#author("2021-12-29T22:55:45+09:00","","") *【&ruby(あおくろたいか){青黒退化};】 [#v70dd229] 軽量[[墓地進化]]で大型クリーチャーを[[進化元]]にし、[[《龍脈術 落城の計》]]等で[[退化]]させて大型クリーチャーをバトルゾーンに残す[[コンボデッキ]]。墓地進化の[[闇]]、[[手札交換]]と退化を行う[[水]]の2色で組まれる。「【墓地退化】」と呼ばれるデッキは大抵これを指す。 |龍脈術 落城の計 C 水文明 (3)| |呪文| |S・トリガー| |バトルゾーンにあるコスト6以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。| |死神術士デスマーチ UC 闇文明 (1)| |進化クリーチャー:デスパペット 1000| |ブロッカー| |墓地進化−闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。| |このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーは-4000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)| |竜魔神王バルカディア・NEX P 光/闇/火文明 (15)| |進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アーマード・ドラゴン 25000| |進化GV−自分のエンジェル・コマンド、デーモン・コマンド、アーマード・ドラゴンのいずれか3体を重ねた上に置く。| |相手は呪文を唱える事ができない。| |このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、自分の山札を見る。その中からドラゴンまたはコマンドを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。| |ワールド・ブレイカー| **このデッキの動かし方 [#lb69ec80] 序盤に[[《エマージェンシー・タイフーン》]]や[[《戦略のD・H アツト》]]でパーツを集めつつ進化元を落とす。 その後、[[《死神術士デスマーチ》]]または[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]に墓地進化。 その後、《デスマーチ》または《ゴワルスキー》に[[《龍脈術 落城の計》]]を撃ち、[[退化]]して攻撃してシールドを全部割って、ダイレクトアタックする。 退化先には[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]や[[《第七神帝サハスラーラ》]]があげられる。 基本的には前者で事足りるが、後者は1体で[[ダイレクトアタック]]まで持ち込め、安価なため試験運用にも適する。 **主要カード [#hbe11156] |[[《龍脈術 落城の計》]]|[[コンセプト]]| |[[《死神術士デスマーチ》]]|退化元| |[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]|退化先。強力な呪文ロック効果に加えて、攻撃時にクリーチャーの除去や[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]などの本来退化させて出すはずの大型クリーチャーを踏み倒せる| |[[《異端流し オニカマス》]]|大抵の[[コスト踏み倒し]]を防ぐ[[アンタッチャブル]]。[[ダイレクトアタック]]要員としても非常に優秀| **候補退化元・退化先 [#oc0fa27c] |[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]|[[pig]]で[[ランダムハンデス]]| |[[《死神竜凰ドルゲドス》]]|敵獣1体のブロックを封じる| |[[《第七神帝サハスラーラ》]]|[[無限攻撃>無限アタッカー]]でダイレクトアタックまで持ち込める| |[[《超絶の名 シャーロック》]]|疑似的な超次元封じ。[[アンタッチャブル]]で除去耐性が高い| |[[《血塗られた奈落 スクリーム》]]|相手の攻撃をシャットアウト。効果で墓地も肥やすので相性がいい。【速攻】、ビート受けにも向いている| |[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]|[[フィニッシャー]]としては力不足だが、退化先の中では唯一受け札として使える| |[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]|[[スピードアタッカー]]。攻撃時に[[除去]]と[[リアニメイト]]| **その他候補カード [#h5a6cdb2] |[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|墓地肥やし| |[[《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]|~| |[[《サイバー・チューン》]]|~| |[[《超魔導書グリモア第I章》]]|~| |[[《シンカイタイフーン》]]|~| |[[《戦略のD・H アツト》]]|~| |[[《【問2】ノロン⤴》]]|~| |[[《戯具 ドゥゲンダ》]]|~| |[[《ネ申・マニフェスト》]]|~| |[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]|[[《エマージェンシー・タイフーン》]]らを[[バウンス]]に変換| |[[《海底鬼面城》]]※|ドローソース| |[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|最も簡便な防御方法| |[[《撃髄医 スパイナー》]]|~| |[[《地獄門デス・ゲート》]]|~| |[[《冥王の牙》]]|~| |[[《センジュ・スプラッシュ》]]|5枚目の《落城の計》| |[[《堕呪 エアヴォ》]]|~| //|[[《チューン・アゲイン》]]|一般的には5枚目だとしても《センジュ・スプラッシュ》が優先されるが&br;[[S・トリガー]]を重視するのであれば選択肢に入る| |[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]|多色の退化先を持ってくる| |[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]|《バルカディア・NEX》の踏み倒し先。