#author("2020-02-16T22:47:03+09:00","","")
*エンジェル・コマンド [#tffcd77e]

-[[光エンジェル・コマンド>#white]]
-[[闇エンジェル・コマンド>#black]]
-[[エンジェル・コマンド(種族カテゴリ)>#tribe_category]]

-デッキとしてのエンジェル・コマンド→[[【エンジェル・コマンド】]]

*光エンジェル・コマンド(種族) [#white]
 
[[DM-01 第1弾>DM-01]]から存在する[[光]][[文明]]の古参[[種族]]。[[闇]]の[[デーモン・コマンド]]とは対になっている。後に全文明にコマンドが登場することになるが、それら後続のコマンドと比べて種類も圧倒的に豊富で、種族を参照するサポートにおいても、まだ差が大きい。

空を覆うほどに巨大で、姿かたちは抽象的。[[進化クリーチャー]]は巨大ロボットのような姿で、まさに天使のような白い羽毛で覆われた大きな翼を持っている。
[[光]]世界の強大な象徴として扱われており、[[文明]]の秩序や精神を体現する存在。[[ドラゴン]]達と同じく、太古の[[DM]]世界から存在している[[種族]]でもある。

命名のルールは「〜の精霊〜」で、[[進化]]すると「聖霊王〜」。[[多種族]]では「聖霊」が[[冠詞]]となっている。[[デーモン・コマンド]]との[[多種族]][[進化]]の場合は、「悪魔神王」を冠詞とする。
"精霊"と"聖霊"があるので、カード名を宣言するときなどに間違えないよう注意。

ドラゴンでないもののドラゴン・サーガ世界でも続投している種族のひとつでもある。

|天海の精霊シリウス SR 光文明 (11)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 12000|
|ブロッカー|
|T・ブレイカー|

|不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー VR 光文明 (7)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000|
|シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次のSF能力を得る)|
|SF−このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。|
|SF−このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンから離れずにとどまる。|
|W・ブレイカー|

|聖霊王アルカディアス VR 光文明 (6)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500|
|進化−自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|誰も光以外の呪文を唱えることができない。|
 
全[[種族]]中でも[[大型>ファッティ]]寄りの[[種族]]で、2[[マナ]]以下の[[軽量>軽い]][[クリーチャー]]が存在しない。[[種族]]に属する[[クリーチャー]]の数はかなり多い。昨今ではむしろエンジェル・コマンドを持たない[[光]]の[[フィニッシャー]]を探すのに苦労するくらいである。
元々[[パワー]]が高めな[[光]]の[[クリーチャー]]の中での[[ファッティ]][[種族]]だけあって、平均[[パワー]]は6000を超えるほど。

大型[[種族]]ではあるがかなり芸達者で、高[[パワー]][[ブロッカー]]はもちろん、[[呪文]]活用、[[ドロー]]、[[サーチ]]、[[マナ回収]]、条件付き[[除去]][[能力]][[クリーチャー]]までおり、[[光]]ができる一通りのことがこなせる。
もちろん、本業である大型[[ブロッカー]]としては全[[種族]]中でも最高峰の性能を誇り、[[【ヘブンズ・ゲート】]]では当然のように主力扱いされる。

[[進化クリーチャー]]はほとんどが強力な[[システムクリーチャー]]であり、1体で勝負を決めてしまえるほどの力を持つものも多い。[[光]][[文明]]の特徴である「ルール・秩序の制定」を体現するような、意識的なデザインであろう。

-[[《悪魔聖霊バルホルス》]]、[[《機動聖霊ムゲン・イングマール》]]、[[《血風聖霊ザーディア》]]など、[[多色]]にも重量級強力[[カード]]がひしめく。

-[[光]]の花形[[種族]]の一つとして、[[プレイヤー]]の人気は高い。

-[[エピソード2]]でフィーチャーされた種族の一つ。従来には見られなかった獣型のイラストのものが多数登場したり、闇のエンジェル・コマンドが登場した。闇のエンジェル・コマンドについては下を参照。

-[[エピソード3]]では[[無色]]のエンジェル・コマンドが[[オラクル]]側の[[クリーチャー]]として登場している。また、[[DMR-11]]にて、[[闇]][[単色]]のエンジェル・コマンドも復活している。

-[[ドラゴン・サーガ]]以降に登場したエンジェル・コマンドは冠詞と名前の間にスペースが入るようになった。

-[[白凰]]が好んで使用するメイン種族であり、ライバルの[[勝舞>切札 勝舞]]の主力[[アーマード・ドラゴン]]や、対になる[[デーモン・コマンド]]との[[多色]][[クリーチャー]]など[[敵対色]]にも存在感を放つクリーチャーが多い。

