#author("2023-07-02T10:59:51+09:00","","") *《&ruby(じゃとう){邪闘}; シス》 [#top] |邪闘 シス OR 闇文明 (6)| |クリーチャー:アビスキマイラ 9000| |''アビスラッシュ'':このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-∞する。| |このクリーチャーが攻撃する時、アビス・W・メクレイド5してもよい。(アビス・W・メクレイド5:自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト5以下のアビスを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く)| [[DM23-RP2]]で登場した[[闇]]の[[アビスキマイラ]]。 [[cip]]で1体へ-[[∞>無限]]の[[パワー低下]]を放ち、[[アタックトリガー]]で[[アビス]]・[[W・メクレイド]]5を行える。 単純に-∞のパワー低下は[[確定除去]]に等しく、[[EXライフ]]や[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]のような除去耐性でもバトルゾーンに留まることができない。それを含めれば[[《狼虎サンダー・ブレード》]]や[[《黒神龍装 ダフトファントマ》]]などの[[cip]]よりも強力と言える。 目玉となる[[W・メクレイド]]は、通常の[[メクレイド]]よりもサーチできる枚数が多いため、指定カードの踏み倒しも行いやすい。 なお、[[アタックトリガー]]で発動するので[[アビスラッシュ]]との併用がオススメ。 自前で[[アビスラッシュ]]を持つため、[[《ド:ノラテップ》]]など[[コスト軽減]]ができる[[クリーチャー]]との相性がいい。[[《アビスベル=ジャシン帝》]]で[[コスト軽減]]すればわずか4マナで登場できる。 6[[コスト]]であるため、[[《漆黒の深淵 ジャシン帝》]]の[[アタックトリガー]]で蘇生できる。この場合、[[アビスラッシュ]]と違い即座に攻撃できないため注意が必要。大型の[[確定除去]]持ち[[クリーチャー]]として活かしていきたい。 -「∞」というテキストから読み取ると、パワー低下を受けづらい[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]をパワー低下で破壊することのできる存在ということになる。この点は、[[《凶槍乱舞 デスメタル・パンク》]]でも同じことが言える。 -[[アタックトリガー]]の[[アビス]]・[[W・メクレイド]]は発動も使う枚数も任意。相手に[[《百発人形マグナム》]]などがいるなら、使う枚数を抑えたり、山札を見ないことも可能。 //引きたかったカード(《ジャシン帝》など)がメクレイドで強制で使われ[[《とこしえの超人》]]に[[マナゾーン]]送りにされることもない。 //そもそもメクレイドは任意効果なので、普通の「アビス・メクレイド」でも勝手に使われることはない。加えて、見たら山札の下に行くので結局引けなくなるのは変わらない。 --《邪闘 シス》は発動条件に[[スーサイド]]などを必要としないため、相手が[[《とこしえの超人》]]を出していても気軽に使える。アビス呪文なら妨害なく使え、必要ないアビス・クリーチャーを[[着地置換効果]]で[[マナブースト]]に使うこともできる。 --これまでの[[メクレイド]]効果を持つカードは大体が強制効果だったため[[山札の上]]から「[[メクレイド]]では使えない[[コスト]]9以上or違う[[種族]]の[[フィニッシャー]]」がめくれてそのまま[[山札の下]]に送られることもあり、任意効果であるこちらはその点では有能ともいえる。 -[[背景ストーリー]]では、[[ノワールアビス]]達が融合した[[クリーチャー]]で種族名通りアビスのキマイラと言える存在。 タコのような顔や触手のようなものがあるなど、ラブクラフトの同名の小説などで登場する、クトゥルフ神話の「ダゴン」をモチーフとしていると思われる。 無数の[[アビス]]に囲まれたスタジアムで[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]の対戦相手を務める。無限の深淵を発生させ、《ゴルファンタジスタ》の左腕を触れただけで消すなど苦戦させるも、自らの命を「回転」させ全力以上の全力を引き出した《ゴルファンタジスタ》の巻き起こした嵐の中に消えた。 --クトゥルフ神話におけるダゴンは[[クトゥルフ>《アビスベル=ジャシン帝》]]の眷属とされる事があり、[[深きものども>ノワールアビス]]が成長した存在と考えられる事もあるという点でピッタリのモチーフと言える。[[アビスロイヤル]]にも縁の深いラブクラフトの小説「インスマウスを覆う影」にもダゴンは登場している。 --「無限の深淵を発生させる」[[能力]]も∞の[[パワー低下]]で再現されている。 --背景ストーリーでは《ゴルファンタジスタ》が勝利しているが、実際の対戦では破壊置換を貫通して葬り去ることが出来る。 -[[シークレットSPレア]]版の元ネタは東洲斎写楽の『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』。 --6本の手で元の絵と同じポーズをとっている。また、[[アビス]]初となる日本国内の作品をモデルとしたイラストである。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』第13話から登場。[[邪神くん]]が産み出した[[ノワールアビス]]の1体が破壊と創造を繰り返したことで誕生した、ノワールアビスの親玉にしてミュータントといえる存在。邪神くんの訪問を受け、親と認識したからなのか、自分が産み出した[[《ラーテ:ガ:フヨーキ》]]と[[《ガ:ナテハ》]]共々あっさり邪神くんの眷属になった。 --破壊はパワーの∞低下、創造は[[アビス]][[W・メクレイド]]のことを示しているのだろう。劇中ではモブノワールアビスを消し、そこから《ラーテ:ガ:フヨーキ》と《ガ:ナテハ》を産み出した。但し現実のゲームでは、《ラーテ:ガ:フヨーキ》はこのクリーチャーの能力で呼び出せない。 --このクリーチャーは他のノワールアビスと異なり言葉を話せる。そして、そこから産まれた《ラーテ:ガ:フヨーキ》と《ガ:ナテハ》も喋られるようになっていた。 **関連カード [#te1ed27a] -[[《凶槍乱舞 デスメタル・パンク》]] -[[《爆龍皇 ダイナボルト》]] **収録セット [#jfcb8817] -illus.[[akagi]] --[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](OR2/OR2)(2B/22)(2S/2) --[[DM23-RP2X 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」超刺激パック>DM23-RP2X]](OR2/OR2)(2B/22)(2S/2) **参考 [#le126b34] -[[アビスキマイラ]] -[[アビスラッシュ]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[パワー低下]] -[[アタックトリガー]] -[[アビス]] -[[W・メクレイド]] &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,アビスキマイラ,アビス,キマイラ,パワー9000,アビスラッシュ,W・ブレイカー,cip,パワー低下,単体パワー低下,パワー低下-∞,アタックトリガー,アビス・W・メクレイド,アビス・W・メクレイド5,W・メクレイド,W・メクレイド5,メクレイド,メクレイド5,OR,オーバーレア,akagi,アビス・レボリューションブロック);