#author("2021-05-27T10:42:27+09:00","","") *《“&ruby(バッド){罰怒};”ブランド》 [#d5eff16f] |“罰怒”ブランド MAS 火文明 (7)| |クリーチャー:ビートジョッキー 9000| |マスターB・A・D(このクリーチャーを、コストを2少なくし、さらに、このターンに召喚した自分の他の火のクリーチャー1体につき追加で2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに自分のクリーチャーを1体破壊する。ただし、このクリーチャーのコストは0以下にならない)| |W・ブレイカー| |自分の火のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。| [[DMRP-02]]で登場した[[ビートジョッキー]]。 マスター契約によって真の姿を現した[[《“罰怒”ブランド Ltd.》]]。 [[B・A・D]]の上位能力である[[マスターB・A・D]]を持っており、通常の[[B・A・D]]と同じく自身の[[召喚]][[コスト軽減]][[能力]]に加え、同じ[[ターン]]中に他の[[火]]の[[クリーチャー]]を[[召喚]]する事でさらに[[召喚]][[コスト]]を2ずつ下げることができる。 これにより最低でも5マナ、軽量[[クリーチャー]]の事前の展開次第でさらに3マナ、1マナと軽いコストで[[召喚]]することができる。 この[[能力]]は自分の火の[[クリーチャー]]全てに[[スピードアタッカー]]を与える、2つ目の[[常在型能力]]と大変噛み合っており、奇襲性能は抜群。 [[コスト]]を軽減する[[《一番隊 チュチュリス》]]や、後述する[[《ダチッコ・チュリス》]]などと組み合わせることで、序盤から小型獣と共に猛攻をしかけることが可能。 また、[[マスターB・A・D]]は通常の[[B・A・D]]と異なり、他の[[クリーチャー]]を[[破壊]]することで[[バトルゾーン]]に留まることができる。 [[pig]]持ちの[[《アッポー・チュリス》]]や[[《TEKUTEKU・ボンバヘイ》]]、[[B・A・D]]の使用で[[自壊]]が確定している他の[[ビートジョッキー]]と組み合わせると効率的だろう。 ただし、これは[[自壊]]がどれか1体の[[破壊]]に成り代わることになるので、《“罰怒”ブランド》自体が除去された場合は、ターンエンドを迎えると着実に[[フィールドアドバンテージ]]を1つ損することになる。わざわざ[[破壊]]が確定している[[B・A・D]]を[[S・トリガー]]等で狙う相手は少ないだろうが、[[《オリオティス・ジャッジ》]]等に対する耐性は他の[[B・A・D]]より脆弱である。 [[《ダチッコ・チュリス》]]とは好相性。《ダチッコ》で3、[[マスターB・A・D]]で4、それぞれ軽減されるので、[[《ダチッコ・チュリス》]]を出すだけで1マナで召喚することが可能になる。余裕があれば[[《ダチッコ・チュリス》]]の軽減を他のクリーチャーに割り振っても同様に1コストで召喚できる。 また、召喚扱いで踏み倒せる[[G・ゼロ]]との相性もかなりのもの。特に、ややデッキ構築が専用的なものになるものの、[[《無重力 ナイン》]]との組み合わせは特筆すべきものがある。踏み倒しメタの[[《単騎連射 マグナム》]]や防御札の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]は自然とデッキに投入できる[[アウトレイジ]]なので、[[G・ゼロ]]の条件を達成しやすい。その際は、1マナで召喚できる[[《飢えと乾き ケローラ》]]や、もう1つの[[G・ゼロ]]を持った[[アウトレイジ]]である[[《百万超邪 クロスファイア》]]辺りも候補に入るか。 **環境において [#i95eab8a] このカードが登場して成立した[[【赤単ブランド】]]は当初から十分な3ターンキルのルートを持っており、実際に3ターンキルが横行する非常に攻撃性の高いデッキに仕上がった。 [[新章デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ]]期のトップメタである[[【緑単ループ】]]は典型的な[[チェイン・コンボ]]であり、せいぜい防御札がピン挿しの[[《光牙忍ハヤブサマル》]]と1〜2枚の[[《光牙忍ライデン》]]、多くて2枚積みの[[《革命の巨石》]]程度しかないため、身も蓋もない言い方をすれば[[ループ]]が始まる前に殴りさえすればそのまま殴り切れるという訳である。 顕著であったのは[[【赤青ブランド】]]での活躍であり2018年3月1日の殿堂レギュレーション改訂までトップメタの一角に鎮座した。 