#author("2020-01-12T23:20:50+09:00","","") *エクストラターン [#i03da12f] 何らかの[[カード]]の[[能力]]・[[効果]]によって、[[プレイヤー]]が追加の[[ターン]]を得ること。あるいはそうして得たターンのこと。 テキスト上では「[[追加ターン]]」という名で参照される。 |聖剣炎獣バーレスク VR 火文明 (9)| |進化クリーチャー:アーマード・ワイバーン 8000| |進化−自分のアーマード・ワイバーン1体の上に置く。| |このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかったとき、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。| |W・ブレイカー| |自分のターンの終わりに、このクリーチャーを自分の手札に戻す。| |無双と竜機の伝説(エターナル・ボルバルエッジ) SR 火/自然文明 (7)| |呪文| |パワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。| |このターンの後にもう一度自分のターンを行う。| |追加ターンにこの呪文を唱えることはできない。| 通常、[[デュエル・マスターズ]]は[[プレイヤー]]が[[ターン]]を交互に繰り返すことによってゲームが進行するが、エクストラターンを得た場合は自分の[[ターン]]を連続して行う事ができる。 [[追加ターン]]を得ることで、「1枚[[ドロー]]できる」「1枚[[手札]]から[[マナチャージ]]できる」「すべての[[マナ]]と[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]できる」「[[ターン]]開始時、または[[ターン]]終了時に[[トリガー]]する[[能力]]をふたたび使える」などの膨大な[[アドバンテージ]]を稼げる。 そのため、[[追加ターン]]を行える[[能力]]を持つ[[カード]]は、[[コスト]]が[[重かったり>重い]]、条件が厳しかったりと大きな[[デメリット]]を抱える場合が多い。 [[超天篇]]までで、追加[[ターン]]を行える[[能力]]を持つ[[カード]]は以下の通り。 +[[《聖剣炎獣バーレスク》]] +[[《無双竜機ボルバルザーク》]](現在は[[プレミアム殿堂]]) +[[《ザ・ユニバース・ゲート》]] +[[《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》]] +[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]](現在は[[殿堂入り]]) +[[《熱血星龍 ガイギンガ》]] +[[《正体不明》]](ただし、相手プレイヤー) +[[《禁断機関 VV-8》]] +[[《キング・ボルバルザーク》]] +[[《シン・ガイギンガ》]] +[[《無双と竜機の伝説》]] +[[《浪費する者 シキゴイ》]] +[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]] +[[《次元の嵐 スコーラー》]] +[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]] +[[《ア・ストラ・ゼーレ》]] +[[《トンカチ・シュモック》]] 逆に[[エクストラターン]]の取得を制限する[[カード]]は[[《侵略者 ランドヘッド》]]が存在する。また、[[《無双と竜機の伝説》]]はエクストラターン中に唱えることのできない呪文である。 -同一[[ターン]]中に自分と相手が同時にエクストラターンを得ることが理論上あり得る。例えば、相手と自分の[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]が場に存在し、自分が[[手打ち]]、相手が[[S・トリガー]]で[[《デーモン・ハンド》]]と唱え、互いの《ガイギンガ》を[[破壊]]した場合がこれに相当する。ルールとしてはエクストラターンはそのターンの次に差し込まれるので後から発生したものを優先的に[[解決]]する。このケースでは、[[S・トリガー]]で消された《ガイギンガ》が後から選ばれたことになるので自分のエクストラターンから先に処理される。 --2017年10月6日付の[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]の変更により、''[[エクストラターン]]を処理するのは[[アクティブ・プレイヤー]]のものから''と定義された。同一プレイヤーが複数[[エクストラターン]]を得ている場合の処理順番は上記の通り後から発生したものからとなる。 -相手[[ターン]]中にエクストラターンを得て自分にターンが返った場合、エクストラターンを通常ターンの先に行う。よって、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]で[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が捲れた場合、次の返しのターンに行われるエクストラターンが原則として最後のターンになり、通常のターンは[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]の[[敗北回避能力]]を使うなどの例外を除いて行われない。 -現在は[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]と[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]、[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]と[[《正体不明》]]が[[環境]]上で使えるため、両プレイヤーのエクストラターンが同一ターン中に発生することは十分に考えられる。そのため、上述のエクストラターンに関するルールは比較的重要性を増しつつある。 --ちなみに[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]が使われるようになったのは[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]の影響で繰り返し唱えられる確率が高まったためである。[[ドラゴン・サーガ環境]]では知っておいて損はない知識といえる。 -なお、「自分の[[ターン]]をもう一度行うこと」と「相手のターンを飛ばすこと」は二人対戦ならばゲーム進行において全く違いはないが、前者を「エクストラ[[ターン]]」、後者を「ターンスキップ」と表現される場合が多い。 --[[デュエル・マスターズ]]ではターンをまるまる飛ばすターンスキップは存在しないが、[[ターンの残りをとばす]]能力は存在する。 -[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]などで[[ターン]]のはじめに出してしまうと、すぐさま相手の[[ターン]]に移ってしまうため、事実上エクストラターンを与えた状態になる。逆に[[《星の導き 翔天》]]などを起点として相手のターンの初めに[[ターンの残りをとばす]][[能力]]が使えれば、自分が擬似エクストラ[[ターン]]を得る事ができる。 -エクストラターン中は唱えられない[[《無双と竜機の伝説》]]の登場により、エクストラターンと通常ターンの区別は重要となった。 -[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]や[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]等、この効果は時間停止と表現される事がある。 **参考 [#ge182981] -[[用語集]] -[[ターン]] -[[ターンの残りをとばす]] -[[エクストラウィン]] -[[《聖剣炎獣バーレスク》]] -[[《無双と竜機の伝説》]]