-[[ドラゴン・サーガ]]では[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]の台頭により[[《再誕の精霊 アルミウル》]]しか新規カードが登場しなかったが、続く[[革命編]]で復活。[[侵略者]]側の種族として登場している。「一〜九極」に属するものは着ぐるみのような奇抜な姿をしているのが特徴で、この点はプレイヤーからはやや賛否が分かれている。

-[[新章デュエル・マスターズ]]では初期に登場したものを思わせるようなものに戻っており種族的に原点回帰したと言える。

**エンジェル・コマンド全般に関連する能力を持つカード [#y355972d]
-[[《エンドラ・パッピー》]]
-[[《キング・アクアカムイ》]]
-[[《バルキリー・裂空・ドラゴン》]]
-[[《予言者カティノ》]]
-[[《巡霊者ウェビウス》]]
-[[《応援チューリップ》]]
-[[《悪魔聖霊アウゼス》]]
-[[《聖霊龍騎アサイラム》]]
-[[《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》]]
-[[《血風聖霊ザーディア》]]
-[[《迅雷の精霊ホワイト・ヘヴン》]]
-[[《霊山の守護者ビックス》]]
-[[《龍聖霊ウルフェウス》]]
--[[《龍聖霊ウルフェウス/ヘブンの衝撃》]]
-[[《奇跡の予言者ラッキー・クルト》]]
-[[《巡礼者アムド》]]
-[[《聖黒獣アシュライガー》]]
-[[《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]
-[[《死神明王ガブリエル・XENOM》]]
-[[《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》]]
-[[《トゥルー・ヘブンズ》]]
-[[《時空の霊魔シュヴァル》]]
-[[《偽りの星夜 ブーケトス》]]
-[[《ヘブンズ・ダブルテイル》]]
-[[《真実の聖霊王 レオ・ザ・スター》]]
-[[《堕天の精霊デラスキヤン》]]
-[[《アルカディア・スパーク》]]

**エンジェル・コマンドの[[進化]] [#u4d3b5e0]
-[[《聖霊王アルカディアス》]]
-[[《聖霊王アルファディオス》]]
-[[《聖霊王エルフェウス》]]
-[[《聖霊王エルレヴァイン》]]
-[[《聖霊王アルファリオン》]]
-[[《白騎士の聖霊王 HEAVEN》]]
-[[《聖霊王ジャスティウス》]]
-[[《聖霊王アルカフェウス》]]
-[[《真実の聖霊王 レオ・ザ・スター》]]
-[[《超覚醒ゼウス》]]
-[[《サファイア・ウィズダム》]]
-[[《聖霊王イカズチ》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[オリジン]])
-[[《悪魔神王バルカディアス》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[デーモン・コマンド]])
-[[《死神明王ガブリエル・XENOM》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[デーモン・コマンド]])
-[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[デーモン・コマンド]])
-[[《聖霊龍王 ヴィブロス・ヘブン》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[ドラゴン]])
-[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[アーマード・ドラゴン]])〈[[進化V]]〉
-[[《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[ドラゴン]])〈[[進化V]]〉
-[[《聖獣王ペガサス》]]([[エンジェル・コマンド]]and[[ホーン・ビースト]])〈[[進化V]]〉
-[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[アーマード・ドラゴン]]or[[デーモン・コマンド]])〈[[進化GV]]〉
-[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[グランド・デビル]]or[[デーモン・コマンド]])〈[[進化GV]]〉

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]オリジナルカード
--[[《聖霊王アヴァラス》]]

**参考 [#x60fbc08]
-[[種族リスト]]
-[[コマンド]]
-[[聖霊王]]
-[[《天海の精霊シリウス》]]
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]
-[[《聖霊王アルカディアス》]]
-[[【エンジェル・コマンド】]]

*闇エンジェル・コマンド(種族) [#black]

[[エピソード2]]でフィーチャーされた、[[闇]][[単色]]のエンジェル・コマンド。[[光]]や[[多色]]のエンジェル・コマンドとは違った特徴を持つ。([[闇]][[単色]]のエンジェル・コマンド自体は[[DM-21]]に収録された[[《魔聖デス・アルカディア》]]が初出)
[[《「祝」の頂 ウェディング》]]によって生み出され、ウェディングの指揮のもと[[クリーチャー]]世界を滅ぼすために行動した。《「祝」の頂 ウェディング》が姿を消した後もゼニスをサポートし続けた。