その後、[[【“轟轟轟”ブランド】]]のサブフィニッシャーとして利用されたが、[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]への発展によって一旦環境から姿を消した。 [[DMBD-09]]・[[DMBD-10]]期に確立された[[《GIRIGIRI・チクタック》]]軸の[[【赤単ブランド】]]が環境に進出し、再び真剣勝負でよく見かけるカードとなった。この頃になると[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]と同時に1体ずつ並べることで[[《テック団の波壊Go!》]]をケアできるカードとしての個性が際立った。 2020年1月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂で[[【“B-我”ライザ】]]が環境上位に躍り出るとそちらのサブフィニッシャーとして活躍するようにもなった。時にはこれを出しても攻撃せずに一旦ターンを渡し、スピードアタッカー化手段が複数並んでから[[1ショットキル]]を始めるいうプレイングも取られる。 **その他 [#bda1ab28] -能力の性質上、火のクリーチャーであれば[[G・ゼロ]]等を手札に溜め込めば溜め込むほど威力を発揮する。そのためプレイング次第では、返しのターンに出すことを前提とした[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]が全く刺さらないケースもある。 -アニメでは[[ボルツ]]が[[《“罰怒”ブランド Ltd.》]]に対して契約を打診し、それを受諾されたことで[[《“罰怒”ブランド Ltd.》]]からこのカードに書き換わった。 -[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の[[フレーバーテキスト]]を始めとして、一人称には[[ボルツ]]と同じように「俺ちゃん」を使っている。 -[[双極篇背景ストーリー]]では[[自然]][[文明]]に乗り込み、[[《キングダム・オウ禍武斗》]]と対峙。だが[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の前に敗れたことで、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]と共に修行場へと向かう。その結果、[[新たな必殺技>マスターG・G・G]]と[[新たな姿>《“轟轟轟”ブランド》]]を手に入れた。 --[[王来篇背景ストーリー]]では[[《ガイゼキアール》>《魔帝連結 ガイゼキアール》]]の力かこの形態に戻っていた。[[《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》]]と共に[[《ガイゼキアール》>《魔帝連結 ガイゼキアール》]]を倒した。 **関連カード [#tbe28951] -''Prev'' --[[《“罰怒”ブランド 1st》]] -''Next'' --[[《“轟轟轟”ブランド》]] ---[[《“罰星怒”ブランド》]] -[[《“罰怒”ブランド Ltd.》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《ギアード・エクストリーム》]] --[[《勇愛の天秤》]] --[[《“必駆”蛮触礼亞》]] --[[《“破舞”チュリス》]] **収録セット [#tc65bd45] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Yuukoo009]] --[[DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」>DMRP-02]] -illus.[[出水ぽすか]] --[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](17A/20) **参考 [#q7d7e3fd] -[[マスターカード]] -[[ビートジョッキー]] -[[マスターB・A・D]] -[[W・ブレイカー]] -[[スピードアタッカー]] -[[【赤単ブランド】]] -[[【赤青ブランド】]] -[[【ビートジョッキー】]] &tag(クリーチャー,火文明,単色,コスト7,ビートジョッキー,猿人,パワー9000,マスターB・A・D,B・A・D,W・ブレイカー,火クリーチャーサポート,スピードアタッカー付与,《“罰怒”ブランド》,ブランド,MAS,マスターカード,Yuukoo009,出水ぽすか);