]]と同様、あえてコストがバラバラな専用デッキを使えば、かなりの枚数を手札に加えることができるだろう。
そこまで極端に特化させずとも3〜6枚の[[ドロー]]は期待できる。[[ツインパクト]]が多めなデッキなら、より[[ドロー]]できる枚数の期待値が上がる。

このカード最大の特徴は、この呪文で山札を空にできれば、''1回の[[追加ターン]]を獲得し、永続的に[[ライブラリアウト]]負けを無効化する''ことだろう。

**ルール [#wc876ac9]

-この呪文はコスト5である。したがって、「コスト5以下の呪文の効果」を無視する[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]が出ている間は[[ライブラリアウト]]で敗北しない[[継続的効果]]は適用されなくなる。
--《神の試練》によって山札が0枚の状態でゲームが続いていても、どちらかが《∞龍 ゲンムエンペラー》を出すと、即座に敗北することを意味する。
--効果が消滅した訳ではないため、山札が1枚以上ある間に《ゲンムエンペラー》を除去すれば再び適用される。

-山札をすべて表向きにできなければ、追加ターンも敗北回避も発生しない。対戦相手からの[[ライブラリアウト]]メタになる[[ドローソース]]としては使えない。
--自分がゲームに負けない状態で自分の山札が0枚になり、そこで《神の試練》を唱えると''1枚も表向きにできず、「すべて表向きにした」を実行したことにはならないため、追加ターンは発生しない''。[[《超音速 ターボ3》]]などとは感覚が異なるので注意。

-この呪文で負けなくなっている状態で[[山札回復]]した場合、「自分の山札の最後の1枚を引く時、ゲームに負けるかわりに勝つ」というテキストの[[《水上第九院 シャコガイル》]]で[[エクストラウィン]]できない。ライブラリアウトで負けない状態のため「かわりに勝つ」ことができない。

-お互いがこの呪文で負けなくなっている状態の時に、お互いの山札が0枚になってお互いが[[ドローゴー]](ドローもしないが)しか自身のターンにできなくなった瞬間、そのゲームは決着がつかなくなってしまうが、この場合たいていの公式・公認大会では[[両者敗北]]になるだろう。お互い何もできない状態でターンを終了するしかない状態が続くのは、「お互いの意志では止めることのできない[[無限ループ]]」に当たり、この止めることができないループは競技ルールでは両者敗北と見なされると定められている。

**[[即死コンボ]] [#zdf47f2b]
手札に[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]各1枚、墓地に[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]、《神の試練》各1枚と15マナがあり、《神の試練》の効果で敗北回避を得ている状態でループ開始。

+5マナ支払って《ナウ・オア・ネバー》を唱え、《ザーディクリカ》を出して戻す。(山札がないので[[EXライフ]]が付かない)
+《ザーディクリカ》のcipを解決。《ナウ・オア・ネバー》を唱え、《ザーディクリカ》を出して戻す。
+《ザーディクリカ》の能力で唱えたので《ナウ・オア・ネバー》は山札の下へ。
+《ザーディクリカ》のcipを解決。《神の試練》を唱え、《ナウ・オア・ネバー》を手札に加える。
+《ザーディクリカ》の能力で唱えたので《神の試練》は山札の下へ。
+追加ターンの[[ドローステップ]]に《神の試練》をドローする。
+5マナ支払って《ナウ・オア・ネバー》を唱え、《ザーディクリカ》を出して戻す。
+《ザーディクリカ》のcipを解決。《お清めシャラップ》を唱え、マナブーストはなしで《ナウ・オア・ネバー》を山札に戻す。
+《ザーディクリカ》の能力で唱えたので《お清めシャラップ》は山札の下へ。
+5マナ支払って《神の試練》を唱え、《ナウ・オア・ネバー》と《お清めシャラップ》を手札に加える。
+5マナ支払って《ナウ・オア・ネバー》を唱え、《ザーディクリカ》を出して戻す。
+《ザーディクリカ》のcipを解決。《ナウ・オア・ネバー》を唱え、《ザーディクリカ》を出して戻す。
+《ザーディクリカ》の能力で唱えたので《ナウ・オア・ネバー》は山札の下へ。
+《ザーディクリカ》のcipを解決。《神の試練》を唱え、《ナウ・オア・ネバー》を手札に加える。
+《ザーディクリカ》の能力で唱えたので《神の試練》は山札の下へ。
+6に戻る。

