#author("2022-12-31T17:55:04+09:00","","") *《「&ruby(いわい){祝};」の&ruby(いただき){頂}; ウェディング》 [#o557bd3c] |「祝」の頂 ウェディング SR 無色 (11)| |クリーチャー:アンノウン/ゼニス 13000| |''T・ブレイカー''| |このクリーチャーが召喚によって出た時、相手はバトルゾーンの自身のクリーチャーまたは自身の手札から合計4枚選び、シールド化する。| |このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。| |''エターナル・Ω''(このクリーチャーが離れる時、かわりに手札に戻す)| [[DMR-06]]で登場した[[無色]]の[[アンノウン]]/[[ゼニス]]。 [[召喚]]時に相手の[[カード]]4枚を[[シールド送り]]にする[[能力]]と、[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]と同様の[[シールド焼却]][[能力]]を持った[[T・ブレイカー]]。 11[[マナ]]と[[重い]]が、[[召喚]]さえすれば相手の[[手札]]か[[クリーチャー]]を4枚も[[シールド送り]]にする。埋める対象は相手が選択するが、[[アンタッチャブル]]に引っかからない利点でもあり、4枚ともなれば問答無用で全部の[[カード]]ということも多い。 通常、相手の[[シールド]]を増やすのは利敵行為となり止めを刺すまでの手間を増やしてしまうのだが、増えてしまった[[シールド]]も自身の[[能力]]により安全に処理できるため無駄が無い。[[召喚]]時に相手の[[除去]][[カード]]や[[ブロッカー]]をまとめて消し去り、あとは毎[[ターン]]確実に[[シールド]]を3枚[[墓地]]に送る事ができる。 この[[能力]]はこれまでに登場した[[ゼニス]]と違い直接相手[[クリーチャー]]に干渉できる効果なので、[[エターナル・Ω]]の恩恵を活かすことが出来る。下手に[[除去]]すれば新たに[[カード]]を4枚も[[シールド]]にされ、[[除去]]しないと3枚も[[シールド焼却]]される…と相手からすればたまったものではない。 欠点はやはり[[マナコスト]]が[[重い]]こと。どんな[[デッキ]]でもおいそれと出せる[[カード]]ではないので、[[《セブンス・タワー》]]や[[《ガチンコ・ルーレット》]]などを駆使して速やかに必要な[[マナ]]を捻出したい。 //逆に言えば、出すまでにはどうしても時間がかかるため、この[[カード]]が出てくる前に決着を付けてしまうような戦い方が求められる。 ド派手な[[召喚]]時限定の[[cip]]を持つ[[ゼニス]]の中でも特に強力な一枚であり、[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]とともに[[フィニッシャー]]としての性能は一級品である。 //[[マナ]]の伸びる[[コントロール]]を相手にした時はこの[[カード]]の存在に警戒したい。 //使う側・使われる側の記述が混在していて見にくい -[[シールド追加]]は[[強制]]だが、[[除去]]および[[ハンデス]]に繋がることや、[[シールド焼却]]を持つことを考えればほとんど問題にはならない。ただし、相手が5枚以上の[[手札]]を溜めこんでいる状況では逆に時間稼ぎとなってしまうこともあるため、[[ハンデス]][[能力]]を持つ[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]と併用することで対処したい。 -非常に[[重い]]ため、[[《無敵剣 カツキングMAX》]]や[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]などで[[マナ召喚]]できるようにすると効率が良い。[[召喚]]扱いなので[[シールド送り]]の[[cip]]も利用できる。 -[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]と異なり[[スピードアタッカー]]を持たないので、[[召喚酔い]]中に[[除去]]されると[[シールド焼却]]は発揮できない。だが[[召喚]]時限定[[cip]]が強力なので、[[除去]]されると逆に助かる場面もある。 --[[《メッサダンジリ・ドラゴン》]]を横におけば[[スピードアタッカー]]となるため、[[除去]]持ちの[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]として運用できる。 -速ければ4[[ターン]]目に「[[VAN>《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]][[モアイ>《古代楽園モアイランド》]][[ワルド>《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]」によるロックや大量の[[ゼニス]]で盤面を制圧できる[[【ゲイル・ヴェスパー】]]の成立によって、このカードは[[革命ファイナル]]期に環境落ちした状況から救われて環境でも採用される見込みを持ったと言える。 //-焼却[[効果]]は[[召喚]]した時の[[能力]]とは別なので、[[コスト踏み倒し]]でも使える。単に[[シールド焼却]]持ちの[[T・ブレイカー]]クリーチャーとして使う分にも十分に強力。 //ならSAのある《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》のほうがいいのでは。