#author("2021-04-18T09:40:26+09:00","","") *&ruby(いろじこ){色事故}; [#m7963e62] [[マナ]]の色([[文明]])が原因で起こる[[事故]]のこと。具体的には、 +特定の[[文明]]の[[カード]]を引けないために、その[[文明]]の[[カード]]が使えない状態のこと +[[多色]][[カード]]が[[マナ]]に置かれてしまう、もしくは置かざるを得ない状況になり、[[カード]]を使うのが1[[ターン]]遅れること などを指す。このページでは主に1.について説明する。 ---- 主に3[[色]]以上の[[多色]][[デッキ]]において発生する。 [[デュエル・マスターズ]]のルール上、ある[[文明]]のカードを使用するためには、その[[文明]]が[[マナゾーン]]にも必要になる。このため、原理上その[[文明]]の[[カード]]は、合計2枚以上引かなければ使えないことになる。 せっかく引いた[[カード]]も意図したタイミングで使えなければ、[[テンポアドバンテージ]]を損なってしまう。 [[デッキ]]の回転を支える[[水]]や[[自然]]の[[カード]]を序盤から使いたい場合、デッキの5分の2、つまり15枚程度入れることでこれらの[[事故]]は回避しやすくなる。(→[[マナ基盤]]) 色事故を防ぐためにも、デッキを組む際は各[[文明]]の比率に気を配りたいところである。 -[[多色]][[カード]]は複数の[[文明]]を持つ代わりに[[タップイン]]するという性質から、投入すれば1.の意味の色事故は起こりにくくなるが、逆に2.の意味の色事故は起こりやすくなる。バランスを考えて投入したい。 -[[無色]][[カード]]は色事故で出せないという事がないのが強み。ただし逆に有色の[[カード]]の色事故を誘発する可能性がある。 -[[無色]]を入れない[[単色]]か、[[無色]]単の[[デッキ]]では色事故は絶対に発生しない。 --特定の組み合わせの[[多色]][[カード]]40枚で[[デッキ]]を組んだ場合、1.の意味の色事故は起こらないが、2.の意味では常に起こる。 -[[デッキ]]のサポートとして入れている[[文明]]の場合、中盤から終盤にかけて1枚[[マナゾーン]]に埋まっていればよい。よって12枚から8枚くらいが望ましい。 --[[コスト踏み倒し]]を前提とした[[タッチ]]ならばそれ以下でも構わないが、[[単色]]の場合はそのデッキにとって[[無色]][[カード]]同然となるため、他の[[カード]]の色事故を引き起こす要因となりうることには注意。 -[[デッキ]]の[[文明]]数が多くなると発生率が高くなる。[[多色]]を多めに採用した[[【5色】]]や、[[タッチ]]を利用する[[デッキ]]、[[コスト踏み倒し]]を利用する[[デッキ]]でないならば4色以上の構成は避けるのが無難である。 -[[5色レインボー]]は[[マナ]]を生み出さないため、[[マナゾーン]]に置くと通常の[[多色]][[カード]]による色事故よりもさらに遅れをとってしまう。[[5色レインボー]]が序盤に来ても上手く回せるようなデッキビルディングを心がけたい。 -[[多色]][[カード]]を差す他、同じ役割の[[カード]]を入れ替えて[[デッキ]]の[[文明]]バランスを調整すれば事故の防止に繋がる。特に防御用の[[S・トリガー]]は[[コスト踏み倒し]]が前提なので差し替えやすい。また、[[《薫風妖精コートニー》]]か[[《薫風の面 ニャス》]]が[[バトルゾーン]]にいれば1.の色事故は基本的に起こらなくなる。 -色事故が頻発する場合、これが起きたから敗北したというより、これが起きる確率が高いということ自体がその[[デッキ]]の性能の一部であることを認識することが大切である。 -[[ランデス]]は[[コスト]]の達成を阻害するほか、特定の文明を積極的に[[マナ破壊]]して色事故を起こさせる戦略としても使える。 -[[マナ武装]]のために必要な特定の[[文明]]の[[マナ]]が足りない、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]において序盤に[[単色]][[カード]]しか来ないため[[《フェアリー・ミラクル》]]を[[撃>唱える#u]]てない等、[[プレイ]]以外でもマナゾーンにまつわる事故が起こることは多々ある。 -意図せずに[[多色]][[カード]]が[[マナゾーン]]に[[落ちる]]ことを「濁る」とも呼ぶ。 **参考 [#z6d98012] -[[用語集]] -[[事故]] -[[今引き]] -[[ランデス]] -[[デッキカラー]] -[[タッチ]] -[[混色]] -[[事故防止]] -[[マナ基盤]]