#author("2020-01-19T16:13:21+09:00","","") *《&ruby(ざんぎゃくはおう){残虐覇王};デスカール》 [#a76e349a] |残虐覇王デスカール SR 闇文明 (8)| |クリーチャー:ダークロード 4000| |このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。| |TT−相手の手札から2枚見ないで選び、捨てさせる。| [[DM-07]]で登場した[[ダークロード]]。 [[タップ能力]]で[[《スケルトン・バイス》]]が放てる。 [[効果]]自体は魅力的ではあるものの、[[マナコスト]]が非常に[[重い]]。加えて、タップ能力は[[召喚酔い]]が解けないと起動できないことも考えると、始動はかなり遅い。 動きだしてからも低い[[パワー]]がネックとなり、[[バトル]]や[[火力]]で簡単に[[除去]]されてしまう。 重い[[ハンデス]]の代表格[[《ロスト・ソウル》]]は7[[コスト]]だが、この[[カード]]はさらに重く、[[タップ能力]]なので即効性もない。長期戦向きの[[コントロール]][[デッキ]]なら、[[召喚]]自体は非現実的ではないが、このカード以外の勝ち筋はいくらでもある。 せっかく[[バトルゾーン]]に出しても、[[《超銀河竜 GILL》]]や[[《破壊者 シュトルム》]]などによってついでの様に[[破壊]]されては悲しすぎる。 パワーが4000なので[[《モエル 鬼スナイパー》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]の射程内なのもこのカードの使いにくさに拍車をかけている。 同弾の[[《激震闘士スカイ・クラッシャー》]][[《アストラル・メデューサ》]] 同様、使うにはかなりの構築力が要求される。[[ファンデッキ]]で使用することが無難。 [[次の弾>DM-08]]で[[《スケルトン・バイス》]]が登場した。このクリーチャーの[[タップ能力]]と全く同じ[[効果]]を持つ[[ハンデス]][[呪文]]である。そちらは[[プレミアム殿堂]]となっており、[[ハンデス]]は実際に捨てさせる枚数以上に軽さの方が重要とわかる1枚である。割に合わない[[重さ>重い]]が原因で結果的に使われなかった事で、同じ[[能力]]を持つにもかかわらず[[殿堂入り]]どころか実績すら残せないと言う皮肉な結果を見せ付けられてしまった。 -このカードは俗にいう[[ハズレア]]に類するカードではあるのだが、それ以前にこのカードの出身パックである[[DM-07]]自体が低[[スペック]]カードの宝庫であり、[[ベリーレア]]以上の[[レアリティ]]のカードは[[ハズレア]]まみれである。そのため、「[[ハズレア]]」というよりは、「ハズレカードの多いDM-07を象徴する[[スーパーレア]]」と言ったほうが正確。 -同時期に登場した同[[コスト]]の[[準バニラ]]クリーチャーのパワーが11000であることを考えると、このタップ能力は7コスト分の消費ということになり、明らかに損をしている。6[[マナ]]でパワー4000、もしくは8マナでパワー8000の[[W・ブレイカー]]あたりが妥当なところか。 -あくまで[[ダークロード]]での[[ハンデス]]に拘るならば、[[多色]]だが4コストで[[ドロー]]とハンデスが出来る[[《猛菌恐皇ビューティシャン》]]や、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]に[[《ガチンコ・ジョーカー》]]辺りを唱えさせた方が現実的。 -[[DM-31>DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」]]で[[ダークロード]]を[[リアニメイト]]できる[[《大邪眼バルクライ王》]]が登場した。しかし、ダークロードには他に[[《邪眼皇ロマノフI世》]]など[[ナイト]]に数多く優秀なクリーチャーがいるのでこのクリーチャーが使われることはほとんどない。 -[[《予言者ローラン》]]と[[《ヒラメキ・プログラム》]]を併用して使うと、最速4[[ターン]]目に[[タップ能力]]が発動できる。しかし、後者が[[殿堂入り]]している今では狙うのは至難。それ以前に、これ以外で踏み倒したい対象が多くあるのは明白。 -[[DMRP-02>DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」]]で登場した[[《スチーム・ハエタタキ》]]であっさり[[除去]]されるパワーラインであり、「ハエタタキで死ぬ覇王」という絵面に失笑を禁じ得ない[[プレイヤー]]も多い。 -男気溢れる[[フレーバーテキスト]]が印象的なのだが、パワーが4000しかないのでは大部分の[[ドラゴン]]や[[ゼニス]]に[[バトル]]で一方的に[[破壊]]されてしまう。「残虐覇王」を名乗るのに見合ったパワーを持っていれば、と考えさせられる。しかし、この傲岸不遜な[[フレーバーテキスト]]のおかげで[[ネタカード]]の愛好家では有名になっている。 -初収録以来、[[カードパワー]]の低さからほとんど見向きもされることなく[[絶版]]となっていたが、[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]でまさかの[[再録]]となった。今度は[[ゼニス]]とも拳で語り合えると豪語している。もちろん[[パワー]]の上では一方的に[[破壊]]されるが、[[エターナル・Ω]]に対して[[ハンデス]]は刺さるので、あながち間違ってもいないかもしれない。だが、実際の所この[[カード]]よりよほど有効な対処法はごまんとある([[《ガンヴィート・ブラスター》]]等)。 -[[DMEX-04>DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」]]で登場した[[《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]]としてバージョンアップを果たした。 -名前と[[フレーバーテキスト]]から、''カール''・ダグラスの楽曲のひとつ「必殺''ドラゴン''''拳''」が元ネタであるとする説がある。ちなみに、この曲はプロレスラー[[アブドーラ・ザ・ブッチャー>《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》]]の入場曲として使用されていたことがある。 **関連カード [#le2f51c3] -[[《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]] -[[《スケルトン・バイス》]] **[[フレーバーテキスト]] [#zf281d79] -[[DM-07]]&br;'''[[ドラゴン]]とも[[拳>ハンデス]]で語り合える。''' -[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''[[ゼニス]]とも[[拳>ハンデス]]で語り合える。''' **収録セット [#oaf1d5db] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Eiji Kaneda]] --[[DM-07 「闘魂編 第2弾 時空超獣の呪(インビンシブル・チャージ)」>DM-07]] --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]] **参考 [#w73c1da0] -[[ダークロード]] -[[タップ能力]] -[[ハンデス]] -[[ネタカード]]