以上の手順を繰り返すことで1ターンに2回の追加ターンを得られ、「無限の追加ターンを得た状態」にもできる。
後は好きなだけ[[アタッカー]]を並べ、[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]で[[S・トリガー]]を[[ロック]]してから攻撃すればそうそう逆転されることはない。
なお、割愛するが《お清めシャラップ》が2枚あれば13マナで即死コンボが成立する。

#region2([[《ア・ストラ・センサー》]]型){{
前提条件として、マナゾーンにカードが9枚、手札か墓地に《神の試練》、手札に[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]と[[《ア・ストラ・センサー》]]がそれぞれ1〜2枚、墓地に《お清め》《センサー》が(2-手札の同カード)必要。

+《神の試練》を唱えて、山札を全て表向きにする。
+《お清めシャラップ》を唱え、墓地の《神の試練》《お清め》《センサー》を山札に戻す。手札に《センサー》がある場合、墓地の適当なカードを戻して山札が3枚になるようにすること。
+《ア・ストラ・センサー》を唱える。山札の《神の試練》を手札に加える。
+《神の試練》を唱える。山札が全て表向きになる。以降、2に戻る。

2.〜4.のいずれかのタイミングでターン終了と追加ターンの開始が挟まり、マナが全てアンタップするため問題なくループは続行可能。マナゾーンのカードが14枚溜まった時点で《神の試練》を1ターンに2回使えるようになる((《試練》(5)+《お清め》(3)+《センサー》(1)=9。ここに2.+3.もしくは4.のいずれかを行うために必要な最低マナは14。))ため、無限に追加ターンを獲得できる。
必要なマナは1枚増えるが、《ア・ストラ・センサー》は[[《地龍神の魔陣》]]や[[《神化設計図》]]でもよい。その場合、無限ターンに必要な最低マナは15。
}}
#region2(殿堂入り以前){{
殿堂入り以前は《神の試練》を2枚利用して、要求枚数をさらに少なくできた。

前提条件として、マナゾーンにカードが8枚、手札に《神の試練》と[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]がそれぞれ1〜2枚、墓地に《お清め》《試練》が(2-手札の同カード)必要。

+《神の試練》を唱えて、山札を全て表向きにする。
+《お清めシャラップ》を唱え、墓地の《神の試練》《お清め》を山札に戻す。手札に《お清め》がある場合、墓地の適当なカードを戻して山札が2枚になるようにすること。
+《神の試練》を唱える。山札が全て表向きになる。以降、2に戻る。

手札の要求値、必要なマナ共に1枚ずつ少なく、同名カードのみでループできるため構築の縛りも緩い。無限ターンに至るのに必要なマナの数も13とさらに少なかった。
}}

**環境において [#l3986b7b]
山札を削ることが勝利に直結する点では[[《水上第九院 シャコガイル》]]と同じ性質だが、そちらと比べるとコストが遥かに軽く、普通に[[手札補充]]としても利用価値がある点が優位点である。大抵の場合は4枚程度ドローしてくれる優れ物である。

[[DMEX-15]]期にはこれを入れた[[【5色コントロール】]]が[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]準優勝を記録している。

普通の[[【5色コントロール】]]に入る[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]、[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]、[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]。これらのカードがあれば、[[コンボ]]構築専用カードを全く投入しなくともループで無限ターンを獲得できる。よって、[[コンボ]]のために割かれがちな[[メインデッキ]]の[[汎用性]]を下げずに済むこととなる。

[[DMSP-04]]期には[[ライブラリアウト]][[ループ]]型の[[【白青ギャラクシールド】]]でオリジナルのチャンピオンシップ優勝を果たした。

[[DMEX-16]]期には[[リソース]]系[[重量級]][[マナドライブ]]で山札を薄くしてからこれで[[追加ターン]]を得る型の[[【ダークネスコントロール】]]が一部で使われるようになった。同じ頃、[[《お清めシャラップ》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]による[[山札回復]]を活かして延々とこの呪文を唱える型の[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]・[[《Disアイ・チョイス》]]不採用型の[[【5色ロマノフ】>【5色コントロール】]]がチャンピオンシップ([[オリジナル]])4位以内入賞を果たした。

