#author("2023-11-20T21:11:49+09:00","","") *《&ruby(うな){唸};る&ruby(てつわん){鉄腕}; ギリガザミ》 [#q42da6da] |唸る鉄腕 ギリガザミ R 水文明 (8)| |クリーチャー:ムートピア 2000| |''スーパー・S・トリガー''(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。その時自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーにS能力を与える)| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。その後、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。| |S−このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト9以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。| [[DMRP-04魔]]で登場した[[ムートピア]]。 [[cip]]で[[キャントリップ]]と[[バウンス]]をし、[[スーパー・S・トリガー]]でコスト9以下の呪文を1枚自分の手札から唱えることができる。 [[クリーチャー]]版[[《サーフ・スパイラル》]]といった性能。 [[スーパー・S・トリガー]]で[[呪文]]を踏み倒せる範囲は[[コスト]]9と幅広く[[文明]]の指定も無い。ほとんどの[[呪文]]を踏み倒せるのでそこから逆転も狙えるかも知れない。 この手の[[クリーチャー]]で一番困るのは[[召喚]]か[[呪文]]のどちらかを封じられている時に何もできない事だろう。 だが、この[[クリーチャー]]は[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の[[ファイナル革命]]の対象外。 [[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]や[[《古代楽園モアイランド》]]や[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]の[[常在型能力]]による[[呪文]]封じも、[[cip]]の[[バウンス]]で[[除去]]すれば問題ない。 また、2018年3月より[[《単騎連射 マグナム》]]が[[殿堂入り]]、2020年1月より[[《音精 ラフルル》]]が[[プレミアム殿堂]]となったのも大きな追い風となっている。 [[《貝獣 ウーニ》]]も呪文を唱えるという意味ではライバルだが、[[スーパー・S・トリガー]]以外の効果ではこちらの方が使いやすいだろう。 高コスト[[S・トリガー獣]]ということで、[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]にも適性がある。[[水]]系の型を組みたいなら一考の余地がある。 **ルール [#d12050ef] [[バトルゾーン]]に相手の[[《禁断〜封印されしX〜》]]があり相手の攻撃でこのクリーチャーの[[スーパー・S・トリガー]]を発動した場合、[[《テック団の波壊Go!》]]など[[カード指定除去]]の[[呪文]]で[[封印]]が全て剥がせる状態ならば、[[バウンス]]より先にそれらを唱えて強制的に[[禁断解放]]させ、[[ターン・プレイヤー]]優先権により[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[表向き]]になるのでそのまま[[バウンス]]すればよい。 **環境において [#v47f92e6] [[デュエル・マスターズ全国大会2017>公式大会]]で3位に入賞していた[[【ロージアミラダンテ】]]には2枚投入されており、リペアの戦力として存在感を示した。 その他、[[双極篇環境]]辺りまでは[[呪文]]をある程度扱う後ろ寄せ傾向の[[水]]系の[[デッキ]]なら何にでも入るという状況であり、特に[[【ジャバランガループ】]]や[[【ダーツデリート】]]、[[【ウーニループ】]]などの[[コンボデッキ]]系統での活躍が目覚ましかった。 しかし[[超天篇環境]]では[[GRクリーチャー]]を大量展開する戦略に対応できなかったため、需要が衰えた。流行していた[[《「本日のラッキーナンバー!」》 >《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]で「9」を宣言することで、返しのターンの[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]を寸断するついでにこちらの9[[コスト]][[呪文]]を封殺することが出来たのも大きい。 [[王来篇環境]]では[[【青黒退化】]]/[[【青黒緑退化】]]を中心に活躍。それらの系統同士の[[ミラーマッチ]]では[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]に対する返し手として一定の評価を受け、ゲームを長引かせてしまう恐れがあることを考えると相手の方も悠長に[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]を[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]で呼び出すことが躊躇われるため、[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]に弱い点もあまりネックにならなかった。このシリーズでは[[【ディスペクター天門】>【4色ロマノグリラ天門】]]系統でも良く使われた。 [[王来篇]]終期の[[オリジナル]]では[[赤]][[抜き4色]]で[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]基盤の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]が流行。このカードもそちらの[[呪文]]面での[[回収]]対象たるループパーツとして使われるようになった。 [[王来MAX環境]]が開始して[[【赤緑タマシードアポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】#v411d9ae]]が各地の[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]を荒らす流行のデッキとなると、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]に対する返し手としても評価されるように。[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]をバウンスすることでダイレクトアタックを防げるのは当然のこと、[[【ディスペクター天門】>【4色ロマノグリラ天門】]]系統であれば状況的に確定で発動できる[[スーパー・S・トリガー]]で[[《ヘブンズ・ゲート》]]にアクセスすることで[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]を呼び出して[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]でのランデスをケアできる。[[【5色マッド・デッド・ウッド】]]が流行すると、そちらに2枚ほど投入されるケースが散見されるようになった。 『全国大会2019』日本一決定戦でベスト8に残った【緑白青黒ギャラクシールド】に[[防御札]]として2枚投入されていた。[[【我我我ブランド】]]対面で序盤刻んでくるところに合わせるとバウンスと[[殴り返し]]で2面取ることができるのが美味しい。1[[コスト]][[ウィニー]]程度なら殴り返しに困らないパワーもあった。[[【JO退化】]]に使われる[[《アルカディアス・モモキング》]]に[[ロック]]されない点も大きい。 [[《闇王ゼーロ》]]が[[スーパー・ボーナス]]の範囲内であることから、[[【青黒緑ゼーロベン】]]に投入される場合もある。一見すると元々ノーコストで詠唱できる[[《闇王ゼーロ》]]がスーパー・ボーナスで唱えられても意味はなさそうだが、ブレイクを受けている最中にS・トリガーや加わった手札などで元々未達成であった手札や盤面の条件が達成できるので、実はちゃんとした意味がある。 **他のカード・デッキとの相性 [#t7026331] -同弾[[再録]]の[[《神々の逆流》]]がちょうど[[コスト]]9であるため、あらかじめ[[《最高学府 インテリエイル》]]を出しておけば更なる呪文踏み倒しも狙える。 -相手がクリーチャーを大量展開しているのであれば、[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]による[[ライブラリアウト]]が狙える。 -このカードの登場で[[《アクア・サーファー》]]の立場が厳しくなった。あちらは一応手打ちもしやすいコストであるが。 **[[サイクル]] [#mab37b3f] [[DMRP-04魔]]で登場した[[スーパー・S・トリガー]][[クリーチャー]][[サイクル]]。 -[[《奇石 ミタラシオ》]] -''《唸る鉄腕 ギリガザミ》'' -[[《撃髄医 スパイナー》]] -[[《目玉坊ちゃんズ》]] -[[《ぱくちーたー》]] **関連カード [#x9b91c66] -[[《アクア・サーファー》]] -[[《サーフ・スパイラル》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《同じ釜の仲間 ジーラス》]] **収録セット [#i9c66981] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[So-taro>so-taro]] --[[DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」>DMRP-04魔]](10/61) --[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](27/68) **参考 [#k4ffcf9f] -[[ムートピア]] -[[スーパー・S・トリガー]] -[[ドロー]] -[[バウンス]] -[[コスト踏み倒し]] -[[デュエル・マスターズ全国大会2017 デッキリスト>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmnt17_decklist/]] &tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト8,ムートピア,魚人,パワー2000,スーパー・S・トリガー,S・トリガー,S・トリガー獣,cip,ドロー,キャントリップ,除去,単体除去,確定除去,バウンス,単体バウンス,コスト9以下,呪文サポート,コスト踏み倒し,R,レア,so-taro);