#author("2020-01-21T20:43:49+09:00","","") *&ruby(スペクタル・ノヴァ){不死鳥編};&ruby(かんきょう){環境}; [#l22be707] **BEFORE⇒[[転生編環境]] [#q0cf7cbc] **[[メタゲーム]] [#p9ff50dd] ***[[DM-19]]〜[[DM-20]]期 [#d1ffbd55] [[転生編]]終盤からトップメタの座を得た[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]は、DM-19に入っても暴れ続ける。 [[DM-18]]まで[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]を[[《大勇者「ふたつ牙」》]]などの[[マナブースト]]で高速召喚する[[【牙サファイア】]]が暴れていたが、[[DM-19]]期に[[デュエル・マスターズ]]初の[[リアニメイト]][[スペル>呪文]]である[[《インフェルノ・ゲート》]]が登場。 これにより、[[《ダンディ・ナスオ》]]または[[《ロスト・チャージャー》]]によってサファイアを墓地に送り、[[《インフェルノ・ゲート》]]で4・5ターン目にサファイアを[[バトルゾーン]]に出す[[【茄子サファイア】]]が登場し、【牙サファイア】をトップメタから押しのけた。 他方、[[転生編]]を経て強化された[[【単色速攻】]]・[[ビートダウン]]はまだ勢力を保っていた。[[【パシフィック青単】]]、[[【緑単速攻】]]、[[【準黒単】]]などが勢力を競っていたが、特に[[【赤単速攻】]]が強力な[[デッキタイプ]]だった。 不死鳥編で追加された[[ハイブリッド種族]]たちは、ほとんどがファンデッキに甘んじたが、[[グランド・デビル]]はその粘り強いビート性から[[公式大会]]でもそこそこの成績を収める。 また、[[聖拳編]]の頃から存在していた[[【アクアンホワイトブラック】]]と[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]といった[[コントロール]]デッキの強豪達もそれらに続いた。 2006年夏の[[公式大会]]サマーギャラクシーリーグでは、【茄子サファイア】に対して有利な[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]改造型[[【除去サファイア】]]が主に活躍しつつも、上記のデッキが並立して各大会を制した。 [[レギュレーション]]の問題で【牙サファイア】以外のすべてのデッキが否定されていたスプリングギャラクシーリーグに比べれば、一見するとバランスがとれていたように思えるものの、その実態は''「[[【サファイア】>サファイア]]か、[[【速攻】]]か、[[【除去コントロール】]]か」''の鼎立であり、それら以外のデッキで勝ち上がることは不可能に近かったと言える。 ところがサマーギャラクシーリーグオープンクラスでは、汎用性を全く無視した[[【サファイア】>サファイア]]に対する徹底的な[[メタデッキ>メタ/メタデッキ]]である[[【チューザビートダウン】]]が優勝を果たしている。それだけ[[【サファイア】>サファイア]]が圧倒的な地位にあったことを示す結果となった。 ***[[DM-21>DM-21 「不死鳥編 第3弾 封魔王の系譜(ヒストリー・オブ・デビル・ノヴァ)」]]期 [#a187bf21] 長らく上記の固まったメタゲームが続き、まさに不死鳥編の一年間はサファイアが牛耳る一年間となっていたが、大方の予想に反して[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]は1年を待たずして[[プレミアム殿堂]]入りとなる。 [[《無双竜機ボルバルザーク》]]が当初[[殿堂入り]]すら渋られていたことを考えると、異例の措置となった。 同時に[[ライブラリアウト]]デッキの生命線である三種の神器[[《ロスト・チャージャー》]][[《ヘル・スラッシュ》]][[《フューチャー・スラッシュ》]]も[[プレミアム殿堂]]入り。 これによりライブラリアウトデッキはDMR-02において[[《ヴォルグ・サンダー》]]が登場するまで[[メタゲーム]]から消えることとなった。 これに対して[[【速攻】]]系統は[[殿堂入り]]の影響を全くと言っていいほど受けず、[[【赤単速攻】]]、[[【パシフィック青単】]]、[[【緑単速攻】]]、[[【準黒単】]]は以前に増して勢力を強めた。【白青黒】赤ライブラリアウトの後継である[[【除去ガーディアン】]]や、[[サファイア]]系列の後継となる[[【牙バジュラズ】]]、[[【ドラゴンランデス】]]なども登場し、主要カードが禁止となったそれらの後釜となる。 