2021年8月下旬から9月にかけて公表された[[リモートデュエマ]]の非公認大規模大会予選の上位入賞構築である[[【5色コントロール】]]に[[《“魔神轟怒”万軍投》]]との同時採用の形で見られるようになった。[[重量級]][[マナドライブ]]などで[[山札]]を激しく掘削する[[《“魔神轟怒”万軍投》]]との相性は抜群。

[[DMEX-18]]期には[[オリジナル]]でこれを[[フィニッシャー]][[呪文]]として入れた[[【白青緑ギャラクシールド】>【白青ギャラクシールド】#c8895af4]]が流行。

[[アドバンス]]では[[リソース]]系[[マナドライブ]]で山札を掘削する[[【4色万軍投】]]にも使われる。

[[DM22-EX1]]期には、[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]を獲得した[[【青魔導具】]]や[[【青黒ガル・ラガンザーク】]]にも採用されるようになった。山札の掘削速度とコントロール力が上昇した事により、このカードを使用できる程の余裕が作れるようになったのが理由である。

[[DM22-EX2]]期には[[青]]系の[[【ヘブンズ・ゲート】]]での入賞も見られた。

上記の[[【青魔導具】]]での活躍を見てか、2023年8月11日付けで[[殿堂入り]]となった。
このカードを2枚以上使う[[即死コンボ]]はできなくなったが、[[フィニッシャー]]として使う目的なら元から1枚しか使わないデッキの方が多い。「デッキを掘り進めてダメ押しの一手として使う」デッキにとってはかつての[[《無双恐皇ガラムタ》]]がそうだったように被害はあまりないと言える。
一方で、かつてこのカードを利用した定番のフィニッシュ手段であった、[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]や[[《ブレイン・コンチェルト》]]を組み合わせた無限ターンループは非常に困難となってしまった。どちらかというとこのコンボを利用する中低速のコンボデッキ、具体的には[[【5色ザーディクリカ】]]や[[【青黒緑サイクルペディア】>【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]への牽制の面が大きいとも言える。
このカードを2枚以上使う[[即死コンボ]]はできなくなったが、[[フィニッシャー]]として使う目的なら元から1枚しか使わないデッキの方が多い。「デッキを掘り進めてダメ押しの一手として使う」デッキにとってはかつての[[《無双恐皇ガラムタ》]]がそうだったように被害はあまりない。
一方で、かつてこのカードを利用した定番のフィニッシュ手段であった[[《拳嘩類闘争目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]や[[《ブレイン・コンチェルト》]]を組み合わせた無限ターンループの要求値は少し上がった。どちらかというとこのコンボを利用する中低速のコンボデッキ、具体的には[[【5色ザーディクリカ】]]や[[【青黒緑サイクルペディア】>【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]への牽制の面が大きいとも言える。

-[[殿堂ゼロデュエル]]の[[【転生サイクリカ】(殿堂ゼロデュエル)>【転生サイクリカ】#xa076817]]では[[ループ]]させて使う[[フィニッシャー]]として活躍。

**自分の山札をすべて表向きにする工夫 [#b1b0c0dd]

***自分の山札が2枚または1枚の状態で唱える [#iad114b8]
これが現実的なやり方だろう。こうすれば、山札にあるカードのコストがなんであろうと、必ず条件を満たせる。

:[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]|
[[山札固定>山札操作]]と[[山札圧縮]]で《神の試練》サポートができる。[[《お清めシャラップ》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]などの[[墓地利用メタ]]には注意。

:[[《オールサンライズ》]]|
《エンド・オブ・ザ・ワールド》よりは不確実だが、こちらも大規模な山札圧縮ができる。

:[[《インビンシブル・テクノロジー》]]|
容易に山札を2枚以下にできるが、コスト13が問題となる。

:[[ループ]]させる|
[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]の無限[[ドロー]]などで、山札を削っていく。ループであれば、ついでに《神の試練》を唱えるループも作りやすいだろう。

:連発する|
[[《かっ飛ばす者 ラカン》]]や[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]などでこの呪文を何度も唱える。
たとえ1回で引ききれなくても、2回や3回も唱えればすべて引く事は夢ではない。
[[《魔法特区 クジルマギカ》]]の様な[[アタックトリガー]]で踏み倒すのも手。

:[[コントロール]]による長期戦の過程で山札を削っていく|
非現実的なやり方であるわけではないが、そこまでの長期戦に持ち込めるのであれば、もはや[[《水上第九院 シャコガイル》]]で[[エクストラウィン]]を狙った方が手っ取り早いことが多い。
そのためこの手段が取られるのは、専ら[[【青魔導具】]]のようなあまりマナを溜めることがないコントロールデッキにおいてであることが多い。