黒や赤を基調とした、たくさんの棘を持った姿を持ち、[[DMR-06]]以前に登場したエンジェル・コマンドを基にしたようなイラスト、[[能力]]を持つ。

ここで上げる闇エンジェル・コマンドとは闇単色のものを指し、[[《悪魔聖霊アウゼス》]]のような[[光]]を含むエンジェル・コマンドは含まない。

命名ルールは「〜の堕天〜」で、[[アンノウン]]が合わさると「偽りの星夜〜」となる。また、カード名のどこかに結婚式にまつわる単語を含む。
[[多種族]]での冠詞は[[《堕天左神エレクトラグライド》]]の存在から「堕天」だと思われる。
だが[[DMR-12]]の[[ゴッド・ノヴァ OMG]]との複合は例外となる。

|偽りの星夜(コードナイト) ジューン・ブライド P 闇文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノウン 11000|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札から2枚選んで捨てる。|
|このクリーチャーが、自分のターン中はじめてタップされた時、自分のシールドをひとつ墓地に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする。|
|W・ブレイカー|

|堕天左神エレクトラグライド VR 闇文明 (7)|
|クリーチャー:ゴッド・ノヴァ OMG/エンジェル・コマンド 7000+|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手の墓地にある呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。そうした場合、その後、相手はそのカードを自身の山札の一番下に置く。|
|W・ブレイカー|
|左G・リンク|
|このクリーチャーがゴッドとリンクした時、相手の山札の上から2枚を墓地に置かせてもよい。|

[[闇]]のエンジェル・コマンドは、従来の[[光]]のエンジェル・コマンドを元にデザインされている。また、[[闇]]のエンジェル・コマンド/[[アンノウン]]の中で「真実の名」に目覚めた[[クリーチャー]]は1体もいない。

また、「闇のエンジェル・コマンド」を「闇天使」と呼称するなど、プレイヤーからは天使と呼ばれることが多く、公式でも天使という言葉を使うことも多いが、実際にカード名で「天使」という言葉がついているのは「聖天使」とつく[[進化]][[イニシエート]]であり、エンジェル・コマンドではない。

だがエンジェル(Angel)は天使という意味を持ち、対となる[[デーモン・コマンド]]は「悪魔」という言葉を多種族や進化の冠詞に使用しているため、対比表現として「天使」という言葉が広まったのだろう。

闇[[エンジェル・コマンド]]は、彼ら自身の間でシナジーを形成しているほか、[[《ウェディング・ゲート》]]という専用サポート呪文も持ち、4コストから大型クリーチャー、除去耐性を持つブロッカーまでそろっている。したがって種族デッキを組む際には、従来のエンジェル・コマンドデッキに組み込むほか、闇エンジェル・コマンドをテーマとしたデッキを作ってしまうこともできる。
 
闇文明らしく、自身のシールドをコストとしてハンデス、全体除去などを行うクリーチャーが多いため、シールドを増やすカードとの相性が良い。

-[[《ウェディング・ゲート》]]は[[無色]]エンジェル・コマンドも踏み倒すことができる為、[[無色]]エンジェル・コマンドも[[闇]]エンジェル・コマンドと同類として扱われることもある。

**闇エンジェル・コマンドに関連する能力を持つカード [#td1788eb]
-[[《偽りの星夜 ブーケトス》]]
-[[《ウェディング・ゲート》]]

**参考 [#e3f73829]
-[[種族]]
-[[コマンド]]
-[[【ウェディング・ゲート】]]
-[[【エンジェル・コマンド】]]

*エンジェル・コマンド(種族カテゴリ) [#tribe_category]

テキストに登場する「エンジェル・コマンド」という語は、名前に「エンジェル・コマンド」とつく[[種族]]全体を指す。元々は「エンジェル・コマンド」という[[種族]]のみを指す用語だったが、[[アウトレイジ]]の[[エラッタ]]の影響と[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]の登場によりカテゴライズされ、新たな概念として生じた。

-含まれる[[種族]]の中に、[[種族カテゴリ]]とまったく同一の語となるものが存在する[[種族カテゴリ]]である。従って、[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]を含めずに[[エンジェル・コマンド]]だけを指定する場合には、''[[種族]]が「[[エンジェル・コマンド]]」である[[クリーチャー]]''、といった具合にわざわざ長々と明記する必要性が生じる。

**「エンジェル・コマンド」とある[[種族]] [#p4e4cf6c]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]

**参考 [#u483db22]
-[[種族カテゴリ]]

&tag(種族,光文明,エンジェル・コマンド,エンジェル・コマンド・ドラゴン);