#author("2021-01-04T02:33:48+09:00","","") *《&ruby(ゼーロン){零龍};》 [#u290c81e] |零龍 MSZ 闇 (0)| |零龍クリーチャー:マスター・ドラゴンZ 0| |ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)| |このクリーチャーが零龍卍誕した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを0にする。| |このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れず、すべてのバトルに勝つ。| |このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。| |BGCOLOR(white):零龍卍誕前⇒[[《滅亡の起源 零無》]][[《手札の儀》]][[《墓地の儀》]][[《破壊の儀》]][[《復活の儀》]]| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| [[DMRP-12]]で登場した[[闇]]の[[マスター・ドラゴンZ]][[零龍クリーチャー]]。 |BGCOLOR(#FF9999):&br;&br;&br; MZ2&br;|BGCOLOR(white):&br;&br;|BGCOLOR(#FF9999):&br;&br;&br; MZ3| |~|BGCOLOR(#CCFF99):コスト&br;マスター・ロゴ&br;&br; MZ1|~| |BGCOLOR(#FF9999):カードタイプ&br;パワー&br;能力テキスト&br; MZ5|~|BGCOLOR(#FF9999):&br;&br;ブロックマーク&br; MZ4| |~|BGCOLOR(white):&br;&br;|~| 注釈:[[零龍卍誕]]後のイメージ [[《滅亡の起源 零無》]]の[[零龍卍誕]]を完了して出せる[[コスト]]0にして[[パワー]]0の[[ドラゴン]]。 [[零龍卍誕]]時に相手のクリーチャーすべてのパワーを0に[[固定>パワー固定]]する全体除去を放つ。さらに[[ワールド・ブレイカー]]に加え、[[パワー]]が0以下の状態であればバトルゾーンを離れずに[[すべてのバトルに勝つ]]という[[除去]][[耐性]]と[[戦闘>バトル]]能力を誇る。 登場時に発動する能力は、[[《零》]]が持っていたパワー0にする効果を相手全体に広げたもので、その強力さはあちらが証明済み。一瞬で相手の場を無に還すことができる。 自身も[[パワー]]0だが、[[耐性]][[能力]]のおかげで[[バトルゾーン]]にとどまることができる。単純に「バトルゾーンを[[離れない]]」能力なので、''[[置換効果]]によるものを含めた''[[除去]]も一切受け付けない。 その上[[すべてのバトルに勝つ]]ため、[[パワー]]が0であることの欠点は皆無。[[ワールド・ブレイカー]]でもあり、単体での[[攻撃]]力も申し分ない。 こと[[ブレイク]]数に関しては、同じく[[バトルゾーン]]に最初から存在できる[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を上回る。またそちらと同様[[召喚酔い]]もせず、[[零龍卍誕]]への過程の柔軟さと全体除去の強力さも相まって奇襲性は非常に高い。 これらの強力な性能の代償として、[[バトルゾーン以外のゾーン>バトルゾーン以外の場所]]に送られると[[ゲームに負けてしまう>特殊敗北]][[デメリット]]を持つ。と言っても、上述の[[除去]][[耐性]]のおかげで[[バトルゾーン]]を離れるケースはかなり限られている。 このクリーチャーをバトルゾーンから離すことは諦め、遅延に走るのも一つの対策である。 [[封印]]、[[フリーズ]]、[[プリン効果]]、[[《ノーブル・エンフォーサー》]]などで動きを封じたり、[[チャンプブロック]]で攻撃を妨げるなどが挙げられる。 他にも根本的な話として、そもそも零龍卍誕させない、つまりこのクリーチャーを誕生させないことも対策としてあげられるが、[[【零龍ギャスカ】]]のように2,3ターン目から零龍卍誕させてくる相手にはほぼ不可能。[[《ポクチンちん》]]や[[《お清めトラップ》]]、[[《お清めシャラップ》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]でもほぼ間に合わせることはできない。その異常な零龍卍誕の速度からか[[《怨念怪人ギャスカ》]]は[[殿堂入り]]した。 下記のように一手で試合に負けてしまうメタカードは存在するため、環境を読んで採用を決める、あるいはゲームの状況を読んで[[零龍卍誕]]のタイミングを決めるようにしたい。 ***《零龍》にゲームで負けさせられるカードの例 [#tf6c5359] -''能力の[[無視]]'' --バトルゾーンを[[離れない]]効果を失うと、パワー0以下なら[[状況起因処理]]で破壊される。[[継続的効果]]はゾーン移動で消滅するため、墓地で「自分はゲームに負ける」という効果が復活し、ゲームに負ける。 ---[[《ケッシング・ゼロ》>《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]] ---[[《あたりポンの助》]] ---[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]] ---[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]] ---[[《鬼槍の一撃》]] //など ※[[DMRP-15]]現在、この5枚のみ -''対戦相手のクリーチャーを[[パンプアップ]]'' --《零龍》のパワーを1以上にすると「バトルゾーンを離れない」「すべてのバトルに勝つ」を同時に無力化できる。ただし、パンプアップ後に[[除去]]カードか[[殴り返し]]も必要となる。 ---[[《呪いの影シャドウ・ムーン》]] ---[[《大集結!ドングリ軍団》]] ---[[《ジョギライド・ファイナルフィーバー》]] など -''その他'' --[[《宇宙 タコンチュ》]]…[[パワー固定]]すると《零龍》側のプレイヤーの山札の残りが5枚より少なくなるまで、カードを引き続けることになりかねない。 **ルール [#j5e94ba9] -除去耐性は5枚のカードそれぞれに「離れない」が適応される(総合ルール109.2c)ため、[[カード指定除去]]でも一部分を分離させることができない。 -パワー固定は1度能力を解決した時点で場に存在するクリーチャーのみに有効で、後から出たクリーチャーには効果がない(2019年11月13日事務局確認の[[《壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ》]]の裁定に準拠)。 -[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などの裁定に倣い、[[パワー]]0のこの[[クリーチャー]]は「パワー0だが破壊が発生しない」かのように扱う(本来、[[パワー]]0の状態では常に[[破壊]]が発生し続けるため、結果的に不発でも他の処理に移行する事自体が不可能となる)。 -上述したように、このクリーチャーを構成している5枚のカードは[[リンク]]が外れた場合、そららはすべて墓地に置かれる。 -「このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。」は、左下のカードに書かれているテキストである。そして、そのテキストが書かれたカードの裏面は[[《破壊の儀》]]である。そのため、普通にデュエルしている限りありえないことだが、《滅亡の起源 零無》や他の零龍星雲がバトルゾーンを離れていても、バトルゾーンに《破壊の儀》があれば、自分はゲームに負けない。(暫定回答) -[[《零龍》]]のリンクは、《零龍》とリンクしている5枚のカードのうち、クリーチャー名やコストが書かれている中央のカード(裏面が《零無》のカード)と、パワーやテキストが書かれている左下のカード(裏面が[[《破壊の儀》]])がリンクして1体のクリーチャーという扱いになっていると正式回答が出ている。そのため、その2枚のリンクが外れると、クリーチャーとして存続できなくなり、[[状況起因処理]]によって[[墓地]]に置かれる。逆にその2枚のリンクが外れていなければ、他の3枚とのリンクが外れてもこの2枚は《零龍》としてバトルゾーンに残る。《零龍》とのリンクが外れた他の3枚のカードは単体でバトルゾーンに残ることはできないため、墓地に置かれる。 -''[[特殊敗北]]効果は[[状況起因処理]]''である。そのため、お互いのプレイヤーが《零龍》をバトルゾーンに出していて、それらが同時に離れたことになった場合、[[両者敗北]]となる。 --かつて[[特殊敗北]]は、[[状況起因処理]]という扱いではなく、[[常在型能力]]として発生され続ける効果であったため、[[アクティブ・プレイヤー]]が先に敗北するという裁定だった。 ***《零龍》のリンクを外す方法 [#fabd695e] -[[パンプアップ]]させてから[[カード指定除去]]で一部を分離させることができる。[[《手札の儀》]][[《墓地の儀》]][[《復活の儀》]]に相当する部分をピンポイントで外せば、上記の裁定のとおり不完全な状態の《零龍》をバトルゾーンに残すことができる。 //そんな状態なら《零龍》か[[《破壊の儀》]]が選ばれてゲームが終わるはずなので実用性はない。 //セイバー等で一応回避できるのでコメントアウト -このクリーチャーに[[ゴッド]]の[[種族が追加>種族追加]]されている状態で、ゴッドのリンクを外す能力を持った[[《神撃の カツドン DASH》]]の[[pig]]または[[《最終章 カツエンド》]]の[[cip]]ですべてのリンクが外れる。 --当然、普通にデュエルしている限りありえないことなので、あってないような方法である。 **[[背景ストーリー]]において [#c6727c5d] 《零龍》は[[《ジョギライド・ファイナルフィーバー》]]に敗れており、「《零龍》を倒せるカード」としてデザインされたことが伺える。 //[[闇のマスター>ゼーロ]]と共に[[超天篇]]のラスボス的な存在で、世界を無に還そうとしていた。 //初登場は、[[謎の卵>闇の卵]]として「無月」の世界で、闇のマスターと出会う。闇のマスターと交戦して敗れた後は、闇のマスターに自分の力を与えた後、共に活動するようになる。 **その他 [#ad7d172f] -[[《紅神龍オグリストヴァル》]]など過去の0パワークリーチャーは「0000」だったが、このクリーチャーのパワー表記は「0」である。また、基礎パワーが0でありながらパワーの右に「+」が付かず、自力で[[パンプアップ]]する能力を持たない初のクリーチャー。 -パワー0でありながら、ワールド・ブレイカーを持っている。パワー18000を遥かに超えているにもかかわらず、[[T・ブレイカー]]止まりの[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]とは対照的。 -[[文明]]を持つにもかかわらず[[コスト]]が0であり、最低でも[[文明]]分の[[マナ]]を支払うというルールと矛盾した[[コスト]]設定になっている。もっともコストを支払って[[召喚]]することは[[想定していない>サイキックコスト]]であろうデザインなので、支障が生じる事はまずないが。 --[[コスト]]を持たない[[カード]]はそこそこ存在していたが、[[コスト]]0として設定されたカードはこれが初めて。当然[[デュエル・マスターズ]]における歴代最低[[コスト]]を更新した。これ以上更新される事はないだろう。 -リンクが完成した時のカード配置は「''H''」の形になる。また[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]と同様、一部の[[特性]]の表記が分離している。 -5枚揃えて使用する必要があるためか、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[《天地命動 バラギアラ》>《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]]と同様にこのカードが当たる場合のみパックの5枚全てが構成カードで出てくる。 --5枚全て[[フォイル]]であることからサーチを助長するのではないかという声があり、カードショップ関係者の中には「絶対に客には選ばせないように」という内容の注意喚起をする者もいる。実際、[[マスターカード]]特有の加工のせいで外から触ると丸分かりである。 -シークレット版が存在し、[[《零》]]のような全体が黒い色となっている。 -名前の由来は「[[ゼーロ]]」と中国語で「[[龍>ドラゴン]]」を表す言葉の「ロン」だろうか? --漢数字+《龍》(読みがロン)のクリーチャーは[[《九龍騎神ドラン・ギレオス》]]も存在している。 //アニメ「デュエル・マスターズ!!」の《零龍》の記述について誰か追記お願いします **関連カード [#d78f017e] -''Prev'' --[[《零》]] -[[《九龍騎神ドラン・ギレオス》]] -[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]] ***背景ストーリーのラスボス [#o5341b55] -''PREV'':[[双極篇>双極篇背景ストーリー]] --[[《始虹帝 ミノガミ》]] --[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》]] --[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴氷》]] --[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥》]] --[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》]] --[[《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]] //-''NEXT'':[[十王篇>十王篇背景ストーリー]] //--[[《》]] **収録セット [#n8e1e98c] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Futaro]] --[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」>DMRP-12]](MZ1/MZ5)(MZ2/MZ5)(MZ3/MZ5)(MZ4/MZ5)(MZ5/MZ5) **参考 [#qd112730] -[[零龍クリーチャー]] -[[マスター・ドラゴンZ]] -[[ワールド・ブレイカー]] -[[零龍卍誕]] -[[パワー固定]] -[[離れない]] -[[バトル]] -[[すべてのバトルに勝つ]] -[[特殊敗北]] -[[構成カード]] -[[ゼーロ]] -[[闇の卵]] -[[零龍]] -[[【零龍ギャスカ】]] -[[【零龍ラジアル】]] -[[【零龍墓地ソース】>【墓地ソース】#zerobochi]] ---- 公式Q&A >Q.何らかの効果によって''《零龍》''のリンクが外れた場合、バラバラになったパーツはどうなりますか? A.''《零龍》''のリンクが全て外れた場合、構成している5枚のカードは状況起因処理によって墓地へ置かれます。''《零龍》''のリンクのうちいずれかが外れた場合は、5枚のうち、クリーチャー名やコストが書かれているカードと、パワーやテキストが書かれているカードがリンクしている限り、クリーチャーとしてバトルゾーンに残ります。他の3枚は単体でバトルゾーンに残ることが出来ないので、リンクが外れた時点で墓地へ置かれます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33094]] >Q.[[《裏斬隠 ハットリトリ》]]をバトルゾーンに出しましたが、相手には''《零龍》''と能力のないクリーチャーがいます。相手は''《零龍》''を選ぶことはできますか? A.はい、選ぶことができます。 その場合''《零龍》''は「離れない」という能力を持っているので破壊されません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33798]] >Q.[[《カシス・ソーダ/♥あたしたちがみんなに元気を届け〜る》]]を呪文として唱えて自分の''《零龍》''を選んだ場合、相手のクリーチャーを1体手札に戻せますか? A.はい、できます。選んだ自分のクリーチャーが手札に戻ったかどうかに関わらず、その後の効果で相手のクリーチャーを手札に戻すことができます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33760]] >Q.自分の[[《暴筋の父豹》]]の「出た時」の能力は、相手の選べるクリーチャーが1体もいなかった、もしくはバトルゾーンを離れない能力によってマナゾーンに置くことができなかった場合でも、相手のマナゾーンから進化ではないクリーチャーを1体、バトルゾーンに出せますか? A.クリーチャーを選べなかった場合は「そうしたら」以前が達成できていないので、相手のマナゾーンから進化ではないクリーチャーをバトルゾーンに出すことはできません。ですが''《零龍》''や[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]のような離れない能力を持ったクリーチャー選んだ上で置けなかった場合は出すことができます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34318]] >Q.自分は[[《鬼槍の一撃》]]を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。''《零龍》''の「パワーが0以下の間」の能力はどうなりますか? A.[[《鬼槍の一撃》]]の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、パワーが0の''《零龍》''は即座に破壊されます。(総合ルール 101.2) [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34211]] &tag(闇文明,単色,零龍クリーチャー,クリーチャー,ドラゴン,マスター・ドラゴン,パワー固定,パワー0,殿堂入り,ワールド・ブレイカー,全体除去,コスト0,特殊敗北,離れない,すべてのバトルに勝つ,耐性,終音「ん」,マスター・ゼットカード,マスターカード,マスター・ドラゴンZ,背景ストーリー:ラスボス,Futaro);