***極限までコストをばらけさせたデッキを作る [#vd5e0bd3]

理論上不可能ではないが、非現実的なやり方。

コストをばらけさせるためには、ほぼ[[ハイランダー]]構築になる。[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]や[[《夢幻の無》]]といった超大型のカードも駆使し、一発でカードを引き切る。
このカードの収録時、捲れる最大数は26枚になる((山札内に搭載できるカードのコストは0~17、19~21、25、71、99、∞の25種とコスト被りのいずれか1種であるため。))((また非常に高難易度かつ実用性が無いが、敗北回避の状況で[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を山札に加えた場合は27枚となる。))。
ゲーム開始時に[[山札]]に入る事の無い[[《禁断〜封印されしX〜》]]や[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]もコスト被りが生じにくくなるので有用。しかし、デッキの基礎となるカードが殆ど積めず、序盤の動きが安定しないのは明らか。構築難度は高い。

一応[[《天使と悪魔の墳墓》]]と同じく、このカード自体は2枚積み、もしくは他のコスト5のカード1枚を追加で積んでもコスト被りの影響は出ない。

**無限ループ [#zdf47f2b]
この呪文は[[ライブラリアウト]]の阻止と[[追加ターン]]の獲得を行うため、繰り返し唱えることができれば自分のターンを無限に続けることができる。方法はいくつか考えられるが、ここでは最もシンプルな[[《お清めシャラップ》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]を使う型について記載する。
#region2(ループ手順){{
前提条件として、マナゾーンにカードが9枚、手札か墓地に《神の試練》、手札に[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]と[[《ア・ストラ・センサー》]]がそれぞれ1〜2枚、墓地に《お清め》《センサー》が(2-手札の同カード)必要。

+《神の試練》を唱えて、山札を全て表向きにする。
+《お清めシャラップ》を唱え、墓地の《神の試練》《お清め》《センサー》を山札に戻す。手札に《センサー》がある場合、墓地の適当なカードを戻して山札が3枚になるようにすること。
+《ア・ストラ・センサー》を唱える。山札の《神の試練》を手札に加える。
+《神の試練》を唱える。山札が全て表向きになる。以降、2に戻る。

2.〜4.のいずれかのタイミングでターン終了と追加ターンの開始が挟まり、マナが全てアンタップするため問題なくループは続行可能。マナゾーンのカードが14枚溜まった時点で《神の試練》を1ターンに2回使えるようになる((《試練》(5)+《お清め》(3)+《センサー》(1)=9。ここに2.+3.もしくは4.のいずれかを行うために必要な最低マナは14。))ため、無限に追加ターンを獲得できる。
必要なマナは1枚増えるが、《ア・ストラ・センサー》は[[《地龍神の魔陣》]]や[[《神化設計図》]]でもよい。その場合、無限ターンに必要な最低マナは15。
}}
#region2(殿堂入り以前){{
殿堂入り以前は《神の試練》を2枚利用して、要求枚数をさらに少なくできた。

前提条件として、マナゾーンにカードが8枚、手札に《神の試練》と[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]がそれぞれ1〜2枚、墓地に《お清め》《試練》が(2-手札の同カード)必要。

+《神の試練》を唱えて、山札を全て表向きにする。
+《お清めシャラップ》を唱え、墓地の《神の試練》《お清め》を山札に戻す。手札に《お清め》がある場合、墓地の適当なカードを戻して山札が2枚になるようにすること。
+《神の試練》を唱える。山札が全て表向きになる。以降、2に戻る。

手札の要求値、必要なマナ共に1枚ずつ少なく、同名カードのみでループできるため構築の縛りも緩い。無限ターンに至るのに必要なマナの数も13とさらに少なかった。
}}

**その他 [#r046d194]

-能力テキストの書き方が、従来と比べてかなり特殊。
--まず、これまでの[[追加ターン]]のテキストは、「このターンの後にもう一度自分のターンを行う」だったが、「このターンの後に自分のターンを追加」という表現に変わっている。
--「残りのゲーム中」というのは初の表現。

-「表向きにする」と「表向きにしたカードを手札に加える」が別の能力になっている。下手に1つの能力にまとめてしまうと、敗北回避が有効になる前に[[状況起因処理]]が割り込んでゲームに負けることになりかねないからだろう。
--余談だが、自身の別の能力を参照しないと意味がない能力を持つカードは、他に[[《あたりポンの助》]]などがある。

