#author("2021-04-18T21:58:32+09:00","","") *中止 [#dd51893a] 中止とは、処理や動作を途中で止め終了すること。テキストでは主に以下の二つが用いられる。 +攻撃の中止 +[[ガチンコ・ジャッジ]]の中止 *攻撃の中止 [#fc131f45] 「攻撃を中止する」とは、攻撃を途中で強制終了する効果の事。 |ミラクル・ルンバ SR 光/水/闇/火/自然文明 (6)| |クリーチャー:ワールド・バード 11000| |W・ブレイカー| |相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、相手は自分自身のマナゾーンにない文明の数、マナゾーンのカードをタップしてもよい。そうしない場合、その攻撃を中止する。| 「[[攻撃]]を中止する」効果を実行した時点で、それ以降の[[攻撃]]の手順(『[[攻撃]]』の頁参照)はすべてスキップされ、[[攻撃]]が終了する。 -例:「相手のクリーチャーが攻撃する時」の[[タイミング]]で[[トリガー]]した「攻撃を中止する」効果を[[解決]]した場合、その後の[[ブロック]]や[[シールド]]の[[ブレイク]]は行われない。また「[[ブロック]]されなかった時」の[[タイミング]]が訪れないため、それらの能力はトリガーしない。 ただし、攻撃を終了したことに変わりはないため、攻撃したクリーチャーのものも含めて「[[攻撃した後>攻撃終了ステップ]]」の[[能力]]はすべて[[トリガー]]する。また、[[攻撃]]中にすでにトリガーした他の[[能力]]も、[[ターンの残りをとばす]]のように失効したりはせず、すべて解決する必要がある。 また、[[攻撃]]を中止されたからといって、[[攻撃クリーチャー]]を[[アンタップ]]することはできない。 この効果は「[[攻撃できない]]」の擬似[[付与]]や[[ブロッカー]]と違い、[[ダイヤモンド状態]]や[[ブロックされない]][[クリーチャー]]も足止めすることができる。また、[[シールド・セイバー]]と違って[[シールド]]の枚数に依存することもなく、守りに使えれば心強い味方となる。 ただし、持っている[[クリーチャー]]は非常に少ない。 //-[[攻撃]]を中止されたからといって、[[攻撃クリーチャー]]を[[アンタップ]]することはできない。あくまで[[攻撃]]そのものを終了させただけであり、''攻撃宣言を無効にしたわけではない''からである。前述のとおり攻撃したことにはなるので、攻撃をトリガーとする能力はすべて発動する。(もっとも、この能力が発動するのは基本的に相手が[[ターン・プレイヤー]]のときのみであり[[アタックトリガー]]は既に解決済みであるだろうが。) **攻撃を中止するカードの例 [#a73e887d] -[[《ミラクル・ルンバ》]] -[[《特攻の菊》]] -[[《超電星クリスタル・ファランクス》]] -[[《勇者(仮)じーさん》]] -[[《バッテン親父》]] -[[《シャダンQ》]] -[[《バツトラの父》]] -[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]([[デュエル・マスターズ プレイス]]版) -[[《超次元ごっつぁん・ホール》]] -[[《賢者の紋章》]] -[[《お目覚めメイ様》]](ただし自分側) -[[《パイパーパイプー》]](ただし自分側) ---- 公式Q&A >Q.自分の[[《モモダチ ケントナーク》]]で攻撃し、「攻撃する時」の能力で相手のシールドを1枚ブレイクしました。その後、相手の[[《バツトラの父》]]の能力により攻撃を''中止''されてしまったのですが、この場合「キリフダッシュ」は使えますか? A.はい、使えます。攻撃が''中止''された場合でも、攻撃終了ステップは行います。ですので、攻撃クリーチャーが能力でシールドをブレイクしていた場合、「キリフダッシュ」を使えます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33428]] >Q.相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、[[《バツトラの父》]]の「クリーチャーが自分を攻撃する時」の能力でタップして、その攻撃を中止しました。この時、[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]の効果でその攻撃したクリーチャーとバトルすることはできますか? A.はい、攻撃は中止されましたが[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]の「各ターン、はじめて自分が攻撃された時」の能力はトリガーしてますので、バトルすることができます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34004]] *ガチンコ・ジャッジの中止 [#f94e023e] |鬼無双 カイザー「勝」 VIC 火文明 (7)| |クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 7000+| |このクリーチャーが攻撃する時、自分が負けるか中止するまで、相手とガチンコ・ジャッジする。こうして自分が勝つたび、そのターン、このクリーチャーのパワーは+6000され、シールドをさらに1枚ブレイクし、相手は自身の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体選んで破壊する。| |W・ブレイカー| 回数制限なく[[ガチンコ・ジャッジ]]を行える場合、自分が負ける以外に任意でその[[ガチンコ・ジャッジ]]を中止し終了することができる。 -もし自分が負ける事でしか終了しないと、相手の[[山札]]に自分のデッキのカードより[[コスト]]が小さいクリーチャーしか入っていない場合に[[ガチンコ・ジャッジ]]が終了せずゲームの続行ができなくなる。それを回避するための配慮だろう。 **参考 [#qea18df7] -[[用語集]] -[[打ち消し]] -[[攻撃クリーチャー]] -[[攻撃ステップ]] -[[ガチンコ・ジャッジ]]