&br;毎ターンオールハンデス、離れると場をリセット。コンボデッキに大ダメージを与える| |[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|《バルカディア・NEX》の踏み倒し先。&br;ほとんどの踏み倒しメタを貫通し、《クロック》や《ハヤブサマル》を無効化する| |[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]|《バルカディア・NEX》の踏み倒し先。&br;《クロック》や《ハヤブサマル》を対策できる[[スピードアタッカー]]| |[[《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]|~| |[[《悪魔神バロム・クエイク》]]|《バルカディア・NEX》の踏み倒し先。枠が厳しいが、制圧力は絶大| | [[《聖魔連結王 ドルファディロム》]] | 《バルカディア・NEX》の踏み倒し先。&[[単色]]限定の[[全体除去]]を放つ[[スピードアタッカー]]| |[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]| 《バルカディア・NEX》の踏み倒し先。[[ジャストダイバー]]で選ばれない| |[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]| 《バルカディア・NEX》の踏み倒し先。相手[[クリーチャー]]の[[cip]]を奪う。&br;相手[[ターン開始ステップ]]に[[タップイン]]で相手の[[墓地]]から強制[[リアニメイト]]| |[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]※|[[コマンド]]と[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]のみをフィニッシャーに据えている場合限定| |[[《零龍》]]※|《デス・シュテロン》で[[《手札の儀》]]と[[《破壊の儀》]]を&br;墓地肥やしのついでに[[《墓地の儀》]]を[[フシギバース]]で[[《復活の儀》]]を狙える。| **このデッキの弱点 [#b7937b9d] 基本的に墓地に退化先を用意した上でターンを明け渡すため、[[《ポクチンちん》]]等で墓地をリセットされると辛い。 1体の打点にかけていることもあり、[[ブロッカー]]を1体出されるだけで時間を稼がられることが多い。墓地経由で退化、という特殊な方法でバトルゾーンに出しているので[[バウンス]]や[[《オリオティス・ジャッジ》]]などで墓地以外に戻されると次に出すまで非常に苦労する事になる。 手札交換は多いものの純粋な[[手札補充]]手段は少なく、手札も枯渇しやすい。貴重な《バイケン》を攻め手の補充のために泣く泣く捨てざるを得ない場面はしょっちゅうである。 また、デッキ構成と手札の枚数の都合上、[[マナゾーン]]に[[闇]]マナを1枚しか用意できない場面は多く、そこを[[ランデス]]で執拗に狙われると[[墓地進化]]そのものが不可能になり、機能不全を起こす危険性がある。 多くのデッキと同じく、[[《希望のジョー星》]]がいると機能しないデッキコンセプト。《龍脈術 落城の計》で除去はできるものの、次のターンにはまた出されてしまうため、7マナ貯めて《落城》→《デスマーチ》→《落城》で動くしかない。 山札全体からカードを探す手段が[[《伊達人形ナスロスチャ》]]程度しかなく、[[手札交換]]があるといっても意外と[[事故]]を起こしやすい。[[【速攻】]]に対しては[[コスト踏み倒しメタ]]などの[[メタ]][[カード]]で妨害しないと準備をしている間に殴り切られてしまうことも。 また、[[退化]]に成功したとしても[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]でダイレクトアタック要員を出す際に[[コスト踏み倒しメタ]]に引っ掛かる点も痛い。[[アタックトリガー]]で[[除去]]はできるものの、裏を返せば[[コスト踏み倒しメタ]]の除去を強いられている訳でもあり、ターンを明け渡すと普通に[[ワンショット]]されることもある。[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]による[[除去]]も怖い。 [[《ボルシャック・ドギラゴン》]]で止められるケースも多い。 加えて、2021年10月22日公式Q&A 2021年10月22日更新版より、山札を見ている最中は他のカードの効果の影響を受けないようにルール変更がなされた。これにより、[[コスト踏み倒しメタ]]を[[EXライフ]]で貫通できた[[ディスペクター]]達が軒並み弱体化することになる。それにより、このルール変更以降も自身の着地をサポートできる[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の重要性が相対的に増した。 **その他 [#l9597891] [[DMデッキ開発部]]SAGAのVol.09にてこの[[デッキ]]が紹介されているので参考にするといいだろう。 [[《零龍》]]との相性は抜群。[[十王篇]]で登場した[[《不敵怪人アンダケイン》]]を《デス・シュテロン》と合わせると[[フシギバース]]1回で場合によっては[[《破壊の儀》]]、[[《墓地の儀》]]、[[《復活の儀》]]が達成できる。[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]単体で[[《手札の儀》]]も達成できるため[[《零龍》]]を使用する場合はこの動きを前提に[[デッキ]]が組まれることが多い。 フィニッシャーの[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]が収録枚数が多い[[DMX-12]]のホイル枠であった為、入手難易度が高いデッキだったが、[[DMEX-17]]で再録され、他のパーツに関しても再録されたことからそれなりに手頃な価格で組めるようになった。 **参考 [#t645e1f9] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]] -[[《龍脈術 落城の計》]] -[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]] -[[退化]] -[[青黒]] &tag(デッキ集,コスト踏み倒しコンボデッキ,退化デッキ);