//--[[自己置換効果]]が発生するわけでもないのに、密接な一連の処理が、3つの能力に分けられている。
//こうして分離させた理由としては、これらのテキストを繋げてしまうと、山札のカードをすべて表向きにできなかった場合、追加ターンと敗北回避効果を得られないだけでなく、表向きにしたカードを手札に加えることもできなくなるからだろう。

-[[継続的効果]]がゲーム中続く能力を持った数少ないカード。他に継続的効果がゲーム中続く能力は[[プラチナ・ドライブ]]や[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]や[[《スクランブル・チェンジ》]]の[[スピードアタッカー]]付与などがある。

-「[[環境]]レベルの[[ループ]][[コンボデッキ]]を嫌うはず」(([[緑単ループの規制>https://dm.takaratomy.co.jp/cls/creatorsletter18_ex/]]や[[GRクリーチャーの反省>https://dm.takaratomy.co.jp/cls/creatorsletter34/]]などから窺える。ただし[[【バラギアラループ】]]といった[[デザイナーズコンボ]]で[[ループ]]をリリースすることもあるため、嫌い一辺倒でもない。))の公式が世に送り出したループコンボ用のカードということで効果判明時は波紋を呼んだ。

-[[DM22-RP1]]では銀トレジャーとして収録され、[[《聖霊左神ジャスティス》]]、[[《悪魔右神ダフトパンク》]]と[[G・リンク]]した[[《神人類 ヨミ》]]が描かれたイラストとなった。
--舞っているカードの中で表向きになっているのは[[《Black Lotus》]]、[[《閃光の守護者ホーリー》]]、[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]、[[《西南の超人/断断打つべしナウ》]]、[[《偽りの名 iFormulaX》]]。全て[[デュエマ妄想構築録 vol.37-5 ~番外編:神の試練への挑戦~>https://corocoro.jp/special/300160/]]で紹介されたデッキに採用されているカードである。

**関連カード [#b071ad65]
-[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]
-[[《ファビュラス一番ドリップ》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《神人類 ヨミ》]]([[DM22-RP1]])
--[[《聖霊左神ジャスティス》]]([[DM22-RP1]])
--[[《悪魔右神ダフトパンク》]]([[DM22-RP1]])

**[[フレーバーテキスト]] [#n82a496b]
-[[DMEX-15]]&br;'''[[原初の決闘者、アダム>《原初の決闘者 アダム》]]を蘇らせるべくアダムの玉座に向かった[[ハプニング]]大佐。そこで彼の頭に無限のカードの情報が流れ込む……これこそ神の試練。 ― 『デュエル・マスターズSX』4巻より'''
-[[DM22-RP1]]&br;'''[[イズモ]]よ。かつて私が受けたこの試練、乗り越えてみよ! ― [[ヨミ]]'''

**収録セット [#o47e8f7f]
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](14/100)
-illus.[[Kawasumi]]
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](TR8/TR10)

**参考 [#r1840e8d]
-[[表向き]]
-[[追加ターン]]
-[[敗北回避能力]]
-[[サーチ]]
-[[手札補充]]

-[[殿堂入り]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.自分は''《神の試練》''を唱えました。最初に表向きにしたカードがツインパクトカードである[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]だったのですが、どちらのコストを参照するか決定するのは次のカードを表向きにする前ですか?後ですか?
A.次のカードを表向きにする前です。[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を表向きにした時点で、どちらのコストを参照するかを決めます。&br;また、別のカードを表向きにした後は、参照するコストを変えることはできません。(例えば、最初にクリーチャー側の2を参照すると決めて、次にコスト2のカードを表向きにした場合でも、[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]の参照コストを呪文側の5に変えることはできません)
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41669]](2022.7.28)

>Q.相手の[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《神の試練》''を唱えました。この時、処理はどうなりますか?
A.山札の上から1枚目を表向きにして、そのカードを手札に加えて処理を終了します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42050]](2022.9.16)

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト5,同じコスト,山札公開,追加ターン,残りのゲーム中,ライブラリアウトメタ,敗北回避能力,山札が0でも負けない,サーチ,終音「ん」,VR,ベリーレア,Shigenobu Matsumoto,Kawasumi,超獣リメイク);