(もちろん入るデッキの違いや除去耐性があるため優劣をつけられないのは承知だが) -この[[クリーチャー]]が[[アタック]]する時、[[《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]から[[《「呪」の頂 サスペンス》]]を召喚すると、一気に相手のシールドを5枚焼く事が出来る。 -性質上、相手の[[《時空の雷龍チャクラ》]]や[[《光霊姫アレフティナ》]]とは相性が悪い。とはいえ、前者は[[サイキック・クリーチャー]][[メタ]]の増加で一時期ほどの使用率はなく、後者は、過度に警戒するほどの使用率ではない上に、[[コンボ]]を決めようとすればするほど[[手札]]と[[バトルゾーン]]の質が重要になる場面がほとんどであるため、[[S・トリガー]]がほぼ使えない(=[[コスト踏み倒し]]による逆転もない)ことを勘案しても、この[[クリーチャー]]を[[召喚]]した時点で勝ちは決まったも同然であろう。 -[[《超銀河剣 THE FINAL》]]との相性は抜群。[[オーバーキル]]にもほどがあるが狙ってみるのも一興。のちに、[[《天頂秘伝ゼニス・レクイエム》]]が登場し、[[G・ブレイカー]]と[[ワールド・ブレイカー]]の違いこそあるが、[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]も真っ青な[[シールド]]吹き飛ばしが格段に狙いやすくなった。 -この[[クリーチャー]]同士がかち合うと、双方共に[[手札]]・[[バトルゾーン]]共に空となり、どちらかが[[ライブラリアウト]]となるまで《ウェディング》の投げあいとなる可能性がある。特に[[【ターボゼニス】]]の[[ミラーマッチ]]ではありえない話ではない。 -[[召喚]]するだけで相手のシールドが4枚も増えることから「祝」の字を当てられたのだろうが、相手からしてみれば出しただけで4枚の[[手札]]・[[フィールドアドバンテージ]]を吹き飛ばすこの[[クリーチャー]]のどこが「祝」なのかはわからなくなるだろう。また、同弾の[[《「呪」の頂 サスペンス》]]との対比でもある。ちなみに、召喚でしか発動しないため[[《父なる大地》]]で引っ張り出されて相手にシールドを回復された、ということもない。 -「祝」の字が当てられた理由として、同弾の[[カード名]]に結婚式に関連する言葉が含まれる[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]を誕生させた主である(([[《善良なる堕天キャンドル・サービス》]]の[[フレーバーテキスト]]より))ことも絡んでくるだろう。このカードの名前にもウェディング(結婚式)が含まれている。 -元になった[[エンジェル・コマンド]]は[[《浄化の精霊ウルス》]]だと思われる。[[カードゲーマー]]のビクトリーラッシュ記事にて《ウェディング》の隣に《ウルス》の画像があったことや、見た目もどことなく似ている。 -[[DMR-06]]のテキストでは「[[バトルゾーン]]の''自分の''[[クリーチャー]]または自身の[[手札]]から」となっているが、相手が選ぶ[[クリーチャー]]は相手自身のクリーチャーである。 --[[DMBD-06]]で「''自身の''クリーチャー」に修正された。 **ルール [#j2bf4a26] テキスト上では、「合計4枚」と書かれているため分かりづらいが、選んだバトルゾーンのクリーチャーは[[カード指定>カード指定除去]]ではなく、クリーチャーとしての[[シールド送り]]になる。以下の公式Q&Aでもこのような記載がされている。 >Q.''《「祝」の頂 ウェディング》''の「このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時」の能力で進化クリーチャーを選んだ場合はどうなりますか? 「合計4枚」とテキストにあるので、進化クリーチャーの一番上のカードだけがシールドに置かれますか? A.カード単体ではなくクリーチャーを対象とした効果なので、進化クリーチャーを選んだ場合は進化元のカードも一緒にシールドゾーンへ移動します。それらのカードは重ねず、それぞれ新しいシールドとして置きます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33266]] >Q.相手の''《「祝」の頂 ウェディング》''の「出た時」の能力で、自分は「無月の門」状態の[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を選びました。クリーチャーとしては1体ですが、カードとしては5枚なので、バトルゾーンや手札から残りの3枚をシールドに置かなくてもいいですか? A.いいえ、[[《「祝」の頂 ウェディング》]]の「出た時」の能力はカード指定ではありません。5枚で構成された「無月の門」状態のクリーチャーを4体選んだ場合、シールドは20枚増えることになります。(総合ルール 109.2) [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34392]] つまり、[[G・リンク]]したクリーチャーを選んだ場合はシールド送りにできるカードを選べるのは持ち主の方であり、[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]を選べば当然[[リンク解除]]は発生する。 **その他 [#w04feeb1] -アニメ「ビクトリーV」では[[久保 聖也]]が切り札として使用しているが、漫画「ビクトリー」では使用されなかった。 -[[背景ストーリー]]では[[《ウェディング・ゲート》]]を作り出して、闇[[エンジェル・コマンド]]を作った[[ゼニス]]として[[《「呪」の頂 サスペンス》]]と共に登場。