ハイブリット種族では[[【グランド・デビル】]]にフィニッシャーの[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]、手札補充の[[《悪魔提督アルゴ・バルディオル》]]が追加され、名実ともに最強のハイブリット種族として名を馳せた。 [[【アーク・セラフィム】]]では[[《霊騎ラーゼ・ミケランジェ》]]と[[《聖霊提督セフィア・パルテノン》]]が登場し、大量展開デッキとして環境に進出したが、構築の要となる[[《聖帝ソルダリオス》]]と[[《霊騎プリウスライザ》]]が入手困難な[[プロモーション・カード]]の為、多くのプレイヤーが作れず終いになった。 [[【ティラノ・ドレイク】]]では[[DMC-32 「マーズ・フラッシュデッキ」]]でフューチャーされたこともあり、[[《激竜凰ドランベルク》]]と[[《衝撃のロウバンレイ》]]を主軸としたデッキがそこそこ広まった。それでも、[[《超神星マーズ・ディザスター》]]は条件が厳しすぎて殆ど使われなかったが。 ***[[DM-22>DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」]]〜[[DM-23>DM-23 「不死鳥編 第5弾 冥龍王帰還(ジ・エンド・オブ・ユニバース)」]]期 [#o7c326e6] [[DM-22>DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」]]では[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《黒神龍グールジェネレイド》]]、[[《インフィニティ・ドラゴン》]]などの強力な[[ドラゴン]]がこぞって登場し、[[【牙デルフィン】]]、[[【グールジェネレイド】]]などのデッキを生み、[[闘魂編]]より細々と組まれてきた[[【連ドラ】]]を一気にメタ格へと強化させるなどした。 【アクアンホワイトブラック】は[[聖拳編]]より安定した強さを持ってはいたものの、やや使用率は低下していく。これにより、[[光]]の主力種族はアクアンホワイトブラックを中心とした[[【イニシエート】]]よりも、除去ガーディアンに活躍の場を得た[[【ガーディアン】]]に再シフト。 ガーディアンは流行する[[ランデス]]への対抗策[[《光波の守護者テルス・ルース》]]をDM-23で得たのも追い風だった。 [[【ドリームメイト】]]では[[《伝説のサンテ・ガト・デ・パコ》]]と[[《囚われのパコネコ》]]を中心としたデッキが考案され、アニメや雑誌で広く紹介され話題となった。 [[《究極銀河ユニバース》]]や[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]といったド派手な能力を持つ[[フェニックス]]も登場したが、まだまだ[[進化元]]が充実しなかったため、それらが活躍できるようになったのは何年も後の事になった。 **NEXT⇒[[極神編環境]] [#weecba6c] ***当時の主流デッキ [#leb31b18] -[[サファイア]]系統 --[[【牙サファイア】]] --[[【除去サファイア】]] --[[【タワーサファイア】]] --[[【茄子サファイア】]] --【ランデスサファイア】 -[[【赤単速攻】]] -[[【パシフィック青単】]] -[[【緑単速攻】]] -[[【準黒単】]] -[[【白青黒赤ライブラリアウト】]] -[[【アクアンホワイトブラック】]] -[[【グランド・デビル】]] -[[【アーク・セラフィム】]] -[[【除去ガーディアン】]] -[[【ドラゴンランデス】]] -[[【グールジェネレイド】]] -[[【連ドラ】]] ***主なカード [#idded1bc] -[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]] -[[《インフェルノ・ゲート》]] -[[《クローン・バイス》]] -[[《ダンディ・ナスオ》]] -[[《バジュラズ・ソウル》]] -[[《アクアン》]] -[[《タイラーのライター》]] -[[《パシフィック・チャンピオン》]] -[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]] -[[《黒神龍グールジェネレイド》]] **参考 [#d709de6a] -[[デッキ・カードプールの変遷]] -[[不死鳥編]] --[[DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」>DM-19]] --[[DM-20 「不死鳥編 第2弾 魔闘竜×機兵団(ジ・アルティメット・ノヴァ)」]] --[[DM-21 「不死鳥編 第3弾 封魔王の系譜(ヒストリー・オブ・デビル・ノヴァ)」]] --[[DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」]] --[[DM-23 「不死鳥編 第5弾 冥龍王帰還(ジ・エンド・オブ・ユニバース)」]]