裏切った[[ライオネル>《「俺」の頂 ライオネル》]]を[[処刑>《ギロチン・チャージャー》]]するためにライオネルと戦うが、戦いに敗れて姿を消す。ライオネルは様々な姿があるため、どの姿のライオネルと戦ったのかははっきりしないが、どのライオネルと戦ったとしても召喚時の能力によって除去され、さらに[[S・トリガー]]になったり仕込んだシールドもそのまま墓地に置かれてしまうため、こちらの方が有利なはずである。 --その後[[DMR-11]]の[[《氷河妖精アイス》]]の[[フレーバーテキスト]]にて「絶望こそが祝福であることを知らしめる神」という、まさにアニメ「ビクトリーV」での使い手である[[久保 聖也]]の様な[[クリーチャー]]であることが書かれた。 **関連カード [#t2e24eae] -[[《浄化の精霊ウルス》]] -[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]] **収録セット [#cbe4ed68] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[boyaking]] --[[DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」>DMR-06]](S2/S5) --[[DMBD-06 「クロニクル・レガシー・デッキ2018 至高のゼニス頂神殿」>DMBD-06]](7/19) --[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](超21/超40[2012]) **参考 [#rdd87a0d] -[[アンノウン]] -[[ゼニス]] -[[召喚]] -[[cip]] -[[バトルゾーン]] -[[クリーチャー]] -[[手札]] -[[シールド送り]] -[[シールド]] -[[ブレイク]] -[[置換効果]] -[[墓地]] -[[シールド焼却]] -[[T・ブレイカー]] -[[エターナル・Ω]] -[[DASHゴールデンリスト]] -[[【ターボゼニス】]] -[[ウェディング]] ---- [[公式Q&A]] -2つ目の能力について >Q.''《「祝」の頂 ウェディング》''の「このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時」の能力で進化クリーチャーを選んだ場合はどうなりますか? 「合計4枚」とテキストにあるので、進化クリーチャーの一番上のカードだけがシールドに置かれますか? A.カード単体ではなくクリーチャーを対象とした効果なので、進化クリーチャーを選んだ場合は進化元のカードも一緒にシールドゾーンへ移動します。それらのカードは重ねず、それぞれ新しいシールドとして置きます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33266]](2020.2.26) >Q.相手の''《「祝」の頂 ウェディング》''の「出た時」の能力で、自分は「無月の門」状態の[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を選びました。クリーチャーとしては1体ですが、カードとしては5枚なので、バトルゾーンや手札から残りの3枚をシールドに置かなくてもいいですか? A.いいえ、''《「祝」の頂 ウェディング》''の「出た時」の能力はカード指定ではありません。5枚で構成された「無月の門」状態のクリーチャーを4体選んだ場合、シールドは20枚増えることになります。 #region2((総合ルール 109.2)){{ :109.2. |ルールや文章に「カード」と記されていた場合、デュエル・マスターズのカードを指します。 ::109.2a |能力や効果によってカードを選ぶ場合、選ばれるのはそのカード自身のみです。複数枚のカードで構成される進化クリーチャーやシールド・プラスされたシールドであっても、指定されたカードのみが直接影響を受けます。 ::109.2b |複数枚で構成されるクリーチャーのうち一部のカードがバトルゾーンを離れることになった場合、そのときの状態によってクリーチャーとしてバトルゾーンを離れるかどうかが異なります。進化クリーチャーであれば一番上のカードはクリーチャーとしてバトルゾーンを離れますが、下にあるカードは単にカードとしてバトルゾーンを離れます。リンクしたゴッドはクリーチャーとしてバトルゾーンを離れ、サイキック・リンクしたクリーチャーの場合はサイキック・セルとしてバトルゾーンを離れます。 ::109.2c |複数枚のカードで構成されたクリーチャーの効果や能力は、それに含まれ、クリーチャーとして表出している全てのカードに適用されます。ドラグハートやクロスギアはクリーチャーの構成カードには含まれず、クリーチャーの上下に重なっているオーラや魔導具等はクリーチャーの構成カードに含まれます。&br;例:リンクしているゴッドに何らかの能力を付与した場合、リンクしている全てのゴッドに能力が適用されます。&br;例:《白皇世の意志 御嶺》に付いた《無修羅デジルムカデ》を、カードを選ぶ効果で除去する時、《無修羅デジルムカデ》を指定し、除去することができます。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34392]](2020.11.13) &tag(クリーチャー,無色,コスト11,アンノウン,ゼニス,パワー13000,T・ブレイカー,召喚限定cip,cip,除去,複数除去,選ばせ除去,ハンデス,セルフハンデス,シールド送り,複数シールド送り,ブレイク置換効果,置換効果,シールド焼却,エターナル・Ω,SR,スーパーレア,boyaking);